「ちょっと考えてから返事します」
「少し時間をください」
「また後で決めます」
メールの返信、仕事の依頼、友達からの誘い。
大きな決断から、今日のランチまで。
誰だって、ときどき「保留」したくなるものです。
保留することは自然なこと
まず最初に。
保留するのは決して悪いことじゃありません。
大事な契約や、人生の転機になるようなことは、
じっくり時間をかける方が安心できますよね。
衝動的に決めて後悔するより、一晩寝かせて冷静になる。
これは立派な知恵です。
ただ、気をつけたいのは「なんとなくの保留」が増えすぎること。
本当はすぐに決められることまで先送りしちゃうと、
気づかないうちにちょっと損していることもあるんです。
クセの保留がもたらすこと
チャンスを逃す
「気になる」と思ったことが、
待っている間に誰かに先を越されちゃう。
コミュニケーションが止まる
キャッチボールみたいに続いていた会話も
返事を保留すると一旦止まっちゃう。
頭の中がいっぱいになる
「あれ、どうしよう」が溜まっていくと、
モヤモヤが増えて疲れやすくなる。
小さな成長の機会を逃す
決めて、動いて、ときには間違って。
その繰り返しが少しずつ自分を大きくしてくれるのに、
保留ばかりだと立ち止まったままになりやすいんです。
どうして保留しちゃうの?
- 失敗が怖い
- もっといい答えを探したい
- 責任を背負うのが重く感じる
どれも自然な気持ちです。
だから「悪い癖だ!」と責める必要はありません。
でも実は、保留すること自体がすでに「ひとつの選択」。
だったら、自分の選択に
ちょっと意識を向けてみてもいいかもしれません。
保留との付き合い方 3ステップ
- 気づく
「あ、今保留しようとしてるな」と意識するだけでOK。 - 変わりたいか確認する
「もっと軽く決められる自分になりたい」と思えたら次へ。 - マイルールを決める
例:メールは24時間以内に返信、金曜は保留解消デー。
できる範囲で小さく始めれば十分です。
「いい保留」と「クセの保留」
いい保留
- 重要な決断で、情報収集が必要なとき
- 感情的になってるから一晩置きたいとき
- 専門家に相談してから決めたいとき
クセの保留
- なんとなく不安だから
- 面倒だから
- 習慣でつい先送りしちゃう
ちょっと意識して振り分けるだけで、心の軽さが変わります。
今、何か保留してますか?
返してないLINE。
買おうか迷ってるあれ。
行こうか迷ってるイベント。
本当に考える時間が必要?
それとも、ただの「クセ」?
もしクセの保留なら、
一つだけでいいから、えいやっと決めてみませんか?
完璧じゃなくていい。
間違っても大丈夫。
その「小さな決めた」が、次の一歩につながっていきます。
保留癖は、意識すれば少しずつ変えられるもの。
必要な保留は大事にしながら、余分な保留は手放して。
そのバランスを見つけていければ、
もっと毎日が軽やかになるはず。
ちなみに、わたしは基本は保留はしないタイプ。
でも、最近、「いい保留」を増やそうと、
ちょっとバランス感を変えているところ。
あなたのバランス感はどうですか?
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