くも膜下出血で緊急手術して、
術後1週間で立って歩くまで回復した母。
事の発端は、7/31の夜。
私が東京に帰る予定の8/2の2日前。
オリンピックの男子バレーを見終わり、
お風呂に入ろうと立ち上がった母。
そこでいつもと違う頭痛に襲われたらしい。
「ちょっと頭痛いから横になるよ。」
この時私は近くにいたのですが、
あぁテレビで目が疲れたかな?
ぐらいに思っていて、
普通にテレビを見ていました。
小一時間横になっても、
まったく痛さが緩和せず、
ちょっといつもと違うと思った母は、
かかりつけ医に電話したいと言い出したので、
そこでちょっと変じゃない?と。
この時普通に会話できたし、
歩いたりもできていたので、
何だろう?と思いつつ、
救急車を呼ぶ。
深夜0時過ぎ。
姉が救急車に同乗することにして、
私は家で待機。
なぜなら運転できるのが私だったので、
すぐ迎えに行けるように待機。
近くの厚生医療センターに運ばれ、
CTを見た脳外科の先生が、
MRI検査もするようにと指示をしてくれたようで、
両方検査して帰宅。
後から聞いた話では、
脳外科の先生は他の患者さんの対応をしていて、
母とは会ってないらしい。
とりあえず痛み止め打ってもらって帰宅し、
翌朝8時の朝ドラの時間には、
「朝ドラが気になるから聞く」
とテレビの近くで寝ていた母。
この時点でも歩けていた。
すると昨夜受診した厚生医療センターから、
突然の電話。
「先生が写真をチェックしたのですが、
気になるので再検査に来て欲しい。」
あら、親切だね、なんて家族で話しながら、
私の運転で母を病院まで運ぶ。(車で5分)
ちょっとした不安はあったものの、
なんかこの青空を見て、
あぁどんなことがあっても大丈夫だな、
という確信めいたものは感じました。
この日は、
大好きなヒミツ基地の日だったのですが、
残念ながら欠席💦。
妙に冷静に欠席の旨を連絡して、
多分このまま東京には戻れないから、
仕事の調整を頭の中で組み立てながら移動。
行ってみると受付では循環器科に案内される。
ま、持病が糖尿だからね。
え?脳外科じゃないのかな?
と思いつつ待っていると、
「えーと、今日はどうされました?」
へ?
電話で呼ばれたから来たんです。
え?電話?え?
カルテには書かれてないので、
ちょっと待ってくださいね。
とみなさんざわつく。
すぐに脳外科の看護師さんが、
「お電話したのは私です!」
とご登場。
そこからが怒涛の一日。
脳外科の先生の診察室にすぐ案内され、
本当に小さいんですが、
脳動脈瘤が二か所にあって、
ちょっと破裂しているかもしれないです。
写真だと本当にちょっとでわかりづらいんですが、
どうもあやしい。
僕の見立てではくも膜下出血の疑いです。
今から僕が大学病院に電話するので、
そっちに移ってもらうことになると思います。
は、はい。
ここまでスタスタ歩いていた母は、
この診察室から移動は車いす。
一気に悪くなる可能性もあるから。
この先生、もうね超素敵で、
「大学病院の受入れOKです。
救急車もすぐきます。
僕が同乗しますから行きましょう!」
え?先生が?超安心じゃないですか!
あ、でも、私ここまで車で来ているんですけど。
「なら娘さん、大学病院は知ってますか?」
はい、良く知ってます。
(昨年父が入院してた)
「では、先に出発して手続きしといてください。」
この先生の安心感がハンパなくて、
説明聞いていた時も、
まったくドキドキせずに、
淡々と私は運転して移動したのでした。
大学病院に到着すると、
遠くから母を運んでいる救急車の音が。
私は昨年父を運んだ大学病院の待合室で、
じっと待つ。
勝手知ったる大学病院。
また今年も来ることになるとは!
すると、厚生医療センターの脳外科の先生が、
「あ!娘さん、今大学病院の先生に引き継いだので、
ここで待っていてくださいね!」
と穏やかな笑顔で去っていく…。
なんてさわやかな先生なんだ。
こういう時、
妙に冷静になって、
超客観状態の私。
大学病院の先生に呼ばれる。
造影剤入れて検査します。
はい。
こっちにサインを。
はいはい。
こっちにもサインを。
はいはいはい。
検査に移動するので、こちらへ。
お母さんに声かけてください。
「検査がんばるんだよー。」
そして、
家にいる姉に逐一報告。
うちの家族のすごいところは、
全員冷静なところ。
脳外科の先生と仕事をしたことがある姉は、
知識があるので私の説明を全部一瞬で理解。
多分私の説明以上のことを理解。
父は、自分ができることは無いとわかっているので、
娘たちに全部まかせて日常を過ごす。
うちの娘もこういう場合は冷静になり、
父と日常を過ごす。
検査結果は、
「くも膜下出血しています。」
おお…。
今後の方針を先生方が決定するまで、
私はICUの待合室で待機。
こんな風に写真を撮る余裕があった。
さて、いつご飯食べよう?
なんて思っているうちに、
女性の美しい先生がやってきて、
今後のことをお話しするのでこちらへどうぞ、
と。
そこで詳しく手術の説明を聞く。
そこでも私は、
超冷静に超客観の強みを使って、
先生と談笑するのでした。
次へ続く。
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