何もしない時間ってありますか?
「何もしない」
という状態を、
ホッとする方
落ち着かない方
いろんな受け取り方がありますよね。
さて、
私のブログには、
定期的に読んでいただいている、
ちょっとした人気記事があります。
それがこちら
不登校と言われる子たちが家にいると、
「家で何もしない」
と親は悩みます。
でも、本当にこれ、
何もしていないんでしょうか!?
ちょっと自分に置き換えてください。
ご自身で、
「あぁ、今日何もしなかったなー」
って日があるとしましょう。
ほんっとに何もしてないですか?
何もしてないと言っても、
お茶を飲んでいたり、
ぼーっとテレビを見ていたり、
SNSを見ていたり、
必ず何かしている。
現代人、
何もしていない状態なんて無い!
と私は思うのです。
では、なぜ母たちは子を見て悩むのか?
ここ、掘り下げてみてください。
何もしていない、のではなくて、
「何かして欲しい」
と思っていませんか?
しかもその「何か」
勉強・読書・スポーツ
など、
何か明らかに目に見える状態が欲しい、
そう思っている。
だから、
スマホを見ている子
ゲームをしている子
この何かしている状態な子に対して、
「うちの子何もしない!」
って言うんです。
私がそうでした。
だって学校に行ってないんですよ、
授業受けていないんですよ、
勉強全くしてないんですよ、
これ不安しかないじゃないですか!
って思ってました。
でも、これ、
矢印が自分にしか向いていない。
「不安」なのは私。
そこに子どもの存在は無い。
完全に私の頭の中の問題。
「うちの子家で何もしない」
と言っていますが、本音は、
「うちの子家で勉強しない」
「うちの子家でお手伝いしない」
なんですよね。
なぜ勉強やお手伝いをして欲しいか?
私が安心したいから!
さぁこれで私は言うんですよ。
「ねぇ勉強しないの?」
「ねぇお手伝いしないの?」
この自分が安心したいから言う言葉、
娘の心に
届くわけがない。
娘が見えていないんですから。
自分のことを本気で考えてくれていない、
そこを子どもは敏感に感じます。
そしてこの言葉、
スマホをしている状態、
ゲームをしている状態を、
完全否定しています。
これは完全な固定観念。
スマホやゲームをしていることを、
無駄で不毛な時間
だと思っている。
だから
スマホとゲームの時間を、
「何もしていない」って言う。
今になってわかったのは、
娘は必死に毎日がんばっていました。
不安と闘って、
必死に「やること」を作り出したのが、
スマホやゲーム。
そうです。
家にいるわが子たちは、
毎日家で
「何かしています!」
毎日寝ているなら、
今睡眠が必要なんです。
寝ていることも「何か」です。
では親はどうしたらいいか?
まずは、
何も言わない。
子どもは過去の経験から、
スマホを見ているだけで、
親が文句を言うと思っています。
そこで何も言わない。
すると「おや?」って思います。
そこがスタート。
あれ?大丈夫だ。
という安心を積み重ねる。
この安心が増えれば次の段階。
ちょっとずつ話してくれる。
ちょっとずつ顔を見せてくれる。
少しずつ少しずつ、です。
信頼の積み重ねです。
私は、自分の人生を、
「娘を苦しめる人生」
にはしたくなかったので、
自分で変えました。
学校に行かない娘がくれた私の新たな人生は我慢しないで過ごす人生
自分の人生ですもん。
はい。
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