思春期中２の娘が
クラス替えをきっかけに
学校にあまり行かなくなって・・・
学校に行かなくなったとはいえ
週に２日は遅刻だけど登校していた娘
学校へ行った日も遅刻して行ったので
朝の起床はゆっくり
そんな生活を４週間していたので
すっかり朝はのんびりに慣れてしまっている母と娘
それが期末テストには行くと言うから
そうすると朝は６時半には起きてもらわないと
とひやひやする私
でも無理やり行かせるのは
せっかく関係改善されてきたのに
もったいない
そこで娘と相談
まずは乗る電車を決める
その時間に向けて起きるようにがんばる
そしたらちゃんと朝はパチッと目をあけ
起きた瞬間は
心と頭で葛藤があったみたいだけど
その葛藤の中で理性が勝ったらしく
なんとか機嫌良く起きて制服に着替え
乗りたい電車に向かって準備して
ちょっと乗り遅れた日もあったけど
テスト期間４日間登校完了！
その中で変化が見えてきた娘
それまでは
表情も暗く
いつも機嫌が悪く
やりたいことなんかない
と言っていた娘が
テスト初日
学校へ遅刻せずに登校して
テストを３時間受けてお昼に帰宅した時
「ママ～イオン行こうよ」
！！
びっくり！
学校にまだら登校していた４週間
家からほとんど出なかった娘
買い物行こうよと言っても
あまり行きたがらなかった娘
動くのもイヤな感じだった娘
その娘からのまさかのお誘い！
それなのに私は
「え？行かないよ？」
ととっさに言ってしまった
その時の私の思考は
直前でやっぱり行かないって言われるのがイヤ
明日も学校だから出かけちゃうと疲れちゃうんじゃないか
起きてもいないことを心配して
断ってしまったアホな私
でも
一度断られたら誘いにくいものだけど
この日の娘は違った
「ねぇ、ママイオン行こうよ！」
とまた言う
そっか！
本気で行きたいんだ
とやっと気づく
やりたいことを私に訴えているんだ
娘がやりたいことを我慢せずに私に伝えている
ならば私も同じように我慢せずに話そう
私がやりたいことはなんだ？
がっかりするのがイヤで出かけないなんて
もったいない！
私は娘と出かけたい！
娘がやりたいと言うことを一緒にやりたい！
「ごめん！さっきは本心じゃなかった！
イオン！やっぱり行こうじゃないの！」
二人の気持ちが合致したので
いそいそと準備してイオンへ行き
なんか本屋さんに連れていかれて買わされたけど
晩御飯も楽しく食べて帰宅
往復の道中は
2人でドライブしながら楽しくトーク
あのさー
ママが最初に断った時
テスト期間だから行かない
って言ってると思わなかった？
※この日はテスト初日だった
あー
一瞬テストを気にしてるのかと思ったけど
すぐにママがそう思ってないことはわかったよ
前のママならテスト期間だからダメって言ったと思うけど
今のママはそうじゃないのがわかったよ
おお！伝わってたんだ！良かったぁ
ねぇママ・・・
なんで急に変わったの？
なんで学校行けって言わなくなったの？
おっと
そうかそうか
私があなたにインタビューばかりしてたけど
私がどう思っているかを伝えていなかったね
私はね
やりたいことをやろう！と決めたのよ
私はあなたに勉強して欲しいとは思ってない
そりゃー勉強してくれたらうれしい気持ちはあるけど
そして私は学校に行って欲しいとも思っていない
そりゃー行ってくれたらうれしいんだけども
同じ２４時間の一日を過ごすならば
気持ちよく過ごしたいと思ったわけ
怒って過ごしても笑って過ごしても
時間は一緒
同じ時間を過ごすなら
笑って楽しく過ごしたいと思ったのよ
人からどう思われるかとか
こうじゃなきゃいけないからとか
そんなしばりではなく
やりたいと思うことをやることにしたわけよ
だからテスト初日でも
あなたと出かけたいから行こうと思ったし
朝起きなくて遅刻したとしても
無理やり起こそうというのもやめたのよ
あとね
パパが学校行かないことをどう思うか？とか
そんな風に他の人のことを気にすることもやめたのよ
私がその時にやりたいことを
自分で判断してやろうと思ったのよ
この返事でわかる？？
わかる
急に変わったからなんでかな？
って思ってたのよ
車の中で密室だからできたこの会話
ドライブって尊いわぁ
イオンではお店を見ながら
ママー
私くみひもってやってみたいんだよね
ママー
もっといろんな色の色鉛筆欲しい
なんかすごいよ！
やりたいこと
たくさんあるんじゃん！
欲しいものもあるじゃん！
やりたいことが口に出るほど
エネルギーがたまってきたんだね
学校に行ったこの日
自分で少し動いてみた日
動いたことで何か心の動きもあったんだね
イオンに行きたい理由は
天井が高くて広い場所に行きたかった
だって
だんだん家の引きこもりも
飽きてきたってことか