こんにちは。
人と組織を咲かせる人財育成コーチ
吉田裕児です。

 

8月も後半を迎えていますね。
ウォーキングコースの木々の緑も
黄色い落ち葉が目立ってきて
季節の移り変わりを感じます。
 
夏の疲れが出はじめる時期かもしれませんが
空を見上げ自然を感じると
少し元気になってきます。
 
今週は、自分の花を咲かせてみませんか。

 

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新潟県糸魚川市になる笹倉温泉の朝の風景です。のどかなところでした。


 お盆明け、部下もチームも思ったように動かない。
このままでは期限に間に合わない。
 
そんな状態になると、
「何をもたもたしているんだ!」
「もっと早くやれ、時間がないぞ!」
 
と、つい声を荒らげて叱ってしまうことがあります。
ところが、しばらくすると、
 
「今の言い方は、少し言い過ぎたかな」
「部下はやる気をなくしたかもしれない」
と後悔したことはありませんか。
 
特にお盆明けは、休み前の仕事がたまっていたり、
思うように仕事のペースを取り戻せなかったりして、
感情的になりやすい時期です。
 
そうならないためには、
どうすればよいのでしょうか。
 
今回も、悩める情熱課長と、
失敗経験が豊富な吉田部長との対話を通して、
解決のヒントをお伝えしていきます。
 
情熱課長
吉田部長、
私はいつもこの時期になると、
部下の動きが悪く見えて、ついイラッとしてしまうんです。
 
どうしたらいいのでしょうか。
 
吉田部長
そうだね。
感情的になることは誰にでもあるから、自然なことだ。
でも、感情に任せて誰かを責めてしまっては、
リーダーとして失格だね。
 
情熱課長
そうですよね。
誰かのせいにしないためには、
どうすればいいのでしょうか。

■Step1 自分の感情に気づく

 

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吉田部長
そうならないために、3つのステップを踏んでほしい。
1つ目は、自分の感情に気づくことだ。
そのために、自分の感情を「実況中継」してほしい。
 
「私は今、怒っているな」
「頭に血が上っているな」
「呼吸が速くなっているな」
 
というように、自分の状態を言葉にしてみるんだ。
 
情熱課長
うーん。少し難しそうですが、
自分の感情に気づけば、冷静になれそうですね。
 
吉田部長
その通り。
自分が感情的になっていることに気づけないから、
そのまま相手を攻撃してしまうんだ。
 
情熱課長
なるほど、そうなんですね。
私は感情的になって、そのまま相手にぶつけていたんですね。
 
そして、しばらくして冷静になったときに、
「あんなことを言うんじゃなかった」
と後悔していたのか(汗)。
 
感情的になっていることに気づいたら、
次はどうすればいいのでしょうか。
 

■Step2 感情的になったときの行動を決めておく

 

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吉田部長
自分の感情に気づいたら、
次に何をするかをあらかじめ決めておくんだ。
 
例えば、
・大きく深呼吸する
・天井を見る
・その場を離れる
 
こうすることで、感情に任せた行動を避けられる。
 
それに、少し「間」ができることで、
感情に支配された状態から、
理性的に考えられる状態へ切り替えることができるんだ。
 
人間の脳の仕組みについては、また別の機会に話すよ。
 
情熱課長
感情的な行動をしないために、すぐにできる行動を決めておくんですね。
私は、その場を離れることにしようかな。
 
それから、どうすればいいのでしょうか。
 

■Step3 冷静に戻れる「問い」をつくっておく

 

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吉田部長
少し冷静になったら、
現状を見極めるための「自分への問い」をつくっておこう。
 
例えば、
「部下は今、どのような状況なのだろう?」
「今の私を、部下はどう見ているのだろう?」

 
というように、自分に問いを立てる。
すると、脳は客観的に考え始め、見えるものが変わってくるんだ。
 
情熱課長
そうですね。
自分に問いを立てると、現実を冷静に見られそうです。
 
感情的になっているときは、
部下のできていないところばかりが見えているのかもしれません。
 
吉田部長
その通りだ。
このステップを踏まない限り、部下を疑う「監視の目」しか持てない。
 
でも、この3つのステップを踏めば、
部下に関心を向けられるようになり、
状況を捉える「観察の目」を持てるようになる。
 
情熱課長
そうすれば、部下の状況に合った指示や支援ができますね。
 
吉田部長
実は私も、少し前にイラッとしたことがあったんだ。
今、安全に関する小冊子を書いているのだが、
お盆休みの直前に編集者から原稿が届いて、
 
「お盆明けに、チェックしたものを返してください」
と言われたんだ。
 
「おいおい、私にはお盆休みをくれないのか」
と、イラッとしてね。
 
そこで、自分の感情を実況中継してみた。
「私は今、怒っているな」
「頭に血が上っているな」
 
と自分の感情に気づき、大きく深呼吸をした。
そして、
 
「今、編集者の彼女はどのような状況なのだろう?」
と、自分に問いを立ててみたんだ。
 
すると、見えてくるものが変わってきた。
「おそらく、彼女も必死になって原稿をつくったのだろうな」
と思えるようになった。
 
さらに、
「この時期にやっておかないと、間に合わないのかもしれない」
「私もお盆明けは忙しいから、
むしろこの時期にチェックできてよかったのかもしれない」
 
というプラスの面も見えてきたんだ。
 
情熱課長
そんなことがあったんですか。
吉田部長も、イラッとすることがあるんですね。
 
吉田部長
私にだってあるよ(笑)。
 
でも、
自分の感情を実況中継して、感情に気づく。
感情的になったときの行動を決めておく。
そして、自分に「問い」を立てる。
 
この3つのステップを踏むことで、
感情に任せた状態から、
理性的に考えられる状態へ戻ることができるんだ。
 
情熱課長
イラッとするのは私だけかと思っていましたが、
少し安心しました。
 
吉田部長
最後に、もう一つアドバイスをしておこう。
お盆明けは、誰もが思うように仕事のペースを取り戻せず、
イライラしやすい。
 
だからこそ、みんなを集めて、
 
・スケジュールをもう一度確認する
・一人ひとりの役割を確認する
・仕事の目的を再確認する
・困っていることや課題を出し合う
 
という時間をつくってみよう。
不安や曖昧な状況をなるべくなくしておけば、部下たちも安心して仕事に取り組める。
 
情熱課長
そうですね。
イライラしてしまう前に、みんなが不安になる状況を少しでもなくしておきます。
 

■今回の問い

 
自分の感情に気づいていますか。
感情に気づいたら、次に何をしますか。
そして、自分にどのような問いを立てますか。
 
次回もお楽しみに。
 
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