こんにちは。
今日は、人と組織を咲かせる人財育成コーチの
吉田裕児としてお伝えします。
新年度が始まって3週間ですね。
職場の様子は、いかがでしょうか。
少し立ち止まって、
部下の一人一人の表情や動作を観察してみると
心の状態が少し見えてきます。
そんなとき、何気ない一言を掛けてあげると
安心が生まれます。
さて、今週は、誰の花を咲かせましょうか。
今週の記事に相応しい名言を探しました。
『失敗とは、成功に近づくための一歩である。』
-トーマス・エジソン-
うまくいかないことが
続いているときほど
実は前に進んでいます。
そんな思いで記事を書きました。
前回は、新人部下に仕事を任せるときや進捗を確認するとき、
部下の「違和感」に気づくことの大切さをお伝えしました。
違和感は、部下が正直に言えない心の表れです。
そのままにしておくと、無理を抱え込み、
やがて心の不調につながることもあります。
新年度の疲れが出てくるこの時期、
連休明けに職場に来られなくなってしまう…
そんなケースも決して珍しくありません。
今回は、その「違和感」に気づいたあと、
上司はどう関わればよいのか。
悩める情熱課長と、失敗経験豊かな吉田部長の対話からお伝えします。
■違和感に気づいたとき、どうする?
情熱課長
部長、この前教えていただいたように、
部下と話をしていて気をつけてみたところ、
少し間がある
視線が合わない
声に力がない
こんな場面が確かにありました。
これが違和感なんですね。
吉田部長
そう、それが部下の違和感だ。
気づけるようになったのは大きな一歩だね。
部下の言葉だけでなく、
その背景にある気持ちに意識が向いている証拠だ。
情熱課長
ありがとうございます。
ただ…そこからどう関わればいいのかが分からなくて…。
■正しさだけを伝えると、心は閉じる
吉田部長
これまでは、どう関わっていたのかな?
情熱課長
「大丈夫、君ならできる」とか、
「困っているなら相談に乗るよ」と伝えていました。
励ましたり、話しやすくしたりしているつもりなんですが…。
吉田部長
なるほどね。
でもな、その言葉が、逆にプレッシャーになることもある。
新人部下は、
「うまくやらなければ」
「迷惑をかけてはいけない」
そんな思いを強く持っている。
だから、「大丈夫」と言われると、
大丈夫と言わなければいけないと感じてしまうんだ。
情熱課長
なるほど…。
励ましているつもりが、言えなくしていたのかもしれませんね。
■上司が心を開けば、部下は安心できる
吉田部長
だからこそ、まず大切なのは、
上司である自分が心を開くことだ。
情熱課長
心を開く…ですか?
どんな風にすればいいのでしょうか。
吉田部長
自分の失敗談を話してみるんだ。
「実は自分も昔、同じようなことで悩んだことがあったんだよ」と。
新人部下にとっては、
上司は何でもできる存在に見えている。
だからこそ、自分とのギャップに苦しんでしまうんだ。
情熱課長
確かに…。
上司と比べて、自分はできていないと感じてしまいそうですね。
吉田部長
情熱課長も、新人の頃はいろいろあっただろう(笑)。
情熱課長
そうですね…。
お恥ずかしい話ですが、よく叱られていました(汗)
吉田部長
その話をしてあげるといい。
上司も同じ人間なんだと分かると、部下は安心する。
■失敗は、挑戦している証拠
吉田部長
私も、測量の間違いや寸法ミスで、
何度も叱られたものだ。
でも、その一つひとつが、今につながっている。
だからこそ、こう伝えてあげてほしい。
「うまくいっていないのは、挑戦している証拠だ」
「何もしなければ、失敗も起きない」
情熱課長
今考えると、確かにそうですね。
その言葉をかけてもらえたら、安心できそうです。
■関わりの一言で空気が変わる
吉田部長
そのうえで、こう聞いてみるといい。
「前に進むために、どうすればいいと思う?」
「一緒に考えてみようか。」
情熱課長
まずは、自分の失敗談を話して、
そのあとに一緒に考えてみます。
吉田部長
いいね。
その関わりが、職場の空気を変えていく。
失敗を責める空気か
挑戦を応援する空気か
それは、リーダーの関わりで決まるんだ。
■今回の問い
『あなたの職場は、
失敗を隠す空気でしょうか。
それとも、
挑戦を語れる空気でしょうか。』
次回に続きます。
お楽しみに!
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