つむぐクリエイター ハナオムスビの栄里です。
着付けやデザインの仕事を通して、着物を広める活動をしています。
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先日
右卵巣子宮内膜症性嚢胞
で入院手術をしました。
5泊6日の入院生活でした。
発見から手術、退院までのお話を少しずつ書いています。
卵巣嚢胞とは
卵巣嚢胞（らんそうのうほう）って何？
という方もおられると思います。
卵巣腫瘍、卵巣脳腫、チョコレート嚢胞、子宮内膜症、子宮筋腫など
婦人科で子宮にまつわる病気はいろいろあります。
卵巣嚢胞
本来子宮の内側にあるはずの子宮内膜が、卵巣に発生することで起きる子宮内膜症の一つ。
嚢胞とは液体などの内容物を含んだ袋状の病巣のこと。
卵巣では古い血液がチョコレートのようになり、中にたまった嚢胞ができることから、
「チョコレート嚢胞」と呼ばれている。
私のは卵巣嚢胞、いわゆるチョコレート嚢胞です。
ただ、手術が終わるまで先生の口から「チョコレート嚢胞」という単語は発せられなかったんですね。
手術が終わってから
「チョコレート嚢胞とりました」と言われ、
朦朧とした頭で
（ああ、そうなんだ。。）
と思ったことだけ覚えています。
なのでこの日記では「卵巣のう胞」という言い方をしています。
腫瘍と嚢胞の違い
よく聞く腫瘍（しゅよう）と嚢胞（のうほう）ですが、同じ「卵巣」とついていても内容が全然違います。
- 卵巣腫瘍…卵巣がん。卵巣が病的にはれる病気で、良性と悪性（がんなど）、中間群（良性と悪性の中間）がある
- 卵巣嚢胞…卵巣の内部や表面にできる液体で満たされた袋状の病変で、比較的よくみられる。 そのほとんどは良性で、自然に消失する。
腫瘍と嚢胞はそもそも違う、また卵巣嚢胞というのは子宮内膜症の一種であるということです。
私の場合は卵巣嚢胞なので、大きいけどまあそんなに心配はないでしょうということでした。
子宮関係の病気は、母親や親戚が子宮筋腫の手術をしたことがあったので、
なんとなくそういう病気があるのを知っていたくらい。
あとは全然知らないことばかりでした。
腹腔鏡手術
腹腔鏡手術（ふくくうきょうしゅじゅつ）これも初めて聞いた言葉でした。
お腹に小さな穴を数か所開け、そこに腹腔鏡（内視鏡の一種） や器具を挿入して手術を行います。
傷が小さい、術後の痛みが少ない、回復が早いなどのメリットがある。
ガスを入れてお腹を膨らませて、カメラを入れて手術するんだそうです！
お腹切らずとも手術ができるってすごいなあ〜
といろいろ調べて感心しました。
とはいえ入院も手術も人生で初めての事。
ドキドキです。
術前検査
だいぶ間が空き、前の診察から1ヶ月半、手術の4週間前に術前検査がありました。
血液検査、尿検査、心電図、レントゲンなど撮ります。
結果は１週間後に出ますが、これは主治医の先生だけがみて特に問題なければ連絡しません、とのことでした。
怒涛の書類攻め！入院前の診察と入院支援相談
入院の5日前、術前検査の結果を聞き、PCR検査を受けます。
これも陰性だったら特に連絡しません、とのことでした。
診察はすぐ終わり、入院同意書を渡されます。
これは入院の時に持ってきます。
その後病院内の入退院支援センターへ行くように言われます。
看護師さんと薬剤師さんからいろいろ入院についての説明を受けます。
お薬のことや麻酔のこと、家族構成や緊急連絡先などについてここで面談のようなものがあります。
入院に必要なものも説明されます。
随分直前だなと思いました。
事前にネットの情報や入院経験者の方からの情報で、ある程度何が必要がは把握していたけど
あと数日で全部用意するんかいって量です。
間に合うのか？！
急な入院だったら大変だなあと思ったのでした。
次回は入院グッズと入院費用について
病気についてこれまでの記事
→【卵巣のう胞日記】退院編1〜卵巣嚢胞摘出のために人生初の入院手術
→【卵巣のう胞日記】退院編4〜退院4,5日目は便秘に悩み近所をウォーキング
→【卵巣のう胞日記】検査編〜総合病院での精密検査、そして手術が決まる
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