あるお花との出会い その2 | 日蓮宗妙浄寺✳︎寺嫁れいこ 手を合わせる・プリザーブドフラワー・お経カード

日蓮宗妙浄寺✳︎寺嫁れいこ 手を合わせる・プリザーブドフラワー・お経カード

\仏さまに繋がって、豊かに生きる/

*365日護られイキイキ過ごす
*お寺空間で自身のいのちを受け入れる

こんにちは。
プリザーブドフラワーのお供え花を作っています。
藪木れいこです。
 
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昨日、このお花と出会ったときの思いを
記事にさせていただきました。
今日はその続きになります。
 
 
 
資材屋さんでお花を見つめていたときに
同時に巡りだしたのは
長男が入院していたNICU でのことでした。
早産で生まれた彼は約一か月NICU
その後三週間GCUで過ごしていました。
 
<NICU>…医療の助けを必要としている、
生まれたばかりの赤ちゃんが入る
集中治療室です。
<GCU>…NICUで治療をうけ、低出生体重から脱した赤ちゃん・
状態が安定してきた赤ちゃんなどが
引き続きケアをうける場所のことです。
最初からGCUで過ごす赤ちゃんもいます。
            ※コトバンクを参考にしています。文末表現は変更しています。
 
 
毎日病院に通うなか
昨日まで隣だったお友達が急に場所が変わること
手術に向かう準備をしていると耳にすること
GCUで再会したこと など
いろいろありました。
 
注)約10年前の状況です。
私が通っていた病院ではお母さんたちの交流が盛んではなく
なんとなく会釈したり授乳や搾乳のタイミングで少し話す程度でしたが
子どもの状況などはNICUのお部屋の都合上
分かることがあるのが実際でした。
 
 
 
その時を思うと。。。
 
正直つらかったです。
どうして、どうして、という思いで
通うことにとにかく必死でした。
わが子が、かわいいのかかわいくないのか
分からなくなりながら通う日もありました
 
 
でもひとつ肌で感じていたことがあります。
それは
いのちの誕生って、
こんなに私を考えさせるものなんだ
ということ。
 

何も考えず
この空気をすっているだけじゃ
ダメなんだ

 
という感触はありました。
 
 
 
 
また、結婚して数年でしたが
私はお参りに来られている方から
漁師さんや元・漁師さん
そのご家族の方と話す機会がありました。
(大阪の中でも「泉州」といって
沿岸部にある地域なのです。)
 
 
「海で亡くなった方」
「子どもを水難で失った」
という話は、環境としてありえる話です。
でも私は結婚するまでそんな方に出会ったこともなく...
それまで聞いたことのない
話にカルチャーショックを受けていました。
 
そんな私でしたから、
自分のことを経験してからようやく
それらのお話をカルチャーショックではなく
いのちが逃げていった
手からこぼれ落ちていった
リアルな体験  として受け止めることができたのです。
 
 
 
これらの、私が結婚してから
体験して感じてきたことが
お花によってぐるぐる引き出される感じ
でした。
 
そこで初めて
「お花で想いを形にすることができるのではないか」
とおもうのです。
 
失った悲しみと、直前までは確かにあったはずの喜び。
その落差を感じるときに起こる、何かに
すがりたくなる気持ち。
だけど
気持ちを包み込んで、穏やかに過ごす日常があると
このお花を通じて伝えることができる。
 
 
 
そんな思いを持たせてくれた出会いがあり
お花に導かれて始めようと思ったアレンジつくりなのです。
 
私は
お空に還ったわが子とともに過ごすあなたに
お花を目にする時間をもってほしい
と思っています。
 
 
あなたが
想いがあふれながらも苦しくない毎日を
送ることができますように…
お花でお手伝いさせてくださいね^^
 
 
 
 

●寺嫁がとどけるプリザのお供え花●

プリザーブドフラワーの菊・蘭など、なじみのあるお花を使い
手を合わせたくなる空間づくり
お手伝いをさせていただきます。
お空に還ったわが子がこんなお花に囲まれて過ごしていたら…
ママが安心できるようなお花を届けたい。
そんな思いではじめました。
どうぞご覧くださいね。
 
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