オヒキヨモギの確認に行ってきました。
オオヒキヨモギの群馬県での分布状況は南西部に数か所分布が確認されています。
以前分布を知るMさんに教えてもらって、そこで何度か撮っています。
私は数年前に、より近くで生育しているのを発見しました。
今年の状況確認に行ってきました。
撮影日 2024.8.12: 群馬県
あまり詳細場所は控えますが、一秋の住む藤岡市のお隣、高崎市(吉井)になります。
より身近で見られることが分かりました。探せばまだまだ珍しい植物たちに
出会えるかもしれません。
色々な植物たちが人知れず生き残っているかもしれません。
オオヒキヨモギ(大引蓬)
<学名:Siphonostegia laeta S.Moore>
ハマウツボ科 ヒキヨモギ属 半寄生植物
環境省 絶滅危惧Ⅱ類 (絶滅の危険が増大している)
群馬県 絶滅危惧IA類 (近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)
に指定されている植物です。
本州(関東~中国地方)、四国(瀬戸内海側)、中国地方に分布
低山、里山の日当たりよく乾いた草地や崩壊地、崖地などに生える半寄生の1年草
高さ30~70㎝で茎は斜上し、全体に開出した腺毛が生える。
葉は長さ1.5~2.5㎝卵形で、深裂する。下部では対生し、上部では互生し、
葉柄には翼がある。
花は8~9月葉脇に1個ずつつき、萼には腺毛が密生し、先が5裂する。
萼筒は長さ1~1.5㎝。萼片は長さ6~10㎜。
花冠は灰黄色で上側は暗紫色