実が色づき始めていました。

コマガタケスグリ(駒ケ岳酸塊)
<学名:Ribes japonicum Maxim.>
スグリ科 スグリ属 落葉低木


 

 

このようにサルオガゼの仲間が沢山ぶら下がっていた森の縁で見られました。

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撮影日 2024.8.15: 長野県

 


北海道、本州中部地方以北、四国の亜高山にに分布する日本固有種。山地帯から亜高山帯に
かけた、針葉樹林内の渓流沿いや林縁などに生育し、群落をつくっていることが多い。

幹はまばらに分枝し、樹高は1.5mになる。枝の中心に髄ができ、古くなると枝は中空になる。
若い枝には軟毛が散生し、樹皮は暗紫褐色。

葉は前年枝の先端や上方の葉腋から出て、葉身は長さ幅とも7~15cmになり、腎円形で掌状に
5中裂し、縁は粗い重鋸歯になって先端はとがる。裏面に黄色の腺点がある。

花期は5~7月。葉の展開と同時に、長さ10~20cmの総状花序を前年枝の葉腋から多数だし、
黄緑色の目立たない小さな花を多数つける。花は大きな花盤の周辺に5枚の花弁と5つの
雄しべが付く。

果実は8月頃に赤黒色に熟し、食べることができます。

駒ケ岳酸塊の和名の由来は、木曽駒ヶ岳で発見されたことから。