子供の頃、花輪を作って遊んだりしたことがあります。

 

シロツメクサ(白詰草)

<学名:Trifolium repens L.>
マメ科 シャジクソウ属 多年草



ヨーロッパ原産で江戸時代(1844~45)にオランダからの荷物の詰物として
渡来し、その後、明治初期に牧草として導入されたものが野生化し全国に
帰化している。草原や道端、畦などで群生が普通にみられる植物。

茎は枝分かれして地を這って伸び、節から根を出してマット状に広がり、
長さ1mぐらいまで伸びます。

葉は互生する3小葉からなる複葉で、時に4小葉やそれ以上のものもある。
(特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。)

花期は5~8月。花は葉柄よりやや長い花茎を出しその先に径1.5~3cmで
球状の総状花序を付ける。
色は白色(ほんの少しピンクのものもある)で長さ1cmほどの蝶形花を
30~80個、密につけます。

果実は豆果で花のあとも残る花弁と萼に包まれている。


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別名:クローバー,オランダゲンゲ
漢字表記は、「白詰草」。詰め草の名称は1846年 (弘化3年)に
オランダから献上されたガラス製品の包装に詰め物(緩衝材)として
詰められていたことに由来するそうです。
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花房の形に注目してください。
色々な状態があるのがわかるでしょうか。


下から花が咲き進んでいきますが、咲き終わると花びらが茶色くなって
落ちずに花が下を向いていきます。

完全に花が終わって茶色い枯れた花弁の中で豆が育っていきます。
シャジクソウ属・シロツメクサの仲間(ムラサキツメクサやコメツブツメクサ、
クスダマツメクサなど)に共通した特徴です。
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