Hanaind -86ページ目

金色に輝く神(5)


実はこのカルッティケーヤのお話には別のお話があるんです。

裏面のお話というのか・・・。



インドの神話で面白いのはなんだかどこかで都合のいい感じに話がまとめられてるところです。

最終的に、この神は実はあの神だった!とか、

この神は実はあの神が姿を変えていたものだった!とか、

そんな感じで。





あとはヒンドゥー教でもヴィシュヌ派、シヴァ派、シャクティー派とかって分かれているのもあって、

シヴァ派だったらシヴァが主役になった感じで物語が進行してたり。

なんだかそんな摩訶不思議な茶目っ気があるのもインドの神話の面白さようです。

なので一見ややこしくて、名前も日本人の私たちからすると覚えにくいですが、

なるだけ覚えてみてると、後で別の話でまた出てきたりするので、

あれ?誰だっけ??ってことになって、段々と関連性が見えてくるパズルのようです。






そして話は本題に戻りまして、

黄金に光る神のもう1つのお話。




カールティッケーヤは『落とされた』という意味の言葉、『スカンダ』という名でも呼ばれるようになったそうで。


スカンダ



こちら実はシヴァとパールヴァティの間に生まれた子供の名です。(ガネーシャの他にもう一人息子がいたんですね)


ということは、、、





★シヴァ×パールヴァティ(サティ)=スカンダ

★アグニ×スヴァーハー=カルッティケーヤ



スカンダ=カルッティケーヤですからね、

ということはですね、

シヴァ=アグニ、

そしてスヴァーハー=パールヴァティ、

という数式のようです。






なので堂々とシヴァの子供としてスカンダではなく、カルッティケーヤと書かれています。



また面白いことに、スヴァーハーって誰だろう?と調べた結果、

薩婆訶(ソワカ)と同じことらしいです。

〝○○ソワカ~〟とか言いますよね。




元々は天上の神々に捧げた供物の意味だったそうです。

バラモン教の儀式の時に火の中に供物を投げ入れるときにスヴァーハーと掛け声で使っていた言葉自体が

神格化されて火の神アグニの妻ということになったということです。


なのでスヴァーハーって言う言葉は、神々に願いが届きますように。という想いが込められてる言葉でもあるということです。

多分、スヴァハ-が後に〝ソワカー〟になったんですね。

(今ではスヴァーハーという言葉は、〝幸あれ〟とか〝万歳〟などと訳されることがあるようです)






ということで、ここで答え合わせですが、

前記事の山の麓にいらした方、、、

あれはシヴァということなんですね。

牛のお話はまたいつか。



シヴァは首や頭に蛇を巻きつけているんですが、

その蛇が息子のカルッティケーヤの足元にいた蛇と繋がりがあると言うことですね。




ガネーシャにも三日月のマークがあるのは父であるシヴァの髪に飾られた三日月と同じ、というような感じで、

いつも父に守られてる感じがする息子二人がなんだかいいです。






PS:千手観音の元のお名前はサンスクリット語でサハスラブジャ・アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラって、、長いですねぇ!!

サハスラブジャが『千の手』という意味で、

なんとビックリ!?こちらドゥルガーの異名ということです!!

〝手がいっぱいある神様~〟というハニーの声に一番私が心の中にピンと来たのがまさにカーリーだったんですが、

まさか!?と思っていたら・・・・。今日は驚き過ぎることが多いです・・・。



そして最後に付け加えると、

ドゥルガーを真ん中に挟んで両脇にパールヴァティとカーリーがきます。

全て同じ神でシヴァの妃です。

と、言うことは、、、、

千手観音様って女性であってパールヴァティってことですよね?




こうして見ていくと、どんどん神の数が減ってきますよね。

三神一体の神も三人合体したりしますし、シヴァとパールヴァティも合体しますし、

色々と重なり合っていって段々と1つの形に落ち着くんでしょうかね・・・。




大好きな二人、シヴァとパールヴァティの合体である、アルダナーリーシュヴァラがこちらです。


Hanaind

今回このお話はカーリーのお話の記事で少しだけ書いてましたね。(こちら


詳しくはまた今度。


本当はまだカールッティケーヤのお話の続きがあったんですが・・・。



つづく。



金色に輝く神(4)


話はアグニに恋したスヴァーハーに戻ります。

彼女は7人もの聖仙(リシ)の妻に恋心を抱く火の神アグニに惚れこみます。

でも彼の心が他にあることを読み取って、

そしてその7人の妻のうちの一人に姿を変えてアグニに接近したんです。



そんなことは知る由もないアグニは彼女の誘いを喜んで受け入れるんですね。



ここからが面白くて、

スヴァーハーはアグニの精液を得てそれをシュヴェーダという名の山の黄金の穴に落としたそうな。



そして彼女は7人の妻の他の妻にどんどん姿を変えてアグ二と近づいては愛を交わし、

最終的には6人の妻に化けて6回精液を黄金の穴に落としたということです。




なぜ7人で7回じゃないのかというと、

聖仙(リシ)ヴァシシュタの貞節な妻アルンダティーの姿になることはできなかったそうです。

(貫く愛は勝つ!みたいな感じでいいですね)





そしてなんとその黄金の穴から生まれたのが一人の男の子、

お名前は、カールッティケーヤと言います。



6回の精液から生まれたので6つの顔と12本の腕を持っていて、

その穴と同じ黄金に輝いているのだそうです。




カールッティケーヤは生まれて4日目に天地が震えるほどの大声で叫び、

6日目には魔神(アスラ)の全てを倒したのだそう。



そしてまさにあの時インドラが言っていた予言通り、

彼が救った娘、デーヴァセーナーはカールッティケーヤの妻となりました。







こちらがまずそのシュヴェーダという山です。

Hanaind

赤ちゃんの顔が6つあるのがわかります。

そして多分この女性はスヴァーハーでしょうね。



気になるこの右下のお方・・・。

見た目でもう分かってしまいそうですが、どなたでしょう???

この牛もヒントになります。

この話はまた後ほど・・・。







そしてこれがまさに戦いのシーンですね。

Hanaind

鳥にに乗ってらっしゃるんですね。

アスラが下のほうでやられてます。

雲の上で応援してるのは神々が応援してるんでしょうかね。






そしてこちらがご本人、しっかりと見えますね。

Hanaind

さっきのはやはり孔雀に乗ってたんですね。

武器の弓矢、そしてヤリを持ってらっしゃいます。

足元に蛇がいますねぇ。

これもまたきっと理由があります。

たぶん・・・。






ただ、話はまだ終わってないんです!!


つづく。





金色に輝く神(3)


前記事では、ダクシャとは?

というところでしたね。



実は今なんだか妙な心境におりまして、

というのも、、、

点と点がまさに結ばれんとする瞬間に来てる気がしてならないのです。

そうとう私事ですが・・・。




取り直して。

インド神々のお話はややこしいのでちゃんとゆっくり理解していくのがいいですね。





ダクシャってどなたか忘れてしまっていたんですが、、

思い出しました!!




サティを覚えてますか?

シヴァが最初に愛したお方です。


ダクシャはそのサティのお父様。





え?ということは、、、


前記事で書きました、スヴァーハーも彼の娘であるので、二人は姉妹???

ということは、、、パールヴァティはサティの生まれ変わりですから、二人は同一人物なんで、、




パールヴァティとスヴァーハーが姉妹ですかね?





いや、、、違います・・・。

あぁ、、、わかってきてしまってます。。。



脳内興奮おさまりません。。。



つづく。

(もったいぶってスイマセン。)