あらゆる女性を魅了する美男子系神
最近はシヴァにまつわるお話をご紹介していました。
ここからは少しヴィシュヌ派!ということで、
三神一体のうちの一人であり、最も人気の高いヴィシュヌ神。
そのお方の8番目の化身とされているこちらのお方。
インド神界のまさにイケメン男子ですね。
力もあって知識もあって徳もあって、さらに悪戯好きの茶目っ気たっぷりさが
あらゆる女性の心を虜にしてしまう、
その名もクリシュナ。
〝クリシュナ〟とは〝黒〟を意味しています。
そういうと、やはりヴィシュヌ神というよりはシヴァのイメージが強いですよね。
シヴァは海に散らばった蛇の毒を自ら引き受けて(前に書いた乳海攪拌の時のお話)
喉が黒くなった、と言われています。
それじゃあ、クリシュナの黒いのはナゼ??
気になります。
〝真夜中に真っ黒な肌で生まれた・・・〟
とありますが、、、
元々黒いんですね。
あんまり納得のいかない回答ですが、またいつか何かわかるかもしれないので
このまま先に進むことにします。
彼にまつわるお話は沢山あるのでこれから少しずつご紹介していきます。
それはそれはすごいお方だったそうです。
2.5 in India ~初めてのインドの旅~ (7)
正直言って、
これこそカルチャーショック以外の何ものでもなかった。
なので私はそれ以前に、
カルチャーショックというものを受けたことがなかったことに気付く。
初日に見たあらゆる光景が頭の中を駆け巡っては
暗闇の殺風景な部屋に漂うぬるい空気が息苦しかった。
実は、、、
私は人一倍、いや何倍も怖がりだ。
小さいときは平気だったのに、
段々と苦手になってきた、そういうこと、ああいうこと・・・。
前に友人宅に泊めてもらった際に、子供が寝付かないからと言って怖い話をしだした友人。
怖い話をしたら余計に眠れなくなるんじゃないか?と思いつつ、、
みんないるから怖くないさと高をくくっていたら、
その夜中私は一人キッチンに佇む羽目になった。
そんなことでやはりインド一日目。
怖い話並に怖かった。
ライトを点けたくてもスイッチがわからないほどに暗い部屋。
動くのも怖いから、暑い中布団をかぶってじっとした。
汗が流れるほどに暑い夜だった。
こんなカルチャーショックがあるなんて。
原因は明らかに最後に訪れたカーリー寺院だった。
路上に住んでいた黒い人影、そして寺院で聞いた話、喧騒と匂いと暗闇。
正直怖すぎて最悪だった。
これが私のインドの第一印象だった。
決して何かを夢見ていたわけでもなかったけれど、
こんな現実があるかと思うほど貧しい生活を送る人たちを目の当たりにして、
インドに来る前にRajが言った言葉がしっくりきた。
〝インドは全てがタイの10倍と思っていいから。〟
10倍どころの話じゃなかった。
とにかく汗をいっぱいかきながら、
大事な人の言葉を何度も頭の中で繰り返しているうちに、
怖くなくなって眠りについた。
〝インドの色んな顔をしっかり見てきなさい。〟
そう言われて私はインドに来たんだった。
つづく。
無敵の児童神
前記事で5回にわたってシヴァとパールヴァティの次男である、カールッティケーヤ(スカンダ)について書きました。
実はこちらの神と同一視されている神がいらっしゃいます。
それがこちらのムルガン。
元々はドラヴィダ系の人々が信仰する神だったということですが、
ドラヴィダ人は前に勉強したアーリア人の侵入前にインドにいたとされる種族です。
そして現在ではインドの南の方の人たちがその子孫だと言われているようです。
別名クマーラ(少年)で、それ以外に64もの異名を持っているとも。
カールッティケーヤ(スカンダ)同様に六つのお顔と12本の腕、そして槍と孔雀が印象的です。
児童神なのでなんだか可愛らしさもあります。
両脇のお二人は、、、もしかして両親でしょうか?
ちなみにこちらのカールッティケーヤ(スカンダ、ムルガン)も仏教によって日本に渡っておられるようです。
お名前は韋駄天(いだてん)。
子供を病気から守ってくれる神様としても知られているとか。
たくましい児童神ですね。

