インドラの武器と法隆寺
昨日の金剛力士とヴィシュヌのお話は大変興味深いものでした。
更に金剛力士について調べてみると、、
金剛力士という名前もインドと関係があったようで、
サンスクリット語で〝Vajradhara〟と書かれていました。
遠い記憶をたどると、、、
そうでした!インドラ(帝釈天)の武器は〝ヴァジュラ〟というもので、雷を操るんです。
ヴァジュラは仏教名で〝金剛杵(こんごうしょ)〟
そういう関連があったんですね。
金剛力士は一般的には2体でワンセット。
口を開けた阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)、合わせて仁王と呼ぶそうです。
〝あ・うん〟の呼吸ってやつですよね。
奈良の東大寺の金剛力士像は中学の修学旅行で観にいった記憶があります!!
仏教について調べるときに本当に大変なのは〝チャイニーズキャラクター〟の多さ!
ここはあえて〝チャイニーズキャラクター〟と言いますが、いわゆる〝漢字〟です。
インドから中国を渡って2000年もかけて日本に入ってきた仏教。
その間にサンスクリット語が音写などでそのまま漢字に置き換えられたりしてるのが興味深いです。
一番古い金剛力士像は奈良の法隆寺にあるとのこと。
法隆寺は聖徳太子ゆかりの寺なので、、
前に調べたことのある聖徳太子は政治を良くするために仏教を取り入れようと懸命だったというところにも繋がってきますね。
まだまだ金剛力士について気になる点があるのですが、今回はこの辺で。
また次回に。
仏教にみられるヒンドゥー教のエース
インドの神というのは一人に対して沢山の別名があります。
というのは、色んな神話に基づいて呼び名が変わるみたいです。
その中でもやはり力のある神とほど沢山異名があるようですが、
今回はヴィシュヌ。
彼はすぐにわかるものだけでも8つくらいの別名があります。
その1つに〝ナーラーヤナ〟という名前があります。
その意味は〝水の中で動く者〟。
ヴィシュヌはヒンドゥー教の二大神の一人で、(もう一人はもちろんシヴァ)
(一人、二人、というカウントの仕方もおかしいかもしれないですが。)
ヒンドゥー教から生まれた仏教ですが、
ヴィシュヌ神はあまりにも偉大すぎた為に直接的には仏教に取り入れられなかったということですが。。。
日本の寺の門番で有名な金剛力士。
中学の時に教科書に出てきたのを覚えてます。
門に向かって右側が密迹金剛(みっしゃく)、
そして左側が〝那羅延金剛(ならえん)〟と呼ぶそうで、
この那羅延(ならえん)金剛の方が実は、ヴィシュヌの別名〝ナーラーヤナ〟の音をそのままとってつけられたそう。
ヒンドゥー教のエースを堂々とは仏教に取り入れられなかった・・・。
その結果がこのように仏法を守る役目として門前に置く、、、
それもまたすごい話な気がしますね。
他の金剛力士も気になります。
クリシュナとキリストの共通点
今回二回目になる、モテモテ美男子クリシュナにまつわるお話。
クリシュナは三神一体の神の一人、ヴィシュヌの化身です。
まずは彼の生まれたときのお話から。
実はイエスキリストと深い関連を持つクリシュナ。
まず名前に『K』と『R』の音があること。
そしてマリアがキリストを身ごもった時に、夫であるヨセフがその子は神の子だと知ってとまどう。
それと同じことがクリシュナの誕生秘話にもあること。
キリストが生まれた場所は馬小屋で、
クリシュナは牢獄で生まれた、というどちらも子が生まれるには適していない場所であること。
その土地の王がその存在に怯え、近隣の子供を殺そうとしたこと。
完全に一致する点が多いといわれている。
そしてキリスト神話よりクリシュナ神話の方が古いと言うことも事実のようだ。
世界の神話や伝説は似ているものが本当に多いですよね。
このクリシュナについてこれから色んなお話を紹介しますが、
一説によると彼は実在する人物であったと言われています。
確かに話の内容からしてとても人間味溢れるエピソードが多いです。
お楽しみに・・・。
