シヴァのルーツを探る
前記事の続きです。
暴風雨を神格化した神々のグループ、マルト神群
早速、調べていきましょう。
『怒れば蛇のごとく恐ろしい美しき神々。
胸に黄金の装飾を連ね、
光り眩(まばゆ)い装具をもって身を飾る暴風雨神マルト神群。
弓箭(きゅうせん)を帯び、
輝く黄金をもって身を飾る、
強豪、赤褐のマルト神群の父ルドラ。』
ルドラはこのマルト神群の父であり、モンスーンの神格化とみなされています。
彼らはアスラとも呼ばれ恐れられていたようで、
〝弓矢で人々を殺害する〟とありました。
ですがその反面恵み深い神ともあるのが〝恵みの雨〟だったり、
なんと意外な〝薬師〟というのがありました。
確かに暴風雨は人々の命を奪うこともありとても恐ろしい存在ですよね。
そういうところからアスラ(魔神)の名がついたのかもしれません。
一方で雨が降らなければ人々も動物も植物もは生きていけないわけです。
ここがルーツとして、シヴァは破壊の神、一方で命を生み出す再生・繁殖の神という
陰と陽のハッキリとした形で崇められるようになったのでしょうか。。。
そしてこのBlogの最初の頃にヒンドゥー教の歴史について勉強しいたときの内容が絡んできそうです。
キーポイントは〝アーリア人〟
確か、今の北インドの人たちの祖先でしたよね。
先住民であったドラヴィダ人たち(南インドの人たちの祖先)を追いやったんです。(過去記事 )
(Rajさんの家族の出身地は北インドなのでアーリア人の子孫である可能性もありますね)
普通に書いてますが、
本当にずっとずっと昔のお話なんです。(インダス文明の後です)
BC1300年頃ですよ。
ということは、今が2009年ですから、3309年前のお話ですよね。
あまりにも桁が違いすぎて想像さえできないですが。
その時代の書物が〝ヴェーダ聖典〟です。
ヴェーダ聖典は4つから成っていて、一番最初の〝リグ・ヴェーダ〟は天界の神々を地上に呼び出すための歌集でしたね。
(他の三つはまだ詳しくは調べていませんが、恐らく最初のリグ・ヴェーダが基礎となって、最後の方はバラモン教の儀式のしきたり等が書かれているようです。またいつか勉強します。)
要するにこの本を作ったのがアーリア人だと言われていますから、
この本の中身を探ることによってアーリア人の思想や習慣などが読み取れるというわけです。
(ただそこまで深くはヴェーダ聖典については調べていません)
久々に歴史的背景という感じではありますが、
当時のお話の中でルドラにまつわるちょっと興味深いものを見つけましたので次回ご紹介したいと思います。
(このBlogの書き始めの頃の内容に戻ってきました!なんだか嬉しいですね。)
暴風雨一族
ここから、
シヴァのルーツに、
迫ります。
〝その姿は赤褐色の肉体に黄金の装身具を着け、
弓矢もしくはヴァジュラ を持つ〟
〝風水害をもたらす荒ぶる神である反面、
慈雨をもたらし豊穣と人々の健康・安寧を保障する存在でもある〟
ルドラという名の意味は、
〝泣く、吠える〟という意味を持つサンスクリット語の『Rud』からきているそうです。
そう、ルドラは暴風雨の神です。
今やっと思い出したことが、、、
私は少し前から自然神のお話を書いてたんでしたね。
なぜかというと、シヴァのルーツを知りたかったのです。
ナゼだか知りたいような知りたくないような、
そんな気持ちなんです・・・。
自然神は過去記事でご紹介した神々意外にまだまだ沢山いらっしゃいますよ。
ここの最後にルドラを持ってきたかったんですが、調べてみることにします。
(また脱線が脱線を呼んで、どこか見知らぬところへ行き着きそうなので・・・)
ルドラはマルト神群の一人ということですが・・・。
マルト神群とは・・・・暴風雨を神格化した神々のグループのようです。
沢山いるんでしょうかね。
シヴァの兄弟ということですかね??
響き的になんだか荒々しい感じもしなくもないですが・・・。
どうなんでしょう。
次回ではマルト神群にクローズアップしてみます。
決まって行き着くところ・・・
前回のお話の続きです。
聖者カピラに燃やされてしまった6万人のサガラ王の息子たちでしたが、
その後どうなったのでしょう・・・。
その一部始終をナーダラ仙から伝えられたサガラ王。
続いては聡明な孫のアンシュマットに馬を連れ戻すよう申し渡した。
アンシュマットは祖父の言いつけ通り地底界へ出向き、
カピラ仙に礼をつくし、まずは馬を返してもらうこと、
そして6万人の王子(叔父)の遺灰を浄める水を頂けないか願い出た。
一つ目の願いは無事叶い、馬を返してもらったサガラ王は無事に馬祭りを行うことができた。
その後長い間国を治め、王の座をアンシュマットへ譲り天界へ赴いた。
一方、二つ目の願いはと言うと、、、
〝王の子孫たちの手で、天界のガンガーを地底界に降ろし、
その水で遺灰を浄めれば6万人の王子たちは天へ昇ることができるであろう、、、〟とカピラ仙は予言した。
そしてアンシュマットの孫であるバギーラタ王は王国の政治は全て大臣たちに任せ、
自らはヒマラヤ山中にこもり、天界の水を求めて苦行にはげんだ。
ついにガンガー女神もその志を理解し彼の願いを聞き届けてくれることとなった。
だが天界からの彼女の聖水を受け止められるのはシヴァしかいないとバギーラタに伝えた。
それからバギーラタは次はカイラース山にこもり苦行を積み、シヴァにお願いしたのだった。
シヴァがしっかりと天界からのガンガーを受け止め、今のガンジス河があるというわけです。
その水で沐浴をすれば罪は浄められ、
遺灰を流せば天国に通じていると信じられているガンジス河。
前にRajさんのご先祖のお墓はどこにあるの、などとナンセンスな質問をしたことがありました。
ところで気になるガンガーの夫たち・・・。
シヴァ、シャーンタヌ王、そしてなんとブラフマーですよ!!
シャーンタヌ王は存じてないですが、シヴァとブラフマーってすごいですよね。
関係性を整理してみます。
ブラフマーはサラスヴァティーの夫でもありますからね。(ここは親娘関係も兼ね備えているようです)
そして、、、
ブラフマーから生み出した神の子たち=プラジャーパティのうちの一人が、
サティ(パールヴァティー)のお父さんのダクシャですよ。(例のシヴァを嫌ったお父さん!)
要するにブラフマーはパールヴァティーのおじいさんにもあたることになりますね(?)
そうしてブラフマーを気にしてると、、、〝ルドラを創造した〟というところに目が止まりました。
ルドラ、、、
ルドラとはシヴァのことです・・・。
ブラフマーからシヴァもパールヴァティーも誕生した、というような感じですね。
(他にも違う説はあるとは思いますが)
やっと戻りたかったところに戻れつつあるのでしょうか・・・。
あえてそうしてるわけでもなかったりするんですが、、、
書きたいことはあってもなぜか遠ざかるときがあって、
道に迷ってもいつも同じ道に戻ってこれる、、、そんな感じでしょうか。
忘れていません、シヴァ夫妻を踏みつけた降三世明王に関しても。
(ここにはいつ戻れるのでしょうか・・・。)
シヴァの絵もまた少しずつ描き足しつついつか完成させたいと思います。
ヴィシュヌ神サイドのお話も書きたいしと、まあ色々と興味は湧き続けるわけです。
ボチボチマイペースでやっていきましょう。