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タントリズム



続きです。



〝理という物理的なものの形の世界[胎蔵界]と、
智という精神的なものの働きの世界[金剛界]という
二つの世界が揃ってはじめて密教世界であるとともに、
仏の本質をも意味するのである。〟



この言葉から思い出すのは前に勉強した

形而上学と形而下学


ここにあてはめると、胎蔵界が形而(けいじ)下学で、
金剛界が形而上学となります。

胎蔵界と金剛界、詳しくはまた別の時に調べることにして、
今回気になるのは『密教』です。





度々出てくるこの『密教』

別名『タントリズム』: タントラ中心主義のこと。

〝タントラ〟とは密教経典のこと。

起源はヴェーダ期もしくはそれ以前ということだが、かなり遅くに広まった思想・宗教形態だという。

ヒンドゥー教の経典の歴史としては、

ヴェーダ、
ウパニシャッド、
プラーナ、

そして次にタントラと考えられている。



そして研究者の多くは、タントリズムの始まりは特に呪術的要素を多く含む『アタルヴァ・ヴェーダ』に既に存在すると指摘している。





ヴェーダ聖典は4つありましたよね。
『アタルヴァ・ヴェーダ』そのうちの一番最後に加わったものです。

バラモン教の呪術的な儀式のしきたりに加え、医学的な記述も多いとか・・・。

要するにその昔、病気は悪霊の仕業とされていたためであるようです。
ただ現代では医学的な部分だけが『アーユル・ヴェーダ』として取り上げられるようになったと言われています。


ここでスカンダの記事 を思い出します。
シヴァとパールヴァティの二番目の息子です。

スカンダは疫病神でしたね。





ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の中にもこのタントリズムの要素を含む部派・宗派があるらしく、
タントラ的部派に対して、非タントラ的部派も存在しているということです。


過去記事 にも記述したように、呪術的要素はかなり嫌われていたような印象があります。

〝魔女の宅急便〟でも出てきますよね。
キキのお母さんは立派な魔法使いで近所のおばあちゃんのリュウマチに効く薬を魔法で作ってました。




なんだか面白いタントリズム!

つづく・・・。




<参照>
はじめてのインド哲学 (講談社現代新書)


変わらぬ陰と陽



前記事 では〝曼荼羅〟について勉強しましたね。

そしてその記事の最後の方に言ってました、

〝曼荼羅の中のシヴァはいるのか?〟という疑問なんですが、


答えはYESです。





前記事内でご紹介した、胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)内↓にシヴァ(大黒天)がいらっしゃるとのこと。


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しかも驚いたのが、あの聖なる牛ナンディン も一緒だということです!

しかし面白いことに当時の中国、日本で白い水牛というのが誤って確認されてしまったために、、、

なんと水牛の代わりに、、、

山羊や兎の姿で描かれていると言います・・・。



憤怒相の大黒天、ということですが、、、あまりにも小さ過ぎて確認できず・・・。





この曼荼羅、

なんとなくもう少し掘り下げて見てみたい気持ちになりましたので復習も兼ねてどうぞ↓





語源はサンスクリット語の〝マンダラ=本質〟



前記事の二つの曼荼羅、
胎蔵曼荼羅と金剛曼荼羅を合わせたものを両界(両部)曼荼羅と言って、

胎蔵曼荼羅は↑上の絵がそうで、金剛曼荼羅の方は6つの区切りがされてました↓
Hanaind

いわゆる仏教の教えが絵になって表されているのが曼荼羅なわけですが、

その元となるものが、

『大日経』『金剛頂経』という経典。



まず、経典(きょうてん、きょうでん)とは・・・

ブッダの入滅後に弟子たちによって彼の教えをまとめられたもので、
一番古いものはパーリ語で書かれていたとかそうでないとか色々と言われているようですが、

この『大日経』『金剛頂経』
どちらもインドの別の場所で7~8世紀頃に存在していたらしいです。



そしてこれらは、
インド⇒チベット⇒中国⇒朝鮮⇒日本というルート(大乗仏教)で伝えられてきたんですね。




それにしてもやはり気になることが、この二つの経典。
1つじゃなくて2つなんですよね・・・


〝理という物理的なものの形の世界[胎蔵界]と、
智という精神的なものの働きの世界[金剛界]という
二つの世界が揃ってはじめて密教世界であるとともに、
仏の本質をも意味するのである。〟


形は変われど、常に陰と陽が支配しているインドの世界が見えるようです。


つづく。





クンブメーラ!サドゥ大行進の日程


こないだクンブメーラのサドゥの大行進が観れる観れないで騒いでおりましたが、

なんと!
サドゥ大行進の日程は既に決まっているとのこと!!


2月12日
3月15日
4月14日

(2010年 IN ハリドワール)


ここまでわかってたら、いやわかってなかったとしても行く気満々でしたが、
まさかそんな会えるわけないよなぁ、、、と正直ちょっと自信がなかったんです。
ただすごい警備で観るのも大変らしいですよ。

クンブメーラオフィシャルサイト
のリンクも頂きましたのでこちらに貼らせて頂きます↑

きっと行きたい人がたくさんいるはず(?)




いやぁ、、それにしてもこの日程は誰が決めるんでしょうか。
お祭り事態はインド政府が管理したとしても、サドゥ大行進の日程まで政府が決めるんでしょうか?

そして、決まったら政府からサドゥのしかも大行進係りとかに、
じゃあ、今年はこの日程でお願いしまぁす!みたいに伝えるんでしょうか?

それで、イヤ、この日は師匠の都合がつかないから別の日にしてくれ!とかサドゥが言ったりするんでしょうか?

サドゥは決まった家もなくずっと同じ場所にいないとしたら
どうやって係りを探すのかも気になります。




この大行進を誰が取り仕切っているのかが非常に気になるところです。
〝じゃあ、ここに並んでくださぁ~い!〟
〝今から10分後に歩き出しますのでよろしくお願いしま~す!〟
とか言うんですか・・・?

不思議で仕方ないです。


朝からスタンバイしておけば見れそうでしょうか。
いや、、そんなところの騒ぎじゃないんでしょうね、きっと。
人ごみにまみれて流されないようにしないと下手するとはぐれてしまいそうです。


もっとこのオフィシャルサイトを見てクンブメーラについて勉強してみる必要があるようです。
いまいちまだ楽しみ方がわかっていないと思われます。
どうしても日本のお祭りしかイメージがわかず・・・。

サドゥたちの笑ってる顔とか、はしゃいでるところとか、すっごい嬉しそうな感じが観たいですね。
いやぁ、、行けるのかなぁ、、、


神のみぞ知る。