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またもや踏ん付けられる神



ここでまた衝撃的な事実が判明致しました。

こちら、前にもご紹介したチャクラサンヴァラ(勝楽尊)です。

よーく見ていただきたいのは、この方の足元です↑

踏ん付けられているお方が二名。

どなたですか?


アナンガとルドラですよ!


アナンガはまだ存じてないですが、

ルドラですよ!!(シヴァですよ)




もう三度目になるとなんだか慣れてきます・・・。

カーリーに関してはいいんです。妻なので。
でもあとの二回はどちらも密教ですよ!


降三世明王、そして今回の勝楽尊。

(まだ降三世明王の踏ん付け事件は解決してませんでしたね。またそのうち話はそこに戻ると思うのでお待ち下さい・・・)



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密教は本当に謎です。

しかもこの勝楽尊の持ち物を見てみると、

三日月、三叉戟、ダルマ太鼓、トラ柄のショールまで腰に巻いてたりします。
あとはカーリーの持っていた、生首の連なったネックレスとか、あとは生首とか・・・。


アナンガって、やはり神妃でしょうか?

いや、どうやら違うようです・・・。


ちょっとこの話は、降三世明王の踏ん付け事件と一緒に一旦保留にさせてください。





タントリズムの哲学的な部分が気になって仕方ないです。もう少し勉強してみます。




エネルギーUP!デーツを食べよう♪



最近のチャイのお友と言えば、デーツ!
チャイとデーツを楽しみながらインドのBlogを書くのが私の一日の一番貴重な時間です。

クエオパトラも食べていたと言われているこのオージャス(体内エネルギー)を増やすと言われているデーツ♪

これ、ナツメヤシなんだそうですよ。


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原産国はイランとかペルシャなど。。

ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富に含んでいるため、
貧血気味の方や、妊娠中、授乳中のママにもいいそうです。

イランではデーツを食べると頭のいい子が育つと言われているそうです。
お子さんのおやつにもいいですね。


こっちはウェットタイプ↓

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味がドライタイプと微妙に違うんですが、

ドライの方が干し柿っぽくて、ウエットタイプは私は小豆の味がしました・・・。
(多分長い間小豆を食べてないせいで味覚がおかしくなってるかもしれないです)


元々干し柿が大好きだったんで、今はもう大好物のデーツです♪
ハチミツをチャイに入れるのを止めてから、チャイとこの甘~いデーツが最高の組み合わせになってます!

案外高くて250gで3ポンドくらい(約500円)です。
Londonはアラビア系のお店もあるのでそういうところならもっと安く買えるかなぁと。。。
(今度パティジィに連れて行ってもらわないと!!)


面白いのが、人間の体って、こういう甘さに慣れてくるとチョコレートとかの甘さを欲しなくなるようでして・・・。

甘党の私はしょっちゅうケーキ系のデザートを食べることが多かったのですが、
デーツを食べるようになってからは、そんなに食べたい気にならなくなってきたというか・・・。
不思議ですね♪


魅惑の合体パワー



長々と密教について書いているわけですが、、、

ここからは少し怪しげな世界に入っていきましょう。




まずは、タントラの種類に戻ります。(過去記事


4つの種類がありました。

そのうち一番理解し難く日本では実践形態は広まらなかった、という何とも興味をそそるタントラが、
無上ヨーガ・タントラでした。


〝奇怪な顔の尊格が、同じような姿の女神(妃)を抱いている〟


やはりこれは「シャクティパワー」以外に考えられませんよね。
この尊格がシヴァで、抱かれている妃がパールヴァティかどうか?というのを見ていってみましょう。



名前はチャクラサンヴァラ。別名、勝楽尊
チベット密教の守護尊だそうです。

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こちらはまた雰囲気が違いますね。
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日本では合体曼荼羅とも呼ばれます。

抱かれている妃の名前はヴァジュラ・ヴァーラーヒー



チャクラサンヴァラの「サンヴァラ」とは「優れた楽しみ」という意味。

絶対者と合一する宗教的な法悦の境地を性的な合一の快楽とかけているわけです。

夫婦の交わりという「性的」な要素や「非日常的」あるいは「不浄なもの」とみなされている要素を悟りを得るための手段とし て、あえて積極的に取り入れているのが後期密教の大きな特徴である。


確かに一瞬の見た目から誤解されやすいでしょうし、それだけに限らず、
性的な交わりと、宗教的思想がどのように交わるのか、というのも大変わかり難かったんでしょうね。





ですが、これは面白いです。

ヒンドゥー教の〝シャクティ〟の影響をとても受けているわけです。
シャクティとは、性力とか、女神の力とか、そういった意味があります。

それにあたる女神たちというのが、あのたくましいドゥルガーだったり、カーリーだったりするわけです。
元々温和で「美」や「愛」を司る女神であるパールヴァティから一転、
いくつもの武器を持ったドゥルガーやカーリーが現れ戦いを始めます。

なぜそのような姿になったかと言うのも、アスラを倒すためにシヴァが妃に助けを求めたんですね。

これもまたインド神話の面白いところです。

シヴァってすごく強そうなのに、奥さんに〝力貸してぇ!〟と、言ってるんですから。
そしたら普段何も持っていないパールヴァティが一気に武器を持って戦闘開始ですよ。
二本の腕と二つの武器じゃ足りないからって、更なる腕まで生えてきてますから!
(しかし、元々手に何も持たない神というのも珍しいです)



私はここに〝夫婦愛〟を感じるわけです。
ここぞという時には、普段はニコニコ可愛い奥さんも黙ってはいないんですね。
愛する夫の為に、どれだけでも強くなれるのです。

そしてカーリーレベルまで達すると、自分でもコントロールができなくなってしまう奥さん。
その勢いをなだめてあげるのがまたこれも夫なんですよね。

なので、あのシヴァを下敷きにして狂おしく踊る様のカーリーというのは、なんだか幸せそうにも見えますね。
破壊の神とも呼ばれる天下のシヴァが、奥さんに対してだけはプライドなどかなぐり捨ててとことん尽くしてるような感じがするからです。


男性って、きっと女性の支えが必要だし、
そして、女性のコントロールできない不器用なところをまた男性がフォローする。

まさに二つの力を合わせて一つに。

合体ということなんだと思います。

このBlogのイラストもそんな合体の男女を意味しています。





アルダナーリーシュヴァラ:神妃との合体
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ここはやはり、、パールヴァティの後ろにドゥルガーが少し入ってきてますね。
さすがに合体の時は腕は二本だけなんですね。(戦いのときは10本ありますよ。)

ちゃんと獅子(またはトラ)もうしろに構えてます。(ちなみに私は動物占いではトラです。)

面白いことに、パールヴァティ、ここでは蓮華を持っていますね。
特にシヴァの持ち物でもないんですが・・・。

これまた私の勝手な想いを入れますと、
この蓮華は息子の象徴です。

一人目の息子のガネーシャの持ち物に蓮華があるんです。
なので夫婦の合体にさらに子供も加わっているので、家族パワーになります。


あとは、うちのパティジィ(旦那様)の名前は〝蓮華〟という意味があるのでね。
シヴァの相棒は牛(ナンディン )ですよね。インドから戻って以来、うちのパティジィ、牛肉を一切口にしなくなりました。

(完全に世界に浸っているので、、色々すいません)




チャクラサンヴァラ、タントリズムに込められた思想はまた違った解釈があると思いますので、
次回も続いて密教について話をすすめていきたいと思います。