Hanaind -42ページ目

自己の義務


本日もヒンドゥー教の聖書を開いてみましょう。


前記事 では魂と肉体は別という話が出てましたが、

だからと言ってむやみやたらに人を殺していいというわけではありませんし、

人の生は喜ばしきことですし、死はやはり悲しいものです。

常識の範囲内ということです。



ただここでは・・・

アルジュナが戦場で戦えないと逃げるのは自己の義務に反してるとクリシュナは言います。

アルジュナは戦士なのですから・・・。

王族、士族としての義務を問われているのです。



インドには昔からカースト制度があります。

その階級ごとに役割が違ってくるわけです。

その与えられた義務を果たしてこそ・・・。



これは私たちの私生活でも言えることかもしれませんよね。

例えば妻としての役割がありながら、どんどん社会に出て行こうとするのは義務を果たしていないでしょうし、

〝○○に花を持たせる〟という言葉もありますし、

身の程を知ることによって、優先順位の一番最初に来ることをきっちり行ってこそですよね。



【第3話】 ~ラーマの旅の始まり~



皆さんこんばんは。
アジア人の心のふるさと、『ラーマーヤナ』の時間です。


第2話 では、神が猿や人間に生まれ変わり地上に姿を現しました。

今日はまずは人間たち、あの4人の兄弟の様子から見て行きましょう・・・


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16歳になるまで4人の王子たちはみっちりと、武術や学問に励んだ。

するとある日のこと、王子たちは宮廷で父親であるダサラタ王から政治の仕方を習っていたところ・・・



聖人らしき老人が白い雲のようにふわりとやってきた。

「わたくしはビスバーミトラという者です・・・。」

その聖人は苦行をしたり、若者に黙想の仕方を教えたり、神に仕える行いをしていると言った。




そんな聖人をダサラタ王は敬った。

「お望みがあれば何でもおっしゃってください・・・」


ビスバーミトラ聖人の欲しいものはなんと二人の勇敢な王子であった。

「タータカとマーリーチャという悪魔に乱暴をされていて困っているのです。
このままではジャングルでおつとめを続けることができません!王子たちの力が必要なんです!!」


Hanaind
(悪魔タータカ↑)


思いがけない聖人の願いに動揺を隠せないダサラタ王。

どうかまだ若い王子たちを連れて行かないでくれ、と乞いたものの、、、

「わたくしはダサラタ王にお話申しているのですぞ!
小石のようにちっぽけな国王にお話しているわけではありますまい。

もしも約束を守られないと言うなら、よろしい!
世界中にダサラタ王がお約束を守られなかったことを言いふらしましょうぞ。」



 
困り果てたダサラタ王を気遣い立ち上がったのはラーマだった。


「父上、わたくしとラクシマナできっと悪魔に勝ってみせましょう。
弟と喜んであなたの森へ参ります。」

ラーマに続いて、弟のラクシマナも熱心に願い出た。



Hanaind
                           (弟ラクシマナ↑)



そんなことで二人の王子たちは、宮廷の皆に別れを告げ、聖人と共に森へ向かった。

東から南、そしてガンジス河を渡った。

聖人は清らかな水で沐浴をして、日没にガヤトリ というお経を唱えるようにと言った。



昔も今も この先も

永久にかわらず 天照す(あまてらす)

日の神よ! 
光の神よ!

われらが心を照らしたまえ

あぁ、神よ

我々を嘘から真(まこと)へ
闇から光へ
死から不死へと

導きたまえ





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三人はガンジス河でこの歌を唄ってお祈りをしてたんですね。

この黙想の後に、二人の王子は聖人にビタとアビタという祈祷(きとう)の術を授かりました。

祈祷(きとう):神仏の加護を願い言葉によって除災増福を祈ること。またその儀礼。>

ビタは飢えから救ってくれ、アビタは喉の渇きから救ってくれるということです。




それにしてもダサラタ国王!

見ず知らずの聖人に「何でも言って下さい」なんて大胆なことを言ってしまったものですね・・・。


〝どうしようもない父親を持った息子はしっかりする〟と聞きますが・・・。

やはりそういうことでしょうか?


父親にうまくフォローを入れたラーマでしたが、その弟のラクシマナも素晴らしいですね。



                 (たくましいラーマ↓)
Hanaind


確か、、血は繋がってない二人ですよね。

でもちゃんと兄と弟の関係ができてるように見えます。



この二人、とっても心がきれいだそうで、聖人もそんな二人のお祈りのうまさを褒め称えました。

これからのラーマの成長が楽しみです!


旦那様と寺院へ



昨夜はパティジィの提案で外食をすることになりました。

駅が工事中だったので、違う線の駅で降り、しばらく歩くことに。



楽しく食事を終えて帰るときになり、

また下車した駅に向かいました。

なんだか外はクリスマスムードで、土曜の夜ということもありにぎやか。


〝少しプラプラしようか♪〟


パティジィ連日仕事で疲れてるかなぁと思ってたら、外にいることがいい気分転換に♪


よし♪じゃああそこに連れて行こう!




そうです、こないだ行ったクリシュナとラーダの寺院です♪

ちょうど時間帯的にカーテンがかかっていたので、直接お顔は拝見できませんでしたが、
お部屋に入って挨拶だけしてきました。



帰りに受付の方に質問をしたい!と言い出したパティジィ。

何を聞くのかと思って私も興味深くついていきました。




するとやはり彼らしい♪

最初はもちろんヒンドゥー教の話だったのが、(彼は小さい頃に漫画で沢山神話や、バガヴァッドギーターも、
ラーマーヤナなども読んでいますので、なんとなくは知っています。)

段々と物理学、数学の話になってました。

二次元の世界やら、ピタゴラスの方程式やら、

たちまち話は私のわけのわからない方向に。


ですが受付の方もとても知識のあるオランダ出身の方でした。

パティジィも活き活きした様子で話をしていました。




もちろん帰りの電車の中でも、ずっとヴェーダの話や、思想、哲学の話をしてました。

〝いやぁ、、僕が知ってるヴェーダの内容とあの人が言った事って少し違いがあるからもう一回読み直したい〟



相変わらず勉強熱心なパティジィ。

こうしてたまにご飯食べに行った帰りにでも、気軽に立ち寄れそうだなぁって思いました♪
(寺院行こう!となると絶対面倒だって言われるのでね・・・)



そこでは皆さん〝Hi〟の挨拶代わりに、〝ハーレ クリシュナ!〟と言い合います。


〝ハーレ クリシュナ!!〟

そこにいらっしゃる方、皆さんとっても親切に色んなことを教えてくださいます。
今度はカーテンの開いてるときを狙って、パティジィを食事に誘おうかなぁ・・・♪