「いますぐ無理なく
小さな一歩を踏み出したい！」
あなたの離陸に寄り添う
ririkの高橋奈生です。
《こんなことしています》
《お客様の声》
自分ではなく周りを見ていたことに気が付きました！
今日はノートラボの読書会でした！
課題図書はこちら
人生初の瀬戸内寂聴さまでした❤️
む、むずかしい〜
全体的に、最初に思ったのこれ！
表現の仕方も独特で、スラスラ読めるという
感じではなかったから
何日かに渡って少しずつ読み進めました。
赤裸々で、
５０年以上前に書かれたことを思うと
なんて自由な心で生きた方であろうかと
舌を巻くしかなったよ。
当時、センセーショナルだったんじゃないかなぁ。
色んな愛の形がある
読み進めていくと、
いろーんな当時の有名な方の恋愛関係
婚姻関係の話が出てくるんだけど、
まあ、どの女性もエネルギッシュ。
命をかけて相手を愛し、仕事を愛し
全身全霊で自分の人生を生きているのが
伝わってきて。
その覚悟みたいなものに度肝を抜かれた。
愛の形も様々なんだけど。
でもね、
これ有名人だけじゃないと、思うのよ。
歴史に残らない
名もなき一般人であってもきっと
それぞれの人生で恋愛ドラマがあって
愛することを通して
沢山の喜びも苦しみも感じながら
自分の人生に深みを増していくのだろうな。
男女の平等ってなんだ？
シェアするなかで
男と女の方を同等に！
女の方を上げていく！！
という寂聴さんの強い思いを感じるけど
やたら「男とは」「女とは」って対比してるよね。
という話が出た。
話しが進むうちにこれまで抱いていた
「男女平等」というものに対する違和感が
なんだったのか言葉になった。
平等って全部を同じにすることじゃない。
生物的にちがう肉体構造をもっているのだから
同じになんてなり得ない。
違いを認めた上で、受け入れた上で
「平等」がどうあることなのか
私たちは考えなくちゃいけないんだよね。
現代では大きな課題でもあるなー。
これはもはや論文だ
この本って、寂聴さんが見聞きしたこと、
ご自身の経験でから導き出した
愛の哲学に関する『論文』なんだと思うことにした。
それならこの延々続く考察や主張も納得できる。
事例を沢山挙げてあるけれど
それに対して
良い・悪いというご本人のジャッジは
感じられなかった。
好みは分かれると思うし
50年の時差によって、「えっ！？」
みたいな箇所ももちろんあるんだけれど。
（でも実はそういうところにこそ、
自分の中の引っ掛かりが見えてくるんだよね）
50年以上売れ続けるのは
やっぱり理由があるわけで。
この本から感じられる
愛のエネルギーの強さ
瀬戸内寂聴という女性の生き様に
全力で相手を愛せ！
そして胸を張って自分を生きよ！
と叱咤激励されているかのようだった。
やばいねー。
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