この数日の出来事・・。

テーマ:
かなり長文です。
(^^ゞ
 
 9月4日朝8時のバスで新千歳空港に向かう。
台風の影響もあり、午後からのフライトが欠航になる恐れがあるという事で、午前中の便に変更する。
 
 夕方から月刊フローリストのウィークエンドフラワーコーナーの打ち合わせがあるが、時間があるので、東京ギフトショーに向かう。
 
台風の影響か思ったより人は少なかったが、会場は広いので入場者数は相当あるだろう。
さすがに出店数が多く見ごたがある。
 
 沢山の方から名前を呼ばれ声を掛けられた。IFEX(規模の大きいお花の展示会)よりも多くの人に声を掛けられ少し驚いた。
 
 3社ほど良いアイディアを頂き、今後のお店の展開に活用させて頂こうと思った。
 
 その後、電車を乗り継ぎ市ヶ谷に向かう。やはり台風の影響で、電車もスピードを落としての運行だった。それでも予定より1時間ほど早く到着し、事務仕事を終わらせる。
 そして、誠文堂新光社の谷井さん、トータルコーディネーターの小川典子さん、花のうんちく担当大田花きの宍戸純さん、仕入れ担当京橋花きの藤井大さんの5人で次年度の計画会議を行った。
 
 このメンバーでの会議は非常に楽しい。しかも基本的に Yes and が多い。だからアイディアが出やすいし、会議がスムーズに進む。様々な組織がこうした会議で事が進めば面白い世の中になるのになぁーと思う。
 
 その後、事務所をお借りしたMPSジャパンの松島さんを交えて軽く打ち上げ。大いに盛り上がり、宍戸さんと藤井さんと僕の3人は、場所を変えて午前様まで飲んだ。(笑)
 
 そして翌日は別の会議の為、法政大学にむかう。全国から集まった生産者、市場関係者、経済連や農協関係者、資材メーカや輸送関係者、そして農林水産省の方を交えての業界会議。非常に大切な内容で私も担当している項目がある為、少しだけ発表させて頂いた。ちなみに私が担当するのは、花のカビ対策の成果と検証。
 
 会議終了後の打ち上げは参加せず、宿を借りてる息子の部屋でピザを取ってワインを軽く飲み就寝。すると、夜中の3時過ぎに電話が鳴る。
 
 札幌のかみさんからだ。大きな地震があり、部屋がぐちゃぐちゃになってる。停電で電気がつかないから詳細がわからない。娘が住む千歳は更にひどいらしく、社宅の全員が外に逃げているとの事。
 
 しかし、東京にいる為何もできない。まずは落ち着かせて、懐中電灯が入っている「非常時持出袋」のある場所を教えた。
 
 その中には緊急時に必要な最低限の物が入れてある。そして水が出るか確認させた。数時間で明るくなるはずだから、火の元をすべて締めさせて、お店と両親の安否の確認をしてもらった。行動が早かったので、道路もすいていてここまではスムーズだった。
 
 そしてその後に衝撃的な事を聞かされた。僕のリーデルグラスがかなり割れたらしい。
涙 涙 涙 涙
 かろうじてバカラグラス達は無事との事。ホット胸をなでおろすのもつかの間、娘の家は深刻らしい事を知る。テレビをつけると緊急番組が震源地を示していた。千歳に近い厚真町付近だった。
 
 直接娘に電話すると、同僚の部屋に集まり避難しているとの事。おそらくとても怖い思いをしたのだろう。遠距離にいる為何もしてやれない苛立ちがさらにつのる。
 
 空港関係に勤める娘はその日も出勤予定だった。ところが会社からの連絡で、新千歳空港は閉鎖するからその日は会社に来なくてよいとの連絡が入ったらしい。
 当然私もその時点で帰宅できないことが決まる。急いで航空会社に連絡を入れると、翌日の朝6:30分の便に変更が可能との事で、すぐに抑えてもらう。
 
 その日はかみさんに仕事の段取りを指示し、娘には一人でいないで、同僚と同じ場所で待機する様に安全確保の連絡を指示した。
 花店は電気がダメなので電話もファックスも照明もレジも冷蔵庫も使えない状態。それでも配達を受けている分は終わらせなくてはならないし、花キューピットで発注している分の確認も必要なので、最低限の仕事を終わらせた後は閉店させた。
 
 花は生鮮なので、この状況では当店の品質ポリシーは守れない為、日曜日までの休み(4日間)をその時点で決めた。
 しかし、お客様の留守が多いのと、発注先の花店との連絡が出来ず、非常に苦労した。今の時代、携帯番号は聞くべきなのかもしれないと思ったが、お客様から聞くのはやはり難しいか・・・。
 
 翌日、空港に向かうとやはり午前便はほとんど欠航との情報だったが、10:30分の便から飛ぶ事がきまり、その便に変更してもらった。
 
 
 羽田からはその便が地震後最初のフライトらしい。(成田便がその前に飛んでる)
 空港に着くとメディアのカメラマンが沢山いて、何枚か写真を撮られた。そのまま空港内を歩いてみたが、人、人、人でごった返していた。苛立っている人も多く、殺伐としている。
 
 こういうときは自分だけが被害者だと思いがちだが、空港で働く方のほとんどが震源地近くに住んでいて、自宅は相当な被害が出ている。それを後回しにして使命感で働いてくれている。にもかかわらず、移動できない事の苛立ちで罵声を浴びせ、怒鳴り散らす人達を見ていると、本当の被害者は、あなたたちが怒鳴りつけているその方達なんだ!と言いたくなる。
 誰が悪いわけでもなく、地震がわるいんだ! なぜそれをわかっていながら、本当の被害者に怒鳴り散らす! そう心で叫びつつ、外に出た。(チキンハートでスミマセン)
 
 新千歳空港のアクセスはマヒ状態。バスもJRも動いていない。マイカーかタクシーが唯一の移動手段だが、空港の周りはその乗用車とタクシーでごった返し。しかもタクシー乗り場が機能していない。なぜか空車のタクシーは素通りする。どうやら予約しか停車できないらしい。
 
 私はかみさんに札幌から迎えに来てもらうことになっていたが、これでは空港に近づくにも数時間かかりそうなのでとなり駅の南千歳駅で合流することにした。
 
 てくてくと歩くと、政府専用機の建物あたりから車はすいてきたので、そこでかみさんに電話して合流。そこから千歳市内の娘のマンションに向かい、部屋を掃除するとにした。その日はたまたま休みで、まだ同僚の部屋に避難させてもらっていた。
 
 一緒にマンションに行くと、想像以上にひどい状況でテレビも電子レンジも壊れて動かない状態。それでも、割れた食器などを片付けて、なんとか住める状態にしてきた。
 当然エレベーターが故障しているので、最上階(11階)まで往復する。ものすごく汗がでて大変だった。ここで考えた。高層マンションの方ってどうしてるんだろう?と・・。1週間も停電が続いたら外に出るだけでも大変だろう? 現実にこうした停電が起きた以上、この先も無いとは言い切れない。 本当に考えさせられた。
 
 掃除が終わり娘を同僚宅に娘を送った後、札幌に向かって高速を走る。途中ガソリンを入れようと思い、高速のパーキングエリアなら空いてるかと思ったが、激込みだった。それでも30分ほどで順番がきて、2,000円分入れる。ここでは2,000円までと決まっているそうだ。
 
 高速を降り、スーパーに立ち寄ると意外と空いていた。(たまたま穴場だったみたいで、他のスーパーもコンビニも凄い人がならんでした) 
 多くの方が水を買い占めていた。
 
私たちは二人暮らしなので、最低必要な物だけを少しだけ購入し、自宅に帰った。
 
 その日の夜はLEDライトをいくつかつけてすごしていたが、夜8時ころに電気が回復した。
 
 汗だくだったので、お風呂を沸かしビールを一缶だけ飲んだ。明かりがあり、お風呂に入れることがこんなに幸せな事とは・・・・。
 
 そんなここ数日の出来事でした。 今日はこれから、千歳の娘のマンションに向かい、故障している家電品の回収と掃除を手伝ってきます。

座談会無事終了!

テーマ:

さとうはなみつとフルーロン花佳が語る、利益を出せるこれからの花店経営座談会!というのを、なんとススキノのジンギスカン屋さんで開催しました。(ただのジンパです。あっ、ジンパとはジンギスカンパーティーの略です。)

ゲストに東北の震災から見事に花店を再建し、新しい花の売り方にどんどんトライしている、石巻市フローリストクラウン高橋社長をお招きしました。

 

 

不況という名の目に見えない足かせが、嗜好品といわれる花を扱う経営に大きな影響が出ています。

 

 

 
そんな中でも売上を伸ばし、シッカリと利益を出している花店は、いったいどのような店づくり、販売方法、経営方針を持っているのか?
 
そのからくりを一番知りたい私自身が、遠路石巻から来札した高橋ご夫妻を、花屋「さとうはなみつフォーレスト」にお連れして、具体的なお話と店内の様々な工夫をヒアリングしました。
 
その後、ススキノのジンギスカン屋さん「文重郎じんぎすかん」にて、座談会を行いました。
 
 
座談会には、札幌市内の花屋さん、仲卸さんもご参加下さり、さらに利益を出すための花店経営について大いに語りました。
 
今回の具体的な内容について、ブログで垂れ流す軽薄な行動は決してしません。なぜならその一つ一つのアイディアや仕組みに行き着くまでに、多くの失敗や経験、そしてコストもかかっているからです。
 
さらには、こうした情報を生かせる人達の条件として、同じレベルの向上心と行動力を持ってないと、ただ右から左へと情報だけを垂れ流す塩ビパイプにしかならないからです。

 

(実はこの塩ビパイプも昨日のキーワードです。笑)

 

 
まっ、いずれにしても、昨日の座談会において新しい花の売り方改革その1、その2、その3などなど、面白い話が Yes and 的な会話で盛り上がったのは事実です。
 
それを具現化すべく、11月頃に北海道にて小さな集まりを企画しようと思っています。
 
具現化にはいくつかのハードルはありますが、越えられないハードルではないと思っています。
 
にしてもだ! このお店、札幌100マイル

http://sapporo.100miles.jp/mikaosanai/

 

のオサナイミカ編集長からご紹介されたのですが、文重郎さんのラム肉、ラムベーコン、ラムタン、ラムソーセージ、どれも最高においしかったけど、自家製のレモンサワーはメチャクチャ最高でした。
 
 
写真撮り忘れたのが心残りでした。まっ、それくらい興奮して話しに夢中になっていたってことで。(^^ゞ 
 
参加した皆様、お疲れさまでした。m(__)m はなみっちゃん、ありがとね。(*^^)v

 

2012年に出版した私の書籍、「水揚げ&花のケア」の改訂版が出版されます。

お陰様で、全国の図書館や多くのフラワースクールなどでもご活用頂いているそうです。

今回の改訂版は、基本ベースは以前と同じですが、この5年間でさらに新しく発売された品質保持剤や、新たな水揚げテクニック、そして、品目別の水揚げ方法も20品目ほど追加しました。花店のスタッフ、花の専門学生はもちろん、一般の方でもわかるように初歩的な部分から、少し難しいテクニックまで、幅広く、それでいて簡潔にまとめたつもりです。ご興味のある方は是非読んでみてください。

アマゾンではすでに予約受付中です。発売は8月9日予定です。

お知らせでした。(^^ゞ (^^ゞ

https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B4%E6%8F%9A%E3%81%92-%E8%8A%B1%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%82%A2-%E5%A2%97%E8%A3%9C%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E5%88%87%E3%82%8A%E8%8A%B1%E3%81%AE%E9%AE%AE%E5%BA%A6%E4%BF%9D%E6%8C%81%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB-%E8%96%84%E6%9C%A8/dp/4416718047/ref=as_sl_pc_tf_til?tag=hanaka105-22&linkCode=w00&linkId=85142bd629a25736ffa88e8ca9ba9bbf&creativeASIN=4416718047

 

無料で見られます。

テーマ:

来週の告知です。

 

6月5日17時からオンエア。

 

ん? ネットだからオンエアは違うのかな?

 

まっ、とにかく、今回も無料で見られるそうです。

 

https://www.e-tokyodo.com/cfllive/flosele/lp.html

 

ご興味の有る方はご覧下さい。ライブ配信なので、後から見る場合は会員限定になるそうです。

 

今回は愛知県のお花屋さんにお伺いして、色んな勉強をさせて頂きました。

 

そのお店は、生花花材の仕事も多く、枝物や葉物の種類がとても多かったです。しかも、ブライダルや葬儀の仕事など、まさに花のトータルコンセルジュ的なお店です。

 

そんな凄いお店に、朝早くから市場の仕入れについていき、積込み、積み下ろし、水揚げ、陳列、ラッピングなどなど、あらゆるお仕事を拝見しつつ、僕なりのアドバイスをさせて頂きました。

 

てゆーか、僕が学ばせて頂いた・・・と言うのが本音ですけどね。(^^ゞ 

 

当店よりも歴史も古く、規模も大きく、そしてメチャメチャシッカリと品質管理も出来ている花店にお邪魔しての、初出張講習! 当日は当店からライブで放送します。

 

最新の「切花のカビ対策」の情報もお話致します。

 

お時間とご興味の有る方は是非ご覧下さい。 今回も東京堂さんのご好意で、無料配信ですよーーー。 (*^^)v

https://www.e-tokyodo.com/cfllive/flosele/lp.html

 

 

 

 

 

デザインと味で温故知新

テーマ:
突然ですが、みなさん さつま揚げ と言えばどんなイメージをお持ちでしょうか?
 
茶色いアレですよね。
 
ふつうはそうです。僕も同じイメージを持っています。ですが、昭和3年の創業の老舗のさつま揚げと聞いたらどうでしょう?
 
えっ? やっぱり茶色いやつ? 
 
そうですよねー。伝統の味って言えばなおさら 王道のさつま揚げ を連想すると思います。
 
でね。
 
じつは先日、その老舗のさつま揚げが送られてきたのです。鹿児島出身の方から。
 
そして、一言。
 
「さつま揚げのイメージとかけ離れた物が届きますが、とにかく食べてみて下さい」
 
との事。
 
そして送られてきたのが、こちらでした。
 
これ全部さつま揚げ。
 
メッチャお洒落。
 
そしてそれぞれの味がチョー気になる。
 
豆!
ゆず!
スイートポテト!
レッドペッパー!
あおさ!
ちりめんじゃこ!
王道の特上さつま揚げ
緑茶!
 
そして包装紙もおしゃれ!
 
老舗がトライするまさに 温故知新 のさつま揚げ。
 
西郷どんがテレビでやってますが、鹿児島ではもちろん、ずーっと以前から 吉之助 は語り続けられてきたお名前。とは言え、波に乗りそうなネーミングですよねーー。
 
食してみて、まず思いました。
 
焼酎はもちろん、日本酒にも、ワインにも、ビールにも最高にあうんです。
 
これはうまい!
 
通販もやってるみたいなので、ご興味ある方は是非食べてみて下さい。
 
これ、ギフトでもらっても最高にうれしいし、贈る側もチョット自慢出来ちゃいますね。
 
有難う御座いました。Tさん。 今度は自分でお取り寄せします。
 
ちなみに、吉之助キッチンはこちらからどうぞ ↓
https://kichinosuke-kitchen.com/

正式に許可を頂きましたので、このブログをご覧頂いている皆様にだけ、特別にご紹介致します。

 

お花の品質保持剤の使い方や、お花それぞれの品質管理、水揚げ方法など、動画で詳しくご説明するサービスをスタートいたしました。

 

と言っても、私が行っているサービスではなく、お花の資材メーカーである「東京堂」様が行っているサービスです。

 

このサービスに登場しているのが、ドクトル薄木という人物です。

 

私に良く似ていますが、たぶん私です。(笑)

 

今回ご紹介するサイトは、東京堂様がお得意様向けのサービスとしてスタートさせた動画サイトです。資材の使い方やデザイン、そして花の品質管理方法など、様々な動画を見ることができます。

 

その一部を誰でも見られるように、期間限定で公開しています。

 

そのサイトがこちらです。

https://www.e-tokyodo.com/freepage/movie.html

ご興味ある方は是非ご覧下さい。

 

花別の水揚げ&花のケアバージョンは30品種以上ご紹介する予定ですが、今回は数品種のみとなっております。

もっとご覧になりたい方は、東京堂様のNet Cfl会員に加盟して下さい。沢山の動画が見ることが出来ますよ!

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

https://www.e-tokyodo.com/business/NETCFL.html

 

 

 

 

札幌もやっと暖かくなりました。雪がどんどんとけていきます。
でも、一年を通じてもっとも汚い時期かもしてません。
道路は冬の間スリップ防止で使用した砂が路肩に溜まっていて、それが舞い上がったり、そして窓からポイ捨てしたであろう空き缶やペットボトルなどが雪が解けて現れます。悲しい現実ですが、その量が本当に多い。
 
窓からごみを捨てる人、マジで嫌いです。このブログ読んでいる人で心当たりのある方、絶対にやめて下さいね。
 
そんな時期ももう少し我慢すれば、あと数週間で札幌は様々な花が一斉に咲き始めます。桜も梅も、とにかく色んな花が本当にいっぺんに咲き始めるんです。本州の方からすると信じられないかもしれませんね。(笑) そんな春が待ち遠しいです。
 
さて前回の続き。
 
RF認証参加者の集いは最初に「花き日持ち品質管理認証の現状」について、ECASジャパンの本多氏からご報告が有りました。
 
2018年3月現在、2,580の方が取得しているそうです。その取得者は全国にいるのですが、残念ながら居ない県も有ります。

青森県、山梨県、富山県、福井県、三重県、奈良県、長野県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、佐賀県です。
 
この認証をご存知ないのか、必要と思っていないのか、理由は色々あると思いますが、それよりも取得者の多い事の方が僕的には驚いています。
 
では実際にこの認証を取得した方達は、どのような経緯や思いで取得する事にしたのか?、取得する際のご苦労、その後の変化、そして今後への思いなどをお聞きする事が出来ました。
 
発表は、生産から、JA熊本経済連の三浦元康氏、大沢園芸の大沢知明氏、花店から、有限会社フラワーショップみなと 山下泰斗氏、京王グリーンサービス株式会社 市川祐樹氏 それぞれからお話しがありました。
 
とても驚いたのが、熊本ではほとんどの部会がこの認証を取得していて、今期には合計320人の取得を目指しているとの事。
 
当初は様々なネガティブ意見も多かったそうです。例えは、バケツ、ハサミの洗浄、作業日誌の記入など、仕事の手間が増えるとか、コストがかかる、取得が難しそう、販売単価は上がるのか?等・・・。
しかしそれに対して、手間をかける事は消費者のニーズに答える事だし、生産者としては当たり前のマナーである! 取得に関しては、生産向けにマニュアルを作り、研修会も実施した。販売単価については、そもそもこの認証を取得する目的は単価アップの為ではなく、熊本の花の品質アップであり、消費者に今まで以上に良い花を提供して行くための仕組みづくりである。そう言った意見でまとまり、認証取得に至ったそうです。本当に素晴らしいお話しです。
 
そして、実際に認証を取得したわけですが、生産者が努力しても物流の段階でそれが途切れてしまっては意味がない!との事で、輸送会社にも認証取得をお願いし、生産と輸送のリレー認証を確立しています。これも本当に素晴らしい事だと思います。
 
認証取得後も品質管理の研修会を行って、これまで品質保持剤の使用も人によりバラバラだったものを、日持ちテストをしながら情報を共有化して改善したり、バクテリアのチェックをしたり、作業場に温度計を設置して低温を意識したり、確実に品質への意識が高まったそうです。

そして、それぞれの箱やスリーブに認証マークもプリントしました。
こうした取り組みを実際にお聞きすると、やはりその産地の花を買いたくなりますよね。
 
次に発表して下さった大沢君は家族4人とパートさん8名で営むバラの生産者ですが、彼の取り組みにも非常に感激しました。認証取得前と取得後で、バラの品質への意識がまるで変ったそうです。その説明をお聞きするだけで、彼のバラを是非購入してみたくなりました。
 
生産現場でのご苦労は花店には中々情報が伝わってきません。でも今回のお話をお聞きして、本当に色んなことが理解出来ましたし、その産地の花へのイメージも変わりました。愛着がわくんですよね。
 
そして次に、花店の代表として、広島の山下氏からフラワーショップみなとでの取り組みのお話し。
 
私は実際に彼のお店にお邪魔した事が有ります。とにかく素晴らしいお店です。品質管理はもちろんですが、日持ち保証販売もしているし、お客様に喜んで頂く様々な工夫もしていました。
 
私がお邪魔した時はクリスマスリースのワークショップをしていたのですが、予約がすぐに埋まるほどの人気でした。
 
そして彼のお話しで一番驚いたのが、母の日後に、お買い上げ下さったお客様をランダムに選んで、お花の状況を電話でヒアリングしている事です。その数が驚くほど多いのです。そうしたアフターの徹底もあるからこそ、お客様から絶大の信頼があるのでしょうね。
 
お花はみなとさんなら安心!と言って頂ける、その為に行ってきた品質管理。それをアピールできるRF認証はまさにバッチリ適していたのでしょう。
 
そして最後は京王グリーンサービスの市川氏。京王電鉄を中心とする京王グループのお花部門。全部で44のお店を持つとても大きな会社です。それゆえにこの認証を取得するにあたり、とても多くのご苦労があったそうです。その中でもバケツの衛生管理が以前と今ではまるで変ったそうです。それをきっかけにスタッフの品質管理への意識も高まり、会社として品質管理マニュアルを作るなど、花の品質が本当に良くなったそうです。
 
お客様への品質保持剤のサービスも行っているので、お客様も以前より日持ちが良くなった実感もあるのでしょうね。スタッフにお花が良く持つと言われるそうです。この言葉、やっぱりうれしいですよね。
 
この様に、RF認証を取得した方達の事例をお聞きすると、アクションを起こした人たちには、確実に良い変化が起きていると改めて感じました。
 
そしてそうした皆さんが集まる事で、どんどん前向きにな気持ちになれました。少なくとも今回の集まりでは、ネガティブなお話しは全くゼロ。むしろ Yes and の会話ばかりでした。
 
今年の4月から、お花の生産向けにJAS認証もスタートします。なぜそんな認証が必要なのか? そんなものなくても・・・。 と思う方も多いでしょう。 もちろん今までなかったのですからそれは当然の意見です。
 
でも、買う側からすれば、支払ったお金に対して、そたの対価は期待します。食べ物なら身の安全の為に認証がありますが、花の場合は、日持ちと言う安心の為の認証であり、キチンと花が楽しめる為の安心の為の認証でもあります。
 
買う時にそのマークがある事で、花に良い事をキチンと守っていると消費者が見てわかるシステム。
 
気が付けば花以外はそうした認証マークはあらゆる物についています。消費者に安心してお花を購入して頂く為にも、こうした認証への理解も今後は必要かもしれません。
 
てゆーか、長い文章、最後まで読まれた方いらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした。 (笑)

年々この時期は忙しくなっています。

卒業や移動、そしてお彼岸など、様々な行事が重なります。

北海道はお墓にまだ雪がある為、お彼岸の仕事は本州ほど忙しくはありませんが、卒業などの花束需要は本当に増えている実感が有ります。

そんな忙しさなので、ご報告が遅くなり巻いたが、今回は「花き日持ち品質管理認証」の集いに参加した時のお話しを・・。

この認証は、リレーフレッシュネス認証とも呼ばれ、略してRF認証と私たちは呼んでいます。

簡単に説明すれば、切花の品質管理をキチンと行っている、生産、輸送、市場、仲卸、花束加工、小売り、それぞれに認証マークを与えるというもの。そしてそのマークはこのよう分かれています。

 

 

見ただけで何となくわかりますよね?

でもこのマーク、簡単には取れません。いくつもの審査項目があり、それをクリアしなくてはならないのです。

 

その項目の中でも特に品質に重要な部分は、必須項目として、一つでもクリアできないと失格となります。

詳細はこちら→

http://www.mps-jfma.net/rf/index.html

 

これらの項目をシッカリと守れば、切花の品質はとても良くなります。そしてそれをキチンと行っている目安としてこのマークがあるのです。

 
この認証は取得する為にお金が掛かります。しかも年会費もかかるし、更新の再チェックもあります。
 
そんなんじゃ、取得する人少ないんじゃない?と思うかもしれませんが、実は全国で2000以上の方達が取得しています。
 
この認証を取得している花屋さんは、当然、同じ認証を取得している市場、仲卸、そして生産者を意識して買おうとします。
たとえばこれはカスミソウの産地。認証取得する為には前処理と言う花の品質保持剤を使うルールが有ります。ちゃんと箱にも記載されてますね。
こちらはリシアンサス(トルコキキョウ)の産地さん。
リシアンサスもちゃんと品質保持剤の使用が義務です。
こちらは君津のブルームネットのカラー。ちゃんと処理をして、通常のカラーよりも日持ちが良く、しかも日持ち保証しています。
こちらは浜松PCガーベラ。生産している自分達のガーベラを日持ちテストして、どの品種が日持ちするのか?も公開しています。
しかも採花日も箱に記載しています。
 
品質への意識が高い産地は沢山ありますが、それをわかりやすくしたのがこのRF認証マークです。マークが付いてないから品質が悪いなんてことは全くなく、あくまでも、品質管理をキチンとおこなっていますよ!というのをわかりやすく印にしたのがこの認証とご理解ください。
 
で、先日このマークを取得した方達が、初めて東京に集まり、様々な事例報告を行いました。その時のお話しをしますね。
 
相変わらず、前置きが長くてスミマセン。(^^ゞ 続く・・・・。 (笑)

過去最高?

テーマ:

今年も花束のご注文がとても多いです。

もしかしたら、当店の過去最高の数かもしれません。

 

おそらく、どこのお花屋さんも同じなのかな?と思いますが、市場のお花も、花束に使いやすい花が高くなっています。

 

典型的なのが、バラ。

いちりんタイプのスタンダードバラよりも、スプレーバラの方が価格が高く品薄です。

 

お彼岸中と言う事もあり、お供えの仕事と送別の花束の仕事で日々大忙し。

 

今月いっぱいこれは続きそう・・。

 

そんな忙しさでは有りますが、今週末は当店で撮影の仕事があり、お店は17時で閉店致します。お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、どうぞご了承下さい。

 

今回の撮影は、お花の水揚げについての動画撮影です。すでにご覧になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりの数を撮影します。追ってそのサイトもご紹介出来るかと思います。

 

さて、前回お話しした品質向上事業の件ですが、少し補足しておきます。

 

この事業は農林水産省から受託して行っているのですが、その受託先が二つありました。

 

一つはMPSジャパンと言う、お花の認証を主に行っている会社。もう一つは日本花き生産協会(略して生産協と呼んでいます)と言う、お花の生産者の協会です。

 

私はMPSジャパンから依頼を受けて参加していましたが、生産協の報告会も先日開催されました。

 

そこでの発表内容につきまして、詳しく説明して下さっているブログが有りますのでご紹介致します。

https://ameblo.jp/awaji-u/entry-12361175620.html

 

このブログをお書きになっている宇田先生は、花業界では非常に有名な方です。

 

花業界についてはもちろん、花の品質に関しても非常に多くの知識をお持ちで、特にカーネーション産業には多大なる貢献をされてきた方です。私と違い、試験研究の結果について非常に詳しくご説明されておりますので、ぜひご参考にしてみて下さい。

 

 

お彼岸です。卒業です。送別です。チョー忙しい季節ですね。
 
札幌の花相場はそれなりに上がっていますが、東京は意外と上がっていません。
 
特にお彼岸商材が厳しい数字です。やはりお墓参りなどが減っているのでしょうか?
 
逆にとても高くなっているのが、スプレーバラとドラセナなどの葉物。まだまだ送別などの花束需要が多いのでしょうね。需要と供給のバランスはいつも考えさせられます。
 
さて前回の続き。
 
私の担当は「全国日持ち保証販売啓発セミナーから見えた花店の未来予想図!」というやたら長いタイトルをつけての説明でした。
 
内容はと言いますと、全国8ヶ所で開催したセミナーの内容報告とその理由、そして参加した皆様から頂いたアンケートと、日ごろ花店や生産者が持つ、品質への疑問や質問の回答などをお話し致しました。
 
今回のセミナーは、8ヶ所すべて私が伺いました。そして会場により、農研機構の市村先生、東日本板橋花きの樋口氏、クリザールジャパンの海下氏、三和陸運株式会社の井上氏、MPSジャパンの松島氏、それぞれお一人が私と一緒にスピーカーを務めました。
 
どの方のお話しも今後の切花品質向上に必要な内容で、私も非常に勉強になりました。
 
私がお話しした内容は、これまでの品質向上事業で得てきた様々な試験研究データの活用方法として、それらデータがどのサイトにあるのか。そして大量にあるそれらのデータからピックアップした物をダイジェスト版として資料にまとめ、それを使用してご説明しました。
 
さらに、参加した皆様から水揚げや品質管理で困っている事や疑問などをヒアリングしてお答え致しました。
 
そう言った品質への不安を取り除き、日持ち保証販売にトライしてみては? と言った啓発活動が主な内容でした。
 
そして最後は、実際に昨年の3月から日持ち保証販売をスタートさせた、株式会社日比谷花壇リテール事業統括部ショップ事業部 部長 大瀧久美子氏から、「日持ち保証販売の取組みと成果について」の事例報告がありました。
 
実はこのご報告、僕がとてもお聞きしたかったお話しで、事前会議でも是非に是非に日比谷花壇さんに来て頂きたいく、お願いしていた裏事情が有ります。(^^ゞ
 
そして大瀧氏から日比谷花壇として、日持ち保証販売に取組みことになった経緯や、社内での諸々・・・。(笑) スタートまでの段取り、そしてその結果などが発表されました。
 
正確には、日比谷花壇にはいくつかのブランドがあり、その中のHibiya-Kadan Styleというブランドのショップがこの日持ち保証販売に取り組んでいます。
 
このショップブランドのコンセプトは「そばにいつも花のある暮らし」と言う事で、まさにホームユース向けのショップブランドと言う事になります。
 
私たち花店は、中々日比谷花壇の仕事の中身を知る機会はありませんし、店舗をジロジロみたり、写真撮ったりするのも気が引けます。ですが今回は、ショップの写真や、様々な企画、戦略的なお話しなどもも交えてお話し下さいました。
 
そして具体的な保証の方法、クレーム時の対応、さらには、こうした保証を通じて更なる取組みとして「♯うち花」をスタートさせた事など、本当に素晴らしい展開のお話しをして下さいました。
 
もちろん、良い話ばかりではなく、日持ち保証販売の課題も3つあげていました。
 
ですが、お客様の反応として、既存顧客からの声、新規顧客の声、花をはじめて買う方の声などもご紹介下さり、やはり日持ち保証販売をして良かったとの結びとしていました。
 
お話しをお聞きしていて、全国で日持ち保証販売している花店共通の言葉が聞けた気がしました。
それは何かといいますと、いつもとても良く聞かれる質問で、日持ち保証販売をすることで売上が上がりますか? と言うのがあるのですが、僕らは「日持ち保証販売したからと言って売上が上がるとは言えません」と答えます。ですが、「日持ち保証販売する事で、スタッフの品質への意識が高まり、お店の花が今まで以上に良くなります。その結果、リピート顧客や口コミ顧客が増えて、結果的に様々な良い効果が生まれます」と言ったお話しになります。
 
今回の大瀧様のお話しをお聞きしていても全くその通りで、日持ち保証販売する事で、新たな「♯うち花」がスタートし、SNSでもジワジワと家にお花を飾り画像をアップする方が増え、お花を買う頻度が増えている消費者が確実にUPしているのです。しかも、オリジナルの切花栄養剤を作るなど、花以外の売上が新たに加わるなどもしています。こうしたトータルの相乗効果のキッカケが日持ち保証販売と言えるのだと思います。
 
日本の花店の9割以上は日持ち保証販売をしていませんし、反論もとても多く聞きます。しかし、業界のアンケートでは、7割以上の方が、日持ち保証販売をすることで、消費は伸びると回答しています。このギャップが縮まらない限り、花業界の低迷はまだ続く気がします。
 
もちろん 私の個人的な意見ですけどね・・・。
 
長々と書きましたが、今回の報告会での重要な内容はこのブログでは書いていません。いつも言うように、参加された方達の特権がありますので、どうぞご了承下さい。
 
ちなみに、全国8ヶ所で開催したセミナーはすべて無料でした。こうした国の事業で開催するセミナーは本当にチャンスだと思います。今後もあるのかわかりませんが、機会がありましたら是非ご参加下さい。
 
次回は同じ日に開催された、リレーフレッシュネス認証を取得した生産者、市場、運送、仲卸、花店が集った初めての会のご報告を致します。