さき「おもしろかったでしょ〜、ハートフルワンダーランド(*1)」
(*1)YouTubeの「ゆる卓」動画。クトゥルフ神話TRPGのオリジナルシナリオ(シナリオ・キーパー川犬、動画作成ゆるりる)シリーズ。ホワイトブラッククリスマスから連続6作のシリーズTRPG。ハートフルワンダーランドはその完結編。ホワイトブラッククリスマス†→命の想さ†→沼男は誰だ?→奇妙な共闘→ぼろぼろな命の想さ†→ハートフルワンダーランド†。(†マークは川犬さんのオリジナルシナリオ)
ひろじ「うん、一気見したけど、おもしろかった。ホワイトブラッククリスマスから4つくらいの連続シリーズになるね。今までの伏線も回収できていて、感動的だった。TRPGでも、こういうの、できるんだねえ」
さき「でしょでしょでしょ! 今回はもう、映画って感じで。ラストのクライマックスシーンは、鳥肌が立っちゃった」
ひろじ「シナリオとキーパーをやってる川犬さんというのは、すごいねえ。動画をまとめているゆるりるさんもすごい能力だし」
さき「もう、ほんと、すごいの! ハートフルワンダーランド、いっしょに見てくれて、ありがとう」
ひろじ「少しずつ更新されるのを見てると、前のこと忘れちゃうんでね。最後まで完結するのを待っていたんだけど、それにしても、今回のは長編だったね。まあ、シリーズの完結編だから、当然かもしれないけど」
さき「このシリーズのことだっから、いくらでも語ることがあるよ」
ひろじ「あわてず、ゆっくり話してもらおうかな。ぼくも、さきくらいのとき、石森章太郎のマンガが大好きで、友達にその凄さを熱く語っていた。何時間でも話せたよ。なんだか、思い出した」
さき「じゃあ、今回は、少しずつその話をしようっと。ところで、このマンガは謎なタイトルだね。<ラオコーン>って、何?」
ひろじ「昔の彫刻で<ラオコーン>っていうのがあるんだ。それを題材にした有名な芸術論の本があってね。大学生のとき、あれこれと乱読しているとき、たまたま大学の図書館で読んだんだ」
さき「お父さんって、理系でしょ? 芸術の本なんか読むの?」
ひろじ「べつにいいじゃん。いろんなことに興味があったし、自分でもマンガやイラストを描いていたからね。ちょっと興味があって、読んでみたんだ」
さき「その本を、このマンガのタイトルにしたの? なんか、わかんないな」
ひろじ「まあ、そうだろうね。このマンガを読んだ人は、だれも気がつかなかったと思うよ。もう昔のことなんで細かいことは忘れちゃったけど、その本の芸術論にすごく反発を覚えて、このマンガを描いたんだ。だから、その芸術論のアンチテーゼというつもりで、タイトルを<ラオコーン>にした。その芸術論の一部は、作品中にちょびっとだけ、アンチテーゼとして紹介しているけど、ぼくの中で完結している内容だから、読者に読み取ってもらう意図はないよ。マンガとしておもしろく読んでもらえればいいと思ってる。まあ、若かったから、熱い想いが先走ってたかもね。全部で20pの作品だから、2pずつで10回連載の予定だよ」
さき「あー、でも、こういう思わせぶりなオープニングって、かっこいいよ。わたしの好きなTRPGもかっこいいナレーションで始まるのが多いもん。やっぱ、最初に<わあ、すげーっ>って思えないと」
ひろじ「それはうれしい感想だね。たしかに、それは意識したなあ」
さき「タイトルは、自分で描いたの?」
ひろじ「そうだよ。タイトル字をイラスト化するのって、この頃よくやっていたんだ」
さき「ちゃんと、ラオコーンって読めるね。こういうのも、楽しいな」
ひろじ「でも、けっこう大変だよ。最後の<ン>はちょっと苦しかったかも。まあ、それまでの<ラオコー>で予想できるけど」
さき「これは、<おしなひょう>のペンネームで描いてるのね」
ひろじ「うん。本名で描いたのは、大学卒業のときに書いた『意識の森』が最後かな。この作品は、いずれ、ここにも掲載するよ。最近、さきと夢の話をすることが多くなったから、この作品も楽しんでもらえるかな。さきも、最近はペンネームを使ってるよね」
さき「ペンネームじゃなくて、キーパーネームね。TRPG関係のことをするときに使う名前<るあいな>っていうの」
さき「これはね、ホワイトブラッククリスマスから始まる、ゆる卓の動画シリーズを1枚にまとめたの。ツイッターであげたら、なんと川犬さんとゆるりるさんに<いいね>してもらったんだよ。感動しちゃった! 右上のボイスレコーダーが<ぼろぼろの命の想さ>で、その下の写真が<沼男>。そのすぐ下が<命の重さ>、その右下の2枚が<ホワブラ>、真ん中の一番上が<沼男>、真ん中の一番下が<共闘>、真ん中の真ん中が<ぼろぼろ>、左下も<ぼろぼろ>、左上が<ハトフル>だよ」
ひろじ「いいなあ、そういうの。ネットとかない時代だと、イベントで出会うくらいだったんだけど、今はネットでどんどん交流できる。ぼくも、こういう時代に生まれたかったよ」
さき「まだ、おそくないよ。お父さんもネット使えるんだから、これからだよ」
ひろじ「そうだね。ぼくもさきの見ているユーチューバーみたいに、自由に活動してみたいな」
さき「どんどんやれば、いいよ。わたしも、毎日、楽しいもん!」
ひろじ「そうだね、この短い期間に、オリジナルのクトゥルフ神話TRPGシナリオを何本か書いて、ぜんぶキーパーしたんだろ?」
さき「うん。川犬さんみたいなすごいのは無理だけど、どんどんアイディアが湧くから」
ひろじ「ぼくも<ラオコーン>を描いている頃は、いくらでもアイディアが湧いたなあ」
さき「じゃあ、描けばいいんじゃない?」
ひろじ「うん。シンプルだね。たしかに、シンプルイズベスト、かな。さきみたいに、ばりばり活動するぞ〜!」
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