ひろじ「いや、昨日、<遊>で放送大学の実験準備をして、疲れてるの。近くのコーナンやダイソーまで、2往復して1万歩以上歩いたし」
さき「それはたいへんだったねえ」
ひろじ「それはもう。今日は朝から、くた〜としてしまった。月曜が仕事のない日で、本当によかったよ」
さき「いいな。私は学校があったよ」
ひろじ「木曜日には、また放送大学に下準備に行かないといけないし」
さき「今年は多いね」
ひろじ「うん。今年から移転して場所が新しい建物に変わったからね。でも、ちょっと実験室に思わぬトラブルがあって、それを解決するのに、木曜日にまた行かなくちゃいけなくなったんだ」
さき「じゃあ、木曜もくた〜っとするのかな。次の日は仕事じゃない?」
ひろじ「まあ、実験準備はないから、なんとかなるかな」
さき「ところで、最近描いているマンガ、カラーだね」
ひろじ「ああ、これかい。まだ、いろいろやっているのの一つだよ。これは、以前、白黒である程度まで作った作品のリメイクなんだけど、せっかくだからカラーにしようかなと思って。やってみたら、とてもたいへんだったけど・・・『科探隊新シリーズ』とか『さりと12のひみつ』みたいな色使いで塗るから、むちゃくちゃ手間がかかる、というほどでもないかな。とはいえ、塗り始めると、デジタル仕上げなので、どこまでも手を入れられちゃうのが怖いな。納得のいくまでやると、終わりが見えなくなちゃう。自分の中で<ここまで>というラインを設定しておかないと・・・」
さき「わかる〜」
ひろじ「今はいろいろお試しで活動再開しているから、どの作品もすぐに公開というわけにはいかないけどね」
さき「さりのあの話も、進んでる?」
ひろじ「あれは8月半ばまで、予定通りバリバリ進んでいたけど、ほら、Macのフリーズトラブルで、最近まで2ヶ月以上、なにもできなかったじゃない。だから、止まったまま。そちらもじきに再開する予定だけどね。マンガ制作は古いMacを使っているから、物理的にはそのまま活動を続けることはできたんだけど、トラブルシューティングで毎日が賽の河原みたいで、精神的に余裕がなかったんだ」
さき「今は直ったの?」
ひろじ「それがまだ、続いているんだ。でも、明確な方針が立ててあるので、前みたいに毎日フリーズして右往左往することはなくなったけど。このまま、何事もなく元通りになるといいとは思うけど・・・どうしようもなくなったら、買い替えってこともありえるかな」
さき「今回のわたしの絵は、これにして」
さき「そう! ホワブラのNPCはルルハリル、リリエルとこのメイドだけだから、一応全部イラストにしておかないと」
ひろじ「色が塗ってないのは?」
さき「TRPGをする当日になって、これいるやん、と気づいて、このメイドの絵と、エンディングの絵を慌てて描いたの。だから、色を塗る暇がなかったわけ」
ひろじ「あー、TRPGあるある、だね。NPCがたくさん登場するシナリオだと、絵にしないNPCもいるし。ぼくたちがやったときも、重要でないNPCはキャライラストなしでやったよ。でも、そうすると、イラストのあるなしで、重要なキャラかそうでないかわかっちゃうから、できる限り描いておかないとねえ・・・」
さき「そうなんだよ。ホワブラは登場人物が少なくて、本当によかった。でも、余裕があれば、その2枚も色をつけたかったな」
ひろじ「白黒は白黒で、濃淡をつけたり、トーンをつけたり、結局手間はかかるんだけどね。例えば、アメリカの新聞連載のマンガはほとんどオールカラーだよ。白黒じゃあ、読んでもらえないのかもね。『ブーンドックス』(*)なんて内容重視だから、フルカラーにしなくてもよさそうだけど」
さき「わたしもカラーの方が、見る分にはいいな。描くのは、やっぱりカラーの方が大変だけど」
ひろじ「おっと、もう時間だ。夕食を作ってくるよ」
さき「今日はお父さんの当番だね。何かな」
ひろじ「ないしょ」
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