ずっと感じてた欠乏感や寂しさは小さな頃にもらえなかった（と思っている）愛情。
感動する話とか言葉に私はすぐ涙してしまう。
歳のせいかな？って思ってたんだけど
どうやら小さな頃に母親に愛情をもらえてなかった（と思っている）
からだと気づいた。
だから人と接したときに
「この人とずっと話していたいなあ」
「とってもあったかいなあ」「安心するなあ」って
感じる人にはまた会いたいと思う。
何かの時に思い出して会いに行きたくなる。
なんでかなあって考えたら
「あったかい」「安心する」と感じたときの感覚が
小さな頃、多少なりとも感じてた母親に対するものだとわかった。
寂しさを感じてるから泣きたくなるし
人の温かさに触れると安心する。
ああ、私、そうなんだねえって自分に言ったら
胸の奥がギューってなって喉が締め付けられるような、
なんとも言えない切ない気持ちになった。
いまでも私は母親からの愛情を求めているのかも。。
きっと、多分、母親は自分なりの愛情表現をしていたのかもしれない。
でもあの頃の私にはわからなかった...。
人間関係でキツイ言い方や攻撃してくるような人に
異常に反応するのも、両親に対する、
「もっと優しくしてよ」「もっと笑ってよ」
そんな気持ちだったのかもしれないなあ。
そういう育ち方をしたせいか、同じように私も子供に
愛情を持って育ててあげられなかった。
仕事を理由に生後数ヶ月から私の母親に預けた。
もしかしたら私が感じてた寂しさを
子供も味わっていたのかもしれない。
寂しいから愛情や温かさがほしいと
ずーっと思って生きてきたのだと思う。
優しくしてほしい、そばにいてほしい
そういう感情がいつもあったような気がする。
じゃあ、この欠乏感をどうすればいいか。。。
ほしいと思っている、優しさや温かさを、今まで与えてあげられなかった、
自分の息子に、私からあげてみればいいのかと。
旦那さんに対しても同じ。
どこか、気を使ってた。
きっとこれが優しさなのだろうな、と感じても
「私は愛情をもらえない」と思ってるから
受け取れないし逆に跳ね返したりして...。
私の母親が父親に接していたように
また私も同じように旦那さんに接していた。
そこに気づいたときは本当に、”はあ〜、そうだったかあ”って
安堵の気持ちでいっぱいだった。
心のことを学んでカウンセラーになっても
ずっと、なにか、自分にも解けない心のしくみが
どこかにあるような気がしてた。
「寂しさ」を自覚できるようになったのは
近所のおばさんのおかげ。
ときどき野菜やご飯のおかずを持ってきてくれるんだけど
そのとき必ず私の心身の状態をみてくれるのです。
不思議なんだけど「心が寂しいって言ってるよ」と言われたことは
何度かあって、最初はよくわからなかったけど
あるとき”安心感を持ててないな”って感じたのです。
それはなんでだろうっていつも頭の片隅にはあったから
”安心するときはどんなときだろう”と考えてはいた。
気づけば、やっぱり母親かあ！
そういう私も母親と同じなのかもなあ！
心のことを学ばなければ気づくことはなかったこと。
もやもやが一気に晴れたような気分ですね。
私から先に愛してみよう。
そして「優しさや温かさ」をあげよう。
気づきはその先の一歩踏み出す”力”をくれる。
気づいても、悔やんで自分を責めてそこに留まるだけじゃ、
自分を癒すことはできないのかもしれない。
その欠乏感や不足感はなぜだろう？
自分の内側を知ることは大事だね
日々のちょっとしたお悩みにお返事にしてます。
お気軽にどうぞ＾＾
