本音は人の心を動かす | 大切なものを大切にする生き方

大切なものを大切にする生き方

時間、労力、お金、愛
すべてエネルギーです
自分を満たして、感謝や幸せを感じていく生き方に。

弱い自分、恥ずかしい自分、情けない自分を隠そうとすると
「本音」が見えなくなってしまう。
 
「本音」は心の奥にある。
 
 
心の声を聞いて 自己を解放し 楽に自由に生きていく 
 心屋流心理カウンセラー ゆりい(齋藤ゆりえ)です。
 
 
 
 
人の言動に嫌な感情を抱いたとき、それ、してほしくないと感じたとき
「ほんとうは...」の気持ちではなく、相手をどうにかしたい、自分の
思い通りにしたい気持ちになったりすることないでしょうか。
 
 
私はよく、そういう気持ちになることがありました。
 
 
わざと強い口調になったり、回りくどい言い方したり
こんな怖いことが起きるよとちょっと脅したり。
 
 
意外と無意識に言ってたように思う。
 
 
「本音」を言ったらどうなりそうで怖いのか。
 
 
ほんとうは弱くて情けなくて怖がりなのに
それを知られてしまったらバカにされるかもしれない。
 
上から目線で、あの頃の母親に扱われたような気がしてしまう。
 
 
だからそうならないように、自分の本音がバレないように
人と距離をとってしまってた。
 
うまくコミュニケーションがとれなくなった。
 
 
ほんとうはどこかで自分の本音がなんなのかわかってる。
 
 
だからそれに気づいたら、怖いけど、そっと差し出してみよう。
 
 
 
私は先日、息子との会話で、今はそれしてほしくない、嫌だなと思うようなことがあった。
 
思ったけど、強がって、逆のことを言ってしまった。
察してよと言わんばかりの口調で。
 
 
息子の機嫌がみるみるうちに悪くなって
「あっ、またやってしまった,,,」と思ったときはもう遅くて
会話にならなくなった。
 
 
 
とっさに、どう言えばわかってもらえたんだろう。。
 
息子がそうしないようにするにはどうすればいいだろうと
コントロールすることを考えてしまった。
 
 
ふと、
 
ああ、私、怖いんだなあ。
 
それを感じたら、弱い、情けない自分がひょっこり出てきた。
 
 
私は家族に弱い自分を見せることができていなかった。
 
 
これは少し前から自分で気づいたことでもある。
 
 
強がって粋がって「本音」を見せないように、そこにエネルギーを使ってきた。
 
 
息子に、
今はそれをされたら私が怖い。
ほんとうはお母さん、すごく弱いんだ。
あんな言い方してごめんね。
 
そう言ったら涙が溢れてきた。
 
 
私は息子の表情を見ることができなくて
どんな顔をしてたのかわからない。
 
 
息子は、
 
なんで弱いとダメなの?
弱くていいんじゃね?
 
 
その言葉を聞けただけで不思議と、私の中から怖いと思ってた気持ちが薄れていった。
もうどうでもいいことのように感じた。
 
 
その数日後、息子は予定を延期してくれた。
 
素直に「ありがとう」と言えた。
 
 
 
これをきっかけに息子の表情や態度がとても頼もしく感じられるようになった。
 
 
今まで弱い自分じゃバカにされる、見下されると思い込んでたけれど
そんなことはなかった。
 
むしろ、みえている世界が変わったように感じる。
 
 
「本音は人の心を動かす」
 
 
これは全ての人間関係に言えることだと思う。
 
 
人とのコミュニケーションが上手くいかない
 
強がって否定的なことや責める言い方をしてしまう
 
 
そんなとき、私は何を怖がってるんだろう
どんな自分をダメだと思ってるんだろう
 
それを見せてしまったらなんて思われるだろう
 
そこに「本音」が隠れてるのかもしれないね。
 
 
「本音」はこれまで生きてきた人生で隠そうとするほどの
弱くて情けなくて恥ずかしい、そんなやわやわで
壊れやすいものだから、ぶつけるのではなく、そっと差し出そう。
 
本音を言っても、ときには、何も変わらないこともあるかもしれない。
それでも、言えた自分にOKを出そう!
 
 
怖いことはおきないよ^^
 

 

 

 

 

 

 

 🌳ゆりいのプロフィールはこちら
 🌳個人カウンセリング詳細、お申込みはこちら

 

 

 

日々のちょっとしたお悩みにお返事してます。

お気軽にどうぞ^^