雨すごいですね。
朝の4:10、お風呂の中から投稿中。
最近、患者さんに説明しているときに感じたこと綴っておきます。
患者さんの認識と、我々の認識が近いところまで重なれば、共通言語を以て同じ方向(改善)へ向かえるはずなのですが、私の説明が及ばないのも手伝って、微妙な齟齬が起きているように思います。
患者さんの認識
『骨がずれているから痛くなる』
このフレーズが皆さんの頭の中にこびりついているみたいに感じます。
では治療をすることは…
『関節をまっすぐに整えて治す』
骨がずれているから悪いのであれば、このように考えること、よくわかります。
私の認識
『骨がずれていない人はいない』
『生理的な関節運動を取り戻す要件が整えば改善する』
おそらくですが…
医療現場が長らく発してきた、
かたちの異常が原因説(レントゲン・MRIなどの画像診断)が主流の考え方になっていることが一因していると思われます。※1
あとはBSのサプリやコルセットのCMで流され続けている映像も極端で、そう思わされてしまいますね。
これをもとにマンガ的な考え方だと
ずれている⇨ボキっと矯正すれば治る…となってしまうのかもしれませんね。
では、正しいところへ矯正する正しいところとはどこでしょうか?
私が思う
正しいところは、位置ではなく、状態です。
前述したように、骨がずれていない人はいないんです。
実際に実験されている事実ですが、痛くない人にレントゲン、MRIの検査をしたとしましょう。健康なほとんどの人が骨ずれていると言われてしまう結果です。
骨がずれているとか関節の隙間が、または軟骨がすり減っているから…が原因だとすれば、痛いときと痛くない時の画像は違う結果にならないと説明が成立しませんよね。
では、関節の正しい状態とはどのような状態でしょうか。
私が思う正しい状態とは《生理的な範囲で動きがある状態》だと思います。それには条件があります。
・関節は単一運動することなく、全体のバランスの中で連動する。
・お水袋である人間の個体は水分を摂り、流し、老廃物を排出することが前提。
・熱を保ち(体内温37℃)発熱、保温、排熱を繰り返していること。
生活に置き換えると
・偏りない適度な運動をする。
・栄養、水分を適切に摂取すること。
・十分な睡眠をリズムよくとること。
誰でも知っていることですよね!
それは解っているけど、現実的には難しい…という方のお手伝いを我々が行っていると思います。
これ以上の難しい理屈は、ややこしくなるので割愛しますが、骨がずれていてもバランスが取れる。
一定の動きが獲得されていれば生理的な状態と思ってください。
私は臨床の現場でよく言っています。
「関節はずれていても動いていれば大丈夫」
聞いたことある方、たくさんいると思います。
治療の目的は、痛みが出ている場所の骨がずれていることを整えるだけでなく、全体のバランスの中で関節連動が成立する状態を作る事です。
そのために生活習慣の中に潜む要因を指摘させていただくこともあります。
必要な栄養についてお話しすることもあります。
耳が痛いことを敢えて、しつこく言うこともあります。
患者さんたちの健康の為とご容赦くださいね(^-^;
まとめます!
『骨がずれていても、それが原因ではありません!』
関節が正しくうごいてればいーですよーってことです(^^)/
みなさん、それぞれにお身体のお悩みがあると思います。
私の拙い文章で、よりご不安になられる方もいらっしゃるかと心配もあります。
なにかお悩みがあれば何でもお聞かせくださいね!
今日も半日、頑張りますよ!
えいえいおーーー!
※1. 画像診断は大切な検査です。誤解ないように捕捉すると、例えば腰の痛みの8割以上は画像認識できない症状であり、1割強が狭窄症、ヘルニア、すべり症…等の画像で検知される疾病です。つまり8割以上の方が画像検査で問題ないと言われ、安静・固定・投薬の対症療法を強いられている現実です。その時に説明されるのが「背骨の隙間が…」「背骨がずれていて…」「筋肉が弱い…」「太りすぎ…」みたいな話で、私は???と思います。
過去記事
・腰痛のほとんどは非特異性腰痛
https://ameblo.jp/hamachouritz/entry-12382405951.html ・特異性腰痛は治る?!
https://ameblo.jp/hamachouritz/entry-12382830935.html