今回は、当院の専門コース【バレエ整体】から。
「手術したはずの足がまた痛む…」と、深い悩みを抱えて遠方から来院されたダンサーのお話です。

【リッツの臨床ノート Vol.24】
カテゴリー:バレエ整体
テーマ:手術後も再発した足首の痛み。原因は「右肩の下がり」と「回転の遠心力」でした。

【患者さんのお悩み 】

30代・女性ダンサー(数年前に右足三角骨の手術歴あり)

「レントゲンでは問題ないのに、また同じような痛みが再発しました」

「ルルベをすると足首の後ろが詰まり、無理していたら、何もしなくても疼くようになってしまって…」

【私の考察(探偵業務) ️‍♂️】
エコーや触診で確認すると、確かに右足首のアライメント(骨の並び)は崩れていました。
しかし、なぜ崩れたのか?

全身を観察すると、「右肩」が極端に下がっていることに気づきました。 「首や肩に違和感はありませんか?」と聞くと、「そういえば肩こりがひどいですが、足が痛すぎて気にしていませんでした」とのこと。

そこで私は、ある一つの仮説を立てて質問しました。
「ピルエットやフェッテで回る時、頭が振られる感覚はありませんか?」

彼女はハッとして答えました。
「あります! 首が回らなくて、遠心力で頭が収まらないんです」

【解説:負の連鎖メカニズム ✍️】
1️⃣ 首・肩のロック: 右肩が下がり、胸鎖関節(鎖骨の付け根)がズレていることで、首の回旋が制限されていました。
2️⃣ 回転の崩壊: フェッテなどで回る際、顔(スポット)を素早く残せないため、頭が遠心力で外に振られてしまいます。
3️⃣ 足への激突: 振られた頭の重さと遠心力が、軸足である「右足首」にガツンと乗りかかり、手術後のデリケートな関節を再び破壊していたのです。

【当院でのアプローチ ✅】
足だけを治しても、この「回転の癖」が直らなければまた再発します。

全身調整: 右肩の下がりを治すために「胸鎖関節」を矯正。
さらに、股関節と肩関節のバランスを整え、首がスムーズに回る状態を作りました。

足部の整復: ズレていた「距骨(きょこつ)」と「舟状骨(しゅうじょうこつ)」を丁寧に整復し、テーピングで安定させました。

【その後の変化 ✨】
施術後、その場でピルエットを回ってもらうと…
「痛くない! 頭がスッと入って、綺麗に回れます!」
足の詰まりが消えただけでなく、回転の軸が見違えるほど安定しました。

【アフターフォロー(LINE活用) 】
遠方で舞台も控えているため、ご自身で巻けるテーピング指導と、CBDオイルでのケアをお伝えして送り出しました。
私はいつも、施術後の患者さんのお身体がどうなったか心配でなりません。

すると二日後、LINEで嬉しいご報告が。
「痛みは半分以下になりました! ピルエットもバッチリです!」

この報告をいただけたことで、次の段階の注意点などをすぐにお伝えすることができました。

【まとめ 】
足の痛みは、足だけの問題ではありません。
当院の【バレエ整体】は、踊りの中の「動き」から本当の原因を見つけ出します。

そして、当院の公式LINEは予約のためだけではありません。
施術後の不安や経過報告など、いつでも繋がれる「安心のホットライン」として、ぜひご活用ください。
可能な限り、即時対応でサポートします!

今回は、出産という大仕事を終えたママさんから必ずと言っていいほど相談される、あのお悩みです。

【リッツの臨床ノート Vol.23】
カテゴリー:産後骨盤整体
テーマ:体重は戻ったのに、妊娠前のズボンが入らない理由

【患者さんのお悩み 】

30代・女性(産後3ヶ月)

「妊娠前の体重にはほぼ戻ったのに、昔履いていたデニムが骨盤で引っかかって入りません」

「抱っこ紐をしていると腰が砕けそうで、立っているのが辛いです」

【私の考察 】 「太ったから入らないんだ」とご自身を責めていましたが、決してそうではありません。
お身体を拝見すると、脂肪がついているからではなく、「骨盤の物理的な幅」が広がったままであることが原因でした。

【解説:なぜ骨盤は広がるのか?(生理学的メカニズム) ✍️】
これには、明確な理由があります。

1️⃣ ホルモンの影響: 妊娠中から産後にかけて「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤周りの靭帯(じんたい)を緩めます。
これは赤ちゃんが産道を通り抜けるために必要な反応です。
2️⃣ 構造の変化: 靭帯が緩むことで、骨盤は左右に開き、物理的に「横幅」が広くなります。
3️⃣ ズボンが入らない理由: 体重(脂肪や筋肉の量)が戻っても、身体の「フレーム(骨格)」自体が広がったままであれば、当然、以前のサイズの服は通りません。

さらに、このグラグラと不安定な骨盤を支えるために周りの筋肉が過剰に緊張し、頑固な腰痛を引き起こしていたのです。

【当院でのアプローチ(産後骨盤整体) ✅】
ダイエット(脂肪燃焼)の前に、まずは「フレームの修復」を行いました。

骨盤の引き締め: 開いてしまった「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」や「恥骨結合(ちこつけつごう)」を正しい位置に調整し、物理的な横幅を締めていきます。

筋バランスの調整: 妊娠中に弱ってしまったインナーマッスルを使える状態にし、骨盤を内側から支えられるようにしました。

【その後の変化 ✨】
5回目の施術後、「先生、例のデニム、ボタンが閉まりました!」と嬉しいご報告をいただきました。
骨盤が安定したことで、抱っこ時の腰痛も劇的に軽減されています。

【まとめ 】
産後の体型変化は、努力不足ではありません。
ホルモンと出産による「骨格の変化」です。

この靭帯が柔らかい産後の時期(特に産後2ヶ月〜1年以内)は、骨盤を整える「ゴールデンタイム」でもあります。
無理なダイエットをする前に、まずは広がったフレームを元に戻してあげましょう。

ママの笑顔と健康を守るために、私たちが全力でサポートします。

ちなみに私は肥満体質で最高86kg
プロフェッショナルダイエットアドバイザーのライセンスも持っていますので、自分の経験も踏まえてダイエットのご指導もさせていただきます

今回は、当院の専門コース【バレエ整体】から。
力任せに踊ってしまいがちな、男子学生さんへの重要なアドバイスです。

【リッツの臨床ノート Vol.22】
カテゴリー:バレエ整体
テーマ:「体幹を使え!」は、「腹筋を固めろ」という意味ではありません。

【患者さんのお悩み 🩰】

中学生・男子・バレエ歴5年

「先生から『もっと体幹を使って!』と注意されます」

「言われた通り、お腹にグッと力を入れて踏ん張っているんですが、逆に動きが硬いと言われてしまって…」

【私の考察 💡】
彼は真面目であるがゆえに、「体幹を使う=お腹の筋肉を固めること」だと誤解し、身体をロックさせていました。
筋肉を固めると関節の自由度が奪われ、バレエに必要な「しなやかさ」や「軸の修正能力」が失われます。

本来の体幹(コア)とは、意識的に固めるものではなく、「骨格が正しい位置にあれば、自然と機能するもの」なのです。

【解説:体幹が機能する「骨格の条件」 ✍️】
その重要な鍵となるのが、「頭の位置」です。
「耳の穴と鼻の先を結んだライン」を、地面と水平にする。 この頭位が保たれると、生理的な反応として骨盤が自然と立ち上がり、背骨の配列が整います。
この状態こそが、深層筋(体幹)が最も効率よく身体を支えている状態です。

【⚠️ しかし、ここで重要な「条件」があります】
この身体の反応を利用するには、「骨格そのものが正常に動くこと」が大前提です。

もし、
❌ 首(頸椎)や背骨の可動域が狭い
❌ 骨盤の関節(仙腸関節)の動きが悪い
❌ 股関節が正しい位置に収まっていない

このような機能不全がある状態で、いくら頭の位置を意識しても、連動性は生まれません。
身体の構造が整っていない状態で、正しい使い方はできないのです。

【当院でのアプローチ(バレエ整体) ✅】
彼の場合も、テクニックの指導以前に、まずは「身体の機能改善」から始めました。

骨格調整: バレエ特有の動き(アン・ドゥオールなど)に耐えうる、生理的な骨格の可動域を確保します。
首、背骨、骨盤の制限を取り除き、連動が起こる状態を作ります。

動作指導: 身体の機能が整った状態で初めて、先ほどの「頭の位置」を意識してもらいました。

【その後の変化 ✨】
「あ、お腹に力を入れてないのに、軸がブレない!」 骨格が整った状態で正しい意識を持つことで、初めて身体はその機能を発揮します。

【まとめ 📝】
知識として「身体の使い方」を知っていても、それを実行できる「身体の状態」になければ、パフォーマンスは上がりません。

「やり方は合っているはずなのに、うまくいかない」 そんな時は、努力不足ではなく、骨格のコンディション(可動域やアライメント)に問題があるケースがほとんどです。

当院のバレエ整体で、まずはあなたの身体を「正しく動ける状態」にリセットしませんか?



『リッツの臨床ノート』、第21回をお届けします。

今回は、テレワークの普及と共に急増している、ある「現代病」について。

【リッツの臨床ノート Vol.21】
カテゴリー:リッツ整体
テーマ:あなたのお尻、「椅子の形」に固まっていませんか?

【患者さんのお悩み 】

40代・男性・完全テレワーク

「通勤がなくなり、一日中自宅のデスクに座りっぱなしです」

「腰も痛いですが、最近、お尻がベタッと平らになって、冷たく固まっている気がします…」

【私の考察 】
最近、このような方が本当に増えています。
通勤という「歩く時間」すらなくなり、お尻の筋肉が自重で押し潰され続けた結果、血流が途絶え、「座っている椅子の形」に形状記憶されてしまっているのです。

【解説:お尻が記憶喪失に? ✍️】
1️⃣ 殿筋健忘症(でんきんけんぼうしょう): お尻の大殿筋は、本来は歩くための強力なエンジンです。しかし、座りっぱなしで潰されていると、脳が「お尻はただのクッションだ」と勘違いし、力の入れ方を忘れてしまいます。
これを専門用語で「殿筋健忘症」と呼びます。
2️⃣ 不調の連鎖: エンジン(お尻)が動かない分、腰や太ももが代わりに頑張りすぎてしまい、頑固な腰痛や代謝低下を引き起こすのです。

【当院でのアプローチ(リッツ整体) ✅】
固まったお尻は、ただ揉むだけでは奥まで届きません。
そこで、「深部温熱」と「構造改革」を組み合わせました。

ラジオ波温熱療法: まず、手技では届かない深層筋に「ラジオ波」をあて、深部からトロトロに温めて緩めます。
冷えて固まった油を溶かすイメージです。

骨盤矯正: 緩んだところで、倒れてロックしていた骨盤(仙腸関節)を調整し、エンジンがかかりやすい正しい角度に戻しました。

【まとめ (予防の具体策)】
施術後、「お尻がポカポカして、久しぶりに感覚が戻った!」と喜んでいただけました。

ご自宅では、仕事の合間に「立ってお尻の穴をキュッと締める(5秒キープ)」運動をお願いしました。
これだけで、脳に「お尻は筋肉だよ!」と思い出させることができます。

「座り仕事だから」と諦める前に。
ラジオ波で深部からリセットして、眠ったエンジンを再起動させませんか?



今回は、当院の専門コース【バレエ整体】から。
バレエを頑張る学生さんなら一度はぶつかる、あの「感覚」のお話です。

【リッツの臨床ノート Vol.20】
バレエ整体 テーマ:「引き上げ」は、筋肉じゃなく”神経”で鍛える。

【患者さんのお悩み 】

高校生・バレリーナ

「先生に『もっと引き上げて!』と言われるけど、感覚が分かりません」

「あばらを締めようとすると肩が上がるし、ルルベ(つま先立ち)でふくらはぎがパンパンになる…」

【私の考察 】
彼女は一生懸命、腹筋や背筋を鍛えていました。
しかし、問題は「筋力が足りない」ことではなく、「スイッチを入れる場所が違う」ことでした。

「あばら」「みぞおち」「下っ腹」。
これらを個別に意識しようとすると、どうしても力んで肩が上がったり、アウターマッスルが固まったりしてしまいます。
本当に意識すべきは、もっと奥にある*骨盤底筋(こつばんていきん)」です。

【解説:なぜ骨盤底筋なのか? ✍️】
1️⃣ 自動スイッチ: 骨盤底筋(お尻の穴の奥にある筋肉)が締まると、連動して自然と「下っ腹」に入り、「みぞおち」が安定し、「あばら」が締まります。
2️⃣ 運動神経の再教育: 筋トレというと「重いものを持ち上げる」イメージですが、バレエ整体で指導するのは「脳からの指令を、正しく筋肉に伝える(神経を通す)」トレーニングです。
これは、小さな負荷で回数をこなす方が効果的です。

【当院での提案(感覚入力ドリル) ✅】
「引き上げ」の正体を身体に覚え込ませる、簡単なドリルを指導しました。

▼【タオル(ボール)挟みドリル】

仰向けで膝を立て、内ももにタオルかボールを挟みます。

内ももを閉じていきます。(お尻が浮きそうになる感覚があればOK)

【ここが重要!】
その「お尻が浮きそうな感じ」を、あえて床に押さえつけるように我慢しながら、内ももを閉じ続けます。

すると…下っ腹やみぞおちに、グッと力が入るのが分かりますか? この感覚こそが、正解の「引き上げ」です。

【まとめ 】
この感覚を、
①仰向けで膝立て →
②仰向けで脚を伸ばす →
③立って行う
とステップアップさせることで、踊りの中でも使えるようになります。

「引き上げなきゃ」と力むのではなく、正しいスイッチをパチンと入れるだけ。
当院の【バレエ整体】では、こうした「感覚の翻訳」を行い、あなたのパフォーマンスをサポートします。

感覚が掴めないダンサーの皆さん、ぜひ試してみてください。

『リッツの臨床ノート』、第19回をお届けします。
カテゴリーは「アスリート整体」です。

今回は、病院での診断と、実際の痛みのギャップに苦しんでいた、あるテニス愛好家のお話です

テーマ:「テニス肘じゃない」と言われたその激痛。内側が痛む”本当の理由”

【患者さんのお悩み 】

40代・男性・テニス愛好家

「テニスをするたびに右肘の内側が痛くて病院に行ったんですが…」

「医師からは『外側じゃないからテニス肘(上腕骨外側上顆炎)ではないね』と言われ、湿布をもらっただけ」

「でも、プレーするとやっぱり痛いし、むしろ悪化している気がして…」

【私の考察 】
一般的に「テニス肘」というと「外側(バックハンドエルボー)」を指すことが多いため、そう診断されたのでしょう。
しかし、臨床現場では「内側」を傷めるテニスプレイヤーも非常に多いのです(いわゆる野球肘と同じ箇所)。

これは、フォアハンドやサーブ、スマッシュといった「腕を曲げる動作」で、肘の内側に強烈な牽引力がかかっている証拠☝️
私は原因を3つのレベルで分析しました。

1️⃣ 道具: ガットが硬すぎる、あるいはラケットのスペックが現在の筋力に合っていない。
2️⃣ フォーム: 打点が体に近すぎて、肩や体幹を使えず、肘から先だけで振る「手打ち」になっている。
3️⃣ 身体の連動(最重要): 全身のバランスが崩れ、踏ん張りが効かず、運動連鎖が肘に負担がかかっている。

【当院でのアプローチ(専門的施術) ✅】 恐縮ながら道具やフォームのアドバイスもしつつ、私は「身体の構造改革」に全力を注ぎました。

組織修復: 既に微細断裂を起こしている肘の内側には、『ショックマスター(圧力波)』を照射し、組織の再生を強力に促しました。

全身調整(私の視点): ここがポイントです。右肘のバランスを取るために、あえて「対側(左側)の膝」からアプローチしました。
投球やスイング動作は、対角線の連動(クロスモーション)で成り立っています。
左膝の踏ん張りを整えることで、右肘への負担を劇的に減らすことができます。

筋膜リリース&ホームケア: 肩甲骨から指先までの癒着をトリートメントし、ご自宅では『CBDケアオイル』で練習後の炎症鎮静をお願いしました。

【その後の変化(寛解) ✨】
施術開始から2週間(6回目)。
「先生、今日はテーピングなし、アームスリーブだけで最後まで楽しむ事ができました!」と、嬉しい報告をいただきました。

【まとめ 】
診断名が何であれ、そこに痛みがあるなら、必ず「構造的・機能的な原因」があります。

「テニス肘じゃない」と言われて行き場を失っていた痛み。
肘だけでなく、膝や道具までトータルで見直すことで、解決の糸口は見つかります。
諦めずに、一度ご相談ください。

『リッツの臨床ノート』、第18回をお届けします。

今回は、腰の張りを訴えて来院された患者さんのケースから、身体のバランスについてのお話です。

テーマ:腰が張るのは、上半身が「頑張りすぎている」からかもしれません。

【患者さんのお悩み 】

60代・女性

「常に腰が張っていて、重だるい」

「健康のために歩くようにしているが、ももの前側が突っ張って足が出にくい」

「肩周りもガチガチに凝っている」

【私の考察 】
腰の張りを訴えていましたが、身体全体を見ると、典型的な「上実下虚(じょうじつかきょ)」の状態になっていました。
これは、「下半身が不安定(虚)で、その分を上半身が過剰に力んで(実)支えている」という、非常にバランスの悪い状態です。

【解説:なぜ腰が張るのか? ✍️】
1️⃣ お腹の縮み: 腰の後ろ側ではなく、前側にある「腸腰筋(お腹の深層筋)」が縮こまっていました。
ここが縮むと、身体を起こすのが辛くなり、腰が常に引っ張られる状態になります。
2️⃣ 足元の不安定さ: さらに、足首が硬く、地面をしっかり蹴れていませんでした。
土台である下半身がグラグラしているため、倒れないように上半身や肩に無意識の力が入り続けていたのです。

【当院でのアプローチ ✅】
腰を揉むのではなく、「サボっている下半身」を働かせることに集中しました。

足首の矯正: まず、硬くなっていた足首を調整し、ふくらはぎがしっかり伸び縮みするようにしました。

骨盤・腸腰筋の調整: 縮こまっていたお腹側の筋肉を緩め、骨盤がスムーズに動くように整えました。

【その後の変化 ✨】
施術後、立っていただくと変化は歴然でした。
「足の親指に力が入って、地面を掴めている感じがします!」
「お腹が伸びて、腰が自然と楽になります」

下半身が安定したことで、上半身の余計な力が抜け、腰の張りがその場で消えたのです。

【まとめ 】
「腰が痛いから腰を揉む」だけでは解決しない理由がここにあります。
目指すべきは、「下実上虚(かじつじょうきょ)」。
下半身はどっしりと安定し、上半身はリラックスしている状態です。

歩いているのに調子が悪い、腰も肩も辛い。
そんな時は、身体のバランスが逆転しているかもしれません。
一度、全身のつながりを見直してみませんか?


『リッツの臨床ノート』、第17回をお届けします。

今回は、病院で「異常なし(ストレスでしょう)」と言われたけれど、痛みが続いて納得がいかない方へ。

当院の「自律神経整体」が、なぜ心だけでなく、身体の構造からアプローチするのか、その理由をお話しします。

【リッツの臨床ノート Vol.17】
テーマ:「ストレスで腰が痛くなる」説。
半分正解で、半分間違い?

【患者さんのお悩み 】

40代・男性・管理職

「慢性的な腰痛と首の痛みで病院に行ったが、レントゲンは異常なし」

「医師から『ストレスが原因かもしれません』と言われたが、痛みは現実にあるし、気のせいと言われたようで納得できない…」

【私の考察 】
「ストレスですね」という言葉は、時に患者さんを傷つけます。
しかし、医学的に見てもストレスが痛みの「引き金」になることは事実です☝️

でも、ここで重要なのは「なぜ、ストレスがかかると”腰”や”首”が痛くなるのか?」ということです。
もしストレスだけが原因なら、身体のどこが痛くなってもおかしくないはずです。

答えはシンプルです。
ストレスがかかった時、あなたの身体の中で、もともと構造的に弱っていた場所(骨格の歪みや筋膜の癒着がある場所)が、耐えきれずに痛みを出しているからです。

【解説:身体の中で何が起きているのか? ✍️】
1️⃣ ストレスの作用: ストレスを感じると、自律神経(交感神経)が働き、全身の筋肉が緊張して血流が悪くなります。
これは誰にでも起こる反応です。
2️⃣ 痛みの発生: 健康な状態なら、この緊張を受け流せます。
しかし、「骨格の歪み」や「筋膜の硬さ」がある場所は、血流不足や圧力に弱いため、ストレスによる緊張が加わることで、限界を超えて「痛み」として現れるのです。

【当院でのアプローチ ✅】
ですから、当院の【自律神経整体】は、単なるリラクゼーションではありません。
「神経(ストレス)」と「構造(骨格)」の両方を整える必要があります。

骨格・筋膜の調整: まず、痛みの原因となっている「骨格の歪み」や「筋膜の癒着」を徹底的に整えます。
構造的な問題を解決することが大前提です。

自律神経のケア: その上で、CBDオイルや特別な手技を用いて、過敏になった神経を鎮め、筋肉の緊張を解きます。

【まとめ 】
「ストレスのせい」と諦める必要はありません。
ストレスがあっても痛くならない人は、身体の「構造」が整っているからです。

ストレスに負けない身体を作るためには、まずは「身体の歪み」を整えることが一番の近道です。
骨格と神経、両面からのアプローチで、あなたの身体を土台から見直してみませんか?

【リッツの臨床ノート Vol.16】
テーマ:「毎日歩いているのに、歩幅が狭くなる?」身体の”ギアチェンジ”の話

【患者さんのお悩み ‍】

60代・男性

「健康のために毎日ウォーキングをしているが、最近、歩幅が狭くなってきた気がする」

「腰に常に鈍痛があり、動き出しの瞬間に『ピキッ』と鋭い痛みが走る」

「歩くのは良いことだと思っているが、自分の歩き方が正しいのか不安」

【私の考察 】
この患者さんはスポーツ経験こそありませんが、ご自身の身体の変化を敏感に感じ取る、素晴らしい「アスリート的な感性」をお持ちでした。

歩き方を拝見すると、原因はすぐに分かりました。
「ローギア(1速)」を使わずに、無理やり「セカンドギア(2速)」発進をしている状態だったのです。

【解説:身体はマニュアル車と同じ? ✍️】
1️⃣ ローギア(1速)=「骨盤(仙腸関節)」 歩き出しや加速の時、最初に動くべきなのは、身体の中心である「骨盤」です。ここが動くことで、強力な推進力が生まれます。
2️⃣ セカンドギア(2速)=「股関節・膝」 骨盤の動きを受けて、脚が動きます。

しかし、彼の骨盤はガチガチに固まっていました(ローギア故障)。
そのため、最初から股関節や膝(2速)だけで無理やり進もうとし、推進力が出ないばかりか、前ももの筋肉(ブレーキ筋)に過剰な負担をかけ、腰痛を引き起こしていたのです。いわゆる「膝歩き」の状態です。

【当院でのアプローチ(リッツ整体) ✅】 痛み止めで散らすのではなく、「ギアを修理」しました。

骨格調整: 固まっていた仙腸関節(ローギア)を調整し、骨盤が振り子のように動く状態を作りました。

動作指導: 「足を前に出す」のではなく、「お尻や裏もも(アクセル筋)で地面を蹴る」意識をお伝えしました。

【その後の変化(患者さんの声) ✨】 2回目の来院時、彼は開口一番、痛みのことではなく、こう仰いました。 「先生、足が勝手に前に出るんです。前ももの疲れが全然違います!」

痛みが減ったこと以上に、「機能が回復したこと」に喜びを感じてくださった。 まさに、身体の使い方が分かっている方の反応でした。

【まとめ 】
ウォーキングは素晴らしい習慣です。 しかし、ローギア(骨盤)が入っていない状態で歩き続けることは、半クラッチで走り続けるようなもの。エンジン(身体)を傷めてしまいます。

「最近、歩くのが遅くなった」「歩き始めが重い」 そう感じたら、それは歳のせいではなく、「ギア」が入っていないだけかもしれません。

一度、身体の整備(メンテナンス)に来ませんか? いつまでも颯爽と歩ける身体を、一緒に作りましょう‍♀️



先日、講師を務めさせていただいた「日本リズムムーヴメント指導者協会(JSRML)」様より、ご丁寧な御礼状と、受講された皆様からのアンケート結果が届きました。

登壇した日は、熱心な皆様の熱気に圧倒されながらも、 「私の伝えたかった”身体の連動性”や”筋膜の話”は、難しくなかっただろうか?」 「明日の現場で役立つものを、持ち帰っていただけただろうか?」 と、終わった後も少しドキドキしていました。

ですが、届いたお声を拝見して、ホッと胸をなでおろしました。

いただいたご感想の一部

「とてもわかり易く、腰が痛かったのが少し改善されました」

「痛みをとるだけでなく、正しい体の軸に整えるところまで、患者さんに寄り添っておられるのだなと思いました」

「専門的な内容もスッとインプットされました」

「調子が良くなったみたいです」

…など、本当に温かいお言葉を数多くいただきました。

特に、私が治療家として大切にしている「痛みを取るその先(動きの改善・軸の調整)」という想いが、指導者の皆様にしっかりと届いていたことが、何より嬉しかったです。

皆様から頂いたこの言葉を”通知表”として真摯に受け止め、慢心することなく、明日からの臨床も、お一人おひとりと丁寧に向き合っていきたいと思います。

日本リズムムーヴメント指導者協会の皆様、本当にありがとうございました!