「先生、インスタ見ましたよ! ワンちゃん可愛いですね」

先ほど来院された60代の女性患者さんから、そんな嬉しいお声をいただきました。
そこで、昨日の節分の話題になり、こんなご質問をいただきました。

「やっぱり豆って、年の数だけ食べなきゃダメ? 60個はお腹が苦しくて…」

わかります。
真面目に食べようとすると結構な量になりますよね。
でも実は、あの行事には回数以上に、季節と体をリセットする深い意味があるんです。

【リッツの臨床ノート Vol.64】
カテゴリー:リッツ整体(メンテナンス)
テーマ:豆で祓う、冬の「陰(いん)」。

【患者さんの疑問 ️】

60代女性(冷え性・腰痛のお悩み)

「年の数だけ豆を食べることに、医学的な意味はあるの?」

【私の回答 】
無理に年の数だけ食べる必要はありません。
大切なのは、昨日が「季節と体の分かれ目」だったと知ることです。

節分は「節」を「分」ける 節分という字は、季節を分けると書きます。
昨日までが冬。
そして今日(立春)からが春。
昨日の節分は、名実ともに冬が終わる日でした。

「陰」から「陽」へのスイッチ 東洋医学では、冬は「陰(いん)」の気が最も強い時期。
そして春は、生命力が芽吹く「陽(よう)」の時期です。
昨日の儀式は、冬の間に溜め込んだ暗くて冷たい「陰」の気を断ち切り、今日からの明るい「陽」のスイッチを入れるためのものだったのです。

鬼の正体は「陰(いん)」 実は「オニ」という言葉、「陰(オン)」からきているという説があります。
つまり、追い払った鬼とは、冬の間に体に溜まった冷えや悪いもの(陰)そのものです。

ちなみに、鬼が虎のパンツを履いているのは、鬼門(悪い気が来る方角)が「丑寅(うしとら)」の方角だから。 昔の人は、目に見えない悪い流れをキャラクター化して、 「体の中の鬼(冷え)を追い出して、春を迎えよう!」 としたのです。

【当院からのアドバイス ✅】
そんな体内の鬼(陰)を追い出すのに最強のアイテムが「大豆」です。

・「腎」を補う: 大豆は生命力のタンクである腎臓を元気にし、骨を丈夫にします。
・ホルモンバランス: イソフラボンが、ゆらぎやすい大人の女性のバランスを整えてくれます。

数が重要なのではありません。
「体から冷え(陰)が出ていけ」というイメージが大切です。
豆でお腹が張る方は、お豆腐やお味噌汁でも十分効果があります。

【まとめ 】
「なるほど、昨日で体の中の冬も終わりなんですね」 患者さんは納得した表情で帰られました。

今日から暦の上では春。
美味しい大豆製品を味方につけて、体の中を「陽」の気で満たしていきましょう!