先月の10月20日(木)に、京都市京セラ美術館にて現在開催中の『ボテロ展ふくよかな魔法』、『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』、『アンディ・ウォーホル・キョウト展』の3つの企画展示を、弾丸ツアーの如く、一気に鑑賞するべく、年老いた父親と一緒に出向いて来ました。
前回のブログ記事『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』に引き続き、今回は、京都市京セラ美術館の3つの企画展示の中から、ようやくながら私が撮ってきた写真の整理も出来ましたので、最後に『アンディ・ウォーホル・キョウト展』についてご紹介したいと思います。
京都市京セラ美術館のリニューアルオープン記念に、そして文化庁京都移転記念の京都市公式展覧会として、2020年の秋に開催予定だった展覧会だったらしいのですが、新型コロナ禍により開催が延期になっていたらしく、2年の歳月を経て、満を持して、ようやく今年の秋に開催にこぎつけた、ポップアートの旗手。アンディ・ウォーホル大回顧展でもある、アンディ・ウォーホル・キョウト展。
アンディ・ウォーホル/Andy Warhol(1928~1987)
アメリカ・ピッツバーグ出身。そのキャリアを商業デザイナーとしてニューヨークでスタートさせ、30代でアーティストとして本格的に制作を開始。
1960年代以降、ニューヨークに”ファクトリー”と呼ばれるアトリエを設け、当時目覚ましい経済成長の中にあったアメリカの大量消費社会を背景に、版画技法のシルクスクリーンを用いた作品を次々と発表しました。
「キャンベル・スープ」「コカ・コーラ」など当時広く普及していた人気商品や「マリリン・モンロー」「エルヴィス・プレスリー」など数多くの有名人をモチーフにした作品をはじめ様々な作品を発表し”ポップ・アートの旗手”として活動するとともに、アートのみならず音楽・ファッション・マスメディアなど多岐に亘るジャンルにも影響を与え、新たなポップ・カルチャーを定義しました。
(アンディ・ウォーホル・キョウトのチラシの紹介文より抜粋)
出品作品は、約200作品!
アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館より、珠玉のウォーホル作品の数々が来日しています。
しかも、そのうちの半数の100点ほどが日本初公開の作品です。
それらの中には、門外不出とされる『3つのマリリン』や、ウォーホル晩年の大作、約3×10mの『最後の晩餐』も含まれています。
有り難いことに、この展覧会についても開催期間中、全作品撮影OKでした。
ですので、出来る限り沢山の作品の写真を撮って来たつもりなのですが、なんと言っても大人気のアンディ・ウォーホルの大回顧展なので観覧者もひときわ多くて、各作品に人集りが出来ていたので写真を撮れていない作品も多いのですが、ようやく写真の整理も出来ましたので、その中から一部をご紹介したいと思います。
本展覧会の目玉
▲『3つのマリリン』(1962年)
▲『最後の晩餐』(1986年)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
▲『靴』(1950年代)
▲『理由なき反抗(ジェームズ・ディーン)』(1985年)
映画『理由なき反抗』の日本版宣伝広告を元にしたシルクスクリーン。
稀代の俳優ジェームズ・ディーンもさることながら、アンディ・ウォーホルは、日本語の表示にも魅せられたのだろうか。
▲『波』
葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』の浮世絵をリスペクトしていたのか、あの大波図のオマージュも見られました。
▲写真家・原榮三郎氏によるウォーホルの京都観光の写真。
▲京都観光の際に購入した着物。
▲『花』シリーズ
▲『キャンベル・スープ|: クリームマッシュルーム』(1968年)
アンディ・ウォーホルによる、この有名な『キャンベル・スープ|:クリームマッシュルーム』や『コカ・コーラ』のデザインは、そう言えば私もUNIQLO(ユニクロ)とコラボしたトレーナーやTシャツを購入して着ていました。
▲『CHANEL №5』の広告(1985年)
マリリン・モンローを象徴するアイコンとしても有名な香水。
▲『APPLE』広告(1985年)
▲『キャンベル・スープ』シリーズ(1968年)と『ブリロの箱』(1964年)と『キャンベル・トマトジュースの箱』(1964年)
来年オープン予定の鳥取県立美術館で、このウォーホルによる『ブリロの箱』が5個セットで約3億円で購入されたことに対して、「一体どこに芸術性があるのかが分からない」「税金の無駄遣い」などとの批判の声が鳥取県民から多く寄せられているらしいのですが、そもそもが、抽象画などにみられる【オブジェクト(対象物)に対する芸術性の追求】自体の否定を、大量消費物の精密な模倣により表現しているとされるウォーホルにとってみれば、そういった芸術性を否定する非難こそがウォーホルの正論であることからすれば、まさに、この県民の声こそが皮肉としか言いようがないでしょうね。
▲アンディ・ウォーホルの正装ともいうべき、シルバーのウィッグにマリンルックのストライプシャツにリーバイスのブルージーンズ。
▲『プリンス』
▲『ザ・ビートルズ』(1980年)
▲『坂本龍一』(1983年)
▲『シルヴェスター・スタローン』(1980年)、『アレサ・フランクリン』(1986年)
▲『ジーンズのラベル』(製作年不明)
▲『リーバイス(4つのイメージ)』(1984年)
▲『毛沢東』(1972年)
▲『ダブル・エルヴィス』(1963年)
▲『ジャッキー』(1964年)
▲ボブ・ディラン、ダリ、岸田今日子、仲谷昇などのスクリーン・テスト。
▲『自由の女神』(1986年)
▲『カモフラージュ』(1986年)
▲『ハンマーと鎌』(1977年頃)
▲『ハンマーと鎌』(1976年)
旧ソビエト連邦の国旗にもあしらわれている『ハンマーと鎌』。
共産主義下の中で工場労働者と農民との団結を表わすシンボル。
▲『ツナ缶の惨事』(1963年)
ツナの缶詰を食べて中毒死した若い女性二人についての新聞記事に着想を得た作品。
▲『ギャングの葬式』(1963年)
▲『小さな電気椅子』(1964ー1965)
▲『頭蓋骨のある自画像』(1978年)
▲『頭蓋骨』(1976年)
▲『十字架(ランダム)』(1981ー1982年)
このように、この大回顧展の一部の作品だけご覧頂いても、ウォーホルファン垂涎の充実したラインナップとなっているのがお分かり頂けたかと思います。
そう聞いて、”東京会場にはいつ巡回してくるんだろう?”と待ち構えている首都圏近郊のウォーホルファンも多いことでしょう。
しかしながら、実は、このウォーホル展は、ここ京都の京都市京セラ美術館でしか開催されません。残念ながら、全国巡回はせずに、京都会場のみですので悪しからず。
それ故に、今回のウォーホル展では、ウォーホルと京都市との関係性も掘り下げて紹介されています。
だから、”アンディ・ウォーホル・キョウト”と題した展覧会なのです。
1956年、当時アラサーだったウォーホルは、人生初の海外旅行として、世界一周の旅に乗り出しました。
その際に、2週間ほど日本にも滞在。京都市にも観光して巡ったそうです。
この展覧会ではその旅行に関する資料の数々も展示していました。しかしながら、生憎と私は、よくよく鑑賞することなく、それら資料を見過ごしていたようです(^^ゞ
なので、開催期間中に、もう一度今度はジックリと鑑賞に出向きたいとも思っています。
○「アンディ・ウォーホル・キョウト/ ANDY WARHOL KYOTO」公式サイト
○アンディ ウォーホル キョウトに行ってきたよ♡ ANDY WARHOL KYOTO @京都市京セラ美術館
【公式図録&グッズ類の参考価格】
▲『アンディ・ウォーホル・キョウト』公式図録(税込定価:2.970円)
▲クリアファイル・A4判各種(税込定価:440円)
▲ポストカード各種(税込価格:220円)
▲アンディ・ウォーホルのフィギュアホルダー(税込価格:1.430円)
グッズ類については、『まっちゃんのおでかけ日記』というブログを書かれている、まっちゃんさんが、『アンディ・ウォーホル・キョウト レポ番外編』という記事に実に上手く詳細にまとめられていますので、ぜひご一読下さればと思います。
また、今回の『アンディ・ウォーホル・キョウト展』の鑑賞記録を『初めての京都市京セラ美術館!アンディウォーホル展①』と題して、いち早くに、連続投稿にて、ブログ記事にしてご投稿されていた、 ちかぴーさんのブログ記事も参考までに貼り付けておきますので、こちらのブログの方もぜひご一読下さればと思います。
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今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。





































































































