京都市京セラ美術館『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』鑑賞。#サンリオ展 #ハローキティ | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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先日の10月20日(木)に、京都市京セラ美術館にて現在開催中の『ボテロ展ふくよかな魔法』、『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』、『アンディ・ウォーホル・キョウト展』の3つの企画展示を、弾丸ツアーの如く、一気に鑑賞するべく、年老いた父親と一緒に出向いて来ました。

 

 

 

前回の『ボテロ展ふくよかな魔法』に引き続き、今回は、3つの企画展示の中から、『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』についてご紹介したいと思います。

 

 

 

本展は、2020年で創業60周年を迎えたサンリオの歴史をめぐると同時に、のちに世界でも注目されることとなる「カワイイ文化」がどのように生まれ発展していったのか、またその裏にある「サンリオの想い」を、貴重なデザインや商品とともに、深く紹介します。

日本のポップカルチャーを代表するサンリオキャラクターが京都に大集合する貴重な機会。

 

 

サンリオは60年の歴史の中、現在までに450以上のキャラクターを生み出してきましたが、有名なキャラクターから今は見ることができない懐かしのキャラクターまでが大集合。

 

 

 

有り難いことに、3つの企画展示の中でも、この『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』は、本展のチラシにも記載されている通り、開催期間中を通して、全展示品撮影OKでした。

ただ、本展が行なわれている北回廊2階の展示室がやや狭い上に、混み合っていたこともあり、鑑賞中の人達を押しのけて展示品を撮影するわけにも行かなかったので、あまり多くの展示品は撮れなかった中からも、その一部をご紹介したいと思います。

 

 

本展のシンボルアート。高さ約4メートルの迫力にて、増田セバスチャン氏製作の「Unforgettable Tower」がお出迎えしてくれます。

 

▲記念撮影スポットその①:「Unforgettable Tower」と共に。

 

 

サンリオが「いちご」にこめた想い

 

サンリオ創業社長はみずからを「いちごの王さま」と名乗り、機関誌の名称も「いちご新聞」と、サンリオは「いちご」ということばを大切にしています。

何故ならば、「いちご」を漢字で書くと「苺」です。草冠に「母」。

そう、サンリオはみんなの母のような存在になりたいと考えているのです。

つらいとき、くるしいとき、いつも温かく包み込んでくれる、やさしい思いやりに満ちた存在、そんな存在にサンリオはなりたいと考えています。

 

 

サンリオは「いちごシリーズ」から始まった。

 

いちごシリーズが発売された当時は、高度経済成長期と呼ばれ、やっと物が不足なく市場に出回ってきた時代でした。

ですので、市場に出回る商品も実用一点張りのものが多かったのです。そんな中に現れた「カワイイ」という付加価値を持った「いちごシリーズ」は人々の目に新鮮に映ったのでした。

 

 

 

 

 

 

私たち昭和40年世代の子供の頃の懐かしのサンリオキャラクターといえば、1974年に誕生したパティ&ジミー。

 

 

そして、同じく1974年に誕生したハローキティがサンリオキャラクターの爆発的な人気キャラクターとして双璧を担っていました。

 

 

こういったサンリオキャラクターたちもいたそうですが記憶にないですね。

 

 

「マイメロ」こと「マイメロディ」シリーズはサンリオでキャラクターとして開発されたのは1975年と意外と歴史は古いのですが、ハローキティの陰に隠れるかの如く、地道な人気があった中、本格的に人気を博すようになるのは、平成に入ってからの1997年以降になってからという、謂わば、苦労人キャラクター。

 

 

 

 

その他、「キキララ」や「けろけろけろっぴ」や「バッドばつ丸」『シナモロール」などの数多くの人気キャラクターの紹介コーナーもありましたが、いずれも展示品の前に人集りが出来ていたために、生憎と写真に収めることが出来ませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲キティちゃんは11月1日が誕生日みたいですね。

 

 

▲記念撮影スポットその②:ハローキティと一緒に。

 

 

▲奥にあるキティちゃんの衣装は、ハローキティの事が大好きな、あの歌手のレディー・ガガが実際に着用したそうです。

 

 

各界アーティストによるサンリオキャラクターとのコラボレーション。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲記念撮影スポットその③:「マイメロディ」と一緒に。

 

 

 

 

全体的に、懐かしいサンリオの文房具を中心にした、今では貴重なグッズ類の展示が主でした。

 

懐かしい小学生の頃に流行ったパティ&ジミーの文房具類を見て、しばし昔に戻った気分に浸れましたが、お孫さんやお子さんを連れて3世代で見学に来ても楽しめる絶好の展示会かも知れないですが、私個人的には、50代半ばのオヤジが見る展示会としては少々キツいものがありました(汗)

 

【オマケ】

美術鑑賞を終えて、北回廊2階の展示室の出口から休憩所に抜けると、京都市美術館当時の外観模型と、改修後の京都市京セラ美術館の外観模型が並べて飾ってありました。

 

▲改修前の京都市美術館の外観模型。

 

▲改修後の京都市京セラ美術館の外観模型。

 

 

 

 

 

○サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史|京都市京セラ美術館

 

 

 

 

○サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史|関西テレビ放送

 

 

 

 

○【公式】サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史

 

 

 

 

 

○シナモンロール登場で大興奮!?サンリオ展 日本のカワイイ文化60年史 京都市京セラ美術館

 

 

 

 

○サンリオ展 3世代カンテレアナウンサーが体験! 後編

 

昭和40年生まれの関岡純子アナウンサーがサンリオ展を体験!!

 

 

【公式図録】

▲『サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史』図録(税込価格:2.530円)

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。