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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

先日、MARVEL社のMCUシリーズ作品の映画『キャプテン・マーベル』をご紹介致しましたが、実は、元々は、この『シャザム!』こそが、DCコミックのヒーローであるスーパーマンのバッタものとして、その人気に便乗して英国のフォーセット・コミックスから本家本元の『キャプテン・マーベル』として誕生したヒーローでした。

が、しかし、その見かけがスーパーマンのソックリの模倣であり著作権侵害だとして、争訟のうえ、和解したその後、DCコミックが版権を買い取ったという経緯がある、まさにツイていないヒーローだったのです。

その際には、当時誕生したばかりのMARVEL社も「キャプテン・マーベル」という名前のヒーローの存在には、かなり快く思ってはいなかったものの、大手のDCコミックに著作権侵害の争訟の先を越され口出し出来なかったところ、一旦、DCコミックとフォーセット・コミックス間で和解が成立し、キャプテン・マーベルの出版を停止し、コミック業界からも撤退した間に、そのキャプテン・マーベルの不在に乗じて、1967年にMARVEL社が自社名を冠した『キャプテン・マーベル』を刊行し始めるといった、一時期には、DC社にもMARVEL社にも双方に『キャプテン・マーベル』が存在する状態が続きましたが、同じ名前のヒーローの存在が非常にややこしい事態も生じたため、このツイていないバッタもののヒーローを拾った大手のDCは、元々の名前である「キャプテン・マーベル」から『シャザム!』といったヒーローにリニューアルを行ったという訳でした。

そう言った複雑な大人の事情によるヒーローの変遷の経緯はさておき、ヒーローとは、正義やその力の意義などに悩むものとして、従来からアメコミ・DCコミックの実写映画化計画であるDCEU=「DCエクステンディッド・ユニバース」においては、『マン・オブ・スティール』のスーパーマンをはじめ暗くて重苦しいトーンがヒーローの世界を支配していましたが、今回のDCコミックが贈る新ヒーローは、突然、勇者にされた14歳の少年が活躍する底抜けに明るい『シャザム!』の登場です。

 

既に大型連休前の平成31年の4月19日(金)から公開し、私もその公開五日後の4月24日(水)に、滋賀県大津市のユナイテッド・シネマ大津でauシネマ割引を活用して鑑賞してきました。

 

予告編の作りや表現手法がイマイチ悪いためか、この作品。何故だかコメディ要素ばかりがクローズアップされてしまいがちですが、ジュブナイルもの映画としても良く出来たヒーロー映画でしたので、今更ながらですが、この作品も備忘録的にブログ記事化をさせて頂きますね。

 

 

 

「自分の居場所探し(19.4/24・2D字幕版)」

ジャンル:アクション

原題:SHAZAM!

製作年/国:2019年/アメリカ

配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/shazam-movie/

上映時間:132分

映倫区分:一般(G)

公開日:2019年4月19日(金)

監督:デヴィッド・F・サンドバーグ

キャスト:

ザッカリー・リーヴァイ、マーク・ストロング、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー、フェイス・ハーマン、グレイス・フルトン、イアン・チェン、ジョパン・アルマンド、マルタ・ミランス、クーパー・アンドリュース ほか

 

 

【解説】

「スーパーマン」や「バットマン」と同じDCコミックスのヒーロー「シャザム」を映画化。

見た目は大人だが中身は子どもという異色のヒーローの活躍を、独特のユーモアを交えて描く。

 

身寄りがなく里親のもとを転々としてきた少年ビリーはある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられ、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。

筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、ヒーローオタクの悪友フレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、悪ノリ全開で遊んでいた。

 

しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディの身に危険が及んでしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが……。

 

シャザム役はTVシリーズ「CHUCK チャック」のザッカリー・リーヴァイ、監督は「アナベル 死霊人形の誕生」のデビッド・F・サンドバーグ。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

で、この「SHAZAM」とは、ソロモンの知恵、ヘラクレスの剛力、アトラスのスタミナ、ゼウスの全能、アキレスの勇気、マーキュリーの神速・飛行力といった、それぞれの頭文字を採った頭字語でした。

この点からも、このヒーローの特徴が分かってくるかも知れないですが、なんと、このシャザムは、あのスーパーマンと対等どころか上回る力を持つらしいです。

 

 

幼い頃に生き別れになった実母を訪ねて三千・・・。じゃなくて、里親から里親へと転々と渡り歩く問題児ビリー・バットン(アッシャー・エンジェル)。母親を探し当て自分の居場所を得たいと願っていましたが、とうとうフィラデルフィアのグループホームに入ることになるのでした。

 

 

そこには、ヒーローオタクで足の不自由な障碍者のフレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)、誰にでも抱きつくアフリカ系アメリカ人の少女ダーラ(フェイス・ハーマン)、ゲーマーでハッカーでもあるアジア系アメリカ人のユージーン(イアン・チェン)、無口でガタイがデカいペドロ(ジョバン・アルマンド)、MIT工科大学に進学直前のメアリー(グレイス・フルトン)の5人の孤児が一緒に暮らしていましたが、ここからも直ぐにでも逃げ出してやるぜと、彼らとも距離を置いていました。

 

 

しかし、学校で、障碍者のビリーを狙う、いじめっ子たちの行動を黙って見ていられずに仕返しをしてしまった後、地下鉄に乗って逃走。

地下鉄が停車すると、そこは洞窟の中。謎すぎるヒゲもじゃの魔術師シャザムに出会い、自分の名前を言うように半ば強要されるのでした。

そこで仕方なく「シャザム!」と呼ぶとビリーは、スーパーヒーローの姿(ザッカリー・リーヴァイ)に変身してしまうのでした。

 

 

底抜けに明るいシャザムですが、子供たちが主役なのでMARVELで言えばスパイダーマンの立ち位置に相当するのかも知れないですが、コメディ要素が過多なこともあり、また前述したように突出したパワーを持つことからも従来のヒーロー像からは独立した感が際立っているかも知れないですね。

 

 

お話しの展開的には、この後、ヴィラン(悪役)である、また謎すぎる科学者ドクター・シヴァナ(マーク・ストロング)に狙われるビリーが、グループホームの子供たちとも信頼関係を育みながらも、予期もせずいきなり勇者にされた彼がヒーロー(シャザム)の意義を知っていくといったお話し。

 

 

シャザムの強さの程度を調査しながらYouTubeにアップするヒーローオタクのフレディは、まさに今時の子供風で本当に面白くて笑えてきました。

 

 

また、シャザムの秘めたそのパワーを引き出す練習の際の選曲がQueenの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」というのも展開に即していて洒落た演出で良かったです。

 

 

映画『ロッキー』シリーズの主題歌の如く、例のフィラデルフィア美術館前の階段でサヴァイヴァーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」を歌いながら自らのパワーの無駄遣いをする演出にも笑えました。

 

 

そして、一方、自分だけは親に捨てられたとは思っておらず、グループホームの仲間達ともいつまでも馴染もうとしないビリー。彼は、それからも自分の居場所を探していました。

他方で、子供の頃から父親や兄からほとんど愛情を受けずに育ったヴィランのドクター・シヴァナは、はなっから信用などされずに40年以上も魔法の世界にのみ自分の居場所を求めているのでした。

この二人共に、家族愛に飢え、自分の居場所を求めているという共通項目がありながらもその道が大きく分かれてしまう。

その人生の対比はまさに鉄板ながら、「自分の幸か不幸かを決めるのは他人様ではなく自分自身にあるのだ。」というメッセージとして、とても説得力を持つ話ともなっていました。

 

 

強大な力を持つ者はその力の使い道を問われがちですが、ヒーローものには必ずと言って良いほどのお馴染みの主題ですが、ここでもそれが生きています。

 

ザッカリー・リーヴァイが演じるシャザムの見た目がダサダサめのオッサンなのも落差があって面白い。

 

 

マーク・ストロングはどうしても『キングスマン』シリーズを思い浮かべてしまうのですが、それをかき消すが如く、今作のドクター・シヴァナ役はピッタリハマっていました。

 

 

ビリー少年が試練を乗り越えながら成長していく物語としても普遍的な輝きを魅せてくれた作品でした。

 

 

そしてDCEUシリーズ作品の『ワンダーウーマン』『アクアマン』と同様に、今作では他のDCEUキャラは乗り入れていません。

ただ、都合2回あるオマケ映像には、エンディングロールで、シャザムと一緒に、ある大物DCEUキャラの首から下が映っていましたし、エンディングロールの最後には、シャザムが金魚と意思疎通を図ろうとするシーンにもニヤリとさせられましたし、何よりも、エンディングロールの背景画がジャスティスリーグのDCEUキャラとシャザムが絡んでいるシーンがコミカルに劇画風に描かれていてとても面白かったですね!

 

私的には、近年観たDCEUキャラものの単独作品の中では、最高傑作じゃないの?!と思うくらいの面白さでした。

 

でも、よくよく考えればこの『シャザム!』がそもそも「キャプテン・マーベル」という名前のヒーローとして誕生したにも関わらず、著作権侵害の争訟など経てきた複雑な変遷を考えると、それこそ『シャザム!』というヒーローの存在自体が、<自分の居場所探し>をしていたとも言えるかも知れず、このお話自体とも上手く呼応していて面白いですね。

また『シャザム!』はあの『デッドプール』ほどのブラックジョーク満載でもないし、日本語吹き替え版に菅田将暉くんや福田雄一監督の監修など、あえて彼らの人気などに頼らなくても充分にウケる映画だと思いました。

※因みに、私はもちろん字幕版で観ました。

 



私的な評価と致しましては、
ビリーがシャザムになれて、シヴァナがなれない点の根拠の部分があまりにも乏しい点で、若干減点を致しますが、五つ星評価的には、ほぼ満点に近い★★★★☆(90点)の四つ星半評価とさせて頂きます。

「アベンジャーズの鑑賞前の予習なんて今からじゃ到底間に合わないよ・・・。」という御方々は、是非ともこのDCEUシリーズの新ヒーロー『シャザム!』においでませ(笑)。

 

●映画『シャザム!』予告編

 

 

●Queen - Don't Stop Me Now (Official Video) 

 

 

●Survivor - Eye Of The Tiger (Official Music Video)

 

 

 

 

 

 

 

この作品については、もう平成31年の3月22日(金)の公開一週間目に、イオンシネマ草津まで劇場鑑賞に行って来た映画であり、またMCUシリーズの集大成的作品である、同年4月26日(金)の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の全国一斉公開を以て、その前日には、既に全国的に上映終了している作品ではあります。

 

ですが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観るに際しては、本作品自体が、橋渡し的役割の映画として、予習的に観ておいた方が良い作品と言うこともあり、一応、皆様にもお役に立てるべく、また個人的な備忘録的にもブログ記事化させて頂きたいと思います。

 

(注)ー以下、ややネタバレ記事です。ー

 

 

 

「故・スタン・リーに捧げる、アベンジャーズ誕生の前日譚(19.3/22・2D字幕版)」

ジャンル:アクション

原題:CAPTAIN MARVEL

製作年/国:2019年/アメリカ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html

上映時間:124分

映倫区分:一般(G)

公開日:2019年3月15日(金)

監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック

キャスト:

ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、ラッシャーナ・リンチ、ジェンマ・チャン、アネット・ベニング、クラーク・グレッグ、ジュード・ロウ ほか

 

 

【解説】

マーベルコミックが生んだヒーローが結集する「アベンジャーズ」シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一作で、MCUでは始めて女性ヒーローが単独で主役となったアクションエンタテインメント。

アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描く。

1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。

彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現し……。

 

後にアベンジャーズ結成の立役者となるニック・フューリーも登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされる。

「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンがキャプテン・マーベル役で主演。ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンのほか、ジュード・ロウらが共演。

 

監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに「ハーフネルソン」などでコンビを組んできたライアン・フレック。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

映画が始まって早々、いつもの「MARVEL STUDIO」をロゴマークであれば、アベンジャーズのヒーロー・ヒロインたちで彩られているはずですが、今回の作品については、昨年11月にアメコミ界の重鎮スタン・リー氏が逝去されたことを偲んで、そのスタン・リー氏の過去のカメオ出演シーンをアメコミ調に彩らせた哀悼版特別仕様の「MARVEL STUDIO」のロゴマークでしたので、映画開始約5秒で、私も微笑ましいながらも、嬉しさで、涙腺崩壊しそうになるほどでした。

 

 

いつもの「MARVEL STUDIO」のロゴのクレジットマーク

 

 

●Marvel Opening Theme

 

 

 

●Thank You Stan! - Captain Marvel - Marvel Studios Intro - Stan Lee - 2019! IMAX

 

 

マーベル・スタジオのMCUシリーズ作品としては初めて、女性のスーパーヒーローが単独主役となる記念碑的作品。その名は、キャプテン・マーベル。

『アイアンマン』から続く足掛け11年に亘る、MCUシリーズに一旦終止符を付けるべく、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、最凶の敵・魔人サノスとの最終決戦を控えるマーベル・ヒーローに、実に頼もしい助っ人の参戦である。

 

 

肝心のお話しの方ですが、

擬態能力を持つスクラル人と敵対するクリー帝国のヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)を司令官としたエリート・ソルジャー部隊<スターフォース>が彼らを一掃しようとしている、遙か銀河の彼方。

 

 

身に覚えのない記憶の断片によるフラッシュバックに悩む1人の女性。彼女は仲間からは、ヴァース(ブリー・ラーソン)と呼ばれていましたが、任務の遂行中に、ヴァースの「記憶」を狙うスクラル人との戦いのさなか、ヴァースはどうにか身体の拘束を解き、脱出ポッドで、1995年の地球に 不時着してしまう。

 

 

そこはロサンゼルスの当時全米の一斉を風靡した<ブロック・バスター>というレンタルビデオの大型チェーン店。(現在はNetflixなどの大手映画配信業者の勢いに押されて倒産してしまっているらしい。)

 

未確認飛行物体が不時着したという通報を受け、国際平和維持組織『S..H..I.E.L.D.』のエージェントで、後にスーパーヒーローチーム「アベンジャーズ」を結成する、(今時のCG技術で若返っている)、ご存知我らの若かりし日のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)と遭遇したヴァースは、自らの記憶を取り戻すべく、フューリーと共に旅に出るのでした。

 

 

 

冒頭のCGで盛ったバトルにはさほど最たる目新しさもなく面白味も感じられなかったのですが、舞台が1995年の地球に移ってから俄然面白くなってきました。

 

 

何故ならば、地球人からすれば、ヒーローのコスプレをしている女性にしか見えないヴァースはほとんど不審者と言っても過言でもなく、追っ手のスクラル人が擬態化した人間のお年寄りをフルボッコにして、ドン引きされたりもするのでした。

 

 

それを、これまでアート系作品を中心に活躍してきた演技派のアカデミー賞オスカー受賞女優ブリー・ラーソンが、真顔で演じているのが、なんとも可笑しい。

 

 

スクラル人が何にでも変身し擬態化できるのが、ヴァースの逃走劇を更にスリリングなものにしており、誰が敵か味方か分からないような中、機転を利かして窮地を切り抜けていくヴァースとフューリー。

 

 

 

▲ウェンディ・ローソン博士=マー・ヴェル(アネット・ベニング)

アネット・ベニングは、御年60歳の還暦とは見えない端麗さでしたね。

 

フューリーはヴァースを米国空軍基地に連れて行くと、1989年に、ウェンディ・ローソン博士という人物によって設計された実験エンジンをテストしていた女性パイロットの写真が、ヴァースの顔と瓜二つであるのを発見するのでした。

ところが、その女性パイロットは、キャロル・ダンヴァースという名前で実験エンジンのテスト飛行中に事故で死亡したことになっていました。

 

 

ここで、本作の特徴は、共同監督のアンナ・ボーデンほか、脚本なども主に女性が担っていたことも関係するかと思いますが、女性のキャラクターが多く、また彼女達がみんなイカしている点にあるとも言えるでしょう。

 

 

中でも、地球の危機に際し、ヴァースが訪ねた女性マリア・ランボー(ラッシャーナ・リンチ)とその娘モニカ(アキラ・アクバル)が交わすやりとりには、つい胸が熱くなってきました。

 

更には、キャロルが昔飼っていたという猫のグースも大活躍。この猫のグースが意外に最強なところもツボでした(笑)。

 

 

中盤以降はまさかの展開があり、実は、迫害を受け続けていたのはスクラル人の方であったといった設定も物語に深みを与え、意外性に富んでいて、なかなか驚かされました。

 

 

人(宇宙人)を見かけで判断してはいけません(汗)。

 

 

 

 

▲『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人かと見紛うほどでした(苦笑)。

 

そして終盤のバトルが、痛快無比。

「アベンジャーズ」の他のヒーローたちが子供じみてみえるほど、絶対的なパワーを発揮するキャプテン・マーベル。

ライバル社ながらもDCコミックのヒーローに例えれば、スーパーマン若しくはスーパーガール級の快刀乱麻を断つ暴れっぷり。

 

あまりにも強過ぎて、本当に、太刀打ちできる相手が見当たらないほどでしたので、まさに呆気にとられるほどでした。

 

最凶の敵・魔人サノスなんかも彼女1人で充分では?と思ったり・・・。

 

1990年代が舞台故の、Tシャツや全米大型ビデオチェーン店<ブロック・バスター>などの当時のアイテムには馴染みが薄いかも知れないですが、劇中で使用される、ヴァースが操作するWindows95の画面などは懐かしく感じるのではないでしょうか?

 

 

その後、ヴァースことキャロル・ダンヴァース(=キャプテン・マーベル)は、クリー帝国が狙っていた四次元キューブの保管をニック・フューリーに任せて、緊急時用の通信機を手渡したうえで、宇宙に旅立っていったのでした。(・・・おしまい)。

 

そして、時が流れて・・・。

『アベンジャーズ/インフィニティウォー』(2018年)のオマケ映像にて、この通信機で、ニック・フューリーがサノスの指パッチン!で灰になる前に銀河の彼方まで呼び出したのが、キャプテン・マーベルその人だったのでした。

 

 

そして、本作『キャプテン・マーベル』のオマケ映像については、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)とナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)、ブルース・バナー博士(ハルク)とジェームズ・ローディ・ローズ(ウォーマシン)の生き残り組の元に、アベンジャーズ基地に、通信機で呼び出されたキャプテン・マーベルが現れるシーンとなっています。


 

マイティソー:バトルロイヤル』(2017年)やそれに続くお話しの『アベンジャーズ/インフィニティウォー』(2018年)が滅法面白くて、果たして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで気持ちが萎えずに保つがどうか心配だったのですが、その間の『アントマン&ワスプ』(2018年)が凄く面白かった事もあり期待値が上がっていたうえに、特にMCUシリーズ初の女性監督さんという事で、あのライバル社DCコミックのヒーロー映画『ワンダーウーマン』(2017年)のガル・ガドット姐さんの「天は二物を与えたもうた」といった様な、実に素晴らしい演技やアクションと比べてしまって・・・。

前半は、受動的に映画を観せるのではなく能動的にパズルのピースを埋めるが如く、記憶の断片によるフラッシュバックの謎を解明していくといった一見サスペンスフルな<自分探しの旅>的な手法でしたので、もたついた感も多少ありはしましたが、確かに体感時間も2時間4分の尺も気にならないくらいでしたので面白かったとは思いましたが、そもそもが強敵・魔人サノスが指パッチン!する以前に、何故に、キャプテン・マーベルを呼び寄せなかったのかといった疑問から、あんなにも無敵な彼女を登場させたいがために、アベンジャーズの仲間達をはじめ多くの人々も灰になった様で、なんだか合点が行かない部分もありましたね。

 

 

それと、なんとも不思議なのは、アベンジャーズ誕生に至るまでの前日譚にしては、あんなにも最強な猫のグースは、いったいその後何処に行ったのでしょうね。謎は深まるばかりです(汗)。

 

もっともサミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーの秘密に迫る箇所は一つの線に繋がったようで満足感は得られました!!

 

といった事を総合的に勘案しまして、

私的な評価と致しましては、五つ星評価としては★★★★(80点)の高評価ではありますが四つ星評価止まりとさせて頂きました。

 

●映画『キャプテン・マーベル』予告編(2019年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

未だブログ記事化出来ていない劇場鑑賞済みの作品が沢山残ってはおりますが、ここで、「令和」の時代に入って最初に鑑賞に行って来た作品として、ちょうど京都府や滋賀県の地方都市のイオンシネマでは非常に珍しいことに字幕版と日本語吹き替え版がほぼ半々の回数の上映を実施してくれていましたので、この日本先行公開でもある『名探偵ピカチュウ』の字幕版を、先日の5/8(水)に、イオンシネマ草津まで鑑賞に出向いて来ましたが、なかなか面白かったので、先ずは、取り急ぎ、この作品をご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

「ポケモン映画を見事に実写化(19.5/8・2D字幕版)」

ジャンル:ファンタジー

原題:POKÉMON DETECTIVE PIKACHU

製作年/国:2019年/アメリカ

配給:東宝

公式サイト:https://meitantei-pikachu.jp/

上映時間:104分

映倫区分:一般(G)

公開日:2019年5月3日(金)

監督:ロブ・レターマン

キャスト:

ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、リタ・オラ、スーキー・ウォーターハウス、ライアン・レイノルズ(ピカチュウの声の出演)、竹内涼真 ほか

 

 

 

【解説】

世界的人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズの「名探偵ピカチュウ」をハリウッドで実写映画化。

 

子どもの頃にポケモンが大好きだった青年ティムは、ポケモンにまつわる事件の捜査へ向かった父ハリーが家に戻らなかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるように。

ある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部補から、ハリーが事故で亡くなったとの知らせが入る。父の荷物を整理するため、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かったティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。

かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。

 

「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズが名探偵ピカチュウの声を担当し、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミスが主人公ティム、渡辺謙がヨシダ警部補を演じた。

 

また、日本語吹き替え版でティムの吹き替えを担当した竹内涼真が、ポケモントレーナー役で本編にカメオ出演も果たした。

 

監督は「グースバンプス モンスターと秘密の書」のロブ・レターマン。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

率直な感想としましては、

ポケモンについては、20年ほど前のアニメの放送初期の頃に、いまは成人して社会人になっている甥っ子が幼い頃に映画を観に連れて行った事が何回かあるくらいで、「ポケットモンスター」のゲーム自体もしたこともないですし、「ポケモンGO」でも遊んだことがないといった、そんなにあまりポケモンについての予備知識がないような私が観てもなかなか楽しめる映画に仕上がっていたと思います。

 

 

ピカチュウをはじめポケモンが普通に現実世界にいきなり現れるのかと思っていたら、冒頭に主人公ティム(ジャスティス・スミス)が「カラカラ」というポケモンを捕獲しようとする描写もありはしますが、お話し自体は、そのほとんどが、人間とポケモンとが対等の関係で共存して生活する、あたかもディズニーアニメ『ズートピア』に人間も共存しているかの様な夢の街ライムシティを舞台に、ピカチュウと主人公ティムによる父親探しのバディムービーとして展開させている点で、なかなか上手く舞台設定を改変したなぁと感心しました。

 

 

私はポケモンに詳しいわけではないのですが、登場するポケモンたちのデザインがほぼ完全に原作アニメに準拠している点も嬉しかったですし、フシギダネやリザードン、カビゴンやプリンくらいは、ポケモンの名前自体は忘れていましたが容姿はなんとなく覚えていましたので懐かしかったですね!

 

 

 

ですから、ポケモン世代の人が観ても、劇中のCGで作り上げられたリアルなポケモンを1つ1つ眺めているだけでも、かなりマニアックな楽しみ方が出来る作品にもなっていたのではないでしょうか?

 

 

物語は、ヨシダ警部補(渡辺謙さん)から伝え聞いた父ハリーの死の真相を知ろうとする青年ティムと、元は父のパートナーだったピカチュウがバディを組み、父の死、そして街の闇の真相を探るというもの。

 

 

ちゃんと探偵らしく真相解明を図る行動を起こす展開で、なかなかハラハラドキドキさせてくれつつ、父と子のあり方といったテーマに、人間とポケモンの関係性と、最強のポケモンであるミュウツーの誕生理由に絡む欲深い人間の愚かさなども描かれていて、最初は子供向き映画と思って淡泊な展開がつまらなかったのですが、お話しが進むに連れ、大人の鑑賞にも充分耐えうる見応えある作品であることが解りました。

 

 

ガチのポケモンファン勢や映画批評家からすれば、たしかに主人公ティムと行動を共にしてスクープをものにしようとするヒロイン役の新米記者ルーシー(キャスリン・ニュートン)がロジャー会長(クリス・ギア)のPCから秘匿情報をいとも簡単に入手したり、ポケモン遺伝子研究施設に簡単に侵入出来たりと粗を探せば、疑問点が沢山出て来る脚本ではありましたが、それも含めて囮だったと思って、深く考えなければ、なかなか面白い映画に仕上がっていたと思いました。

 

 

また、ルーシーのパートナーのポケモンのコダックもなんとも言い難い魅力を醸し出していました。

 

 

ピカチュウは、そもそもオバケのQ太郎の「バケラッタ!」としか話せないQ太郎の弟のO次郎の様に、「ピカピーカーッ!」としか話せないところが可愛いはずなのですが、今作では、ライアン・レイノルズのおっさんの声で饒舌に喋りまくり、あたかもあの「Ted」の様な設定ではありましたが、観ているとそれにも慣れて来て、ピカチュウの一挙手一投足が可愛くて面白かったでした。

 

 

そして、ピカチュウが、このおっさんの声を宿していること自体が、今回のお話しの肝にもなっていて、お話しの最後には思わずホロリとさせられましたね。

 

 

続編が既に企画段階にあるらしいですが、このお話しの続きならば観るかどうか微妙になるかも知れないですね。

またライアン・レイノルズのおっさんの声で話すピカチュウが出て来る続編ならば観てみたいですけれどね。

 

 

博士役のリタ・オラという女優さんは、イギリスの歌手でもあるらしく、エンディングロールも、そのリタ・オラの曲らしいですが、予告編では、日本語吹替版は浅倉未稀さんの歌う『ヒーロー』が再三流れていましたが、それを聞きながら観てしまいますと私達の世代は、どうしても大映ドラマの某ラグビードラマを思い出してしまうので、字幕版では一切「ヒーロー」の曲が流れてくれなくて良かったです。

 

リタ・オラの曲がなかなかノリが良かっただけに、その次の2曲目と最後の今夏公開予定のポケモンのアニメ映画『ミュウツーの逆襲EVOLUTION』の宣伝は要らなかったかも知れないですね。

ワーナーのロゴマークが出てからの映画の宣伝なので、もう既に多くの観客は席を立っていましたからね。

 

いずれにせよ。日本の人気アニメのハリウッドでの実写映画化においては、過去の『ドラゴンボールEVOLUTION』での大失敗と同じ轍を踏まないでくれて何よりでした(汗)。

 

 

私的な評価としましては、

ポケモンのゲームや原作であるアニメに準拠した、ピカチュウをはじめポケモンのアニメチックなキャラクターたちをこうも自然に実写化してくれてとても懐かしかったですし、とても可愛かったので、本当に居たらとついつい夢想してしまうほどでした。

また、映画自体も、意外にも、ちゃんと探偵らしい行動も起こしながら、主人公ティムの父親ハリーの死、そしてライムシティの街の闇の真相を探るといったお話しもハラハラドキドキさせられる展開で、それなりに

面白かったので五ツ星評価的には★★★★(80点)の四ツ星評価も相応しい出来栄えだったと思いました次第です。

 

 

 

パンフレットを購入したら、ポケモンのバトルカードが1枚オマケに付いて来ましたよ(^^)v

なにやら、ヨシダ警部補(渡辺謙さん)のカードがSR(スーパーレア)らしいですね!

 

 

 

 

 

●『ポケモン 名探偵ピカチュウ』予告編(2019年)

 

 

 

●Carry On (from the Original Motion Picture "POKÉMON Detective Pikachu") (Official Video)

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。