『アベンジャーズ/インフィニティウォー』(2018年) #イオンシネマ草津 #アベンジャーズ | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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未だブログ記事化していませんが、今年の3/1(木)に公開がなされた、MARVELの単独ヒーロー映画『ブラックパンサー』の劇場鑑賞の後、鑑賞をするのを心待ちにしていた『アベンジャーズ/インフィニティウォー』を、4/27(金)の全国公開から1週間を経た、一昨日の5月4日(金)に、ようやく年老いた父親と、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで一緒に鑑賞に行って来ました。

かなり衝撃的なお話しでしたので、ブログ掲載順序は前後しますが、『ブラックパンサー』よりも先に、取り急ぎ、ブログ記事にまとめさせて頂きたいと思います

 

 

 

「魔人サノスによるサノスのためのサノスの物語(18.5/4・2D字幕)」

ジャンル:SF/アクション

原題:AVENGERS:INFINITY WAR

製作年/国:2018年/アメリカ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

上映時間:150分

公開日:2018年4月27日(金)

監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ

キャスト:

ジョシュ・ブローリン、ロバート・ダウニー・Jr. クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ドン・チードル、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、トム・ヒドルストン、イドルス・エルバ、ピーター・ディンクレイジベネディクト・ウォン、ポム・クレメンティフ、カレン・ギラン、ディヴ・バウティスタ、ゾーイ・サルダナ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グウィネス・パルトロウ、ベニチオ・デル・トロ、クリス・プラット、ダナイ・グリラ、レティーシャ・ライト、ウィリアム・ハート、ウィンストン・デューク、フローレンス・カスンバ、ジェイコブ・バタロン、ケリー・コンドン、マリアナ・グリーンブラッド、マイケル・ジェームズ・ショウ、キャリー・クーン、トム・ボーン=ローラー、テリー・ノタリー

 

▲イオンシネマ草津の電光表示ボードの映画タイトルも、出来れば、「アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー 字幕」と、ちゃんと正式タイトル名を表示させて欲しかったですね!

 

 

 

【解説】

「アイマンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」などマーベルコミック原作で、世界観を共有する「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」に属する各作品からヒーローが集結するアクション大作「アベンジャーズ」シリーズの第3作。

アイマンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといったシリーズ当初からのヒーローたちに加え、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ドクター・ストレンジ」「スパイダーマン ホームカミング」「ブラックパンサー」からも主要ヒーローが参戦。

6つ集めれば世界を滅ぼす無限の力を手にすると言われる「インフィニティ・ストーン」を狙い地球に襲来した宇宙最強の敵サノスに対し、アベンジャーズが全滅の危機に陥るほどの激しい戦いを強いられる。

 

監督は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

率直な感想と致しましては、

本作を面白いとみるか駄作とみるかのその感想が両極端に分かれてしまうほどに、驚愕度200%、いやそれ以上と言おうか、測定不可能な位で、かなり観るのが辛くなるほどの衝撃的なお話しの展開でした。

 

 

お話しの流れ的には、

具体的には、『マイティ・ソー・バトルロイヤル』からのお話しの続きとなっており、ラグナロクの発動によるソーの故郷アスガルド滅亡の直後、新天地として地球に向かっていたソー率いるアスガルドの民を乗せた宇宙船「ステイツマン」を何者かが襲撃した。


 

劇場用映画のMCUシリーズ全作品を鑑賞している私でさえも記憶があやふやで定かでない面もありましたので、その点を補完すべく、以下、Wikipediaから今回の映画の一部分の導入部のみ引用抜粋させて頂きますと、

 

 

「ーーそれは宇宙で最も恐れられる魔人サノスの宇宙船「サンクチュアリII」だった。人口過多の宇宙のバランスを完全に保つためには、全生命の半分を消し去る必要がある。そう信じるサノスは、インフィニティ・ストーンを集めるべく行動を開始したのだ。この襲撃で、アスガルドの民たちの半分は全滅。サノスはソーを拷問し、彼らが持っているはずの物を要求した。

兄の窮地に見かねた弟ロキは、サノスが欲する物――アスガルド崩壊に乗じて手中に収めていた「四次元キューブ」を見せる。その瞬間、緑色の巨人ハルクがサノスを攻撃した。しかしサノスはハルクの猛攻に耐え、逆にハルクを打ちのめしてしまう。

ハルクの敗北を受け、ソーの腹心ヘイムダルは最後の力を振り絞り、いくつもの世界を繋ぐ虹の橋・ビフレストの力でハルクを地球へとワープさせた。それは彼がコーヴァス・グレイヴの槍を使ったサノスに殺される直前のことだった。

ハルクがいなくなり、最早、息も絶え絶えのソーを守るものはない。

ロキはサノスに屈し、四次元キューブを差し出した。サノスをワナにハメるために。しかしそれも失敗に終わった。

---(中略)----

手にした四次元キューブを粉々に破壊し、中に収められている青色のインフィニティ・ストーンスペース・ストーンを左腕にはめた金色のグローブ、ガントレットに埋め込む。ガントレットにはもう一つストーンが輝いていた。ザンダー星に保管されていたはずの、かつてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが必死で守り抜いたパワー・ストーンである。ザンダー星を滅ぼして手に入れたその無限の力をもって、サノスはステイツマンを破壊した。死んだロキ、ヘイムダル、半分のアスガルドの民たち、そしてソーもろとも。」

 

 

 

そしてその後、ソーは『マイティ・ソー・バトルロイヤル』のエンディングロールの際のオマケ映像にもあったように、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>の面々と遭遇し、救助されるのでした。

といったイントロダクションで始まる作品でした。

 

 

今回の作品の場合には、これまで活躍してきたMARVELヒーロー達が総動員の豪華版という点では、ヒーローたちが入れ替わり立ち替わり、最凶最悪の敵サノスに挑んで共闘するスピーディーな展開には目が離せないし、手に汗握るほどに非常に面白く観ることは出来ました。

 

 

例えば、アイアンマンスーツは今回も進化していて飽きさせないし、その弟子に相当する、高校生のピーター・パーカーこと<スパイダーマン>もトニー・スタークこと<アイアンマン>の技術力のお蔭で、次々とスーツをはじめ新技術の披露で楽しませてくれていました。

 

 

<ドクター・ストレンジ>の変幻自在の波状攻撃的な魔術や、ご主人様想いの浮遊マントも相変わらず面白い。

 

 

アベンジャーズのみならず、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをも巻き込んでの、史上最強のラスボスのサノスとのバトルが、息もつかせぬほどの畳みかけで、もの凄い。

 

 

ガーディアンズのドラッグスのすっとぼけたボケや、クチの悪いアライグマのロケットが放つブラックジョークも愉快。

 

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では未だベイビーだったグルートも、今では反抗期でゲーム三昧ながら、ここぞという時には頼りになってくれるのには思わず感動。

 

 

銀河の様々な惑星、そして地球でと、MARVELヒーローたちが分散して、それぞれの目的のために死力を尽くしての戦いが実に熱い。

が、しかし、そんな最強のヒーローたちが集まっても、尚、劣勢を余儀なくされるといった今回の戦いは本当に観ていてハラハラさせられるし観続けるのが辛くなるほどでした。

 

 

最強の雷神ソーは『マイティ・ソー・バトルロイヤル』で最大の武器のムジョルニア(ハンマー)を破壊され失ってしまっており、また、ブルース・バナー博士も、緑色の巨人ハルクに思い通りに変身出来ないという風に、最強のMARVEL二大ヒーローが巧い具合に封じ込められて、いつものアベンジャーズとは違い、一体どうやって戦うのかハラハラされ通しでした。

 

 

ただ、<アベンジャーズ>たちの派手なアクションシーンなどは申し分ない本作ですが、お話し的には、<アベンジャーズ>というよりも、「サノスによる、サノスのための、サノスの物語」とでも言える、むしろ、あたかもサノスが主人公の様な作品でした。

 

 

この最強最悪の魔人サノスの目的は、増え過ぎた宇宙の生命を半分に減らし、それによって宇宙の均衡を保とうという単純明快な考えに基づき、6つの秘石<インフィニティ・ストーン>を集めて、その秘石同士が発する絶大なるパワーによって一瞬にして実行に移そうというもの。

よりによって、こんな男が<インフィニティ・ストーン>を手にしたら本当に一大事である。いきなり、この世から消されてしまう方の身にもなってみて欲しい。

 

来年の2019年公開予定の『アベンジャーズ4(仮題)』を以て主要キャストがMCUシリーズからの卒業を発表していることからも、命を落とすヒーロー達も続出の可能性もあると言われていた本作品。

 

 

流石に、MCUシリーズ10周年作品として発表された映画だけあって、従来の<アベンジャーズ>のヒーロー達の生死を賭けた活躍に、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>といった銀河のゆるキャラ軍団のガーディアンズのメンバーが参戦し、小気味良いギャグを連発してくれることによって、緊張感の中にも程良い緩和も生じさせてくれて、150分間飽きずに観る事が出来ました。

 

最後まで観るのが辛くなるほどでしたが、このまま終わって欲しくないし、終わるはずもないと思いますが、兎に角、来年の『アベンジャーズ4(仮題)』が公開されるまでのあいだ、今回は登場しなかった『アントマン&ワスプ』と新キャラクターの『キャプテン・マーベル』で気を紛らわしながら待つしかないようですね。

エンドクレジット後のオマケ映像に登場したあの旧型の通信機のマークの御仁も、今回の作品のこの後の展開に寄与してくれるのでしょうか?

 

 

今作に関しては、特に出演者に対しても本編映画では本来使用しないといった偽の脚本や撮影をわざわざ実施したくらいに、アンソニー&ジョー・ルッソの兄弟監督からSNSなどでネタバレを口外しないようにと直々にファンにお願いをする陳情文が発表されているのに従い、ネタバレが無いように書くのは非常に難しかったのですが、例えば、このシーンなどはそもそも使用されなかったアクションシーンだったりと、出演者にもネタバレが無いように気遣う徹底ぶりだったみたいですね。

 

▲この演出シーンなどはそもそも本編使用されないお蔵入りシーン。

 

私的な評価と致しましては、

もうこのシリーズに至っては<一見さんお断り的な映画>という趣は、致し方ない中、今回の作品は、2008年の『アイアンマン』から始まった<MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)>と呼ばれる前人未踏の劇場作クロスオーバー計画の集大成の10周年記念作品だけあって、<全滅>のキャッチコピーが踊る今作でしたが、シリーズの集大成でありながらも、次なる大切な始まりへのステップであり序章でもあると願いたかったでしたね。

このままで終わってしまうのは、切なすぎますし、あまりにも中途半端で蛇の生殺し状態ですが、次回作の『アベンジャーズ4(仮題)』に向けて、またそれまでのあいだ『アントマン&ワスプ』や『キャプテン・マーベル』を観て気分を紛らわすしかないのかも知れないですね。

 

従いまして、非常に面白く鑑賞出来たのですが、五つ星評価的には、このままで終わってしまうのは、切な過ぎますし、あまりにも中途半端で蛇の生殺し状態の様でもあるので、その点を☆(10点)減点しまして、ほぼ満点の四つ星半の★★★★☆(90点)の高評価とさせて頂きました次第です。

 

●映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』本予告

 

 

●映画『アントマン&ワスプ』特報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。