今回も、相変わらず、今年に映画館で鑑賞済みで未だ感想をブログ記事化出来ていない作品が、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、『カミング・ホーム』、『ハムネット』と3作品分が残ったままだったのに加え、更に、今年の春の大型連休が明けて以降、まとまった時間が作れたので、先日にブログ記事化をした『サンキュー、チャック』と『スマッシング・マシーン』に加えて、『スター・ウォーズ:マンダロリアン・アンド・グローグー』に『幕末ヒポクラテスたち』も観に行ったりする余裕も出来たため、早速ながら、『スマッシング・マシーン』を鑑賞した翌朝、『スター・ウォーズ:マンダロリアン・アンド・グローグー』の日米同時公開日だった5月22日(金)に、公開初日の朝一番から、母親の通院の送迎に行くついでに時間が作れたので、今回も、京都市南区にあるイオンシネマ京都桂川まで、IMAX上映ともその音響効果が匹敵する、2D字幕DolbyATMOS上映に行ってきました。
今作は、1977年全米公開の第1作目(『スター・ウォーズ:エピソード4/新たなる希望』)から始まった「スター・ウォーズ」のシリーズ映画としては、実に7年振りの劇場長編最新作となります。
映画『スター・ウォーズ:エピソード6/ジェダイの帰還』のその後の世界を舞台にした実写テレビ配信ドラマ『マンダロリアン』の劇場版。『マンダロリアン』シーズン3の続編。
従前のスカイウォーカー・サーガ(正史)とも呼ばれる本筋のシリーズ9作品とは大きく異なり、ジョン・ウィリアムズの作曲によるいつもの荘厳なテーマ曲やオープニングテロップによる説明文もないまま、所謂、「スター・ウォーズ」らしさもなく始まりましたが、Disney+の『マンダロリアン』シリーズの配信ドラマ版を未見であるばかりか、「スター・ウォーズ」シリーズの最新作でありながらも、事前知識が全く無くても特段予習をしておかなくても、今まで1本もシリーズ作品を観たことがない人が、いきなり本作を観ても充分に愉しめるかとも思われる、あのマーベル映画の『アイアンマン』シリーズなどの監督でも有名なジョン・ファブロー監督の作品らしく、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンとグローグーによる痛快なSF冒険活劇のドラマの一話を今作では長尺版にしたような、あたかもスペシャルドラマ的な作風になっていて実に素晴らしい出来映えでした。
ですので、”一見さんお断り”的なお話しでもなかったので、コアなファンよりも、むしろ「スター・ウォーズ」に対してライトな層にこそウケる作り方がなされた映画にもなっていたかとも思いましたので、是非ともこれまでシリーズ作品を未見の新規の多くの方々にもオススメ致したく思い、私が今年に劇場鑑賞した作品の順序とは多少前後しますが、拙ブログでも、先ずは本作品を、先にご紹介したいと思います。
単に「グローグーが可愛いから」とか「孤高の仮面の賞金稼ぎマンダロリアンが格好良いから」といった理由でも何でも良いので、今までスター・ウォーズに触れて来なかった人ほど一見の価値ある作品になっていたかと思います。
今年度の12本目の劇場鑑賞作品。
(今年度のイオンシネマ京都桂川での5本目の劇場鑑賞作品。)
「エピソード6.5に相当する外伝として良く出来た劇場版(26.5/22・2D字幕ATMOS上映)」
ジャンル:SF/アクション/冒険
原題または英題:Star Wars: The Mandalorian and Grogu / The Mandalorian and Grogu
製作年/国:2026年/アメリカ
制作会社:ルーカスフィルム
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン(米国配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ)
公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/mandalorian-grogu
上映時間:132分
上映区分:一般(G)
劇場公開日:2026年5月22日(金)※日米同時公開
【スタッフ】
製作:キャスリーン・ケネディ / イアン・ブライス / ジョン・ファブロー / デイブ・フィローニ
製作総指揮:カレン・ギルクリスト / ジョン・バルトニッキ / キャリー・ベック
撮影:デビッド・クライン
美術:アンドリュー・L・ジョーンズ / ダグ・チャン
衣装:メアリー・ゾフレス
編集:レイチェル・グッドレット・カッツ / ディラン・ファーシェイン
音楽:ルドウィグ・ゴランソン
視覚効果監修:ジョン・ノール
キャスティング:サラ・ハリー・フィン
脚本:ジョン・ファブロー / デイブ・フィローニ / ノア・クロア
監督:ジョン・ファブロー
【キャスト(配役名)】
ペドロ・パスカル(マンダロリアン:ディン・ジャリン) / ※パペット人形("ザ・チャイルド”:グローグー) / シガニー・ウィーバー(ウォード大佐:新共和国のアデルフィ・レンジャーの大佐兼リーダー) / ※声の出演:スティーヴン・ブルーム(ガラゼブ・”ゼブ”・オレリオス:テレビアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場した、元ゴースト・チームのメンバー) / ※声の出演:ジェレミー・アレン・ホワイト(長編CGアニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』にも登場した、ジャバ・ザ・ハットの息子:ロッタ・ザ・ハット) / ※声の出演:マーティン・スコセッシ(ヒューゴー:四本腕のキッチンカーの主人兼情報屋) / ジョニー・コイン(ジャヌ卿:銀河帝国の残党の一派の指導者) / ※声の出演:デイヴ・フィローニ(トラッパー・ウルフ)/ ブレンダン・ウェイン(※マンダロリアンのスーツアクター) / ラティーフ・クラウダー(※マンダリンのスタントパフォーマー) その他
(以上、映画.comより引用抜粋し、劇場パンフレットからの情報を一部加筆。)
【解説・あらすじ】
世界的人気を誇るSFサーガ「スター・ウォーズ」シリーズの約7年ぶりとなる劇場長編映画。ドラマシリーズ「マンダロリアン」で描かれてきた孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、フォースの力を秘めた幼い存在グローグーの物語を、壮大なスケールで描く。
物語の舞台は、「スター・ウォーズ:エピソード6/ジェダイの帰還」後の銀河。帝国崩壊後も新共和国の統治は行き届かず、無法者や帝国軍残党がはびこる混沌とした時代が続いていた。そんな中、強大なフォースを秘めた孤児グローグーは、その力を狙う者たちに追われる存在となる。彼を守ることを決意した賞金稼ぎディン・ジャリンことマンダロリアンは、危険に満ちた銀河を旅しながら、次第に親子のような絆を育んでいく。
本作では、成長したグローグーがルーク・スカイウォーカーのもとで特訓を積んだフォースの力を駆使する姿も描かれるほか、帝国残党との激しくスピーディーな戦闘など、「スター・ウォーズ」シリーズならではのスケール感あふれるアクションが展開。さらに、新キャラクターとして名優シガーニー・ウィーバー演じるウォード大佐も登場する。ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)であるデイブ・フィローニが製作総指揮、ジョン・ファブローが監督を務めるなど、「マンダロリアン」シリーズを手がけてきたクリエイターが集う。
(以上、映画.comより引用抜粋し、一部加筆。)
イントロダクション
舞台は、あのダースベイダーも死んでしまっていなくなり、銀河帝国が崩壊し無法地帯となった、はるか彼方の銀河系の辺境地。
孤高の賞金稼ぎ・マンダロリアン(ペドロ・パスカル)と齢50歳を超えてはいるが種族としては言葉も話せないほど幼いながら、強大なフォースの力を秘めたグローグー。
彼ら、親子を超える絆で結ばれている二人は、新共和国軍のアデルフィ・レンジャーのリーダーのウォード大佐(シガニー・ウィーバー)から、賞金首を狩るために、銀河帝国軍の残党を探し出す依頼を受ける。
その手がかりを求め、かつて銀河の裏社会を支配した”犯罪王”ことジャバ・ザ・ハットの双子の弟妹に会いに行くのでした。
交換条件として、ジャバ・ザ・ハットの息子、すなわち彼らの甥っ子である、ロッタ・ザ・ハットが拉致されている惑星から、解放させてこの星の下に連れ戻すよう依頼を受ける。
その惑星の四本腕の情報屋・ヒューゴーから聞き出した銀河帝国軍の残党の一派の首領ジャヌ卿との交渉を試みるが、やがて、紆余曲折あって、このロッタ・ザ・ハットの救出劇を発端として、マンダロリアンとグローグーは、数々の危機に巻き込まれてしまうのでした。
といったイントロダクションの映画でした。
時代劇『子連れ狼』にも着想を得て脚本作りをしたとの事。(ジョン・ファブロー監督談)。
西部劇的な雰囲気とともに、何処となく日本を感じさせる要素も、尺八の音も流れるオリジナルサウンドトラックの数々の曲以外にも随所にみられました。
◎『マンダロリアン・アンド・グローグー』と『子連れ狼』との類似性。
マンダロリアンとグローグーが連れ立って、様々な場所で敵と戦いながら目的を遂げるストーリー展開は、まさに、小池一夫さん原作の時代劇『子連れ狼』を思わせるし、上記に示した『子連れ狼』との画像を比較してみても、これは単なる他人の空似ではなく、その類似性が立派に理解出来るでしょう。
また、今回の劇場版では、特に、『子連れ狼』の時代劇ドラマの中でも、幼子の大五郎が父親・拝一刀(おがみ・いっとう)が病いに伏せているのを子供ながらも健気に懸命に看病するといった逸話の際の放送回を参考にしたと、ジョン・ファブロー監督自身がテレビの番宣のインタビューで包み隠さず答えてくれている点からも、明らかですし、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』にも登場した、三度笠を思わせる笠を被った賞金稼ぎエンボが闇夜の激しい雨の中で佇むシーンはあたかもモノクロの黒澤映画の演出のようでもありましたよね。
実写と特殊効果技術の絶妙な配分が魅力!
今作でも、実写と特殊効果技術の絶妙な配分が魅力であり、ペドロ・パスカルとスーツアクター担当、スタントパフォーマー担当とで演じるマンダロリアンはもとより、グローグーもパペット人形による実写です。
複数の人形遣いが連携して、つぶらな眼の瞬きや耳の上げ下げ、たどたどしい手つきなど、考え抜かれた動きで幼さや可愛らしさが表現されています。
なので、観客の多くは、グローグーの可愛らしさにやられてしまうこと請け合いかと思われます。
イタズラ好きで食いしん坊なグローグーは、笑いどころも提供してくれる。そして今作では、特に、負傷したマンダロリアンのために懸命に行動する姿もいじらしい。
最先端の特殊映像技術と実写を併せても映像を流麗にし過ぎない点は、生成AIなどにより、映画の技術がそれこそ日進月歩の今だからこそ、あえて観客の心を惹き付けるのかも知れません。
奥行きを感じる画面も見応えたっぷりで、水中や空中、街中を疾走する乗り物の運転席からの視点など、映像体験としてもかなり満足度が高くて驚かされました。
雪山、広大な砂漠、洞窟の場面も美術班が綿密に細部まで作り込んでいて、全く飽きずに鑑賞出来ました。
また、大蛇との格闘シーンなども盛り込まれていますので、4DXなどのラージフォーマットにも適した作品かとも思いました。
とにかく、観客を喜ばせる試みに満ちた、あっという間の2時間12分でした。
私的評価:★★★★★(100点満点)。
従前のスカイウォーカー・サーガ(正史)とも呼ばれるシリーズ9作品とは大きく異なり、ジョン・ウィリアムズの作曲によるいつもの荘厳なテーマ曲やオープニングテロップによる説明文もないまま、所謂、「スター・ウォーズ」らしさもなく始まりましたが、Disney+の『マンダロリアン』シリーズの配信ドラマ版を未見であるばかりか、「スター・ウォーズ」シリーズの最新作でありながらも、事前知識が全く無くても特段予習をしておかなくても、今まで1本もシリーズ作品を観たことがない人が、いきなり本作を観ても充分に愉しめる作りの映画になっている点が素晴らしく、その上で、コアな「スター・ウォーズ」のファンの方々も納得させるようなストーリー展開にもなっていて、大満足の出来映えでした。
つきましては、私的な評価と致しましては、五ツ星評価的にも★★★★★の100点満点の評価でもまだ足りないくらいに面白くて大満足でした。
「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画としては、エピソード3.9とも呼ばれ、『スター・ウォーズ:エピソード4/新たなる希望』の前日譚に位置付けられる外伝の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)の素晴らしい出来映えにも匹敵するほど良かったですね!
今作の『スター・ウォーズ:マンダロリアン・アンド・グローグー』についても、また何らか別のラージフォーマットの上映にて、2回目鑑賞に行きたいくらいでした。
〇「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」ファイナル予告|「親は子を守る、そして…子は親を守る」|5月22日(金)劇場公開!
〇2分で振り返る『マンダロリアン』|特別映像|Disney+(ディズニープラス)
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。































