『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年) #ローグワン #3D4DX | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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公開初日のお昼過ぎに、イオンシネマ京都桂川にて、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の3D字幕版4DX観賞してきましたので、他に観賞済みの作品も数多く残してはおりますが、先ずは、取り急ぎ、その報告がてら、今作のブログの感想を書きたいと思います。

 

「SW史上最も切なく壮絶な戦争映画(16.12.16・3D字幕4DX)」

ジャンル:SF

原題:ROGUE ONE A STAR WARS STORY

製作年/国:2016年/アメリカ

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html

上映時間:134分

公開日:2016年12月16日(金)

監督:ギャレス・エドワード

出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ドニーイェン、ベン・メンデルソーン、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディック、フォレスト・ウィテカー、チアン・ウエン、リズ・アーメッドほか

 

『スター・ウォーズ』サーガシリーズのスピンオフ映画であり、ハリウッド版『GODZILLA』のギャレス・エドワード監督が指揮を執って製作。ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズ第1作の、所謂、「エピソードⅣ・新たなる希望」に登場した帝国軍の宇宙要塞兵器・デス・スターの設計図を盗み出す反乱軍たちの活躍を描き出した映画。

 

 

まず、当初予想していたより、平日昼間ということもあり、混雑もなく、イオンシネマ京都桂川のフロアー内も人影もなくガラガラ状態でしたし、おそらくですが、多くのSWマニアの人達は、世界最速上映の午前0時から上映のTOHOシネマズなどのシネコンに大挙して訪れていたのではと推察していました。

 

 

 

 

イオンシネマの場合には、3D4DXのバージョンしか早期の事前チケット先行予約できなかったので、取りあえずは、3D4DX字幕版で観賞しましたが、無理からに遠近法を用いて、3D化させているかのように撮影されていたので、近距離の間でも焦点がぼやけて見えるシーンが多かったですし、風が巻き起こるシーンでは、巨大扇風機の音が、「ブフーン!」とすごくうるさくて気になったりと、あまり今回は4DX観賞を心底堪能出来なかったので、出来ますれば、初回の観賞は、やはり、2D字幕版・ULTIRA上映の大きなスクリーンで観たかったかな?

 

ですので、イオンシネマ京都桂川で、『ローグ・ワン』の2D字幕版・ULTIRA上映を上映してくれている、12/23(金)の『バイオハザード:ザ・ファイナル』の公開開始までには、もう1度2回目観賞として、ULTIRA上映を観に行きたく思いましたね。

 

 

映画的には、例の従来からのジョン・ウィリアムズによるSWのテーマ曲があまりBGMに使用されていなかったからか、ちょっとSW気分に浸る感じが出来なかった点は残念でしたが、前半部分は、正直なところ、少々退屈っぽかったので凡作かとも思えたのですが、中盤以降は、スピンオフ映画とあなどるなかれ!SWシリーズの映画史上最も切なくて、リアルな戦争描写の作品になっていたと思うほど面白かったですね。

 

 

本作のヒロインのジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)とその父のゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)親子以外には、元・帝国軍の監視ドロイドのK-2SOと反乱軍のキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)くらいしか、自分の名前を名乗るシーンが全くないので、劇場鑑賞のあとで、パンフレットで詳細情報を補完するしかなかったのですが、盲目の僧侶チアルート・イムウエ(ドニー・イェン)と重装備の兵士ベイズ・マルバス(チアン・ウエン)、そして元・帝国軍の運び屋のパイロットのボディー・ルック(リズ・アーメッド)の実質6名で、黒澤明監督の不朽の名作の「七人の侍」の自己犠牲、仲間との絆、信念など日本のサムライ魂や精神構造を多分にリスペクトしているようですね。

 

 

 

 

 

 

また、アジア系俳優を代表してSWシリーズに今回初参加のドニー・イェンが演じる、ジェダイが滅んでしまった時代に、フォースの力を信じるスピリチュアルな盲目の僧侶たるチアルート・イムウエは、あたかも『座頭市』の様でもありましたからね。

 

 

今回のスピンオフ映画で、これで、エピソードⅢ(シスの復讐)とエピソードⅣ(新たなる希望)の橋渡しが上手く出来たと実感出来る作品でしたね。

 

 

 

SWサーガシリーズのファンで勘のいい人であれば、察しがつくかとは思うのですが、ダースベイダーのみならず、昨今の特殊効果技術の進展からか、まさかのあの人の友情出演も実現可能にしていますので、かなり感激するかと思いますね。

 

 

劇場から帰宅途中、今作が、本当にエピソードⅣの10分前までを描いていたので、早速にも、レンタル店にて、『SW・エピソードⅣ・新たなる希望』のDVDをレンタルしてきましたが、DVDを観賞し直してみますと、今回の『ローグ・ワン』は、エピソードⅣの冒頭のオープニングロール部分の表記を上手く映像化していたと改めて実感しましたね。

 

 

ただ、「エピソードⅣ・新たなる希望」のDVDの最初の部分あたりを観て、確認が出来て安心したのか、公開前日は、京都市内でも積雪があるとクルマではシネコンまで観に行けないかもと心配して夜通し寝付けなかったので、そのせいか、随分と疲れていたのか、不覚にもDVD観賞中に寝落ちしてしまっていたみたいでした(汗)。

 

私的な感想と致しましては、

前半部分は正直なところ、地味な戦争映画って感じで凡作にも思えたのですが、中盤以降からは、SWシリーズ史上最も切なくてリアルで壮絶な戦争描写の映画で、「エピソードⅣ・新たなる希望」の冒頭のオープニングロール部分のわずか数行を上手く映像化させたスピンオフ映画ですごく面白かったですね。

ですので、採点評価としては、あくまでも私見ですが、辛うじて、五つ星評価の満点評価の★★★★★(100点)が相応しい映画かと思いました。

 

また、12/16現在の時点の「2016年映画ベスト10」の暫定順位としましては、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に次ぐ第2位にランクインさせたい作品かと思いました次第です。

 

 

 

 

 

 

 

【購入グッズ】

●パンフレット(通常版:左、限定版:右、共に1冊1.000円)。

尚、今回の限定版パンフには公開日の刻印はありませんでした。

 

●ダブルポケットクリアファイル(486円)

 

 

●マウスパッド(756円)

 

 

 

『ローグ・ワン』の2D字幕版・ULTIRA上映が公開されているうちに、ULTIRA上映が、『バイオハザード:ザファイナル』に切り替わるまでに、出来るだけ早く、イオンシネマにて2回目上映を観に行かなくては!!!

 

●「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」予告 フォース編  

 

 

 

 

今回の最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。