PARCO劇場で行われている安田くん主演舞台、
「あのよこのよ」に行ってきました。
思えば。
エイトの現場から遠ざかっている私にとって、
安田くんを生で観られる貴重な機会となっている舞台。
毎年お誘いいただいているヲ友達に連れていってもらいました。
(ありがとうございます!!!)
そういや、錦戸亮ちゃんも。
安田くんがPARCO劇場で舞台をやっていること、ちゃんと知っていたな(笑)
「亮もがんばってな」って言ってくれたみたいだけど。
ならきっと亮ちゃんも、
「章ちゃんがんばってな」って言ってるよね!
(ほっこりだよほっこり!笑)
コンスタントに舞台のオファーがあるんであろう、安田くん。
毎年毎年しっかり舞台に立っている安田くん。
その底力を見せつけられた感じの舞台でした。
安田くんは舞台が似合う。
もうね。
牛若丸かっ!って感じの、
小さな体が軽やかに舞台を舞っていました。
なんだかんだで私、
「少女都市からの呼び声」「閃光ばなし」
「忘れてもらえないの歌」「マニアック」
「俺節」「ジュリエット通り」
と、いままで安田くんの舞台を観劇出来てきました。
昨年観劇した舞台は難解で。
(唐十郎氏の舞台)
↓
むずかしい・・・
でしたし(笑)
(それはそれで、考察するのが楽しかったりもするけどね)
終わった後にはー!スッキリ!となる舞台は少ない気がしますが(笑)
今回はとってもわかりやすかった!
あーめちゃ楽しかった!
って最後に思える舞台でした。
【あらすじ】
舞台は明治初期。
浮世絵師・刺爪秋斎(安田章大)は、新政府を批判したとして番屋に入れられていたが、初犯ということもあり解放され、迎えに来た弟の喜三郎と、居酒屋で宴を共にしていた。
そこで秋斎は喜三郎から出所祝いとして眼鏡をプレゼントされ喜んでかける。
さらに秋斎は居酒屋に居合わせた、未来が見えるという能力のある常連・フサに占ってもらうと、「女に出会う」と告げられる。
「その女が秋斎の未来を決めるだろう」と。
そこに美しい女が男と共にやってくる。
秋斎が出会う女性は彼女なのではないかと話していると、突如、刀や銃を持った男たちが現れる。そして男たちは秋斎たちに襲いかかって来るのだった……。
安田くんはちょっとエキセントリックに見える絵師の役。
絵を描くとき、めっちゃ体を動かすんです、めっちゃ!
姿勢をめいいっぱい低くしたり、うねったりしながら絵を描くもんだから。
その動きにまず、目が惹き付けられます。
色付きの眼鏡をしている役柄だったんですが。
この"眼鏡"にはちゃんと意味がありました。
眼鏡をかけた役柄という点ひとつとっても、ヤスくんが今までの芸能生活で培ってきた、人間関係とか信頼関係とかが垣間見れる気がしました。
時代は明治初期。
新政府を批判する人はガンガン罰せられる時代。
薩摩と長州全盛期、ですかね。
権力を嵩にし、人を残酷に殺してしまう薩摩の役人を中村梅雀さんが演じていたのですが。
これが素晴らしくて。
めっちゃ怖いのめっちゃ。
突然グサッ!って人を殺しちゃうし。
殺陣もすごくて。
小さな体で舞台を動き回ってらしたけど、
なんと、御年68歳!
ひゃー!!!
でした。
(ほらもう写真からして怖い・・・)
居酒屋のおかみさんを演じてらした池谷のぶえさん。
(「不適切にもほどがある」でも怖い人事の役柄で出てらしたよね!)
池谷さんといえば、私が必ず思い出してしまうのはコレ(笑)
(たぶんなんどもなんどもリピったせいww)
↓
さすが!でした!
役にもぴったり!!
可愛らしかった(笑)
もちろん他のキャストの皆さんも!
舞台の良さって。
すばらしい役者さんの集団芸術(お芝居自体もそうだし大勢の立ち回りだったりセット変換を担ったり)を生で見られる事だと思うんですが。
今回のこの演目も、
小気味好いセリフ回し、
迫力満点な殺陣、
客席も使っての移動、
とにかく役者のみなさんのお芝居が楽しくて。
良い空間でした、とても。
大げさかもしれないけど。
「命」とは。
って考えさせられたりもしたな。。。。
(「生きている」とはどういう事かって事もね)
ちょうど舞台を観る前に、ヲ友達と飲んでたんですが。
"命"とかについてチラっと話していたところでもあって。
沁みました。。。
あと。
安田くんがガッツリ歌う曲が2曲あって。
久しぶりに生のソロの歌唱を聴きましたけど。
声量マシマシ、ほれぼれとする音程の気持ち良さ、
素敵!
殺陣もすごかったっすよ!
運動神経の良さが滲み出るよねヤスくんの殺陣。
やっぱりなんでもそうだけど。
生ってすばらしい。
生でしか得られない栄養素ってあるよね。。。
とにかく!
楽しかったです!
ありがとう!!!