アイアンマン回想記2 T1〜バイクパート | ハルさんの「目指せ水陸両用!」

ハルさんの「目指せ水陸両用!」

走るのが何よりも苦手だったマスターズスイマーが、40才からトライアスロンに挑戦。その記録を綴ったブログ。
2013年8月、アイアンマンレースを完走。
マスターズ水泳800m、1500m自由形 前日本記録保持者。
水陸両用アスリートを目指してます。

痛い脚でひーこらひーこら、ようやく熊本まで戻ってくることが出来ました。九州は暑い!これでもきっと8月末の出発日までと比べれば相当気温が下がっているのでしょうけど、何せ湿度が高い。やっぱり北海道はいいなぁ~。

さて、アイアンマンの回想 バイクパート編 です。
スイムをトップの方で上がったら、後は当然抜かれてばかりなので、展開としてはつまらないですが、お暇があれば読んでください。



T1は更衣テント内に2,3人。

「速かったですねー。」
『いや~スイマーですから(^^ゞ』 
「私もスイマーなんでこれからが怖いですよ~。」

などと雑談しながらウェット脱いで、足拭いて、靴下履いて、アームウォーマー付けて、バイクジャージ重ね着して、ようやくシューズ・・・とかやってたらえらく時間がかかった。あとからスイムアップしてきた選手数人に先を越されてしまった。トランジションタイム7分53秒!遅っ(^◇^;)

で、ようやくバイクスタート。バイクの目標は6時間。30km/hのペース。とにかく焦らず、まずは湖沿いの平地パートは33-35km/hをキープしながらペダルケイデンス85rpmくらいでマイペース走。スイムアップが早いと、しばらくは競り合う相手も無く、気軽な一人旅。

15分くらいして徐々に猛スピードバイクに抜かれ始めた。抜いていくのはほとんどピンクゼッケン(20-39才区分)の外人選手。みんなサドルの位置がすごく高い。長い脚がうらやましい~とか思いつつ、変わらずマイペース。

すると、20kmくらいで早くも同じ黄色ゼッケンに抜かれた(>_<)。
ちょちょちょっと~待ってよ~~~ \(-.-;
とか思うも、スイムの差をこの短時間に詰めてきたんだから抜いていく速度差も半端無い。あっという間に見えなくなってしまった。

その後しばらくピンクゼッケンの若い選手に抜かれまくり。最初の激坂までに20人くらいに抜かれただろう。スイムを早く上がると、バイクはいつも抜かれるだけ。辛いな~。
 激坂手前のエイドポイントでボトルゲット。しかし、スポドリではなく、水。痛恨のミス(>_<)。
最初に搭載していたOS-1とスポドリが無くなったあとはしばらく水+塩タブレットでしのぐ。水は血中ナトリウムが下がるので飲むには好ましくない。

 洞爺カルデラを登る最初の激坂では、地脚の強い選手達が坂をものともせずぐいぐい登っていく。そしてその後の平地や下りで気がついたらさらに差を付けられてしまう。コーナリングや上り終えた時の処置にきっとテクニックがあるのだろう。いつも単独練習ばかりしていると、その辺が全くわからない。。。明らかに経験不足(´o`) =з

 そして山岳パートへ。とにかく果てしなく続く上りと下りの繰り返し。そしてその上り坂でどんどん置いて行かれる状況に気が滅入るばかり。黄色ゼッケンもチラホラと抜いていく。しかしまだ40kmくらい。ここで頑張って追いかけては後半力尽きるのが目に見えていたので、抜かれても抜かれてもマイペースを貫いた。

 50kmの留寿都エイドでようやくスポドリをゲットし、早々に消費。水は捨てた。尻別岳の裏側コースは銀河鉄道999に出てくる宇宙へ飛び出す所の線路みたい。ひたすらまっすぐの上り坂で、その先には空しか見えない。
ハルさんの「目指せ水陸両用!」-尻別こんな坂ばかり

真狩村に入り、ようやく下りメインのパートに入った。しかし、ここでも命知らずのようなダウンヒラーにあり得ない速さで抜かれていく。こっちも65km/h近く出ているのに、いったいどれだけスピード出てるんだ???

 京極折り返し点手前でついに上のエイジである黄緑(45-50才区分)、水色(50代)ゼッケンの選手につかまり始めた。そして、女子選手も(@o@)!、皆速い!!

 京極折り返しでボトルを再度ゲットし、ここをターンしたら一転、向かい風+上り坂が続く。サイクルメーターの数値は15km/hくらいまで落ちてしまう。
「苦しいのはみんな同じなんだ」と思いたいのだが、中には雑談しながら余裕で抜いていく選手もおり、自分の非力さにがっかり。
右手には羊蹄山が雄々しく見えるはずなのだが、景色を楽しむ余裕など無く、記憶に残っているのはアスファルト面だけ(-_-;;。
ハルさんの「目指せ水陸両用!」-羊蹄山こんな景色だったろうに・・・。


そんな中、ブログ村のランキングで上位常連のこうたんさんに抜かれた。水色ゼッケンで3番手くらいだったろうか。しかもあっという間にいなくなってしまった。すげ~。

 その後はどれだけの選手に抜かれたか覚えていない。が、ニセコの100kmポイントあたりから徐々に抜かれるペースが落ちてきた。バイク超速の選手達は大方先行してしまったのだろう。
ハルさんの「目指せ水陸両用!」-アンヌプリ雪山でないニセコアンヌプリ 初めて見た。

 後半の昆布岳周回コースは上りが長く、エネルギー補給のタイミングが難しいだろうと思っていたので、その前に色んなパワージェルを摂っていたが、あまり力が湧かなかった。結局固形物が欲しくなり、一番良かったのはスポーツようかん。適度な塩分があって、疲れた体にすっごく旨かったし、その後一時的だが力がよみがえってきた。口で引きちぎれる開口部もGood。今後はこのスポーツようかんをファーストチョイスにしようと決めた。

 昆布岳周辺コースに入ると、ポツポツ雨が。そして徐々に雨足が強まり本降りに。体も冷えてきた。が、バイクジャージ重ね着とアームウォーマー、手袋がここで奏功した。疲れ切っていても割と体温が下がらず、手指の動きも損なわずにすんだ。
ハルさんの「目指せ水陸両用!」-きたきつね下見の時はこの辺でキタキツネに遭遇しましたが・・・。

 雨が降り出すと、フロントカーボンリムのブレーキングが超不安。タイヤもスリックだし、下りコーナーは恐怖。路面の継ぎ目に金属部分でもあろうもんならあっという間にスリップ転倒(>_<)。下り坂はとにかく安全運転に徹した。もちろん平均速度は落ちる一方。100km地点くらいまでは30km/hをギリギリキープしていたが、いつの間にやら29km/hに落ちていた。

 137kmのスペシャルニーズ地点では上手くボトルを取ることが出来た。が、上り坂の途中でハンドルから手を離せず、口にする場所がない。短い平地でボトル中身のパワージェルを流し込もうとするが、粘度が高く、なかなか口に入らない。これは失敗だった。ちょっと薄めて粘度を下げておくべきだった。ここは反省点。

 長い長い昆布岳周辺コースが終わったら、最初に通った道を戻ることになる。往路で通った7.5%の下りが、今度は当然上りのハードコースに変貌。これが最後の頑張り所だ~と自分に言い聞かせてフロント34T/リア25Tの一番軽いギアでシッティングのままペダルを回す。もうダンシングで登る筋力はない。
$ハルさんの「目指せ水陸両用!」-7.5%これを逆に登る地獄坂


何分要したのだろうか。ようやく登り切ったら・・・


そこは暴風だった(>.<)。激しい横風でまっすぐ走れない。そしてカルデラ斜面を下る最後の下り坂はさらに風が荒れ狂っていた。とんでもない横風で、先行する選手が風でフラフラ今にも吹き飛ばされそう。危なっかしくて抜くに抜けない。最後の稼ぎどころでスピードに乗れず、ここまででアベレージは28km/h台に転落(;_;)

 そして洞爺湖周回コースへ。ようやく戻ってこれた。湖から吹き付ける風は、防風林があるところは穏やか。平地を30km/hくらいで巡航する脚力はまだ残っていた。が、170km地点くらいでついにトラ仲間のI先生に抜かれてしまった。そして、話す間もなく置いて行かれた(T_T)。
 
 宿泊している洞爺サンパレスが見えた!ようやく帰ってきた。洞爺湖温泉街に入り、湖畔散歩道へ。長い長い180kmがようやく終了。バイクパートは目標に及ばず6時間19分。
男子ランク141位(´o`) =з きっと100人以上に抜かれたな。しかしここまで抜かれるとは。。。

バイクは経験不足。技術不足、ヒルクライム対策不足がすべてでした。まぁ、要はすべて足りなかったと言うことデス。

 しかし、唯一良かったのは雨の中あれだけ脚が冷えたのに脚が攣らなかったこと。芍薬甘草湯と、徹底的に水分+塩分補給に努めたおかげだろう。

$ハルさんの「目指せ水陸両用!」

ランパートに続く。


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