映画、音楽、アート、小説、料理など芸術に関する話題について、思いつくまま気の向くままアットランダムに書いていきます。★★★★★
「アートホラー」とでも言うべきか。映画バックルームズは、新感覚の迷路系サイコスリラー。予告編で、なんとなく展開を想像してしまうが、予想を裏切る不思議な展開。この作品、評価が分かれているようだが、はっきりした結末を希望する方には、おすすめしない。バックルームズとは何なのかは、おそらく鑑賞者の想像力次第で受け取り方が変わってくると思う。場合によっては、その時の鑑賞者の精神状態も、感じ方に影響してくるかもしれない。バックルームズの構成は秀逸で、その展開は、ゲームをしているようでもあり、エッシャーのアート作品を展示している美術館を観覧しているような感覚をも覚えた。この世界はいったい何なんだ?自問 自答が繰り返され、行き着くところがない。その答えは鑑賞者にゆだねられるインナートリップ。(★★★★)
こういうシチュエーションで人間と犬の絆を描いた作品は、ありそうでなかったかもしれない。同じ戦場で戦った、ある意味戦友ともいえるふたりが、PTSDになやまされながらも、アラスカの大自然の中で退役後の静かな時を過ごす。そんな時間も長くは続かず、突然のアクシデントから命をかけたサバイバルが始まる。この作品で考えさせられるのは、やはり、犬と人間の理屈抜きの信頼や愛なのだろう。主演のブラッド・ピッドは、映画、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドでも飼い犬のピットブルと名演をしていたが、本作でも本当のバディのような自然な演技で、お互いを信頼し、命がけで助け合う姿は、本当に美しく、涙なくして見ていられない。ストーリーはシンプルだが、純粋に心をうたれた。(★★★★)●ハート・オブ・ビースト映画『ハート・オブ・ビースト』公式サイトブラッド・ピット主演最新作!デヴィッド・エアー監督との再タッグで贈る、アラスカの大自然に取り残された人間と犬の、【絆の物語】。『ハート・オブ・ビースト』大ヒット上映中。heart-of-the-beast.jp