芸術に恋して★Blog★
私が日々生活をしている中で体験した「映画」「音楽」「アート」「写真」などの感想や感動を書いています。どうぞ気軽に、トラバ、コメントください。
  • 21Oct
    • 【映画】テルマ

      映画「テルマ」は、鬼才ラース・フォン・トリアー監督を叔父にもつ新鋭ヨアキム・トリアー監督のサイキックホラー?主人公テルマは不思議な力をもっている、彼女自身、どうなっているのか良くわからない、制御ができないのだ。この作品で興味深いのは、無意識下の欲望によって、その力が具現化されてしまう恐ろしさだ。この作品と良く比較される映画キャリー(1976)とは似てはいるが、まったく異なるものである。テルマ自身、その力を恐れるが故に、自分を抑え、禁欲的な生活を強いている。本当の自分を出すべきか、抑えるべきか、顕在意識と潜在意識との間で悩むその姿は、多かれ少なかれ、現代人が持っているものだ。本作ではこの部分が増幅され、人間の精神面に迫ってくる。映画の中で描かれる、イマジネーションの世界も芸術性が高く、見所の一つになっている。(★★★★)

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    • 【映画】日日是好日

      日日是好日。この言葉の真の意味を、茶の湯を通して感じる映画である。樹木希林と黒木華、二人の演技がすばらしい。樹木希林は本当のお茶の師匠のようで、長年お茶をやっていた?かのようだった。対する黒木華も呼応するように自然体で、自分らしい生き方に悩む女性を丁寧に演じている。映画の多くはお茶のシーンであり、日本の四季おりおりをその中で感じる事ができる。毎日を大切に生きていれば、答えは自然に見つけられる。自分と向き合う事の大切さ、今を受け入れる事の大切さを感じながら、一個人としての生き方についてを考えさせられる映画である。映画を通じて、樹木希林から黒木華に女優としての大切なバトンが渡されたような、そんな気がした。(★★★☆)

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  • 14Oct
    • 【映画】1987、ある闘いの真実

      1987年韓国で起きたソウル大生拷問死事件を題材とした物語。物語の構図は国家権力と一般市民との闘いであるが、その裏には北朝鮮のスパイ疑惑、反共など、当時の時代背景がある。この映画を見る前の基礎知識として、1980年に韓国で起こった民主化運動「光州事件」を知っておくと良いかもしれない。映画を見終わった時の感想としては、つい30年くらい前にこのような事が実際に行われていたという事実に対する驚きと、愛国心とは何か、国民の平和とは何なのか?という問題提起を突きつけられたような気がしている。ドラマ性といった点でも秀逸で、恋愛や家族愛についても物語の中にしっかり意味のあるものとして落とし込まれているところが素晴らしかった。1987年のこの事実。あなたはどう捉えますか?(★★★★)

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    • 【映画】散り椿

      豪華キャスト人による正統派時代劇。監督は撮影の大御所木村大作。そしてなんといっても、主演が岡田准一の殺陣が見所。演技派俳優がこれだけ揃っていれば、当然質の高い作品に仕上がるはずで、なかなか面白く迫力もあったのだが、遊びが少なかったので見ていてちょっと疲れた。有名キャスト陣の中で目を引いたのは柳楽優弥、顔立ちも静観な感じで、一皮向けた感じの演技だった。物語は藩の不正の訴えをきっかけに起こった悲劇と、愛と友情に満ちた物語で。現代劇にも置き換えられそうなシナリオだ。映像表現はすばらしく、随所に撮影の技が使われているので、絵の撮り方にも注意して見ると面白いかもしれない。岡田准一の殺陣は本物、さすがです。麻生久美子さん、黒木華さんの安定した演技もよかった。(★★★☆)◎散り椿公式サイト

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  • 30Sep
    • 【映画】泣き虫しょったんの奇跡

      夢を叶えるのに年齢制限があるのか?プロ棋士になるには奨励会に入り、26歳までに四段にならなければいけない。ある意味、人生設計を仕切り直すことができる現実的なルールであるように思えるが、本当に実力があるにもかかわらず、このルールのおかげで夢を叶えることができないなら、それは悲劇である。この映画はプロ棋士になる夢を前例を破り、35歳で叶えた実話である。最近、中学生プロ棋士の藤井聡太氏が話題になっているが、その裏では、このようなドラマが現実として、存在していたことを知り、改めてその奥深さと興味が高まった。将棋は勝ち負けがはっきり残る言い訳はできない世界。全ては自分の責任であり、孤独な戦いを強いられる。このドラマでもっとも心を打たれるのは、主人公の夢を応援する、家族やライバル、周りの人々の応援だ。時には厳しく、時には優しく主人公を見守り続ける。熱意は人を惹きつけ、頑張っている人を応援したくなる。そんな情としての暖かさを感じることができる人間ドラマであった。(★★★★)◎泣き虫しょったんの奇跡公式ホームページ

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  • 02Sep
    • あなたがブログをはじめたきっかけを教えて!

       アメブロも今年で14周年になるんですね。という事は私も14年近くブログを書いているという事になります。ブログというものがインターネットの世界に現れて、「これは凄い時代が来るな!」と思った事を今でも憶えています。なにしろ、自分の意見や感想が簡単に公開できるのですからその当時としては驚きです。私はすぐにアメブロに会員登録をして、ブログを書き始めました。 私は芸術が好きなので、ブログ名を「芸術に恋して★BLOG」にして、日々の活動を日記のように書いていく事にしました。この「芸術に恋して」というタイトルはブログを公開する少し前に放送されていたTV番組にリスペクトしてつけた名前です。 ブログを始めた理由は、「日々の記録を残せる」という事の他に、「文章を書く練習・感想を書く練習」というスキルアップ的な理由がありました。当時は文章を書く事もあまりなく、どうやって書いたら良いかも分からない状態だったので、試行錯誤しながら書いていたのを憶えています。そして、14年間続けてきてあらためて、アメブロが凄いと思う所は、その当時のブログが今でも見られるという事です。記念すべき初めての投稿は2004年12月10日★「今年も音楽活動しちゃったな」そして、3回目の投稿で、芸術について語っています。★芸術とは 今見ると、とても恥ずかしいですが、その当時の思いが分かり、初心を思い出す事ができます。また、文章の内容に関しては、誰かに対して書いているというより、間違いなく自分自身に向かって書いているという事に気付きます。始めのうちは読者というものはいませんから、どうしてもそうなってしまったのだと思いますが、読者がついてきてからも、自分自身と共感を持ってくれる「誰だかわからない誰か」に向けてずっとブログを書いていたように思います。 何年か投稿を続けていくうちに、私の記事や活動に共感してくれる方がトラックバックやメッセージをくれるようになり、オフ会をやった事もありました。ブログ上でしか話した事の無い方と実際にお会いするのは緊張しましたが、とても刺激的な体験でした。その時は確か、楽器の練習を一緒にしたように思います。自分史という観点で、ブログ記事をオンデマンド印刷した事もありました。レイアウトは自由にできませんでしたが、冊子という形にする事で、記念的なものになりました。14年の間には、転勤など生活環境も変わる事がありましたが、インターネットとPCが繋があればブログ投稿はできますし、読者とも繋がり続ける事がでたと思っています。これからも、私の人生の足跡として、アメブロ続けていきたいと思います。14周年おめでとうございます。感謝!感謝!感謝!あなたがブログをはじめたきっかけを教えて!みんなの回答を見るキャンペーン詳細

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    • 【映画】オーケストラ・クラス

      挫折したバイオリニストが音楽に触れた事が無い子供達に音楽を教え、コンサートで演奏する。構成はありがちだが、フランス映画らしいリアリティがそこにはあった。初老のバイオリニストは家庭が崩壊、心の支えを失っている。学校は治安の悪さで有名なパリ18区にあり、家庭環境に問題を抱える生徒が多い。こういった状況で本当にまともな演奏が出来るようになるのか?見ていて不安になってくる。そんな中一人の少年のバイオリンにかける熱意が全てを変えていく。どんな人間であっても熱意は人を惹き付けるものなのだ。物語は小説を読んでいるように淡々と進んでいきクライマックスをむかえる。ただ、このクライマックスは一つの通過点であり、この後に余韻を残す所がフランス映画らしい。(★★★☆)◎オーケストラ・クラス公式ホームページ

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    • 【映画】ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

      テニスは趣味で時々やっていたが、始めるきっかけになったのは、この二人のウィンブルドンでのこの戦いだったと思う。クールな印象のボルグに対し、感情をむき出しにするマッケーンローの講義のイメージは今でも憶えている。そんな二人のウィンブルドンでの初対決を描いたのこの作品だ。真実は見かけと違うというのがこの映画の感想である。クールで紳士に見えていたボルグがかなり熱い。キレているように見えるマッケーンローの集中力が半端ではない。1980年の決勝戦。後に伝説となった試合の追体験。その当時のかすかな記憶が蘇ってきた。この映画の見所は、5連覇がかかる大会。チャンピオンとしてのプレッシャーに苦悩するボルグと、天才と言われ勝ちにこだわるチャレンジャーマッケンローとの自分との戦。そして、彼らをとりまく人々との人間ドラマだ。コートでは誰でも一人きり、男と男の人生を賭けた戦いがそこにあった。(★★★☆)◎ボルグ/マッケンロー公式サイト

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  • 19Aug
    • 【映画】沖縄スパイ戦史

      お盆の頃は、戦争映画が多く上映されるが、今回公開された「沖縄スパイ戦史」はドキュメンタリーとして、日本人が今見るべき、意義のある作品だと思う。描かれているのは沖縄本土での戦闘において、ゲリラ戦を行った少年ゲリラ隊「護郷隊」。そこには、劣勢に陥った日本軍の悲惨な戦いの現実があった。そして、情報戦における密告、スパイ、口封じ。民間人も全て戦争の手段や道具としてしか見られていない事実。戦争とはどういうものなのかが、消化できない理不尽な出来事が伝えられる。これはもう人ごとではない。現在、辺野古への米軍基地移設が問題になっているが、基地が置かれることは、どういうことなのか?この映画はそれを史実から伝えてくれる。この映画を見る前と見た後では、その問題の大きさが、まったく変わってくる。戦争が終わって73年、戦争を体験した方々もご高齢。ドキュメンタリーとして映画に残すことが出来た意義は大きい。(★★★★☆)

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    • 【映画】ヒトラーを欺いた黄色い星

      第二次大戦戦時下で、ナチスの迫害を扱った映画は多くあるが、この作品はそんな中でもドイツ人になりすまして潜伏するという手段をとった人々の物語である。基本的にはドキュメンタリー的な手法をとっており、実際に存在しない映像の部分を本人の証言を交えながら伝える、TVでよく使われる再現映像的に扱っている。本人の証言を無くして、そのまま編集をすれば、それはそれで、映画作品として成立するであろうが、あえて本人証言を挿入する事で、事実として伝えたいという監督の思いが伝わってくる。ドイツ人を騙すには、それなりにリスクがあり、バレれば収容所送りはま逃れない。戦争が終わった時、立場は逆転し、なんとも言いようのない安堵の気持ちを感じた。映画「ヒトラーを欺いた黄色い星」はドラマとしての緊迫感、そしてドキュメンタリー的な現実感。この二つの要素を同時に味わうことができる秀作だ。(★★★☆)

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  • 13Aug
    • 【映画】バトル・オブ・ザ・セクシーズ

      1973年、こんなテニスの試合が行われていたとは知らなかった。このころは日本でも「ウーマンリブ」という言葉を良く聞いた。森田健作主演の「おれは男だ!」(1971)で、よく台詞の中にこの言葉が出てきた事を記憶している。男性至上主義の男性と女性の社会的自立や男女平等を主張する女子テニスチャンピオンがそれぞれの威信を賭けて戦う。今思うと考えられない理由だが、この出来事がアメリカ社会に与えた影響は大きいだろう。また、LGBTという性の問題もドラマ性を高める上で重要な要素になっている。キャストでは、女子テニスチャンピオンビリー・ジーン・キング役のエマ・ストーンと相手役のシニアプレーヤー、スティーブ・カレルが良い演技をしている。。二人どこまで実際にプレーをしているかはわからないが、二人ともそれなりに形になっている。いずれにしても、こういった社会的な問題をエンターテインメントとして、決着をつけるという所はアメリカらしくて面白い。(★★★★)◎バトル・オブ・ザ・セクシーズ公式ページ

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    • 【映画】ミッション:インポッシブル/フォールアウト

      ミッション:インポッシブルももう6作目になるんですね。キャストも良い年になって、ちょっと厳しい感じもしますが、今回も綱渡りの連続で、面白かったです。ヘリコプターの操縦シーン、スカイダイビングのシーン、カーチェイスとスタントアクションシーンが満載です。トムがけがをしたシーンも使われていて、リアリティもありました。ただ、トムの顔に余裕が無くなってきているのも確かで、今回は笑顔が少なかったように思います。同じパターンで次回作を作るのはちょっと厳しいかもしれませんね。(★★★☆)

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  • 05Aug
    • 【映画】カメラを止めるな!

      いや〜、久しぶりにインパクトのある邦画を見たって感じです。ワンカットのゾンビ映画という企画設定を軸に、映像表現の面白さ、可能性を見せてくれていました。そして何より、映画制作に対する情熱みたいなものを感じましたね。オフスクリーンの使い方がベタで面白い。俳優は知らない役者さんばかりでしたが、皆さん大熱演。予算の無い事を逆手に取ったアイデアで、チープさや、台詞のつたなさが逆に面白さに変わっている。こういう映画はハリウッドではつくれないでしょう。今のところ今年の邦画No.1です。(★★★★☆)画面が揺れるので、少し後ろ目で鑑賞するのがおすすめです。◎カメラを止めるな公式ホームページ

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  • 29Jul
    • 【映画】ウィンド・リバー

      この映画のバックグラウンドにはアメリカの歴史とその土地の置かれた環境がある。コロラド州の山中にあるウィンドリバー保留地。冬季にはマイナス30度の極寒の土地、住人は数える程で、その多くがネイティブアメリカンである。この設定で、どのようなサスペンスが起こるのか、映画を見るまでは全く想像ができなかった。雪中での少女の死亡事件をきっかけに、物語は淡々と進んでいく。大自然によって閉ざされた世界。捜査が進むにつれ、雪がとけるように徐々にその真相が明らかになっていく。一触即発、クライマックスは突然やってくる。ハンター役のジェレミー・レナー、FBI女性捜査官役のエリザベス・オルセンがいい演技をしています。冒頭に「この映画は事実に基づいている」と但し書きがあるが、なぜこのような事件が起こってしまうのか、簡単に整理がつかないアメリカが抱える問題のいくつかが見えてくる。(★★★★)◎ウィンド・リバー公式サイト

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  • 14Jul
    • 【映画】ハン・ソロ/スターウォーズストーリー

      この作品、良い意味で、スターウォーズの皮を被った現代劇になっています。生きていく為とはいえ、いつも世にも悪い奴はいる訳で、せちがない世の中を生きぬいていくための処世術的な視点やプロレタリア文学的な要素も含まれています。全体として最近のスター・ウォーズシリーズにありがちな難解な台詞もあまりなく、単純に人間ドラマを楽しめます。さらにミレミアム・ファルコンでの追撃シーンなどスターウォーズならではのスピード感のあるワクワク感も楽しめます。登場人物も多すぎる事もなく、主要なキャラクターの人間像を丁寧に描いていて面白かった。このあたりの演出はロン・ハワード監督らしさが出ているといった感じでしょうか。ハン・ソロ役のオールデン・エアエンライクも思っていたほど違和感がなく、チューバッカとのツーショットも様になっています。映画ハン・ソロ。スターウォーズシリーズのスピンオフの中では最高の出来ではないでしょうか。(★★★★)

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  • 23Jun
    • 【映画】犬ヶ島

      「犬ヶ島」なんともシュールで可愛らしい作品でした。普段気になる外国人の目から見た日本的な部分も無国籍的な味わいになっています。物語は新幹線事故で孤児となったアタル少年が、犬ヶ島に捨てられた護衛犬のスポッツを探す旅に出るという話だが、その中には、身勝手な人間のエゴや偏見、犬と人間との関係性などといった事がらが、独特のブラックユーモアで展開されるところが面白い。クレイアニメーションのレベルも高く、味のあるアート作品になっています。小道具のディティールや文字など細部までこだわっているところも面白いです。そして、何より登場する犬たちの可愛らしい擬人化表現に哀愁を感じます。ピクサーの美しいCGアニメもいいですが、こういった質感のある懐かしさや、温かみを感じるクレイアニメも良いですね。(★★★★)

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    • 【映画】グレイテスト・ショーマン

      グレイテスト・ショーマン。勇気と希望を与えてくれる映画です。テンポもよくミュージカルとしても物語としても楽しめました。主人公バーナム役のヒュー・ジャックマンの熱演もさる事ながら、脇をかためるキャストの演技もよかったです。特に関心したのは、美しい美術とシーン展開の妙。そして、簡単そうにやってますが、キャストのアクロバティックなダンスのレベルも高いです。勇気をもって自分の個性を生かす事、夢を叶えるための勇気と努力を惜しまぬ事、見栄や偏見を気にせず、自分を信じる事など、多くの教訓が詰まっています。エンターテインメントとは、人を楽しませる芸術。そんなエンターテインメントの本質を改めて考えさせられる映画でした。そして自らが楽しめると同時に、他の人たちとも楽しさを共有できる事こそ、今後デジタル時代に求められるエンターテインメントなのではないかという事を感じさせられました。(★★★★)

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  • 10Jun
    • 【映画】羊と鋼の森

      原作は、2016年 第13回本屋大賞を受賞した小説『羊と鋼の森』。ピアノの調律師が主人公だ。ピアノは唯一演奏者が自分で調整をしない楽器であるため、調律師はピアニストと特別な関係にある。ピアニストが音楽の主役とすれば、それを支えるのがピアノ調律しという事になるだろう。本作はピアニストとすべてのピアノ奏者を支える調律師の職業的な視点から、人と人との繋がりや支え合いなどが物語の中に盛り込まれている。440HzのAの音の響きが脳に響く。ピアノ演奏の音色のイマジネーション。映画ならではの映像表現もこの作品の見所だろう。キャストでは上白石姉妹が実の姉妹役で競演しているところが面白い。ピアノは音が減衰していく切ない楽器。音の響きは環境によって大きく左右される。そんな繊細な世界がそこにある。ピアノを弾く方はもちろん、ピアノが好きな方には是非見ていただきたい作品だ。(★★★★)

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  • 09Jun
    • 【映画】万引き家族

      是枝監督といえば、家族をテーマにした作品である。「誰も知らない」「海街Diary」など特定の家族を掘り下げて、家族とはなにかを描いてきていたが、今回の「万引き家族」は崩壊した家族との対比をしながら、本当の家族とはどういうものなのか?といった事を万引き家族を通じて問題提起していく形になっている。はたしてどんなドラマが待っているのはか見てのお楽しみだが、そのあたりは演技派のキャスト人の熱演を期待してほしい。今回は子役二人の演技が話題になっているが、もちろんリリーフランキーをはじめ全ての役者が良い演技をしている。私としては特に安藤サクラの演技にぐっと来た。(★★★★)

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  • 13May
    • 【映画】蝶の眠り

      「蝶の眠り」、小説的な映像表現と中山美穂の演技が素晴らしい韓流の愛の物語である。遺伝性のアルツハイマーの女流小説家は残された人生をいかに生きるかを自分に問う。自分に出来る事は何か?この世に残せる事は何か?そして今を生きるとは何か?小説家志望の韓国人留学生との出会いから、物語は動き出す。劇中、小説制作を行う中でもう一つの物語が存在する。そしてその物語こそが、彼女が行き着いた男女の物語であり、今の自分なのである。小説家として、大学院の講師として、一人の女性として、最後の人生を生きる。記憶や論理的な思考が曖昧になっていく中、最後に残る根源的な動物的な感覚、それこそが、まぎれの無い、その人が生きてきた人生なのだ。この作品なんといっても中山美穂の自然体の演技が良いが、チョン監督の脚本も素晴らしく、韓流らしい男女の愛の形が心をふるわせる秀作であった。(★★★☆)

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