芸術に恋して★Blog★
私が日々生活をしている中で体験した「映画」「音楽」「アート」「写真」などの感想や感動を書いています。どうぞ気軽に、トラバ、コメントください。
  • 28Feb
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      【映画】BOLT

      林海象監督のBOLTを鑑賞した。この作品は東日本大震災を題材にしたオムニバス作品である。作品は「BOLT」「LIFE」「Good Year」の三部構成になっており、永瀬正敏が全ての主演をつとめている。これら三つの物語は震災後の放射能汚染への対処、震災により奪われた生活、そしてこれからの人生を示している。BOLTでは、ヤノベケンジのアート作品をフィーチャーし、アトムスーツ着た作業員が被爆の危険にさらされながら、汚染水の止水に挑む。LIFEでは崩壊した家屋の遺品回収作業員として生活を奪われた方の絶望を、Good Yearでは、前に進むための再生への気概をそれぞれのシチュエーションで表現し、同じ主人公が演じる事でこの震災が何だったのかを深く感じさせられる内容となっている。それぞれの物語に現れる光の演出が印象的で心に残った。(★★★★)

  • 29Jan
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      【映画】幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

      2018年公開の「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」を見た。これはみるべき映画の一つかもしれない。人の幸せとはなにかについての一つの指針。それは、多くも求めない事、そして愛する人がそばにいてくれる事。利己主義や価値観の多様化がすすむ現在において、普遍的な生きる指針がこの物語にはある。無骨な孤独な漁師とリュウマチを患う絵と自由を愛する女性が出会い、共に生きる半生が、カナダの鄙びた漁師町の小さな家を舞台に描かれる。主演はガタカのイーサン・ホークとシェイプ・オブ・ウォーターのサリー・ホーキンス。二人の演技もすばらしい。この作品が実話を元にしていると知り、2度感動した。(★★★★☆)

  • 31Dec
    • 【映画】2010年代邦画ベスト一覧の画像

      【映画】2010年代邦画ベスト一覧

      せっかくなので、2010年代の邦画ベストを一覧にしてみます。<邦画>2010年 告白2011年 冷たい熱帯魚2012年 ヒミズ2013年 永遠の02014年 そこのみにて光り輝く2015年 海難18902016年 リップヴァンリンクルの花嫁2017年 彼女の人生は間違いじゃない2018年 カメラを止めるな2019年 洗骨この中から2010年代のベスト3を選ぶとこうなります。第1位 冷たい熱帯魚第2位 彼女の人生は間違いじゃない第3位 洗骨ちなみに2020年の邦画ベストはラスト・レターです。

    • 【映画】2010年〜2019年までの外国語映画ベスト一覧の画像

      【映画】2010年〜2019年までの外国語映画ベスト一覧

      2007年から、毎年映画の年間ベスト10を発表していますが、2010年から2019年までのその年のベストを一覧にしてみました。<外国語映画>2010年 オーケストラ2011年 ブラックスワン2012年 ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜2013年 ジャンゴ 繋がれざる者2014年 Rush2015年 アメリカン・スナイパー2016年 ダゲレオタイプの女2017年 ラ・ラ・ランド2018年 SEARCH2019年 ジョーカーこの中から2010年代のベスト3を選ぶとこうなります。第1位 ラ・ラ・ランド第2位 オーケストラ第3位 Rush

    • 【映画】2020映画ベスト5の画像

      【映画】2020映画ベスト5

      例年、邦画と外国語を分けてその年の映画ベスト10を発表していましたが、今年はコロナ禍で公開を控える作品が多くあったのと、映画館での鑑賞数が減ってしまったので、外国語映画のベスト5のみ発表します。【第1位】パラサイト半地下の家族【第2位】フォード&フェラーリ【第3位】ミッド・サマー【第4位】テネット【第5位】ザ・ハント今年の映画はパラサイトのアカデミー作品賞受賞から始まった。アジア初の快挙として話題になりましたね。作品もよく出来ていて、格差社会をテーマに、深い家族愛が描かれた極上のサスペンス映画でした。2位のフォード&フェラーリ。カーデザイナーと破天荒なテストドライバーのロマンを賭けた開発と人生を賭けたルマンは見応えがありました。第3位のミッドサマーはヘレディタリーのアリ・アスター監督作品、カルト集団的な西洋的な恐ろしさが後を引く作品でした。4位はテネット、この不思議な世界観は初めてです。5位はザ・ハント、こんな設定が生まれる背景が怖い。今年延期された作品も来年、映画館で見られる事を願っています。早く見たい、トップガン・マーベリック

  • 30Dec
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      【映画】ANNA

      リュック・ベッソン監督が、ニキータ、レオン、ルーシーの次に描いたのは、二重スパイの物語だ。とにかく構成が面白い。現実と回想を繰り返し、二つの対極にあるものが、形勢逆転を繰り返す。対極になるものとはKGBとCIA、そして男と女だ。主演はロシア生まれのサッシャ・ルス。モデル出身だけあって、スタイル抜群で、アクションのレベルも高かった。時代は1990年、まだアナログの時代で、日本ではバブルだった時期だ。この映画は一見女性スパイのアクション映画に見えるが、根っこの部分は男と女の関係や人生を描いた作品だと思う。劇中何度か出てくるキーワードに「自由」があり、ANNAはまさに自由をつかみ取るための戦いをしているのである。このあたりは、ジャンヌ・ダルクのイメージとオーバーラップするし、フランス人であるベッソン監督らしい解釈だ。社会と自分がどのような向き合うべきか、そんな意味合いも感じられる面白い作品だった。(★★★★)

  • 20Dec
    • 【映画】イップ・マン完結の画像

      【映画】イップ・マン完結

      イップ・マンシリーズは毎回必ず見ているが、ついに完結となる。イップマンが詠春拳の道場を開いてからの四半世紀、舞台は1964年のサンフランシスコ。息子の留学先を求めてアメリカに渡る。そこには人種差別に苦悩する華人達の生活があった。物語はイップ・マンの病気の宣告から始まり、最後の戦いが始まることを予感させる。愛弟子ブルース・リーの活躍の実話を織り交ぜながら、家族と華人のために、カンフーで同志とともに強大な的に立ち向かう。全体としては、予定調和ではあるが、カンフーのアクションシーンを十分堪能できる。特にブルースのアクションと最後の命をかけた戦いは見応えがあった。今回で、イップ・マンは完結となるが、後を引き継ぐブルースの物語の予感を提示させる。(★★★★)イップ・マン完結公式サイト

  • 13Dec
    • 【写真】来年のカレンダーの画像

      【写真】来年のカレンダー

      今年もフォトブックサービスのTOLOTを使って、オリジナルカレンダーを作った。毎年1年間とりためた写真の中から、毎月1点写真を選び、カレンダーにしているのだが、これがなかなか難しい。写真はまず季節にあったものを選ぶ。そして、カレンダーのテンプレートに合う構図で、イメージが被らないようにする。カレンダーは考えようによっては、1年を通した組み写真とも言える。月が代わりカレンダーをめくった時、新しい月になったという新鮮味を持たせたい。そんなことを考えていると、写真を選ぶだけで結構な時間を費やしていた。自分が気に入っている写真が複数ある場合、イメージがかぶる場合はどれかを外さなければならないし、トリミングが決まらないと選べない。そもそも、選ぶためには、ある程度のカット数が必要だ。そんな事を考えながら、来年のカレンダーができました。

  • 23Nov
    • 【映画】ザ・ハントの画像

      【映画】ザ・ハント

      このような脚本が普通に想像できてしまう今の世の中が怖い。映画ザ・ハントはセレブが庶民をターゲットに娯楽で人間狩りをするというとんでもないストーリーだ。人間狩りというと、猿の惑星。ゲーム的な殺し合いというとバトルロワイヤルを思い出すが、これらにくらべると設定がリアルだ。しかけのスケールが大きく、ライアーゲーム的な要素も強い。ベティ・ギルビンとミリオンダラー・ベイビーのヒラリー・スワンクのアクションはキル・ビルを彷彿とさせる。前半のぶっ飛び方はテンポがあって、かなり見応えがあるが、クライマックスの盛り上がりが若干弱いか?全体的にはそれなりに面白かった。(★★★★)

  • 04Oct
    • 【映画】テネットの画像

      【映画】テネット

      久しぶりに映画館で映画を見た。にわかに話題になっている「テネット」だ。時間の逆行、原因と結果が前後する世界に鑑賞者は困惑する。クリストファー・ノーラン監督が仕掛けた、物理的時間の演出についていくのは大変だ。逆再生されている映像にも時間の経過があり、現在なのか、過去なのか、未来なのかを絶えず注視して見なければならない。集中力が必要だ。タイムトラベルもののようでもあるし、ドッペルベンガーもののようでもある。主人公の男はいったい何者でなんのために任務を行なっているかよくわからない。秘密組織のボスらしい男とその妻との関係に首を突っ込むことになり、愛情なのか正義感なのか、男は数々の試練と選択を迫られることになる。映画としてはサイコフィクションやアクションものとして見ることもできるが、あまり難しく考えず、泥臭い人間ドラマとして見た方が面白いかもしれない。主演のジョン・デイビット・ワシントンもよかったが、相棒役のロバート・パティンソンの方が気になった。(★★★☆)●テネット公式サイト

  • 29Feb
    • 【映画】ミッドサマーの画像

      【映画】ミッドサマー

      この作品は前段のシークエンスが重要だ。主人公に起こる悲劇。そしてそこから舞台は白夜のスウェーデンに移り、カルトなミッドサマーが始まる。なんとなく、想像は付いていたがヴィジュアルデザインが個性的で、なんとも言い様のない不思議な怖さを感じる。淡々と進む儀式、逃れようにも逃れられない、それは群集で起こる同調。理不尽な状況も受け入れてしまう心理的な恐怖がこの映画のもっとも重要なテーマだろう。これは宗教とも言い難い、殺人さえもが正当化される世界。死別の悲しみは死別を持って制すのか?このあたりの価値観はいかにも西洋らしい。(★★★★)

  • 11Feb
    • 【映画】リチャード・ジュエルの画像

      【映画】リチャード・ジュエル

      クリント・イーストウッド監督が本作で注目した記事はアトランタオリンピック時の爆破テロ事件。第一発見者のリチャード・ジュエルは爆破予告前に不審物を発見し、適切な対応によって被害を少なくし、多くの人を助けた。これにより、彼はヒーローになったが一転、容疑者として疑いをかけられることになる。FBIの行き過ぎた権力による捜査や、メディアの過熱報道の、誰もが被害者や加害者になってしまう危険な社会がそこに存在する。見所はなんといってもFBIと過激弁護士と戦うリチャードだが、リチャードの母役のキャシー・ベイツの演技が素晴らしかった。この事件は24年前の出来事だが、現在も変わっていない。SNSでだれでも簡単に情報を配信できる時代、配信する側、見る側の責任がますます問われるようになってきていることを考えると、恐ろしさを感じる。(★★★☆)

    • 【映画】ラストレターの画像

      【映画】ラストレター

      ロマンティックでありながら、非現実的過ぎず、リアリティのある映画でした。青春時代の初恋の思い出は誰しもある。そしてその思い出は自分の心の中にしまっておきたい大切な宝物だ。本作は岩井俊二監督の脚本でまさに集大成ともいえる作品。ラブレターからは24年ぶりとなり、中山美穂、豊川悦二が出演。四月物語で主役だった松たか子も重要な役で出演している。物語は初恋の相手であった姉の葬式から始まり、妹が姉の同窓会で小説家となっていた乙坂と再会したことで展開を見せる。この作品で面白いのは、配役の設定。成長した姉妹の子供と、回想の姉妹の役を広瀬すず、森七菜が演じており、この設定が過去と現在をつなぎ、なんとも切ない雰囲気を作り出している。キャストでは岩井作品初出演の森七菜が印象に残った。なんとも言い様のないはにかんだ表情や透明感のある高校生らいしい演技はとても自然で、映画全体をピュアなものにしている。もし、この役が彼女でなかったら、この映画は女々しいジメッとした作品になっていたかもしれない。出会いと別れ、そして再会、恋をすることの素晴らしさをこの映画は教えてくれる。(★★★★★)●ラストレター公式サイト

  • 19Jan
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      【映画】パラサイト 半地下の家族

      全員失業中で半地下に住む家族、高台の豪邸に住む社長の家族。この二つの四人家族が格差社会の象徴として描かれ、思いもよらぬサスペンスを生む。とにかくこの映画、脚本が素晴らしく、観客の予想を裏切る展開が面白かった。配役の点では、最近大活躍のソン・ガンホの演技も良かったけど、全てのキャストのキャラが立っていて、それぞれがいい演技をしていた。作品としては、パラサイト(寄生虫)という主題の中に、貧富の差や家族愛、幸福とはなにか?といったテーマが作品の構成として生かされているところが秀逸で、映画としてパルムドールも頷ける内容であった。(★★★★★)それにしても社長の妻役のチョ・ヨジョン、松嶋菜々子に似てるなあ。

  • 12Jan
    • 【映画】フォードVSフェラーリの画像

      【映画】フォードVSフェラーリ

      これほどロマンを感じたのは世界最速のインディアン以来だ。もうフォードがフェラーリに真っ向勝負を仕掛ける物語と聞いただけで気持ちが高ぶってしまう。白羽の矢がたったのは、マッマッド・デイモン演じるカーデザイナーのジェルビー、そして彼がドライバーとして選んだのは、クリスチャン・ベイル演じるイギリス人ドライバーのマイルズだ。この映画の見所は、なんといってもこの二人の男の友情も物語、共にクルマとレースを愛する二人が試練に立ち向かっていく姿は感動もの。映画はフォードとの対立や、マイルズの家族のドラマを語りながら、クライマックスのル・マンのレースに突入する。フェラーリとの激闘、ピット内で繰り広げられる緊迫した人間ドラマはリアリティがあって本当に面白かった。映画を見終わったとのクルマの運転には注意しましょう。(★★★★)◎フォードVSフェラーリ公式サイト

  • 31Dec
    • 【映画】2019外国語映画年間ベスト10の画像

      【映画】2019外国語映画年間ベスト10

      今年も個人的に恒例の映画ランキングを発表します。今年の外国語映画鑑賞本数は25本。ジョーカーとワンス・アポン〜は僅差で、ジョーカーが1位 モノクロ映画らしい映像美とドキュメンタリー性の高さでROMAが3位。第1位「ジョーカー」(4.5点)第2位「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」(4.5点)第3位「ROMA」 (4点)第4位「ハウス・ジャック・ビルド」(3点)第5位「運び屋」(3点)第6位「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」(3点)第7位「ファースト・マン」(2点)第8位「グリーン・ブック」(2点)第9位「Yesterday」(2点)第10位「スノー・ロワイヤル」(1点)【コメント】---------------------------------------------------------------【監督賞】 作品名[クエンティン・タランティーノ] (「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」)【コメント】 引退作品となった本作。まさに集大成。素晴らしい映画を作ってくれた感謝の意味も含めて今年の監督賞です。【脚本賞】[アルフォンソ・キュアロン] (「ROMA」)【コメント】家政婦の視点で、これだけの人生ドラマが描ける凄さ。美しい脚本でした。【主演男優賞】[ホアキン・フェニックス] (「ジョーカー」)【コメント】今年の主演男優は、彼で決まり、役作りが素晴らしかった。【主演女優賞】[ヒラリー・ダフ] (「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」)【コメント】これだけの臨場感を感じたのは彼女の演技によるところが大きい。【助演男優賞】[ブラッド・ピット] (「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」)【コメント】彼の助演なくしてこの作品は語れません。やっぱりブラピはカッコイイ。【助演女優賞】[リリー・ジェームズ] (「Yesterday」)【コメント】主演の存在感はこの作品では大きかった。【音楽賞】[60’sカルチャー](「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」)【コメント】音楽を聞いているだけで、当時のハリウッドの世界に引き込まれる。【ブラックラズベリー賞】「イメージの本」【コメント】ゴーダールは難解。同じ映像の繰り返しが多くてよくわからなかった。-----------------------------------------------------------------【賛否が別れるで賞】[アメリカン・アニマルズ]【コメント】物語としては面白いかもしれないけれど、私はダメでした。

  • 30Dec
    • 【映画】2019年邦画ベストテンの画像

      【映画】2019年邦画ベストテン

      令和元年も個人的に恒例の映画ランキングを発表します。まずは邦画から今年の鑑賞本数は13本。ちょっと少なめですが、いきます。第1位「洗骨」(4点)第2位「カツベン」(3点)第3位「駅までの道を教えて」 (3点)第4位「蜜蜂と遠雷」(3点)第5位「影踏み」(3点)第6位「男はつらいよ50 お帰り寅さん」(3点)第7位「ねことじいちゃん」(2点)第8位「町田くんの世界」(2点)第9位「フォルトゥナの瞳」(2点)第10位「イソップの思うツボ」(1点)【コメント】群を抜いて良かったという作品はなかったが、ガレッジセールのゴリこと照屋俊之監督の「洗骨」が最も印象に残った。沖縄の風習を取り上げ、その中から生きるとは何かを問う秀作だった。---------------------------------------------------------------【監督賞】 作品名[照屋俊之] (「洗骨」)【コメント】テーマがしっかり抑えながらも、クスッと笑える独特の世界観がよかった。【脚本賞】[片島章三] (「カツベン」)【コメント】活動弁士という日本の文化を再認識させるとともに、日本映画の歴史を振り返ることができました。【主演男優賞】【コメント】[成田凌] (「カツベン」)【コメント】今年大活躍の成田凌。活動弁士の実演も見事でした。【主演女優賞】[松岡茉優] (「蜜蜂と遠雷」)【コメント】彼女の演技の幅の広さには驚かされます。【助演男優賞】[滝藤健一] (「影踏み」)【コメント】彼の演技は、完全に主役を食ってましたね。【助演女優賞】[黒島結菜] (「カツベン」)【コメント】メリハリのある演技がよかったです。今後の活躍が楽しみ。【ニューフェイスブレイク賞】[新津ちせ] (「駅までの道を教えて」)【コメント】負けん気の強い、大人顔負けの演技が良かった。【音楽賞】[桑田佳祐](「男はつらいよ50 お帰り寅さん」)【コメント】渥美清の寅さんのテーマを歌えるのは桑田さんしかいない。【ブラックラズベリー賞】よこがお【コメント】テーマが身近すぎて少し重かった。-----------------------------------------------------------------【勝手に○×賞】[二匹目のドジョウとはいかなかったで賞]◎「イソップの思うツボ」【コメント】アイデアは面白かったけど、前作は超えられなかったですね。

    • 【映画】男はつらいよ 50 お帰り寅さんの画像

      【映画】男はつらいよ 50 お帰り寅さん

      22年前、子役だった満男少年は小説家として成功を納め、初恋の人、イズミは国連難民高等弁務官事務所の職員となり、ヨーローッパで活躍している。そんな二人が再開し、寅さんの思い出とともに、二人が前に進んで行く物語だ。男はつらいよシリーズが始まって50年である。これだけ長く日本人に愛された映画は他にないだろう。だからこそこの映画が成り立つ、同じキャストが同じ場所で昔と今を演じている映像が見られるなんてほかにない。当然カットバックも自然だし、なにより作り手と観客が同じ気持ちになれるのが凄い。正直、全作品を見たわけではないが、スキーや修学旅行などのバス旅行やTV放送で寅さんを自然に鑑賞している。渥美清が演じてきた寅次郎の執着のない粋な生き方を見ていると、一人の人間として、家族、友人、恋人といった人との繋がりが、生きて行く上で、いかに大切かを感じずにはいられない。日本に寅さんがあって良かった。(★★★★)

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      【映画】スターウォーズ 〜スカイウォーカーの夜明け〜

      まさに交響曲のグランドフィナーレといった感じ。スターウォーズ全作の流れを見事にまとめている。作品は前作にも増して、レイとレンのフォースによる表裏一体的な繋がりがクローズアップされる。そしてその中で、ジェダイと帝国との対立が最終局面となり、物語は一応の決着を見る。見所は何と言っても宇宙空間での戦闘シーンとレイとレンの対決シーン。特にパワーアップしたフォースのぶつかり合う場面は多少やりすぎ感があったが、それなりに見応えがあった。物語の繋がりとしては1作目のエピソード4、新たなる希望との結びついきが強く、ここに戻ってくることで終焉を意識させている。(★★★★)

  • 20Dec
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      【映画】カツベン

      日本に無声映画時代は存在しなかった。それは活動弁士という存在があったから。映像をみるより、活動弁士を目当てに劇場に足を運ぶという感覚はとても面白い。映像を見ながら話すカツべンは、アフレコのようなもの、解説や味付け弁士にゆだねられ、弁士次第で映画が面白くもつまらなくもなる。物語は、老舗映画館の青木館と新興のタチバナ館との商売敵の対立をどたばた喜劇風に描いてる。一番の見所は、染谷俊太郎役の成田凌が弁士の力量で危機を乗り切るところであるが、飲んだくれの弁士、山岡秋聲を演じた永瀬正敏の一時代を作った先任者の存在感や、俊太郎のロマンスなどもみどころの一つだ。(★★★★)