ATGの2代目社長を務められました佐々木史郎さんが逝去されたそうです。
商業ベースに乗りにくいような作品を次々送り出していただきました。
ATG時代の作品は珠玉ぞろいでしたね。
『ガキ帝国』『ヒポクラテスたち』『転校生』『TATOOあり』『家族ゲーム』『逆噴射家族』などなど、当時の若手監督たちの意欲とエネルギーが伝わってくる印象深い作品ばかりでした。
1993年にオフィス・シロウズを設立されてからも、
若い才能を発掘し続けました。
私は、『20世紀ノスタルジア』がお気に入りでした。
更には「日本映画大学」を設立され、
まさに日本映画界の未来のためにご尽力されてこられました。
拓いてこられた道は後輩が歩んでいきます。
本当にお疲れさまでした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。