間違えない決算書(5)-買掛金 | 起業・創業支援-東京都の公認会計士・税理士@渋谷区・新宿区

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決算書の間違いを見つけるためには、貸借対照表をチェックしようの巻、第5弾です。


今回は「買掛金・未払金」です。



まず、最初に基礎知識です。


次の2つの両方の条件を満たすものが買掛金または未払金として計上されます。
  • 決算日までに商品や物を購入し納品を受けた、または、決算日までにサービス提供を受けた
  • その代金を決算日より後に支払う

3月決算の場合なら、
  • 3月31日までに納品を受けた
  • 4月1日以降に出金
のものが、買掛金または未払金に計上されます。

要するに、売掛金と全く逆の考え方、ということになります。



ちなみに、買掛金と未払金は、税金計算の目的だけならばどう使い分けても構いません


面倒なら、全部買掛金でもいいくらいです。


ですから、このあたりの使い分け方は、適当でいいです。




さて、買掛金・未払金のチェックポイントも、ずばり、計上もれがないかどうかです。

いろいろなチェック方法がありますが、次の3つの方法がおすすめです


(i)納品書・領収書からチェック
取引件数が少なくて、細かいチェックができる場合におすすめの方法です。

どうするかというと、
3月までに購入したときに受け取った納品書・領収書の中から、
4月以降に支払うものを見つけてください。

そして、それらが、もれなく買掛金・未払金として計上されているかを確かめてください。


(ii)通帳からチェック
通帳を見ると、ある程度、計上もれがないかどうか見当がつきます。

年度末(決算日)の後でもできる節税 の記事を参考にしてください。



(iii)締め・支払いのタイミングからのチェック

上の(i)、(ii)のような細かいチェックなんて、とてもできないよ、という場合には、
売掛金と同じように、締め・支払いのタイミングから、ざっと、買掛金残高を見積もる方法もあります。

やり方は、売掛金のチェック法 と同じですので、そちらの記事を参照してください。


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