今回は「たな卸資産」です。
たな卸資産というのは、製品、商品、半製品、仕掛品、原材料等をひとくくりにした言葉です。
- 商品・原材料等を仕入れたが、まだ販売していないもの
- すでに作業に着手しているが、まだサービス提供が完了していないもの
言い換えると、
「まだ、売上は計上していないが、その準備のためにかかった費用」
が棚卸資産に計上される、ということです。
たな卸資産は、細かくチェックし出すと、キリがないので、次の1点だけチェックをしてください。
まず、たな卸資産の明細を入手し、その一覧表をじーっと眺めてください。
そして、次の点に的を絞ってチェックしてください。
- 数量について
- たな卸資産の一覧表に載っているけれど、すでに売れて無くなっているものはないか?
例えば、「商品A」が100個あることになっているが、実は、すでに売れて在庫が0になっている、等。
- たな卸資産の一覧表に載っていないけれど、在庫があるもの(あるいは、作業途中のもの)はないか?
例えば、あなたが仕入代金を立て替えて払った商品を計上し忘れた、等。
- あまりに、在庫数量がおかしいものはないか?
例えば、「商品A」が100個あるはずなのに、1,000個と書かれていた、等。
- たな卸資産の一覧表に載っているけれど、すでに売れて無くなっているものはないか?
- 単価について
- 仕入値と比べて、明らかに乖離している在庫はないか?
例えば、常に@100円で仕入れていたのに、在庫表には@1,000円と書いてある等
- 仕入値と比べて、明らかに乖離している在庫はないか?
会計事務所は、税金計算に詳しいかもしれません。
でも、あなたの会社の状況はあなたのほうが良く知っています。
ですから、あなたの感覚で違和感がないか、最終チェックを行う必要があるのです。