間違えない決算書(3)-たな卸資産 | 起業・創業支援-東京都の公認会計士・税理士@渋谷区・新宿区

起業・創業支援-東京都の公認会計士・税理士@渋谷区・新宿区

創業直前~創業5年くらい経理、税金とか全然わからない「あなた」のためのブログです

決算書の間違いを見つけるためには、貸借対照表をチェックしようの巻、第3弾です。

今回は「たな卸資産」です。


たな卸資産というのは、製品、商品、半製品、仕掛品、原材料等をひとくくりにした言葉です。

  1. 商品・原材料等を仕入れたが、まだ販売していないもの
  2. すでに作業に着手しているが、まだサービス提供が完了していないもの
等が、棚卸し資産として計上されます。

言い換えると、
まだ、売上は計上していないが、その準備のためにかかった費用
が棚卸資産に計上される、ということです。


たな卸資産は、細かくチェックし出すと、キリがないので、次の1点だけチェックをしてください。


まず、たな卸資産の明細を入手し、その一覧表をじーっと眺めてください。



そして、次の点に的を絞ってチェックしてください。
数量について
  • たな卸資産の一覧表に載っているけれど、すでに売れて無くなっているものはないか?
    例えば、「商品A」が100個あることになっているが、実は、すでに売れて在庫が0になっている、等

  • たな卸資産の一覧表に載っていないけれど、在庫があるもの(あるいは、作業途中のもの)はないか?
    例えば、あなたが仕入代金を立て替えて払った商品を計上し忘れた、等。

  • あまりに、在庫数量がおかしいものはないか?
    例えば、「商品A」が100個あるはずなのに、1,000個と書かれていた、等。

単価について
  • 仕入値と比べて、明らかに乖離している在庫はないか?
    例えば、常に@100円で仕入れていたのに、在庫表には@1,000円と書いてある等


会計事務所は、税金計算に詳しいかもしれません。

でも、あなたの会社の状況はあなたのほうが良く知っています

ですから、あなたの感覚で違和感がないか、最終チェックを行う必要があるのです。

関連記事