俳人ホーム -28ページ目

<零仁 4月の俳句 ①>

名古屋に来て2年半が経過。
去年の6月にはCRからようわからん営業管理セクション
になって、慣れん数字でアタマが固まった上に
名古屋に来てから、句作なんぞ、な~んもしてなかったので
俳句アタマになかなか切り替わりませぬ。
その上、よう考えてみたら、3年前の4月も
ワタシが担当しとるわけで、
過去の自分に、もうちょい何とかならんか!と
迫られてるような、何ともはや、困った心境。
3年前の自作句をみながら、
そういや、あの頃、キャバ嬢だったメリーちゃんは
ちゃんと新地のクラブでお勤めできてるだろうか、
などと、アタマはあらぬ方向に・・・・。

ちゅうわけで、苦心惨憺搾り出した句、
こんなんで勘弁してくだされ。



どですかでん春の列車が角曲がる  零仁


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というわけで、零仁さんにお願いして、俳人ホームのブログが再開しました。
句評もふくめ、どしどしコメントに書き込みをお願いします。
三椒




4月は、零仁さんの俳句

今日は4月1日。
先日の久々の句会の結果は、松山さんがブログにアップしてくださいましたが、その句会で、しばらく休眠の「俳人ホーム」ブログを再開しようとの話があり、私、三椒が管理人に追加していただきました。至らぬ点も多々あると思いますがよろしくお願いします。

で、まず初心にもどり、順番に、一ヶ月の俳句(週1句)を発表していただいてと思っています。
まず4月は零仁さんにお願い致しました。早々にアップしますので、句への講評をどしどしコメント欄へお願いします。月の後半で、零仁さんから、5月の担当の方のご指名をお願いします。
ゆくゆくは、このブログ上で、句会を開ければと思っています。

今日は4月1日。でも、エイプリルフールではありませんので、よろしく。

さよかさん激励句会

久しぶりにというか、
長い冬眠から醒める?句会を開催しました。
メンバーのさよかさんが仕事を辞めて
ぶらぶらするので
それを応援するための句会です。
集まったのは8名(投句のみ1名)。
ただの飲み会になりましたが
その結果を・・・。

ところでこの句会、というか
このブログ、三椒さんが引き継いでやってくれます。
みんな任してしまいます。
三椒さんよろしく。

●野球
④野球帽逆さに被り遍路道  陽太
③スパイクの 土落とす春仲間去る  道頓堀
③眼帯にマスクおまけに野球帽  三椒
②卒業す野球の夢と別れつつ  柳葉魚
②白球を落としたあたり春の家建つ 毒草丸
①ワイドショー野球のニュース木の芽和え  たかし
①梅散って送りバントもできぬ我  零仁
一刀流 サムライ野球 春祭
春眠や WB・・・とやら このところ
啓蟄や3塁走者の昼寝かな

●川
⑥春電車横揺れ強い川渡る  たかし
②梅林の中をひとすじ川走る  柳葉魚
②川ざらえ カーネルおじさん臭う春  道頓堀
②桜散る 川面を墓と 決めたるか  さよか
①三月や 椿事のあとの 泥の川  ちぢみ
①啓蟄や川面に浮かぶ夢の過去  三椒
①泣きながら生きて死んでも春の川  毒草丸
①川面にはビル逆さまの春景気  零仁
川面からカーネル出でし風光

●焼き物
⑤ぜんまいの天麩羅ですか益子焼  たかし
③菜の花や萩の器は七変化  零仁
②菜の花を盛ると決めて小皿買う  毒草丸
②萩焼の 里にも春は 咲いたろか  さよか
②粘土(つち)ひねる 窓の向こうは春来てる  毒草丸
①鰆焼く団欒をよぶ白さかな  柳葉魚
萩焼の 茶渋なじみて 菜種梅雨
萩焼に春の名いくつ旅新た
ここに我在りと萩焼き春の闇

(句の前の数字は選句者数です)

ネット句会  テーマ「水」②

水すまし静けさ破る田植えかな

青蛙踏みつぶされて梅雨となる

水撒いて昨夜の事は忘れけり

梅雨の川経を唱えて暮れる家

予後不良水田の雲を見つめおり

川遊び足の白さを褒めにけり

水をまく虹が浮かんだ祭が近い

水を遣る笑った気がした夏の花



どうぞこの作品にコメントお願いします。

ネット句会 テーマ「水」①

 
 昼寝して花瓶の中の温き水

 水よりも濃いものがあり梅雨晴れの

 櫂の音日盛り眠し最上川

 汗滴る山寺征し天然水

 水芭蕉流るる中に凛と咲き

 フランスの水飲んでいる夏座敷


どうぞコメントたくさんください。

ネット句会:テーマ/雨①


金髪のおんな五月雨強くなり

五月病葬式帰り雨宿り

シジミ蝶にわか雨に左右

どひゅるるんドガティ娘が雨の中


第1回はこの4句
どうぞご批評ください。

<加藤亜由子 ご挨拶句)

って咲く 生き様もありなん 芝桜

菜の花や 災害記事に くるまれし

春雷の 窓にはりつく こどもかな

春泥に 犬より多し こどもの跡

シャンプーを 変えて初春 胸をはる


期待の新人、大型新人、ホープ・・・加藤亜由子さんの
ご挨拶句です。
どうぞ、みなさんの手痛い、うれしいコメントを
お願いします。

<たかし 4月の俳句④>

今回は口語俳句です。

 ようかんの端っこ甘いねこいのぼり

 新茶だねカステラ切ってねぇひとちゃん

 春雨だひしゃげているよあんパンが


次回から方法を変えます。ここで句会を行います。
まず第1回のテーマは「雨」。
メールで投句してください。だれでも投句できます。
投句されたものをみんなで味わいましょう。
毎週土曜日が締め切り。「雨」は5月26日まで。
同じ人が何句出してもかまいません。
どうぞお気軽に投句ください。

<たかし 4月の俳句③>

今回のテーマはリフレイン。
詩をめざして、楽しく、判りにくく・・・。
俳句はなんでもあり!これ、ボクの主張。

  雨残るサクラの街に人残る

  四月です幸せですか四月です

  春の道杭が出ている悔いが残る


ご批判どうぞ。

<たかし 4月の俳句②>

前回はシュールというか難解になっていたようで。
今回は具象的に、オノマトペをつかって三句です。

 緑野に女の叫びほっほっほっ

 うらうらと交差点の犬春の雪

 春雷よ猫ぱたぱたと木を登り


どうぞお気軽にご批評ください。