PLAYS(TAT)ION3はコケると思うblog
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今週のソフト売り上げ

毎週木曜日に出ているソフト売り上げランキング、ここでも晒して行きますのでヨロシク~。


集計期間:2006/6/5~2006/6/11 情報提供:株式会社メディアクリエイト

01 DS 任天堂 Newスーパーマリオブラザーズ  販売本数:244882 累計販売本数:1478608
02 PS2 D3パブリッシャー CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト 販売本数:100967 累計販売本数:100967
03 DS 任天堂 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング 販売本数:52876 累計販売本数:2476775
04 PS2 コナミ ワールドサッカー ウイニングイレブン10 販売本数:34880 累計販売本数:761407
05 DS 任天堂 脳を鍛える大人のDSトレーニング 販売本数:34760 累計販売本数:2357730
06 DS 任天堂 おいでよ どうぶつの森 販売本数:25355 累計販売本数:2800004
07 DS 任天堂 英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け 販売本数:23130 累計販売本数:1141623
08 DS 任天堂 テトリスDS 販売本数:21710 累計販売本数:596585
09 DS 任天堂 マリオカート DS 販売本数:11880 累計販売本数:1424882
10 DS ポケモン ポケモンレンジャー ポケモン 販売本数:11646 累計販売本数:574231


11 PSP 大都技研 大都技研公式パチスロシミュレーター 吉宗 ポータブル
12 PS2 コナミ 実況パワフルメジャーリーグ
13 DS 任天堂 メトロイドプライム ハンターズ
14 PSP スクエニ DQ&FF in いただきストリート ポータブル
15 PSP セガ 脳力トレーナー ポータブル 2
16 PS2 バンナム .hack//G.U. Vol.1 再誕
17 DS 任天堂 やわらかあたま塾
18 DS 任天堂 まわしてつなげるタッチパニック
19 DS ハドソン パズルシリーズ Vol.3 SUDOKU 数独
20 DS 任天堂 漢字そのままDS楽引辞典
21 DS サクセス 降魔霊符伝イヅナ
22 PSP カプコン モンスターハンターポータブル
23 DS バンナム 右脳の達人 ガンバれっトレーナー
24 GBA 任天堂 MOTHER 3
25 DS バンナム たまごっちのプチプチおみせっち
26 PSP バンプレスト マグナカルタポータブル
27 PS2 エンターブレイン キミキス
28 DS スクエニ 聖剣伝説DS CHILDREN of MANA
29 DS 任天堂 だれでもアソビ大全
30 PSP コナミ ワールドサッカー ウイニングイレブン9 ユビキタスエヴォリューション(PSP the Best)

3週連続でマリオが首位。3週目にもかかわらず未だ24万本売れているのは脅威的です。なお、ベスト10のうち8タイトルが任天堂系のソフトで、任天堂の寡占化が益々進んでいる印象です。


予想外に健闘しているのが13位のメトロイドプライム ハンターズ。13位という順位も単に品切れだから順位を落としただけで、自分の家の近所でも現在品切れ中。今後どこまでこのマイナーなゲームが伸びるか注目されます。


なお、PS系のソフトだけ抜き出してみると


02 PS2 D3パブリッシャー CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト 販売本数:100967 累計販売本数:100967

04 PS2 コナミ ワールドサッカー ウイニングイレブン10 販売本数:34880 累計販売本数:761407
11 PSP 大都技研 大都技研公式パチスロシミュレーター 吉宗 ポータブル
12 PS2 コナミ 実況パワフルメジャーリーグ

14 PSP スクエニ DQ&FF in いただきストリート ポータブル
15 PSP セガ 脳力トレーナー ポータブル 2
16 PS2 バンナム .hack//G.U. Vol.1 再誕

22 PSP カプコン モンスターハンターポータブル
26 PSP バンプレスト マグナカルタポータブル
27 PS2 エンターブレイン キミキス

30 PSP コナミ ワールドサッカー ウイニングイレブン9 ユビキタスエヴォリューション(PSP the Best)


と、上位にパチンコが・・・。末期だなぁ。これまではSFCからPS1への移行期にも、PS1からPS2への移行期にも、旧世代ハードでそこそこ売れるゲームはあったんですけど。DSが凄すぎるからPS系ゲームがしょぼく見えるというより、単純にPS系ゲーム市場が枯れてきてる証拠なんでしょうなぁ。



     『ダブルミリオン! ダブルミリオン! ヌーマリ、待ってるぞ!』
                -、       _
              / タ       {!!! _ ヽ、
              /  ノ          ~ `、  \   /  `j
             、   `ヽ   ∧_∧    ‐'`  ノ /  /`ー'
    ∧_∧      ヽ    \( ´∀` )".ノ  /〈  `ヽ
   ( ´∀` ) ̄⌒ヽ  `、ヽ.   ``Y"     r '   `、  ヽ∧∧
  / ) ヽ' /   、 `、  i 、    ¥     ノ     〉  ( ´∀)    ,-、、
 γ  --‐ '    λ.   ; !  `、.` --‐´;`ー- イ     / ノ    ̄⌒ヽ  「  〉
 f   、   ヾ  /   )   i _ 三  ミ/     /ノ        `ヽ  /
      脳トレ          ぶつ森         もっと脳トレ
      235万本        280万本         247万本

Wiiは売れるのか?

ゲハ板ではすっかり次世代据置ハードの本命に祭り上げられているWiiですけど、果たして売れるんでしょうかにぃ。


ゲハ板の予想道理スムーズにWiiが売れる保障はありません。ただ、GCや64より好条件が揃ってるのは確かなんです。


1>64、GCはPS1・2より1年以上発売が遅れ、既に手遅れの状態だった。一方今回はPS3より先行できると言われている。因みに、唯一任天堂とソニーのハードの発売時期が重なったDSvsPSPの時はDSが圧勝している。


2>PS中心でソフトを出しているソフトメーカーと、任天堂の相対的な力関係が以前とは変化している。PS系サードは徐々にソフト売り上げを落としているが、任天堂の売り上げは好調で、1社でもハードを支えられるだけのソフトを用意できる。(事実、DSはほぼ任天堂単独でPSPに勝利している)


3>価格の差が圧倒的(言わずもがな)


4>PS1、PS2の時はSCE側は豊富なソフトを用意できたが、PS3は発売後もしばらく目ぼしいソフトがない状況が続く。PS2との互換性も疑わしい。対してWii側は多数のソフトが発売直後から販売される。GCとの互換性も高いと思われる。


5>GC・64はPSと同じハイスペック路線で、PSとの差別化に失敗していた。これに対してWiiはPS3に比べ遥かに安く・小さく・ゲームのコンセプトも違う。差別化がしっかり出来ている。


逆にWiiの不安要素としては、WiiのスペックがPS3より大幅に劣っている(と推測される)事です。PSPvsDSの戦いの推移を見れば、ゲーム機のスペックはハード戦争にそれほど大きな影響を及ぼさないのではとの意見も広がってますが、こればかりはやってみないと何ともいえません。

ビジネスモデルを変えられるか?

テレビゲームの新作は大体7000~8000円します。レンタルビデオや漫画は数百円、地上波テレビになると無料という”リビングの娯楽”の中では、ゲームは格段にコストが高い。この結果、クソゲーに当った場合の損害は他の娯楽の10倍以上にも達し、ユーザーはゲーム購入に慎重にならざるをえず、ゲームの品質への信頼が崩れればATARIショックみたいな事も起こりえます。


で、この事は今現在のTVゲーム業界の縮小傾向に拍車を掛けているのではないか、というのが自分の推測です。ゲームの購入に慎重になったユーザーは、品質がある程度保証されている(と思われる)シリーズ物ばかり買うようになり、逆に新規シリーズは売れない。ユーザーが仮に新規シリーズに関心を持っても、物は試しで買うには7000~8000円のコストは大きく、かつクソゲーに当った場合の損害が結構大きい。


この事が、今のゲームで新しい試みが見られず、硬直化・マンネリ化が進んでる原因です。実際、FC、SFC、そしてPS1時代には見られた新しい人気シリーズの出現が、PS2では殆どなくなってます(無双シリーズ位?)。そしてFFの売り上げが徐々に縮小している事からもわかるとうり、マンネリ化したシリーズ物が飽きられ、ゲーム業界全体が縮小している。


DSのブームもこの流れに歯止めをかけられる物ではないと思います。DSで任天堂のゲームばかり売れるのも、任天堂が長年良質なゲームソフトを出し続けた事への信頼からで、ゲーム業界の根本的な改革にはなっていない。このままではDSのブームはサードに波及せずに終わってしまう恐れも十分あると思ってます。さしあたって、スクエニのFF3とDQMの売り上げが試金石になりますか。


今のTVゲームのビジネスモデルではこの状況を変える事は難しい。状況を変えるには、新しいビジネスモデルを構築しなきゃいけない。


以前と違い、今回の次世代ゲーム機競争ではブロードバンドが発達しているというインフラ面での変化があります。今回の次世代ゲーム機間の競争で重要になるのは多少のグラフィック面での優劣ではなく、新しく整備されたブロードバンド環境を活用した、新しいビジネスモデルの構築をどのハード・メーカーがやるかだと、個人的には思っています。


当面、Wii Connect 24とXbox360のLiveがどんなサービスを展開するかに注目です。PS3はこの手の話、具体的には何もないな・・・。

6月9日深夜の部のお題=ゲームボーイミクロ

洗濯機からタバコの害まで、あらゆる話題で盛り上がるコケスレ(最近とみに何でもありですなぁ)。特に深夜の部は四捨五入して30才にもならないオコチャマお断り!な大人の談話室化しておりますが(ミニ四駆とか聖闘士星矢とか・・・。セガハードと昔のスクェア作品の思い出話がメインだけどねw) 昨日のお題がゲームボーイミクロだったのでまとめてみます。


えー、この夏にも1000万台超えそうなDSと比べ、GBMは売れてません。以下、任天堂岩田氏のコメント(敗戦の弁?)↓


http://www.nintendo.co.jp/kessan/060607qa/03.html


ミクロについては私達の期待通りにはならなかったと思っています。これは日本と海外では少し状況が違うように思いました。日本では(中略)最初から全く箸にも棒にもかからなかったということだとは思っていません。ただ、年末にかけてやってきたDSについての一極集中現象がですね、そのすべての勢いをそっちに持っていってしまったと感じています。(中略)
海外では、そもそも商品の価値を伝えることにうまくいきませんでした。(中略)最初に興味を持つかどうかということは、その分の値段に見合うかどうかとかということですから、あの質感を実感していない人にとっては、それほど魅力のある、アピールのある値段でもなければ、商品コンセプトでもなく見えてしまう、それを伝えることが出鼻でつまずいてしまうわけです。(後略)


 自分はGBMを持ってません。ただ、コンセプトは理解してると思ってます。

 現在携帯ゲーム機の主役であるDSはサイズ的にはちょっと大きくて、ポケットサイズではなくセカンドバックサイズの製品です。これは、前世代機のGBAについても同じ。ポケットに入れて持ち歩いたりするには少々さわりがあるんですよね。まぁ、ポケットに入れられないこともないけど、ポケットが大きく膨らんでしまってみっともなくなるw そこで、ポケットに入れて持ち歩いてもさわりのないサイズの携帯ゲーム機GBMには、DSとは異なる需要を掘り起こす可能性はあったと思ってます。

 ファミレスや仕事の休み時間や電車内といったちょっとした空き時間に暇潰しのために利用するには、ポケットに入れておいて手軽に取り出せるGBMの方が、ハンドバックサイズのDSよりむしろ利便性が高い。

 けど、そんなコンセプトのゲーム機としては、1万円オーバーGBAより高いGBMは少々高かった。ある程度こってりしたゲームも楽しめるDSには15,000円払う気になれても、ちょっとした時間を潰す”暇潰しグッズ”が1万円オーバーは少々高すぎだったと思います。


 暇潰し用の携帯ゲーム機にスペックを求める人なんていないでしょう。自分なんて、携帯電話に入ってたぷよぷよのバッタモン落ちゲーを、結構熱心にやってましたw SFCクラスとされるGBAと互換性を持たせるより、FCクラスの性能に抑えてその分安く売った方がよかったんでないかと自分は思います。


 それに、岩田氏の言うようにCMもあまり見なかった。ちょっとした暇潰しグッズとしてのGBMをアピールするなら、キーホルダー代わりにバックにぶら下げてる女子高生が電車の中で弄くってるみたいなCMとか、コインランドリーで暇潰しにゲームやってる人の周りに、面白そうだと他の客が集まってる~みたいなCMだとか、コンセプトをアピールする方法は幾らかあった筈なんですが、そういったのを眼にする機会は(少なくとも自分は)なかった。


 ただ、重ねて言いますがGBMのコンセプトは間違ってない。DSはポケットに入れるには大きすぎ、どこでも身につけて歩くには適していないんです。GBMサイズの小型携帯ゲーム機の需要は必ずある。任天堂には今回の失敗にめげず、GBM2を出してくれる事を期待してます。


 そのときは価格も抑えて欲しいし、Wiiで提案されているVCでのミニゲーム販売とも連動して欲しい。GBMほどミニゲームと相性のいいハードもないですしね。それと、(当然出てくる発想ながら)携帯電話に内蔵する事も考えて欲しい。携帯電話は現代人なら誰でも身につけて歩いている機械なので、これに便乗するのは”究極の暇潰しハード”であるGBMには自然な発想でしょう。そして、VCに携帯電話向けサイトを作ってもらい、ミニゲームをDLできる環境を作ってもらえたらなぁ。


 所で、昔、ファミコン内臓テレビなんてけったいなモン売った家電メーカーがありましたよね。最近でも懲りず、カメラ付き携帯なるわけのわからない物を世のスタンダードにしてみせた、内臓とか複数機械のハイブリッド化が大好きなあの会社。

シャープ、出番だ!

あえて言う。PSX2を出せ!

さて、3回に渡ったクタたんのインタビュー、コケスレでもダメだしが花盛りですが、こっちでもそろそろ手を付けたいとおもいます。が、何分理解し難い発言ばかりでして頭が痛い!のを我慢して、突っ込みを入れて行きたいと思います。


http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0609/kaigai278.htm


言わなかっただけ。
出てくると思う。
~にするという話もあるし。
そんなに時間かからないと思う。
そんなものだと思う。
当たり前と皆思っていると思う。
最終的にはね。
いつかはいらないとなるかもしれない。
それが実現したら~だよね。
そこに行っちゃうと思う。
それもやりたい。
みんなもうやり始めている。
頭の中では考えていた。
まだ言うのはちょっと早いかもしれない。
あるかもしれない。
そのうち~できるようになる。
なんてことをやってみたい。
appleは~しちゃったから

舐めとんのかゴルァ!

え~、もしクタ氏が会社の平社員で、上司相手にこんなプレゼンをやったとします。(ユーザー向けの説明にはそれ以上の意味があるはずなんだけど)で、こんなこという社員つまみ出されるのがオチだと思うんですけど。だってねー、何一つ具体的な構想がなくて、抽象的な将来展望、言い換えれば足が地面から1ミリばかり浮いてるような話ばっか!これじゃ、頭の悪いボキュにはSCEの標榜する総合デジタル家電って何者なのか、全く判らないよクタたん・・・。


まぁ、悪い頭をひねり、なんとかクタっちの発言を理解したつもりで話を進めていきます。


【Q】 あまり強調されていないが、PLAYSTATION 3(PS3)ではネットワークが要(かなめ)だと理解している。'99年に米サンノゼで開かれた「Microprocessor Forum(MPF)」で、あなたは、ブロードバンドネットワークを通じて、さまざまなエンターテイメントコンテンツを配信する「e-Distribution」構想を示した。PS3になって、ようやくあの時のビジョンに近づいてきたように見える。


【久夛良木氏】 ようやく! 本当に、ようやく。本当は、あの時(PlayStation 2)やりたかったんだけど、できなかった

(中略)

ところが、そうこうしているうちに音楽で、アップルがe-Distributionを実現しちゃったじゃない。だから、こちらもいよいよかなと。

(中略)

まさにやるよ。しかも、PS3発売の初日からネットワークサービスをやるよっていうのがメッセージ。


で、何をやるの?

えー、具体的な話が全く見えません。インターネット上でゲームのデータを販売する等の構想があるのなら、既に実現しているMSのLiveや任天堂のVCのような、具体的なサービスの固有名詞・アイデアが提案されていてもいい筈。隠す必要もないし、そもそも現在のPS2でも部分的にやってればいい筈です。けど何も出てこない。自分が足が地面から1ミリばかり浮いてると感じるのは正にこの点なんですよ。


 そもそも、PS3は音楽・ゲーム・映像を全て統括する総合的なデジタル家電との位置づけの筈。ならどうしてiTunesのバッタモンソニーが運営する音楽配信サービス=モーラの話が”モ”の字も出てこないんでしょうか? 「さまざまなエンターテイメントコンテンツを配信する「e-Distribution」構想」とやらを実現するつもりなのなら、モーラは最優先でPS3にまず搭載されていなければならない機能の筈。そしてコレでDLした音楽コンテンツをウォークマンやPSPとともにメモステ経由で携帯するという発想が当然出てくる筈です。


 この考え方は、ゲームにも当てはまります。DSに対して劣勢とはいえPSPも決して売れてないわけじゃない。任天堂のVC構想のようにコンパクトなゲームを安価に配信し、メモステ経由でPSPと共に携帯、という構想は当然あっていい筈のものです。しかもこれなら、PSP最大の弱点であるロード時間も大幅に短縮できる!


そして映像も配信できる筈。そうしたサービスを展開するネットワーク構想が具体的に語られていなきゃおかしい。何故こうもSCE関係者の発言は抽象的で具体性に欠けるのか、こんなもんで総合デジタタル家電としてのPS3を本当にPRできると思っているのか、個人的には疑わしい限りですな。


【Q】 e-Distributionのアイデアからすると、光学ディスクドライブは盲腸のように見える。ネットワークデジタルエンターテイメントの時代になったら、最終的にはローカル側の光学ドライブは重要ではなくなって行くのでは。例えば、HDDだけのPLAYSTATIONとか。


【久夛良木氏】 家庭用のTVで、これから2K1K(フルHD解像度)が表示できるようになる時に、それを十分楽しめるだけのビットコンテンツがサーバ側にあるという世界はまだちょっと難しい。だからBDは配布メディアとしては十分存在できる。


ん、この意見はわりかし正しい。ただし、5年後に語っているのならね。自分らが聞きたいのは5ヵ月後の話なんですよホント。今はまだDVDで十分じゃん。てか、BDを積む事によって7万円強の超価格。勘弁してくださいよ。


 さてと、もし今の技術とインフラで、デジタル3大コンテンツ(と自分が勝手に呼んでいるw)音楽、ゲーム、動画を統括的に管理する総合デジタル家電を作ろうとするなら何が必要でしょうか。


 まず、最優先でやるべきなのはゲーム版・動画版のiTunesを立ち上げる事です。インタ-ネット上で手軽に安くコンテンツを入手するサービス・ソフトウェアを確立する事。ところがSCEからはそういう物の具体的な話が何も出てこない。むしろ任天堂のVC構想の方が数段進歩的で具体性に富んでいる状態です。

 もし、万が一iTunesがWiiに搭載されたらWiiの方が総合デジタル家電に近いという怖い事態になるのですが、まぁそれはさておき、同じソニーグループが運営するモーラを載せる話さえ聞こえてこない今の状況はもう、論外中の論外と言わざるをえません。


 そして、上記のような多量のコンテンツのDLを受け止めるには、大容量のHDDが不可欠です。できれば数百GB単位で欲しい。ところがPS3のHDDは正規版でも僅か60GB。今はまだ早すぎるBDなんぞに金を使うくらいなら、同じ金で大容量HDDを乗せた方が遥かに利に適っている。クタ氏の語るe-Distributionにより効果的に対応できるはずです。


そう、自分が言いたいのはPS3なんぞ止めてPSX2を出せ!って事です。この新機種で映像やゲームも扱う改良型新モーラよりデジタルコンテンツを数百GBのHDDにダウンロードし、そいつをメモステ経由でPSPやウォークマンAで持ち歩けるようにする。これぞ正に、全てのデジタルコンテンツを統括する次世代の総合デジタル家電! 実現すればWinPCもDSもiPodも物の数ではない! 


まぁ、自分の妄想はともかくとして(オイ) クタたんの語るe-Distribution構想に対して、PS3は足らない物、余分な物が多すぎるんです。この構想とは殆んど何の関係もない、後藤氏の表現を借りれば盲腸みたいなBDに、何故DSとWiiの値段を足したよりも高いコストを費やす必要があるのか、自分には全く理解できません。そりゃ、BDのコストが今のDVD並みに下がっていれば理解できるんですけどねぇ・・・。


【久夛良木氏】 本当はHDDもないはずなんだけど……最終的にはね。サーバー側にデータを全部持って行くなら、いつかは(ドライブは)いらないとなるかもしれない。同じような話はあって、Google端末なんてアイデアも出ているみたいだけど、それが実現したら、超シンクライアントだよね。


15年後の話なんぞ誰も聞いとらんわボケ!

サイズ比較

次世代機のサイズ比較です↓


http://ramhorn05j.com/weblog/2006.05/1147519163907.jpg


http://byonabi.haru.gs/ma2/html/uppp37602.html


以下、任天堂岩田氏のインタビューより


「ゲーム機の会社の社長としては不適当な発言かもしれないが、薄く小さく邪魔にならないゲーム機を作りたいと思った。普通の人、とくに家庭のお母さんにとって、ゲーム機は邪魔なもの。『邪魔だなんてとんでもない』と言うのはゲーム業界の人だけ」

「私だって技術者の端くれ。キレイな画面は非常に魅力に感じます。でもそれを実現しようとすると、ハードのサイズが大きくなり、ファンはうるさくまわり、ソフトの開発費は高騰し、すべての商品が大作化していく。Wii Connect24のようなサービスも展開できない。要はバランスが大事だと思っています。最新技術をどこに投入するか、ここが重要」


根本的な設計思想があまりにも違いすぎます。これだけ設計思想の違うゲーム機が競合するのは初めてですな。

読み比べてみよう。任天堂社長岩田氏とSCE社長久夛良木氏のインタビュー

今回の次世代機戦争は、各社の考え方が対照的で面白いです。ある意味思想戦争w かねがね自分が、野球版の視スレとゲーハー板のコケスレの雰囲気が似てると感じてきたのは、古い発想を維持し続けようとする勢力と、新しく説得力のある思想を提案して旧勢力にとって代わろうとする勢力の、一種の擬似革命観察スレ的な所が両者の共通点と思えたからです。

 で、今日任天堂とSCEの社長のインタビューが同時にあったんで晒しますが。


久夛良木氏のインタビュー↓

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0607/kaigai276.htm


岩田氏のインタビュー↓

http://www.famitsu.com/game/news/2006/06/07/103,1149672727,54492,0,0.html


えー・・・、私正直、久夛良木氏が何を言いたいのかトント理解できませんでした。なにせしがないライトなデジモノコレクターなもので、PCマニア的な知識は一切ありませんものですから。「だって、僕らはゲーム機って言ってないじゃない(笑)。PS3は、今までのPSと違って明快にコンピュータだから」との発言があるんですが、で、何ができるようになるの?という根本的な疑問が全く解消されんです。プロモーションの基本は如何に新しい価値、新しい生活、新しいアソビを提案できるかなんだけど、技術屋のクタにはそれがわからないのかなぁ。

 実はこの件でXbox360は、プロモーションの教科書に悪い例として乗せてもいい位のとんでもない失敗を犯してます。ま、これについては後日。

 対して岩田氏の言ってる事は非常にスッキリと理解できます。Wiiが成功するしないは別としてね。

 それに、Wiiのプロモーションのスタイルもいい。従来のゲーム機との違い、新しいアソビを明確に提案できている任天堂のプロモーションは高評価です。その点が、PS2との差別化に失敗していたゲームキューブとは根本的に違うので、自分も期待してるんですよねぇ。


 ところでWii陣営の、500円~1000円でゲームをネット販売したいという考え、ファミコン全盛期にディスクシステムでやろうとした事と似てるんですよね。

 ディスクシステムを知らない若い方はこちら↓(てウィキじゃん!)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

他にもサテラビューなんてありましたねぇ。インターネットが単なる米軍の情報ネットワークシステムだった時代に無茶やったもんですがw ゲーム情報をネット配信するというのは、ある意味任天堂の悲願だったのかもしれないですね。

 枯れた技術の水平思考という言葉に象徴される任天堂の保守的な姿勢ですけど、時々とんでもない場外ホームランをかっ飛ばしてくれるので油断ならない企業ではあります。バーチャルボーイとかバーチャルボーイとかバーチャルボーイとかバーチャルボーイとかw


誰にでもなく、自分に嘘を付く

突然ですが、W-ZERO3が欲しい・・・。


重度のネット依存症患者である自分にとって、家だろうと外だろうと、ネットと接続を切られた状態なぞ考えられません。つーわけで、自分は現在シャープ製PDA=Zaurusを持っているのですが、コイツがトロイ! ネットプラウジングしてる最中、頻繁に半フリーズ状態に陥り、回復までに数分待たされる事など当たり前。とにかく忍耐力がなければ付き合えませんこんな奴とは。


最近ゲーハー板でDS版FF3のロード時間が長すぎるとブーイングの嵐ですが

あの程度でガタガタ抜かすな。精神修養が足りんのじゃ!!と、思わず説教たれたくなるくらいザウルス君はトロいのです。


 しかれどPDAというのは非常に便利な器械で、ニンテンドーDSよりちょっとだけ大きいサイズながら、プラウジングは勿論、簡単なワープロ・表計算ソフトも入っててパソコンライトユーザーならこれで事足りてしまう程の能力はあるのです。しかも5万円前後の価格帯。けっこー安い。あとはサクサク動いてくれさえすればねぇ・・・。


 ちゅーわけで、毎日イラつかされながらもPDAに三行半を突きつけることも出来ず(ちゅーか、何時も肌身はださず持ち歩いてます。ファミレスで変なゴツイ電子手帳みたいな器械をいじくってるアブなそうな男を九州で見たら、それ多分オレですw)新型のZERO3を買えないものかと画策しているのです。少しはマシになってくれたらいいなーとか思いながら。

けど、自分がZaurusを購入したのはほんの9ヶ月程前。当時は数ヶ月待てば新型のZERO3が出る、という状況でした。じゃそれまで待てよといわれそうですが、

だってすぐしかったんだもん!


 で、僅か数ヶ月で新機種に乗り換えるというおぞましき無駄を犯そうとしている事に、一抹の罪悪感を感じる自分は、自分自身を納得させる為に、ZERO3買ったほうが経済的にお得だ、とゆーのを今探し回っておるのです。別に奥さんなり親なりを説得する必要はない身分なんですが、そうしないと自分の本能が、ケチケチ家庭で培われたケチケチ本能が許してくれない!

 

 さしあたって、ドコモの契約を打ち切り、現在は通信専用で契約してるウィルコムに携帯電話の契約も移せばお得なんじゃないかなーというような事を考えて(Zaurusには携帯機能はないけどZERO3にはあるもんね)なじみのヤマダ電機の携帯売り場で、担当者にウザがられつつ30分も40分も小一時間も話し込んでるわけです。けど中々納得できる説明は聞けず・・・。ハァ。


 所で、この漫画面白いよね。何だか自分を見てるみたいでw↓

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4063724875/250-7072843-2578652?v=glance&n=465392



全然関係ないこと書いたけど、PS3はコケると思うよ!w

見よ! これがソニー防衛軍だ!!!!

ゲハ板ではあまりにも有名なので、今更語るまでも無いファミ通公式サイトのこのブログ・・・

http://www.famitsu.com/blog/otsuka/2006/05/ps3_1.html


発売日は2006年11月11日で、価格は62790円(税込価格。税抜き表示にすると59800円)。発売日はともかく価格については、おそらく多くのゲームファンが「だいたいこれくらいの価格になるだろうな」と思っていたものと大きな差がなかったのではないだろうか。かくいう僕も(59800円くらいではなかろうか)とずっと思っていたクチ。いろいろなメディアや研究機関が"70000円を超える"、"いや10万だ"なんていう憶測を口の端に乗せていたが、「風雲児・久夛良木健がそんな価格設定にするはずがない」と強く思っていた。確かに現行機と比べれば高価ではあるが、ゲーム機としてのポテンシャル、ブルーレイディスクプレイヤーとしての存在価値などを考えると、かなり戦略的な価格と言えそうだ。


なんて事を言ってましたが、とうのファミ通の読者アンケートで衝撃の結果!


●ユーザーに聞く!勝つのはどのハード?
 Wii  73.0% !!!!
 PS3 22.6% ・・・・・

 360 4.4%  orz


更にPS3が高いと思う人の数おおよそ

90パーセント!!!


流石に(誰も安いとは思ってないとゆー)空気を読んだのか、このアンケートの出た次のファミ通で早速フォローが入ります。


浜村「2007年にHDD無しのPS3が4万円で発売される」


浜村「PS3の価格には意味がある。
PS3に届いたメールをPSPでチェック、保存した映像も遠くからPSPで鑑賞も出来る。
PS3はHDDレコーダーにもテレビ電話にもなるしPS3機能内蔵家電も出るだろう。

確かに高いかもしれないが、日本では価格にこだわらず買ってしまうハードマニアが100万人いる。
さらにBD再生機は10万円以上だ。そう考えると200万台はすぐに売り切れるだろう。

ここからは、僕の予想だけど2007年末に「FF13」と「MGS4」が登場する。
そのときにHDD100GBのPS3が登場し、HDDも自由に付け替えられる。
HDD無しのPS3も4万円前後で登場するだろう。
2007年末に、ゲーム機としての本当のロンチが始まるだろう。」
1 名無しさん必死だな :2006/06/01(木) 23:48:01 ID:fu6fEgvq

要するに、今から安いのがでますので(多分)あんまり高い高いと騒がないでよと泣きをいれているわけです。しかも安くなるだろうという根拠が、なんら客観的情報のない記者の妄想いやもとい、予想なわけです。一体何故、そうまでしてソニーを、PS3を庇うのか? 私まったく理解に苦しみます。挙句ファミ通HPには・・・。


http://www.famitsu.com/game/etc/2006/06/02/239,1149226543,54264,0,0.html


質問5.プレイステーション3の価格(ハードディスクドライブ20GBモデル:62790円[税込]、60GBモデル:オープン価格)について質問です。プレイステーション3はゲーム機としては高額な価格設定となっていますが、ハイエンドPCなみの高スペック、次世代メディア"ブルーレイディスク"の再生機能などゲームの枠を越えた機能が搭載されています。これらの機能面からゲーム機としてではなく、次世代総合家電として見た場合の価格の印象は?


恥を知れ恥を!

そんなに紙面に「ユーザーはソニーの価格を評価!」という見出しを付けたいのですか? 熊日の紙面を煎じて飲め!


なんて時代になったんだろう……。そうつぶやいた僕に向かって久夛良木社長はにっこりと笑ってこう言った。

「すごい時代になったでしょう。でもそれが、プレイステーション3なんだよね」

 この時代に生まれてよかった! 心から、そう思った。


ホント、スゲー時代だよオイ・・・。


第2回 前哨戦(PSPvsDS)

↓前に自分が立てたスレなんですが・・・


http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1148900157/


,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   DSを買うのはオコチャマだけ……
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙  そんなふうに考えていた時期が
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  俺にもありました
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f    今はニューマリやってます
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!

 いやー、PSPが勝つと思ってたんですよねぇw 値段の差もWiiとPS3程決定的ではなかったし、やはりユーザーもサードも高性能なPSPを支持すると見てました。実際、PSP・DS発売前のゲーム雑誌のアンケート等ではPSPの優勢が伝えられており、サードの支持もPSPの側にあるように見えました。が、結果はご存知のとうり、ニンテンドーDSの圧勝に終わったわけですが。


 だって、


任天堂1社>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>全サード


だなんて,予想できるかってんだ!w
 けれど結果はDSの圧勝。TVゲーム業界における任天堂の底力をまざまざと見せ付けられた心境です。

 一応、知らない人の為に下に携帯機における任天堂とその他のソフトメーカーの売り上げ比較を張っておきます。↓


2006年第一四半期上位200より
機種 作品数 本数
DS   41   674
PS2  85   741
PSP  36   134
GBA  26    78
GC    8    35
360   4     7
本数単位は万。千を四捨五入

DS任天堂系                23   568
DSサード1位バンダイナムコ       4   42
DSサード2位スクウェアエニックス    2   27
DSサード3位セガ              4   18
DS他のサード                8   19

PSPSONY系                6   17
PSPサード1位カプコン           3   33
PSPサード2位バンダイナムコ      10   24
PSPサード3位セガ             4   19
PSP他のサード               13   41


 任天堂の、PSP・DSを合わせた携帯ゲームソフトのシェア占有率実に


70%!


 サードに頼る事なく任天堂が殆んど一人で勝ってしまったのです。



,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;  
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙  勝負を決めるのはサード

   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f    俺にもありました
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!


 任天堂が凄すぎたとも、確かにいえるのかもしれません。ただ、これにはサードの側にも責任があるのです。


 携帯ゲームソフトを売るには、据置ゲーム機との差別化を明確にしなければなりません。据置機と比べ、とう気張っても性能の劣る携帯ゲームでソフトを売るには、携帯でしかできない事を表現する必要があります。

 携帯ならではのゲーム。これは自分の主観なのですが、大きく別けて三つのタイプがあると考えています。


コミュニケーションツール系=携帯ゲームが持ち歩けるという特性を生かして、友人達と集まってワイワイやれるゲーム。ポケモン、マリオカート等


暇潰しミニゲーム系=通勤電車の中やレストランの待ち時間等のちょっとした時間に起動させて暇潰しする為のゲーム。テトリス、教授等。


小まめに育成系=電源を落とした時でもゲーム内では架空の時間が経過しており少しづつゲーム内世界が変化してゆくゲーム。手の空いたときにちょっとだけゲームを起動させ、ゲーム内の世界やペットの手入れをしてやるようなゲーム。どうぶつの森、ニンテンドッグス、タマゴッチ等。


 この手のゲームで、任天堂以外が開発したヒット作って今だかつてあったかなぁ? 唯一の例外は、たまごっち位。サードはこういう携帯機向けゲームの開発に出遅れ、携帯ゲームが据置ゲームを上回ろうかという今の時流に完全に乗り遅れてしまったわけです。

 そして、任天堂のいないPSPにこの種のヒット作はない。据置機からの移植・リメイク作ばかりだったPSPはPS2との差別化に失敗し、みごとDSの前に玉砕する事となります。しかし情けないのはサード・・・。(昔のスクエアーはよかった。それに引き換え最近のFFは・・・。ブツブツ)