肺炎の治療の記録、忘れないうちに書いておきます。
福建省旅行から帰ってきてからら高熱が出始め、また去年の春のような変な高熱かな?と様子を見ていたらなんと40度に。
家事も手を抜いて一日中大人しくしていたのに、39度の熱がなかなか下がりません。
さすがに私も疲れ果て、日曜日に曙光医院の救急へ。
旧正月せいのせいかいつもより多く初めて並びました。
まずは問診。
そして、血液検査と肺のCTスキャンへ。
採血は救急で、CTは別のところで。でも救急なので普通の人たちよりなんでもスピード速いです。
普通の人達はスキャン後2時間待ち、救急の人は1時間待ち、お昼休憩もなし、という感じ。
50分後、窓口へ。・・・どうやらCTの結果も、カードで自分でプリントするようです。
機械のところに行き、ちょうど一時間後にカードを通すと、表示がでて、プリントされ始めました。
大きな画像2枚なので数分時間かかりましたが、それと医師の書いた報告書も出て来ました。
↓機械
素人がみてもさっぱり分かりません。
左肺に炎症があり、液が少し溜まっているそう。
血液検査の結果も印刷し、再び救急内科医のところに行くと、先生のコンピュータの中にもスキャンの画像が。
さらさらっと画像を見て、一気に診断。
「10日間点滴に来てください。10日後またCTです。治ってなかったら入院ですよ。」
10日間毎日点滴?
頭ふらふらだったし、言われた通り、点滴の薬をもらい、あとは飲み薬2種(38度以上出たときの解熱剤、咳、痰のための漢方薬)、
生理食塩水100ml3本と250ml1本。いくつかの菌に殺菌作用があるという注射用盐酸头孢(:Cefepime Hydrochloride for Injection)4g、盐酸氨溴索という去痰薬90㎎。この2種の薬は十日間最後まで。それと、阿奇霉素(Azithromycin) という抗菌薬(これもたぶん抗生物質)0.5g。こんな点滴薬が7日間続きました。
毎日まず診察、薬をもらい、点滴の順番待ち、点滴1.5~2時間・・・と、5時間位病院に。病院近かったからまだいいものの、遠かったら大変。
幸い熱は1日目で下がったけれど、6日点滴したところでCT又撮ってもらったら、あまり変化がなかったらしく、7日目に一つ薬減らしてもらったのに、8日目に 盐酸莫西沙星注射夜(0.4g)という点滴薬を増やされてしまいました。別の抗生物質のよう。
救急、若い先生ばかりだし、大量の患者の流れ作業のようなもので、正しい診断されているかちょっと疑問、
薬を変えてから、また38度の熱が。それと、薬を変えた女医(さんと呼びたくない)が言った言葉が胸に突き刺さり、夜眠れなくなってしまいました。
治らず、ステロイド点滴とかされてしまったらどうしよう、入院してまた退院時大量の薬出されたらどうしよう・・・と不安は募るばかり。
翌日も高熱出たので寝るとき解熱剤を。高熱のことお医者さんに伝えても、なかなかやめてくれません。
最後の3日間は針つけっぱなし。このほうが針が柔らかくて血管気づ付けないらしいですが、寝る時やシャワー時とても不便。
大きな点滴室に80席程点滴席が。さらに10席程室外に。重病の人はベットに横になって。いろいろ食べまくって、付き添いの人と楽しそうに話してる元気そうな人まで、老いも若きもみんな並んで点滴。
まずは番号札もらってこのホールの席で順番を待ちます。番号札配って、順番が来た番号を読み上げるだけどお仕事してるお兄さんもつまらなそう。この写真は、点滴室の外の点滴席より。毎日4本の点滴があったので、1瓶終わるたびに瓶下ろして、看護士さん呼びに行かないといけませんでした。看護士の発音苦手なので、大声で叫びたくなかったし。
高熱出た点滴3日目、お医者さんが、「入院しますか?」と。
入院嫌だけど、どうしようもないので承諾し、点滴受けて帰宅。
それから二日間、病院に行かず、薬も飲まず家に閉じこもってました。
そしたらなぜか咳も熱も治まり、病院に行って血液検査したら、発病当時20倍以上だった炎症値が正常値内におさまってました。
1週間薬を飲んで、2週間後にCT検査に来ればいいそう。点滴の10分の1程の量の盐酸头孢。
最後の方下痢してたし、薬少な目にしてください、と先生に伝えたら、「下痢の薬出しましょうか?」と。
慌てて断りましたが、こわいこわい。
どうにかこのままよくなってくれることを祈るのみです。
結果的には10日でよくなったのでよかったのかもしれないけれど、もし治らなかったら。入院ベットもなかなか空かないし、これ以上抗生物質飲まされたら体ぼろぼろになりそうだし、ほんと怖いです。
風邪は万病のもと。
また風邪引いたら、おとなしく養生します。
皆さんもくれぐれも気を付けてくださいね。
免疫力を高めるための適度な運動、体にいい食事も大事です。
ただいま、実家で採れた大豆で作った納豆、その大豆で作った味噌味噌汁など、発酵食品たくさんとるようにしています。