織田信成選手、ニコライ・モロゾフ氏へ師事、というニュースの続報というか、インタビュー記事が出ていたようですね。


☆「謹慎期間は勉強になった」 フィギュアスケートの織田信成選手
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080428/oth0804281837005-n1.htm


モロゾフコーチからの誘いもあったとか。織田選手はいままで、海外ではカナダを練習地としていましたし、アメリカというのは、なかなか心境も変わって良いかも、と思います。
気になるのはプログラムなんですが、ローリーの「仮面舞踏会」はお蔵なのかなあ。
モロゾフコーチが、自分のプログラム以外のプログラムを滑る選手を指導した例ってないような気がするので、お蔵なのかなあとも思います。
だとしたらそれは、正直ちょっと残念ですね。
まあ、「仮面舞踏会」はショートのはずだから、アイスショーとかでは使えるかな。




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

そろそろ犬のフィラリアの薬をもらいに獣医さんにいかなければならないのですが、予約しようとしたらけっこうもういっぱいで、出遅れた気分でいっぱいの灰原です。
予約しなくても、行けば、空き時間に見てもらえなくはないんですけど、待ち時間がかかるんだよなー。
うちの犬は犬見知りしないので待合室でよそのわんこにフレンドリーなのはいいのですが、人見知りが激しいので、せっかく話しかけてくれるよその飼い主さんに警戒心丸出しで硬直するのが困るんですよ。よその飼い主さんが、悪いことしたみたいなお気持ちになるみたいで「怖かったね、ごめんねー」と言ってくださるのも申し訳ない。
……うちで甘やかしすぎなのかなあ。いや、こいつは貰ったときからこの性格だったんだけど……。




ジェフリー・バトル選手の近況を書いた記事を見つけましたので、本日はこいつをちょろっと日本語書き取りしてみますね。
元記事はこちら→ http://www.globesports.com/servlet/story/RTGAM.20080425.wspt-skate-buttle-25/GSStory/GlobeSportsOther/home
とりあえず今日は前半分を頑張ってみまーす。
もともとのタイトルは『Buttle still living the dream』。
いつものとおり、機械翻訳を日本語っぽく整えただけの、間違いが大いにありうる書き取りですし、微妙にダイジェストもしますので、よろしければ原文もご覧いただけるとうれしいです。
そんではサクッと本文にまいりましょう。





【globesports.com:ジェフリー・バトル まだ夢の途中 その1】



ジェフリー・バトル選手が、先月、世界フィギュアスケート選手権で優勝して以来、人々は彼を見つけると、帽子をあげて挨拶し、敬意をあらわします。
「ちょっと面食らいますね」と、彼は言います。「でも、いいかんじです」
ほんの数年前、バトル選手は、2005年世界選手権で銀メダル、そして、2006年トリノオリンピックで銅メダルを獲得しています。
「誰でもオリンピックは見るもんだとは思ってました。たしかにオリンピックのあとでは、スーパーやなんかでもよく、見つかるようになりましたね」と、バトル選手。「だけど、このあいだの世界選手権で優勝したあと、予想もしなかったくらいたくさんの人たちに声をかけられるようになりました」
たとえば、こんな具合です。バトル選手が、コレオグラファーのデヴィッド・ウィルソン氏と、トロントのヤングストリートを歩いていたところ、間際の道路を走る車が、ふと、速度を緩めました。ウィンドウが開き、若いドライバーが、バトル選手に声をかけました。
「ようあんた、世界選手権ではいい仕事したじゃねえか!」
世界タイトルを獲得して以来、テレビ出演も立て続いています。コント番組では、彼自身を演じさえしました。
コントのために、彼は、フリースケーティングで着た赤い衣装を身につけ、首には金メダルをかけて、インラインスケートを履いてセットに登場し、いくらか政治的な駄洒落を言って、大喜びした観客たちからスタンディングオベイションを得ました。
今回の出演は彼の俳優としてのデビューであり、おそらく、最後でもあろうと、バトル選手は控えめに言います。





はい、今日はここまで。お疲れさまでした。
バトル選手がコントに出演したという話は聞いていたのですが、インラインスケートを履いて登場したのですか。しかも金メダルまでかけて。
……いい人ですね!
いや、ふつう、オファーされても断らないか? 
ま、面白がって出ちゃうあたりがバトル選手らしいのかなあ。
オリンピックメダリストとして、すでにカナダ国内では有名なバトル選手ですが、世界でトップに立ったということで、カナダ国内での認知度はいままで以上に上がったもよう。バンクーバーに向けて、カナダの人々の期待も相当高まっているのでしょうね。
きっと忙殺されてるんだろうなと思っていたけど、記事によると、元気そうで良かったです。
そんでは、後編は明日アップしますね。




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

さて、ジャパンオープン感想、その2です。
すべての参加選手の演技がガッツリ放映されたこの大会、見ごたえもあったぶん、感想書くのに時間がかかっちゃって、お待たせしております。
でもまあ、GPSだと翌週にもうつぎの試合が! ってかんじですけど、JOはゆっくり感想書いてても大丈夫なんで、少し気が楽ですね。そして語りが長くなる(ははは)。
それでは、今日は男子3選手の感想です。


☆アドリアン・シュルタイス選手
プルシェンコ選手が欠場ということで、かわりに緊急参戦となったアドリアン・シュルタイス選手。イエテボリワールドの地元、スウェーデンの新星です。
スウェーデンといえば、エース、クリストファー・ベルントソン選手の印象が強かったんですけど、シュルタイス選手、イエテボリではベルントソン選手より上位、13位に入っているんですよね。
ソフトモヒカンに口ピアス、という、パンクな雰囲気に、「Mr.&Mrs.スミス」サントラの、無骨な雰囲気がよく似合います。日本のドラマ「SP」の音楽とか案外合いそうじゃない? と思ってしまった。
男子で19歳というと、まだまだ演技の方向性が確定している選手は少ないと思うんですけど、すでに独自の雰囲気があるのは強みだと思いました。
全体に丁寧に滑っている印象。スケーティングはきれいで、不思議なスピード感。いっそ遅く感じるんですけど、よくよく見るとスピード出てる。なんだか奇妙なゆったり感があります。スピンもちゃんと速いのに、うわっ速いという感じがないんですよね。
とくにスピード感が不思議なのはジャンプで、助走は短め、けして高く遠くに跳んでいるとは見えず、しかも回転が遅いのに、きっちり3回転回ってる! なんなんだこれ!
あれだけの助走しかないのに、もしや滞空時間が長いのか。回転軸が非常にコンパクトでまっすぐでしたし、見たところ、ループ、サルコウといったエッジ系も、ルッツのようなトゥ系も、どっちも苦手とは感じませんでしたので、これから練習を積んでいくと、素晴らしいジャンパーになるかも。4回転は、回転のタイミングを合わせるだけでわりと簡単に降りられそうかも……とにかく、この妙なスピードの感触、ルックスと含めて強烈な個性になりうると思うので、うん、大切にして欲しいです。
面白かったのは、イーグルから、膝を曲げたポジションで2丁拳銃でジャッジを打ち抜く振付。背中も反ってるしものすごいポジションです。この選手、ボディバランスがいい!
緊急出場なのに、きちんと仕上げてきて、素晴らしい演技を見せてくれて、ほんとうに良かったと思います。また楽しみな選手が増えてしまったなあ。ヨーロッパ選手権で6位ですか。男子にも、続々いい選手が出てきますね。


☆エヴァン・ライサチェック選手
イエテボリを故障欠場したエヴァン君。今回のジャパンオープンは、得点のつく競技会としてはシーズンさいごのものになりますね。「トスカ」。
おなじみの勇壮な音楽。冒頭、ISU競技会では4T+3Tに挑んでくるところを3Lz+3Tに抑えたほかは、まったく通常と同じ構成で、怪我で休んでいたブランクを感じませんでした。良かった!
エヴァン君のジャンプ、3Aの回転不足が昨季はちょっと気になるなという感じだったんですけど、JOではちゃんと調子戻ってましたね。身体の感覚をいったんリセットしたのが良かったのかも。サーキュラーステップは、動きがシーズン中よりもいいかもというくらい。やっぱし巧いなー。ルッツもフリップも抜群の安定感ですね。
スピンの得意なエヴァン君、キャメルスピンからシットポジション、そこからアプライトでキャッチフットになるコンビネーションはお見事。ストレートラインステップの冒頭、長ーい距離をツィズルで移動するあたりは、客席から拍手も起きてましたけど、エヴァン君のツィズルは、今季、ものすごく巧くなった~。どちらかというと優雅な印象のあるツィズルというステップですけど、エヴァン君がやるとダイナミックさが感じられて、ほんとほんと素敵です。
最後に手を差し伸べて悲壮な表情でポーズ。決まった!
勝負にたらればはないとはいえ、この演技が、スウェーデンで見られなかったのが本当に残念です。
でも、来季は頑張ってくれますよね!
以前はちょっと突っ張ったイメージがあったエヴァン君ですけど、アメリカチャンピオンも2期めということで、精神的に余裕ができてきたのかな? かなりいい感じです。独特のダイナミックさと雄大な滑りはそのままに、ちょっと来季はコミカルな動きにもチャレンジして欲しいかな! 似合うと思いますよ。
来季の衣装も楽しみです(ぐふふ)。お疲れさまでした。


☆高橋大輔選手
帰国後多忙で、しばらく練習から離れていたのではないかな。ちょっとミスの多い演技となった高橋選手。けっこう「白鳥」は、いろんなところで滑っていたと思うんですけど「ロミオ」のほうは、ロングプログラムということもあって、ショーやイベントで滑る機会も少なかったでしょう。
日米対抗のようにSPも滑るレギュレーションだったら、きっと彼は「白鳥」を滑ることになったと思う。ただ、今回は全員FSだったんですよね。
今回の演技を見て、高橋選手ってほんと真面目だな、と、灰原つくづく感じました。4T命のライサチェック選手でも、今回は4Tは回避してきたわけですよね。ランビエール選手は4T跳んでるけど、3Aは予想通り回避(ははは)。ジャンプは転倒すれば故障の危険も大きいですから、みんな無理はしなかった。でも、たぶん、高橋選手は、日本のお客さまにサービスしたかったんではないかな。冒頭の3T、大きかったし、もうあれで充分だと思ったんだけど、つぎのコンボを得意の3Fではなくて、4Tにしようとして、転倒。ほとんど回りきっていたと思うんですけど、ちょっと足らなかった。あそこでかなり消耗してしまったんではないかと思いました。後半は疲れてしまいましたね。
この「ロミオとジュリエット」というプログラムはとても難易度が高いし、それだけ体力も消耗するものだから、「ちょっと滑ってみせて」というわけにはいかないと思うんです。例年、JOは崩れる選手が多いのですがそれはあたりまえで、勝負のために限界ぎりぎりまで詰め込んだプログラムを、練習オフになったあとに滑りきるのってやっぱり、多少の無理はある。
お遊び競技会といえども競技形式ではあるので、高橋選手もちょっとがっかりしてしまったみたいですが、後半のいちばん苦しいところに持ってこられたルッツはきっちり降りましたし、ストレートラインステップも頑張った。キスクラで苦笑いする高橋選手に、中野友加里選手の「笑わないの!」と厳しくも優しいツッコミがマイクに入っていて、きっと高橋選手も気持ちが和んだと思うんだけど、灰原もほっとしました。いい姉さんです、中野選手。
今回の演技にたいして、本人的に反省もいろいろあると思うんですけど、灰原は、そんなに真面目に悩まなくていいと思う。
世界選手権のあと、取材とか多くて大変だった中、こんな難しいプログラムをフルで見せようなんて、頑張ってくれてありがとう。きっと練習でもクワドや3Aいっぱい跳んでたんでしょうね。無理をせず、少し休んで欲しいです。そして、これからのアイスショーシーズン、楽しい演技をたくさん見せて欲しい。お疲れさまでした。ありがとう!



さて、細切れで申し訳ありませんが、今日の感想はここまで。
続きはまた、ランビエール選手以降の演技をちゃんと見てからアップさせていただきます。
しかし、放映当日には、やっぱりシーズンオフだしミスが多いな、という印象だったんですけど、あらためて細かく見てみると、すごいどの選手も頑張っていて、あ、ミスが多いなんて思って申し訳なかったな、と思いました。
それに、非公式の大会といえど、やっぱりみんな勝ちを狙いにいっていて、つくづく……アスリート魂ですね。負けん気がすごい! 素晴らしいです!




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

きのうの続き。Golden Skateの安藤美姫選手インタビューの後編です。
どーでもいいことですが、安藤選手の名前って機械翻訳を通すと、フルネームなら「安藤美姫」って一発で出るんですよね。Miki、だけだと「三木」になっちゃったりするんだけど。浅田真央選手もそうで、これってすごいことなんじゃない? 名前が辞書登録されてるってことですよね。
高橋大輔選手は、多く、「高橋大介」って出ますね、まだ。字が違う。
ちなみにMao、だけだと、「毛」って出てきますね。中国語読みか。
こういう辞書登録って、誰がしてるんだろう。どういうシステムなんでしょうね?
あと、機械翻訳というと、quad という単語が「中庭」と出てきます。4Tはよく英語記事だと、quad toe って書いてあるんだけど、「中庭つま先」って出てくる。
もう慣れましたが……さすがに何とかならんかなと思わないでもないです。
クワドがらみの記事を読むたびに、中庭健介選手を思い出します。じゃあこのまんまでもいいか。
ジョニー・ウィアー選手の「ウィアー」は、ダムとか堰とかいう意味らしく、自動翻訳のソフトによりますが「ジョニー堰」とか「ジョニーダム」とか出てきます。ジョニーダムって、どんなダムだろう。美しそう。
スパイラルは「螺旋」って出ますね。そのあたり押さえておくと、自動翻訳記事が格段に読みやすく……なるのかなあ。
微妙。
さて、前置きが長くなりましたが(わはは)、いつもの言い訳。灰原は英語力がなく、これからお目にかける記事は機械翻訳を日本語っぽく直しただけのもので、間違いがありえます。ぜひ、原文もご覧くださいね。



【Golden Skate:安藤選手の浮き沈み その1】



9歳になるまで、安藤選手はスケートとは無縁でした。
「スケート以前に、いろんな習いごとをしてたんです。スイミングに、ピアノ、書道。学校の友だちといっしょにリンクに行くようになって、やっとスケートをはじめたんです」
しかし、遅いスタートにもかかわらず、彼女の技術習得はきわめて速く、11歳までに、すべてのトリプルを降りたのです。
そして2002年に、彼女は世界で始めて4回転を降りた女子選手となりました。JGPSで、4Sを降りたのです。じっさいには、彼女はその2年前に4回転をものにしていて、4Sと4Tが跳べたのだといいます。
「サルコウはスウェーデンゆかりのジャンプですから、イエテボリワールドで、4Sをプログラムに加えたかったですね」と、ニコライ・モロゾフ氏は語ります。「昨年は4Sは必要なかった。でも、今年は重要でした」
安藤選手の今季のプログラムは、SPがサン・サーンスの「サムソンとデリラ」。FSがビゼーの「カルメン」。モロゾフコーチは、彼女のプログラムすべての振付を担当します。
「はじめて振付けてもらったプログラムが好きだったんです。それで、モロゾフコーチの指導をうけることにしました」と、安藤選手。「こんなにハイレベルな振付は、はじめてだったんです」
「彼女にぴったりした音楽を見つけるのは、つねに、非常に難しいです」と、モロゾフ氏。「私は、彼女をより高いレベルに押し上げて、いままでにはない新しい表現を作りたかったのです。彼女の容姿は、少しアラビア的に見えるので、サムソンとデリラは彼女にいいと思いました。そして、カルメンは非常に強力な音楽です。多くのスケーターたちに使われてきました。私は、安藤選手がこのプログラムに対する準備ができていると感じました。彼女は非常に女性らしく成長しています」
安藤選手は語ります。
「わたしは、エモーショナルで女らしい、セクシーなプログラムを演技したかったんです。とくにカルメンは、スケーターのあいだでは有名な曲です。わたしは内気なたちで、氷上での表現が苦手です。艶っぽく上手に体とか表情とか、なかなか動かせませんでした。それでわたしは、カタリナ・ビット選手が滑るカルメンを見ました。彼女の演技はとても刺激的で、そこからわたしは学びました」
シーズンはじめに、安藤選手はクリスティーナ・アギレラの「Time to Say Goodbye」で滑りました。
「有名な話ですが、彼女は、お父さんにさようならと言うことができなかった。だからこのプログラムを作ったのです」と、モロゾフ氏は語ります。しかし、四大陸では、クローデット・オルティスの「Handcuffs」で滑りました。
「わたしは、ガラのために、違うプログラムを滑りたかったんです。ガラのまえに頭痛がしたんだけど、自分で自分をリラックスさせました。衣装は東京のお店で買いました」
安藤選手はこうも語ります。
「ショーより試合が好きです。ノービスの試合ではじめて勝ったとき、エキシビジョンがありました。わたし、エキシビジョンを滑らなきゃいけないって知らなかったんです。ショー用のプログラムがなくて、泣いてしまいました。だから、あんまりいまでもショープログラムが好きじゃないのかも」
安藤選手は、過去5年のあいだ、金色のブレードを使いました。
「金は、チャンピオンの色だから。わたし、チャンピオンでありたかったんです」
安藤選手の望みは、バンクーバー五輪で金メダルを獲得して、指導者への道を進むことです。
「わたしが滑るのは、あと2年か3年だと思います。わたしの夢は、小さな子どもたちのためのコーチになることです」
氷から離れた安藤選手は、友だちとおしゃべりしたり、踊ったり、料理したりして楽しみます。
「わたし、ボルシチも作れるんですよ」と、彼女はいいます。「ときどき、ブロードウェイのショーを見るために、ニューヨークまでいきます。ずいぶんいろいろ見ました。Cat'sとシカゴは、もっと見たいです。でも、ニューヨークの町は、わたしには大きすぎですね。わたしはもっと静かなところが好き」
安藤選手は、ディズニー映画や日本のアニメのビデオを集めて楽しんでいます。そして、実家では、2匹のペット…インコと犬が、彼女を待っているのです。



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
今シーズンの美姫ちゃんが語られた前半から、後半は、美姫ちゃんの越し方、行く方、が語られています。
ノービスの試合で初優勝って、いくつくらいのときなんでしょうか。たぶん、スケートはじめて、2年とか3年とかのころですよね。9歳から初めたとして、最大でノービスに出られるの13歳までだし。9歳ですでにノービスBの年齢でしょ。
門奈コーチ、まさか優勝するとは思わなかったのかもしれませんね。だからエキシビのプログラムがなかったのかも。本人にとっては、エキシビがないことが悲しく、つらかったのかもしれないけれど、周りの大人たちは「うそ! この子優勝しちゃったよ!」と驚いていたのでは。そんなことを感じました。
選手は誰でも、いつかは競技を終えます。いまは、バンクーバー五輪を目処に考えているみたいな美姫ちゃん、もしかして彼女のキャリアは、それ以上に伸びるかもしれないし、指導者になる以前に、ショーの世界にいってもいいな、と思うかもしれない。それでもいつかは、彼女がいま望むとおりに、小さな子どもたちのコーチになって欲しいな、その未来は素敵だな、と、灰原は思いました。
門奈コーチが、彼女を、スケートが大好きな選手として育ててくれたように、美姫ちゃんの教え子も、スケートが大好きで伸びていったらいい。いつか、キス&クライで、教え子を抱きしめる美姫ちゃんの姿が、見られたらほんとうにうれしいです。
まずは治療、それから来季ですね。頑張って!




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

久々の織田信成選手のニュース。ジュニアのころから師事した、リー・バーケル門下を離れて、なんと、ニコライ・モロゾフコーチの指導を仰ぐことにしたみたいですね。


☆MSNスポーツ:フィギュアの織田 新コーチにモロゾフ氏  http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080426/oth0804261143016-n1.htm



村上大介選手やアダム・リッポン選手もすでにモロゾフ門下にはいますし、男子シングルの門下生がかなり増えましたね。なんか男子校みたい。村上選手は長光コーチの指導もうけていますし、モロゾフコーチ、関西大学リンクに出張に来ることが増えるかも。

GPSには2戦出場させたい、と、連盟の意向のようで、安心しました。はやく演技を見せてもらいたいです。




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから! 

なんか、ウルマノフコーチのインタビュー、イエテボリワールドについての記述がちょっとおかしかったんですけど、あとで直さなきゃ。
と、思いつつ、またも新しい記事に取り組んでしまう灰原。
安藤美姫選手について、特集記事が、Golden skateに上がっていました。
タイトルは「Highs and Lows for Ando」。安藤選手の浮き沈み。
元記事はこちら→ http://www.goldenskate.com/articles/2007/042008.shtml
けして絶好調とはいえない昨シーズンでしたが、シーズン終わってこうして海外メディアに単独の特集記事が出るあたり、国外からも注目を浴びているってことで、やっぱりさすがだなーと思ってしまった。
今日は、この記事を日本語に書き取って見ます。いつもの言い訳ですが、灰原は英語力がなく、これからお目にかける記事は機械翻訳を日本語っぽく直しただけのもので、間違いがありえます。ぜひ、原文もご覧くださいね。



【Golden Skate:安藤選手の浮き沈み その1】



日本の安藤美姫選手は、失意と絶頂とを繰り返す、波の激しいキャリアを持っています。いままでの彼女の絶頂は2007年世界選手権での金メダルでした。東京で、彼女はディフェンディングチャンピオンであったキミー・マイズナー選手と、優勝候補筆頭であった浅田真央選手、キム・ヨナ選手を下しました。
「誰も、なんにもわたしに期待してなかったんです」と、安藤選手。「わたしはいつもどおりに滑って、スケートをして楽しもうとしました。ショートでもフリーでもノーミスだったので、とても幸せでした」
安藤選手は、2007-08シーズン、ルール改正のために、競技はずっと難しくなったと言います。「ジャンプの踏み切りについて、エラーエッジに大幅のダウングレードがされます。わたしは、ずっとやってきたのと違う方法で跳ぶように訓練しなければなりませんでした。ジャンプの修正はとても難しいです。ほかにもジャッジは、わたしのシットスピン姿勢は高すぎる、もっと低い姿勢で練習しなければならない、と言いました」
2002年から2004年まで、安藤選手はジュニアで目覚しい成果を見せていました。5つのJGPSで優勝。2003年、2005年には、JGPFで優勝。2004年には銅メダル。世界ジュニア選手権では、2002年に銅メダル、2003年に銀メダル、最終的には、2004年の金メダルに到達しました。シニアにあがってつぎの3シーズン、彼女はシニアGPSにエントリー、ファイナル進出はしましたが、表彰台には届きませんでした。2005年、2006年と、4位で終わりました。
彼女は、2006-07シーズンの緒戦、好スタートをきりました。エリック杯、スケートアメリカでメダルを獲得したのです。
しかし、モスクワでのGPF、ウィルス性の胃腸の病気にかかり、5位で終わりました。数日ののち、全日本選手権では2位に入りました。
そして2007-08シーズン、緒戦スケートアメリカを銀メダルで始めた安藤選手ですが、日本開催のNHK杯では4位。シニアにあがってはじめて、ファイナル出場を逃しました。安藤選手の転戦を困難にしていたのは、夏に催されたエキシビジョンマッチ、転倒したときに痛めた、肩の故障でした。
「肩はひどい捻挫でした。筋肉にも損傷があれば、今後手術が必要かもしれません。でも、手術からの回復には3ヶ月かかります。いま、わたしがスピンやジャンプの練習をするとき、ステップの練習のときでも、肩は痛みます。スパイラルのビールマンポジションのために、持ち手を変えなければいけませんでした。この修正も難しかったです。わたしは特別なエクササイズをして、毎日それをテープに記録して、練習のあとは、夜じゅうアイシングしていなければならないんです」
安藤選手の肉体的な苦難は、四大陸選手権でも続きました。そこで彼女は、太ももにテーピングした状態にもかかわらず、3位に入りました。安藤選手は説明します。
「NHK杯で、自分のスケートで足の筋肉を切っちゃったんです」
翌月の世界選手権で、SP終了後8位に入っていた安藤選手は、さらなる足のトラブルのために、フリー演技を1分にも満たないうちに棄権しなければなりませんでした。
「朝の練習のあいだに、ふくらはぎの筋肉を傷めたんです。でもワールドだったから、わたしは出場を決めました。わたしにとって重要な試合だから。でも、フリーの演技をはじめたとき、足が痙攣して、感覚がなくなってきたので、もう棄権しなければならない、と、コーチがわたしに言いました」
ニコライ・モロゾフ氏は、安藤選手を、およそ2年にわたって指導してきました。安藤選手は、ニュージャージー州ハッケンサックのアイスハウスで、夏のあいだ、シーズンイン後もできるだけしばしば、指導をうけます。氷上練習は週に6日、1日に3~4時間と定められていますが、彼女は練習時間を延ばす一方です。
日本にいるとき、安藤選手は中京大学のアイスリンクで、門奈裕子コーチと練習します。大学ではスポーツについて専攻しています。
「いま、大学2年生です。さまざまな違ったスポーツと、その習得のためのトレーニング方法を学んでいます」
また、安藤選手はこうも語ります。
「日本で練習するのはとても難しいです。うちからリンクには40分かかります。練習は、朝の6時から8時までと、夜の10時から12時まで。日本では個人で氷を抑えられないので、練習はずっとほかの人といっしょです。日本の人たちはとてもわたしを好きでいてくれて、小さい子たちが、写真とサインをもとめてわたしのところにやってきます。ラジオや新聞の取材は始終です。それで練習に集中するのは難しいときもありましたけど、いま、わたしは、自分の時間を上手に使うことについて、賢くなりつつあります」
今季の安藤選手のSPは、3Lz+2Lo、3Fと2Aという構成でした。FSには、3Lz+2Lo、3T+2Lo+2Lo、3Lz、3F、3S、3Lo、そして2A。彼女は2003年以来、3Aの練習には取り組んでいません。
「わたしは2A+3Tを練習中です。3Aと同じ得点になりますから。ほかは、なににチャレンジするかどうか、決めていません。いまのジャンプの技術で、充分だと思います。わたしは、3S+3Loもやってみました。いたずらで、練習では、3Lz+3Lo+3Loを降りたりしています。わたし、ループとサルコウが好きなんです。3Tは苦手。そして、あんまりいい点が取れないから、2Aもそんなに好きではありません」



はい、今日はここまでです。お疲れさまでした。
今シーズンは、ほんとに怪我に祟られた美姫ちゃん。肩の故障について、今後手術するかどうか、まだ決定ではないようですね…。アスリートが体にメスを入れるのに躊躇う気持ちはとてもわかります。
ステップの練習でも肩が痛むって、相当ですよね。
手術でも、あるいは外科的治療でなくても、いい方法が見つかって、美姫ちゃんに、1日もはやく痛みがなくなるように祈っています。
ところで元記事では、安藤選手の練習地は「the Nagoya University」って思いっきり書かれているのですが(書き取り文章では直しました)、中京大学から、いちおう、訂正の希望を出したほうがいいのでは。
フィギュアスケートの報道では、世界で1、2を争う有名サイトですからね、それなりに影響力があるんでないかい、と、老婆心ながら思ったことでございます。
後編はまたあとでアップします。
それにしても、遊びで3+3+3ですか。浮き沈みが激しいとかいっても、この人のこのポテンシャルはただごとではないというか、フツーに天才ですよね。ため息しか出ないよ。すごいなあ、もう。





ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!


日本スケ連が、フィギュアスケート2011年世界選手権の招致に名乗りをあげたそうですね。


☆フィギュア:11年世界選手権の開催地に立候補
http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20080424k0000m050062000c.html



2011年って、オリンピックのつぎの年ですよね。
……また? と思ったのは灰原だけ?(わははは)
東京ワールドは2007だったし、それ以前の長野ワールドは、2002年のソルトレイク五輪の直後だったし、さらにそのまえの幕張ワールドは、1994年のリレハンメル五輪の直後だったし。
枠獲りに関係有る年は、たしかに招致難しいのわかります。トリノ五輪の枠がかかった2005年のワールドはモスクワが取ったし、バンクーバーの枠獲り大会のつぎのワールドは、ロサンゼルスですもんね。
あ、ちなみに、2010年、バンクーバー五輪のあとのワールドはトリノで開催です。パラヴェーラ大活躍ですね。
とはいえ、こうも枠獲りに著しく関係ない年にしか招致に動かないのってちょっと残念というか。2013年とは言わない、2012年の招致に成功すると、けっこう気分も違うと思うなー。
オリンピックイヤーにずっとワールド開催してたのが、オリンピックの翌シーズン開催になってきたって、これは進化なのかな……。
まあ、こんな不満ぽいこと書いていても、じっさい日本にワールドが招致されたら、チケット獲り合戦に出陣するに決まっている灰原。2011年か。そのころには、誰が優勝候補と呼ばれているのか、見当もつきませんね。
もひとつスケ連絡みでニュース。高橋大輔選手が巣立ったウェルサンピア倉敷など、存続を危ぶまれているリンクについて、連盟が支援に乗り出すそうです。



☆スケート連盟:ウェルサンピア倉敷など支援へ
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20080424k0000m050057000c.html


スケートって、灰原が思春期(はは)のころには、まだ、簡易なレジャーとして人気があって。灰原も友だちと気軽に、いまはなき、某リンクに遊びにいったものでした。大型スーパーの中にスケートのできるリンクがあるという施設で、リンクをちょっと出ると、ハンバーガーや美味しいクレープだのワッフルだのを食べられるコーナーなどもあり、さらには、スーパーを出て徒歩3分もしないところに、スーパー銭湯まであったもんだから、朝からスケートで楽しんで、おなかが減ったらワッフルを食べて、仕上げにスーパー銭湯でノンビリお湯につかって、無料のマッサージ器なんかにもかかって、っていうのがワンセットで、割引券使えば3000円くらいで楽しめました。
ちょっとした、越後湯沢にスキー旅行みたいな、温泉とスキーワンセットならぬ、スーパー銭湯とスケートワンセットみたいな、当時の高校生が友だちと遊びにいくにしたら贅沢な、満ち足りたレジャーコースで、ほんと楽しかったんですよね。わざと夏休みにいったりしてね。涼しいから。
灰原が子どものころには、地元に3つもリンクがあったんです。通年が1つで、冬だけのリンクが2つ。いまはひとつもないけど……。
かつてあたりまえのようにあった、スケートを身近なレジャーとして楽しむ暮らしが、もう、うちの地元にはないんだな、と思うと、ちょっと寂しくなります。
リンク存続の危機、というと、どうしても選手の育成のことで頭がいっぱいになってしまいますけど、いま存続を危ぶまれているリンクの回りにも、選手じゃないけどスケートを楽しんでいる人たちがいると思う。スケートが日常に近い、そうした人たちの存在が、競技としてのフィギュアスケート、アイスホッケー、スピードスケートなども支えていくんだと思います。
リンクがなくなっても、選手は移動して競技を続ける場合がありますけど、スケートを楽しむという地元の文化は、なくなってしまって、戻りません。
もちろん、予算の問題などで、自治体がリンクを維持できなくなるという事情もあるでしょう。誰もが幸せになれる方向で、なんとかリンクが残るといいなと思います。
2011年に世界選手権が開催されるなら、そこでまたフィギュアスケートに注目が集まったりして、リンクに支援が集まったりもするのかな。そうだといいなあ。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

ジャパンオープン。今日、トッド・エルドリッジさんと、本田武史さんの演技だけ見直しました。
おふたりの演技の感想だけちょろっと。
エルドリッジさんは、「ロード・オブ・ザ・リング」を滑ってくださって、解説の佐藤有香さんがおっしゃってましたけど、たしかに去年より格段にいい。プロには必要のない新採点法に、よく対応されたなあと思いました。
ほんとうにスケーティングが美しく、変な表現ですが、体の重さを感じませんでした。エッジがフラットだというわけではない(あたりまえ!)んですけど、滑りがあっさりめというか。軽やかに滑ってるなーという感じ。最近の男子は、エッジワークがちょっとクドめが流行で、とにかくディープエッジディープエッジで、氷を苛めている感じがちょっとあったりするんですが、エルドリッジさんのスケーティングは、氷を慰撫するかのようですね。
ループジャンプがきれいで、とても良かったです。演技後の笑顔もチャーミングでした。
本田武史さんは「トスカ」。今回、エヴァン・ライサチェック選手も「トスカ」を滑っていて、これでプルシェンコ選手がやってきていたら、トスカ芸人が3人そろい踏みになるとこでしたよね。プルシェンコ選手の「トスカ」はSPだから、今回の、全員がFSを滑るというレギュレーションでは披露されなかったと思いますけど、そこを敢えて、3者3様の「トスカ」を見てみたかったな、と、思ったりしました。
スケーティングがすごく速くて、大きくステップ踏みながらリンクの端から端まであっというまに行っちゃうあたりが、ああ! 本田選手だ! というかんじ。3Aはちょっと残念でしたけど、フリップをはじめトリプルジャンプもお見事。やはりプロになられたということで、競技時代より上半身の振付が派手になったかな。
おふたかたとも、後半ちょっと息切れした部分はあるものの、よく魅せてくださって、素敵な演技だったと思います。旧採点時代の有力選手たちの滑りって、いまの選手たちにはない、ゆったりした雰囲気がありますよねー。
来季はチームジャパンに荒川静香選手がFSで参加とかってないですかね。久しぶりに3+3とか跳んでいただきたいです☆
プロからの参加者、おふたりの感想はこのあたりで。ほかの選手の感想も、順々に上げていきます。お待ちください。




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

ジャパンオープンの感想ですが、もうちょっとお待ちください。ごめんなさい。
えーと、今日の更新は、アレクセイ・ウルマノフコーチのインタビューの日本語書き取りをしてみよーかと。
元URLはこちら→ http://sport.rambler.ru/news/figureskating/12490473.html
FSUの掲示板で、Trinityさんという、有志の方が、英語翻訳版をアップしてくださっています。掲示板のURLはこちら→ http://www.fsuniverse.net/forum/showthread.php?t=58124
元記事は、ロシアナショナル直後の2月4日にとられたインタビューです。
ウルマノフコーチは、1994年リレハンメル五輪で金メダルを獲得した、偉大なスケーターにして、現在は、先日のイエテボリ世界選手権で7位に入った、セルゲイ・ヴォロノフ選手のコーチとして活躍中。ノービス時代のアルトゥール・ガチンスキー選手の指導も担当なさってたはずです。
現役時代は、かの、アレクセイ・ミーシン門下であり、まだ20歳前の選手時代からミーシンコーチのアシスタントコーチ的役割を担って、当時ローティーンだったヤグディン選手、プルシェンコ選手の育成にも携わったと言われています。
現在まだ35歳と、たいへんお若いのですが、現役から一気に指導に入られたためコーチのキャリアも長いウルマノフコーチは、その指導の才能を嘱望されています。アレクサンドル・ズーリン氏が、「ウルマノフコーチこそ、ロシア次代の希望」と、語ってましたっけ。
ミーシンコーチの後継的な立ち位置……でしょうかね?
そんな、ウルマノフコーチのインタビューです。
いつもの言い訳ですが、灰原には語学力がなく、これからお読みいただく記事は、機械翻訳で読み取ったものを、日本語っぽく直しただけのものです。間違いはものすごーくありえますし、わからないところは飛ばしたりもしますので、ぜひ、原文もお読みいただけると、うれしいです。
それでは本文にどうぞ~。



【アレクセイ・ウルマノフコーチインタビュー】



多くのロシアのスケートファンは、セルゲイ・ヴォロノフ選手の世界選手権での最新の演技を、まだ覚えているでしょう。彼はイエテボリで7位、ザグレブの欧州選手権では4位に入りました。そして、来季の世界選手権に、男子シングル2枠を獲得してきたのです。
彼の実績は、もちろん、アレクセイ・ヤグディン選手や、エフゲニー・プルシェンコ選手の栄光と見比べたとき、さして見栄えはしません。しかし、彼を現在教えているのは、1994年リレハンメル五輪チャンピオン、アレクセイ・ウルマノフ。このコーチの手腕の見事さが、ヴォロノフ選手が、ロシア男子の復権をなしうる可能性を開いています。
私たちは、ウルマノフコーチのお話を伺いました。



――良いスケーターは、良いコーチには滅多にならない、と言われてきました。けれどあなたの実績は、いままでの考えが間違っていると明らかにしました。


ウルマノフコーチ:
優れた指導者になれると、100パーセント自信を持って、コーチの道に入るなんてことは不可能です。だけど正直にいって、私は、はじめから凡庸なコーチにはなりたくありませんでした。
ゴールを定めなければ、達成もありえません。
とはいえ、まだ、私をそんなに褒めないでください。一流のコーチになるには、私自身、もっと努力が必要だってわかっているんです。


――イエテボリワールドのキスクラでは、心から満足そうでしたね。昨季ワールド19位のヴォロノフ選手が、あそこまでの成績をおさめるとわかってらっしゃいましたか。正直、周囲はそこまで期待してなかったと思うんですが。


ウルマノフコーチ:
ここまで、長い時間かけてトレーニングしてきたんですよ。練習はとてもうまくできてきたと思っています。今シーズン、セルゲイはすべての試合で、攻めていきました。シーズン通してキャリアを作ってこられたと考えています。
昨季ワールドのあと、私はセルゲイにこう話しました。
「たしかにおまえは世界選手権にいったよ。あそこで、途方にくれていた。自分がどこにいるか、理解するいとまもなく」
昨年のワールド出場は、そもそもアクシデント的なもので、我々の計画には入っておらず、セルゲイにとってはシーズン9試合めにあたりました。走りかけの電車に飛び乗るように、直前で代表に決まったんですよ(灰原:そうだったわー。グリアツェフ選手が直前で外されたんでした。直前まで代表いじるの、好きですよね、ピセーエフ会長って)。
セルゲイは足に故障を抱えていましたが、なんとか大役を果たしました。けれど故障はそのせいで悪化し、東京にいるあいだ、車椅子に乗っていなくてはならないほどになりました。


――ヴォロノフ選手の抱えている故障について、お聞かせください。


ウルマノフコーチ:
圧力骨折です。骨がいくつかの層に分かれてしまうんですよ。とくだん有効な治療方法がないのですが、若いうちは骨組織が育っていますから、自然治癒します。
とはいえ、セルゲイの故障は、いまでも完治とはいえない状況です。私は、どの医師を信じるべきか、なにを気をつけなければならないのか、まだわかりません。ロシアにいるかぎりの専門家と話をしたのですが……。
セルゲイは、この痛みと、数年にわたって戦っています。彼は、真に英雄です。ほかの誰かなら、誰でも、もっとむかしに競技をあきらめていたと思います。


――その故障が、ヴォロノフ選手のもっとも大きな問題なのですね。


ウルマノフコーチ:
ええ。フィジカルな問題が、彼のキャリアを狭めています。
セルゲイの最大の特徴は、ここぞというときに別格の集中力を発揮することです。この能力はきわめて貴重であり、誰にも教えることはできません。これは才能です。


――特別の集中力が、ほかのスケーターと、ロシアチャンピオンを隔てていると?


ウルマノフコーチ:
たぶん。
あらゆる演技で、彼は、不可能を可能にできると証明します。
ザグレブのヨーロッパ選手権、フリー演技で、ブライアン・ジュベール選手の得点を凌ぎ、総合4位に入賞できたことは、大きな前進でした。この成果を携えて、彼はイエテボリの舞台に立てます。ヴォロノフは、氷の上で強くなり、表現力においても向上しました。今後はプログラムの難易度を上げていく必要があります。彼ならものにするでしょう。


――男子フィギュアスケートは、なぜ進化を遂げていると思われますか?


ウルマノフコーチ:
なぜ男子フィギュアスケートが停滞しているのか、と尋ねられても、私は同じことをおこたえすると思うのですが…。
すべての選手がスケートを極めようとすればするほど、レベルが上がり、演技が難しくなっていくからです。私が現役だったころより、いまのほうがずっと大変です。多くのスケーターにとっては、膨大な必須エレメンツをし遂げることだけで難事業なのに、個性やプログラムのアイデアに秀でなければならなず、さらに4回転まで飛ばねばならないんですよ。


――新採点法の導入について、多くのコーチは反対意見を呈しました。いまおっしゃられたとおり、すべての必須エレメンツをまとめあげねばならないことは、さまざまなコーチの頭痛のタネです。
ところで、あなたの同世代のスケーターの多くは、指導者にならず、プロになりましたね。イエテボリでは、あなたはもっとも若いコーチのひとりでした。


ウルマノフコーチ:
指導者への道を選んだことについて、悔いはありません。
まだ選手時代から、私は、コーチになることについて考えていました。当時の環境にも恵まれていましたので、幼いスケーターになにを助言すればいいのか、はっきりとした考えも定まっていました。
コーチになったいま、何トンもの仕事に、毎日追いまくられています。製氷時間もとれないくらい、たくさんの子どもたちが、スケートを習いにきてるんですよ。


――ずっとリンクに立っているのは、大変じゃありませんか?


ウルマノフコーチ:
けっこうキツイですね。
自分自身が選手だったとき、もちろん私は、試合のときリンクの外で、コーチたちが自分を心配してくれていると知っていました。でも、自分よりコーチのほうが心配してるだなんて、夢にも思いませんでした。
試合のたび、毎回私は心配でたまりません。全身の細胞が、うちの子は今回大丈夫なのだろうか、と問いかけます。私は、日ごと新しいなにかを学んで、経験を積んでいると思います。でも、指導が簡単になってきたなんて、言うことはできませんね。



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
ヤグディン選手の自伝「オーバーカム」に、10代のころから、面倒見のいいウルマノフ選手は、多忙なミーシンコーチを補佐するお兄ちゃん的存在として、小さい後輩たちを親切に指導していたと書かれています。自分自身がオリンピックの金メダリストでありながら、えらぶったところがなく気さくなウルマノフ選手のことを、後輩たちはみんな慕っていた、と。
最近のウルマノフコーチといえば、新採点法にも対応したロシア次代の指導者、という、どちらかといえば有能なイメージだったのですが、今回のインタビューを読んで、灰原の印象、変わりました。
足の圧迫骨折という、スケーターとしてはかなり大きな故障を抱えながら、懸命に競技に取り組むヴォロノフ選手。ただ勝たせたいだけだったら、もっと条件のいい選手はほかにいるはずだと思うんですよ。でも、ウルマノフコーチは、けして条件がいいとはいえないヴォロノフ選手を、故障ごと受け入れて「痛みに耐える彼は勇敢です。集中力で不可能を可能にするんです」と誇らしげに言い切る。選手にたいして、すごく愛情の深い方ですね。
ウルマノフコーチがいるから、ヴォロノフ選手もあそこまで伸びたのだろうし、頑張ってこれたのではないかなあ。
リンクにザンボかける時間もないほど、弟子がつめかけている、とうれしそうに語るウルマノフコーチ。遠からぬ将来、ヴォロノフ選手だけでなく、彼の手元から、世界的な選手が育っていくだろう、それはもう確定した未来みたいなものだな、と、ちょっと思いました。
じつはウルマノフコーチとヴォロノフ選手のインタビューっていくつかほかにもあるんですね。ほかのも、ぼちぼち書き取りしていきます!





ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

先週の土日、「かすてら焼き」を買ってきてくれた友人に、わんこを貸し出したところ、「お礼に」といって、今日、銀座のパンやさんで買ってきたという、カヌレ・ド・ボルドーを持ってきてくれました!
わーいわーい。灰原はカヌレが大好きなのです!
以前、ものすごーく流行ったときには、どこででも買えたカヌレ、最近は、都内でも、置いてあるところが限られてるのよね。銀座では何軒かで買えるの知ってるんですけど、そうそう行く機会もないし、いまとなってはたまの楽しみなので、ものすごーくうれしいです。
齧ったとたん、パリッとした食感のあと、じわーっと洋酒の効いた生地のお味が……うーん、トレビア~ン。
友人。友人宅には、おばあちゃんが同居しているのですが、耳が遠くなってこのごろあんまり外出もせず。なんとなく元気がなくなっていたところに、わんこを連れていったら、大喜びで、ずっと抱いて撫でていて、わんこが帰ったあとも、元気になったそうです。
おおお。アニマルセラピーみたいだな。うちの、芸無し駄犬がお役にたってなによりです。
お手も待てもできない犬ですが、とりあえず、おとなしいのだけは取り柄なので…(入浴時除く)。粗相がなくて良かった(ホッ)。
「わんこちゃん、また貸してね!」
と、友人。いやいやこちらこそ、うちの犬の相手してくれてありがとう。
しかし、犬を貸すのは「かすてら焼き」買ってもらったお礼のはずだったのですが、さらにお礼のカヌレまでもらってしまって、どうしよう。やっぱりなにかお返しをせねば。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!