「銭形平次捕物控 平次屠蘇機嫌(再録音) 前編」野村胡堂 | ゆづき24時 2nd

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ヤプログ終了のためこちらに移転しました。過去記事順次引っ越し中。

朗読「銭形平次」

「平次屠蘇機嫌(再録音)」、ただいま準備中です。

 

 

今回は 再録音バージョンですので

解説雑談blogも サクッと 前後編くらいで、

の、前編。

 

 

「銭形平次捕物控 平次屠蘇機嫌(再)」

 

元日の昼下り、

八丁堀町御組屋敷の年始廻りをした

銭形平次と子分の八五郎は、
海賊橋を渡って、青物町へ入ろうというところで

ヒョイと立止りました。

 

 

てんとうむし

 

 

「再録音」って 何かというとですね、

「平次屠蘇機嫌」は、

以前、朗読カフェにいた頃にやってまして、

今も朗読カフェの方のサイトにはあるのですが、

私のちゃんねるの方ではやってないやつ、です。

 

私個人のちゃんねる用に

再録音、挿絵もつけました。

 

以前やったやつだから

すんなりできるかと思うと、

どうしてどうして(^^;

 

原稿作りなおしたり

挿絵描くために古地図調べたり…

再録音とはいえ なかなか苦戦もするのです。

 

 

朗読カフェの方では

2017年のお正月頃にやってるっぽいですね…

5年前くらいかあ…

 

一応 自分でも その時のものを聴いてみたのですが、

5年も経ってますし、

録音環境もだいぶ違いますし、

そんなに変わらないっちゃあ

変わらないかもしれませんが、

雰囲気もだいぶ違ってる…? と思うので

何卒、ひとつ、よろしくお願い致します<(_ _)>

 

挿絵もついてるし。

 

 

てんとうむし

 

 

前回書いたブログの方にも載ってるので

詳しい解説…というか雑談は 省こうと思うのですが、

描き下ろした挿絵のお話など、もろもろ。

 

とりあえず、登場人物紹介は再録です。

 

 

門松 平次屠蘇機嫌 登場人物紹介 鏡餅

 

クローバー 神田の平次

明神下に住む岡っ引き。

通称・銭形平次。

クローバー 八五郎

平次の一の子分。

通称・ガラッ八。

 

クローバー お静

平次の女房。

 

黄色い花  さざなみの番頭
四十がらみの、世辞のいい男。

黄色い花  倉賀屋 総七
さざなみの家主・倉賀屋の主人。五十がらみ。

黄色い花  虚無僧たち
平次がさざなみの後に出した店に来た客。
お年玉の手拭を要求してきた。 

 

あじさい  笹野新三郎
南町奉行与力筆頭。平次の良き理解者。

 
 
↓今回は名前のみの登場ですが…
 
ヒマワリ  石原の利助
平次をライバル視するベテランの岡っ引き。
今回は名前のみの登場。
ヒマワリ お品
石原の利助の娘。
利助が身体を壊してからは、
利助の代わりに子分たちを采配する快活な女性。
 
 
 
てんとうむし
 
 
 
前のブログにも書いたんですけど、
とにかく 
あたしが「平次屠蘇機嫌」の挿絵を描く際に
訴えたいのは、
「浅黄」の暖簾、手拭、の解釈です。
 
「あさぎ」 と聞くと
新撰組カラーの 浅葱色
浅い葱(ネギ)の色?
薄い藍色 を思い浮かべますが、
 
本文中の表記は 「浅黄色」
 
色的には 「浅黄色」っていう
浅い黄色、みたいな色もありまして。
 
果たして、この場合の「あさぎ色」
どっちの色なのか。
で、考え出した手が 上記↑の挿絵のような。
 
浅葱色 と 浅黄色 のグラデーション
みたいな。
 
わかっていただけるでしょうか(^^;)
なので、今回の暖簾、手拭はみんな
浅葱と浅黄のグラデーションです。
 
↑これは 床に広げた手拭を見る平次たちを
下から見たとこですね。
 
 
てんとうむし
 
 
平次が酔っぱらってるのは珍しいお話ですね。
前のブログを読み返すと、
そうかー、あたし この頃こんなこと考えてたのねー
とか あらためて思ったり。
 
 
てんとうむし
 
 
しかし、店を出て
日本橋あたりまで来た平次の足どりは
ちゃんとしていて、もちろん酔っぱらってなど
いなかった!
 
店の障子が一枚裏返しになっていたり、
輪飾りが裏返しになっていたりしたことまで
見抜いているし。
 
絵を描くために、
あらためて 輪飾りの裏を見て見ました(^^;
や、普段 意識して輪飾りの裏側なんて見ないからー(^^;
 
ちょうどタイムリーですが、
輪飾りについて検索してみたら、
お正月の輪飾りは、
暮の28日までに飾ると良いそう。
29日は「二重苦」で
31日だと「一夜飾り」で縁起がよくないので、
28日まで、もしくは 30日に飾ると良いそうですよ。
 
 
手拭の絵を描くために
「南部の盲暦」も検索してみましたが、
今も販売してるようですねー、
「南部めくら暦」
そちらの絵なども参考に 描いてみたのですが、
 
お話中、“飛んでいる何か” は
鳶(トビ)か…?
それにしては足が長い、と悩む展開ですが、
あたしの絵の方は 
だいぶ リアルに描けたような…?(^^;
 
 
お話の後半で、手拭を真似て
平次が半紙に描いた絵 の場面は
上記の絵の差分ですよ。
 
 

てんとうむし

 

 

お正月の三日に、報告に来る八五郎。

なんと、あの不思議な店・さざさみ

 

元日に店を開いたばかりだというのに、

一月の二日には 店じまいをしてしまった!

 

というところで、

前半はこのへんで…

 

というわけで 

公開まであと少し、
お待ちください!
 
 
サムネイルの色違いバージョンです。
 
 
 
では!
良いお年を~~。
 

 

次回につづく!猫あたま

 

 

 

てんとうむし

 

 

 

前に書いた

「平次屠蘇機嫌」雑談blogは こちらです。↓

 

「平次屠蘇機嫌(一)(二)」

「平次屠蘇機嫌(三)(四)」

「平次屠蘇機嫌(五)(六)」

「平次屠蘇機嫌(七)(八)」

 

 

 
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