夫を送り出すメリッサ
彼女は優雅で美しい
でも彼女は幸せそうには見えない
紳士的に見える夫は
ベッドでは豹変する
激しい夫の求めに
抵抗しながらも
やがて観念して
その求めに応じる時の
彼女の表情は
いつも悲しい - - -
やがてその悲しい感情とは裏腹に
歓びに変わる瞬間が訪れて
それでも必死に
夫の背中に爪を立てる - - -
それが彼女にできる
細やかな抵抗だから - - -
木に登って
その光景を見つめる時
木の幹にそっとキスをして
甘美な夢を見る✨
私は - - - まだ男を知らない
抱かれるって
どういうこと ?
眼の前にいる - - - 彼が好き✨
でも - - - まだキスさえも知らないの
鏡に接吻をしてみる✨
キスの練習のつもりが
いつの間にか本気になって
身体が熱くなってくる
くちびるを半開きにして
そっと息を吹き吐きかけて
曇った鏡を - - -
舌を使って舐めてみる
やがてメリッサが現れて
本当のキスを教えてくれる
このやり方で合っているの？
彼女は何も答えない
じっと眼を瞑って - - -
目眩く官能に
その身を委ねているかのように - - - ✨
ビリティス
原題 : Bilitis (ビリティス)
出演 :
ビリティス : パティ・ダーバンヴィル
メリッサ : モナ・クリステンセン
ルカ : ベルナール・ジロドー
監督 : デヴィッド・ハミルトン
原作 : ピエール・ルイス
音楽 : フランシス・レイ
製作年度 : 1977年
日本公開日 : 1977年10月15日
製作国 : フランス・イタリア
70年代には耽美的で官能的な
フランス映画が多く製作されました
この映画もその一つです✨
イギリスの写真家
デヴィッド・ハミルトンが
ソフトフォーカスで撮りあげた
監督第一作
フランシス・レイの音楽も美しい✨
性の目覚めをテーマに
思春期の少女を幻想的に描いた作品です
(私の好きなテーマ)
思春期の少女ものは
ビリティス
この続きは - - -
昼顔の連載が
終わってからになります
お楽しみに - - - (^_−)−☆ ✨
by 映美🧚🧚♀️
