私にとっての香水って
ただいい香りがするだけじゃなくて
自分を表現できる
その日の私を
演出できるアイテムであり続けてきた
私が香水に興味を持ったのは
ある映画のワンシーン
煙草を手に
もう片方の手で器用に香水をつける
ヒロインの手つきが
とても魅惑的だったから - - - ✨
鏡の前で何度も練習をした
いい女 - - - 少しだけ悪女を気取って
当時はそのくらい この仕草が好きだった
煙草の匂いと香水の香りが入り混じった
混沌とした退廃的な香りに
これが - - - 黒いドレスが似合う
大人の女の匂いなんだと
スクリーンに映し出される
官能的な後ろ姿を見つめながら溜息をついた
あの日から - - -
もう40年近くの時が流れた
私の香水好きの原点は
あの映画のワンシーンから
始まったんだと思う
映美🧚♀️🧚