ロックンロールの女王
ティナ・ターナーが
闘病の末に
移住先のスイスで亡くなった
83歳だった - - -
写真の中の彼女
ステージで歌う彼女は
いつも大らかに笑っていた✨
彼女のダイナミックな笑顔
屈託のないその笑顔は
周りの人間たちを
一瞬にして笑顔にさせる
そんな偉大な力があった✨
ティナがソロ歌手として
完全復活を遂げて
話題を攫っていた頃
発売されたばかりの
彼女の自叙伝を読んで
大らかな
その笑顔の奥に隠された
数々の苦しみや哀しみを知った
彼女が信仰と出会って
救いを求め
生きる力を取り戻していく過程に
とめどない涙が溢れた
私は - - -
彼女が信仰していた
日本発祥の宗教のことは良く知らない
でも目に見えない何かに - - -
自分の心でしか感じることができない
何かに - - -
必死に救いを求めた
彼女に - - -
求めざるを得なかった
当時の環境を生きた
彼女に - - -
人間には支えが必要
心の拠り所が必要なんだと
しみじみと感じた
愛する男性から受けた
非情な暴力によって
傷ついた
彼女の心に
信仰以外に
誰も手を差し伸べることが
それしか救う手立てがなかった
精神的に追いつめられた
彼女が痛々しく
当時の行政の脆弱さに
同じ女性として深い憤りを感じる
密室空間での
女性への家庭内暴力という
女性の人権を蹂躙した
常軌を逸した行為は
もう絶対にあってほしくないし
彼女の自叙伝が投げかけた
問題提起は大きいと思う
女性の権利が
法的に守られて
女性が声を上げやすくなった
現代は - - -
彼女が虐待を受けていた
時代よりは
この問題は - - -
少しは改善したのかもしれない
辛い記憶を掘り起こして
自叙伝を書いた
その勇気に
ステージから
私たちに勇気を送り続けてくれた
偉大な彼女に - - -
最期に
ありがとうと - - - 言いたい✨
映美
彼女の曲の中で
一番 好きな曲ですね - - - ✨
女の哀しさを歌った
哀しい歌詞だけど
栄光の後に訪れた
売れない時代
栄光の影で受けてきた
夫からの想像を絶する暴力
そんな波瀾万丈な人生を送った
彼女にしか歌えない
歌だと - - - 思うから - - -
私はお金で踊る女
Private Dancer
でもいつか
海辺の家に住んで
愛する夫と子供たちに囲まれて
幸せに暮らしたい
- - - と高らかに歌う
Tina Turner
私がまだ女子大生だった頃
海外のアーティストが
なかなか公演してくれない
京都で
是非コンサートを開きたいと
急遽 京都の小さな会場で
歌ってくれた
心の優しい
あなたに - - -
そのエネルギッシュで
素晴らしいステージを
観る機会を与えてくれた
あなたに - - -
もう一度
ありがとう
と言わせて下さい - - - ✨
辛い境遇を乗り越えて
悟りを開いたような
何かを超越したような
あなたの笑顔が
大好きでした - - - ✨
安らかにお眠り下さい🙏
映美🧚🧚♀️
この記事を書いてから
一年が経ちました
彼女のステージを観ることは
もうできないけれど
学生時代を過ごした
京都で観た
あの素晴らしいステージは
青春の思い出と共に - - -
私の一生の宝物です - - - ✨
今 日本に帰国中なんですよ
イギリス人夫も一緒です - - - ✨
すっかり ご無沙汰してしまって
元気にやっております🙏
