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 前回のあらすじ→ 妹アルマを攫った者達の一人、エルムドア侯爵に呼び出され、ランベリー城で戦うことになった主人公ラムザ。しかしエルムドア侯爵の元にもとらわれた妹アルマの姿は見当たらなかった。和解することになったメリアドールによってヴォルマルフがラムザの兄ダイスダーグへ聖石を送っていたことが判明する。ラムザは兄の元へ向かう。

 

 この記事はCHAPTER4「愛にすべてを」の続きであり、プレイ日記最終回です。このプレイ日記では、メインストーリーとサブイベントを同時に進めています。ブログ主が見ることが出来たイベントのみ記載しているため、もし隠しイベントなどがある場合は回収してないこともあります。そして攻略法にはあまり触れていません。ネタバレ容赦ないので、これからプレイする方は閲覧をお控えください。

 

 前回仲間になったメリアドールが格段にPS版の時より使い勝手が良い感じになっているのは驚きです。モンスター相手には無力と言っていい剛剣でしたが(装備品破壊技なので)、獅子戦争ではモンスター相手にも高めの威力を発揮しています。

 

 では、ストーリーを進めていきます。↓

 

 

 

貿易都市ドーター

 

 イグーロス城へ向かう道中、ドーターを通ると、クレティアンという魔道士風の男が現れました。クレティアンはヴォルマルフの代わりにラムザを倒しにきた神殿騎士団の者のようです。時の魔法の罠でラムザの動きは封じられるところでしたが、メリアドールがその術を破ってラムザは助かります。クレティアンとメリアドールは知り合いのようです。自分と弟のイズルードを利用した罪を償えといい、メリアドールも戦闘に参加します。

 

 ここでは神殿騎士クレティアンを倒すことが勝利条件です。ゲストユニット扱いのメリアドールは自動で動くようになっています。 クレティアンは主に魔法(ホーリー)で攻撃してきます。時魔道士・黒魔道士・召喚士が敵メンバーとして出てきますが、やはりオルランドゥを参加させているとほぼ全員一撃です。

 

 倒すとクレティアンは去っていきます。

 

 

 

イグーロス城 城内

 

 

 ラムザがイグーロス城に辿り着くと、衛兵の姿が見当たらず、嫌な予感がします。次兄ザルバッグのチョコボがあるので、ザルバッグも帰ってきているようですが…。

 

 城内ではザルバッグがダイスダーグにそれでもベオルブの名を継ぐ者なのかと剣を向けていました。

 ダイスダーグはラーグ公を殺害したことは仕方ないことだったと言いますが、ザルバッグは主君殺しも恥だが、父親を殺したのは何故なのだと問い詰めます。あのベオルブ家の墓所、父バルバネスが眠る墓に生えていたモスフングスのキノコでザルバッグは父が病死したのではなく、暗殺されたのだと確信したのです。しかも息子であるダイスダーグの手によって。

 騒ぎを聞きつけた北天騎士団の騎士たち対し、ダイスダーグは乱心したザルバッグを捕らえるよう命令します。そこへラムザがやってきて戦闘開始となります。

 

 

 ここではまず長兄ダイスダーグを倒すことが勝利条件となります。敵の編成はルーンナイトのダイスダーグ、ナイト5人ですが、全員高い位置にいるために、ラムザたちのパーティは攻撃を受けることが少ないです。必然的に敵に囲まれているアークナイトのザルバッグが集中して狙われることになりますが、ザルバッグは倒されてもゲームオーバーにはなりません。

 

 戦闘中の会話でダイスダーグの目的が力の弱くなった王家になりかわりベオルブ家をイヴァリースを治める立場にすることだったということが分かります。

 

 ダイスダーグを集中攻撃し倒します。するとダイスダーグは聖石の力によって憤怒の霊帝アドラメレクへと姿を変えます。冥途の土産だと言ってアドラメレクはバルバネスの殺害を認めます。折角ベオルブ家が君臨するチャンスが訪れたというのに、バルバネスにはそのような野心がなかったので邪魔になったのだと言います。

 

 

 ここでは残っていたナイト、そしてザルバッグは姿が消えてしまいます。アドラメレクだけを集中攻撃します。アドラメレクの使うホーリーが割と強力ですから、マインドブレイク等があるといいかもしれません。オルランドゥがいればほとんど苦労しませんが…。

 アドラメレクを倒すと、「血塗られた聖天使」さえいれば…という言葉を残し消えます。

 

 

 

 その頃、聖地ミュロンドでは、教皇フューネラルがヴォルマルフによって瀕死の怪我を負わされていました。ヴォルマルフたちが教皇に協力していたのは聖石を集めるためだったようですが、ほとんどの聖石はラムザの手に渡っています。時間がないらしく、ヴォルマルフは強行手段に出たようです。教皇に「ミュロンド」の入り口を教えろと迫ります。教皇はオーボンヌの地下書庫の最下層に封印された魔法陣がある、封印の解き方はおそらくゲルモニーク聖典に記されていると答えます。ゲルモニーク聖典は今ラムザが所持しています。ヴォルマルフはもう用済みだと怪我をして瀕死の教皇を突き放します。教皇の背にローファルは剣を突き立てました。

 

 

 

聖ミュロンド寺院

 

 聖ミュロンド寺院を訪れたラムザは神殿騎士ヴォルマルフに拉致された妹アルマを返すように見張りの神殿騎士団魔道士に訴えます。しかし異端者として名前が轟いているラムザです。神殿騎士団の者たちと戦うことになります。白魔道士・話術士二人・召喚士・風水士二人を全て倒すことが勝利条件です。ここは高低差がかなりあるマップですから、聖剣技、暗剣技、剛剣がかなり有効です。

 

 

 

聖ミュロンド寺院 広間

 

 

 広間に行くと神殿騎士の三人が待ち構えていました。ヴォルマルフとラムザはこの時初めて顔を合わせますが、挨拶もそこそこにヴォルマルフはゲルモニーク聖典と聖石を渡すよう要求します。ラムザはアルマの無事を確認するまでは渡せないと言いますが、ヴォルマルフは強硬な態度でラムザに拒否権はないと言い切ります。アルマの無事が確認出来ないうちは全て渡すことは出来ません。ラムザはゲルモニーク聖典だけをまずヴォルマルフに渡します。中身を神殿騎士ローファルが確認すると、ヴォルマルフはラムザたちはもう用済みだと言います。ここで神殿騎士三人との戦闘になります。

 

 敵ユニットはヴォルマルフ(ディバンナイト)、ローファル(ディバンナイト)、クレティアン(ソーサラー)の3人ですが、勝利条件はヴォルマルフを倒す事です。しかし誰か一人でも膝をつけば戦闘終了となるようです。姿を消すヴォルマルフは、礼拝堂へ来いと言います。

 

 

 

聖ミュロンド寺院 礼拝堂

 

 

 礼拝堂にはヴォルマルフだけがいました。時間はないが、ラムザをこのまま生かしておくわけにはいかないと下僕としてアルテマデーモン、アルケオデーモンを呼び出します。そしてイグーロス城で姿を消した兄ザルバッグが現れます。ザルバッグはヴォルマルフたちの眷属となってしまったのです。ヴォルマルフの言葉におやつられるように、ザルバッグが襲い掛かってきます。兄と戦うことにためららうラムザ。しかしアンデッドになった苦しみから解放して欲しいというザルバッグの言葉に、ラムザは兄を倒すことを決めるのでした。

 

 

 聖騎士ザルバッグを倒すことが勝利条件です。ザルバッグは吸血をするので、アイテムの聖水を持っていた方が良いです。皆がアンデッドにされてしまうとゲームオーバーになってしまいます。

 

 ザルバッグを倒すとザルバッグはアルマを頼むと言い残します。ラムザはアルマの行方を追うために寺院の奥へ。そこには瀕死の教皇フューネラルがいました。教皇はヴォルマルフが向かった先はオーボンヌ修道院だと言うと息絶えます。

 

 

 

 

ゼルテニア城(サブイベント)

 

 オヴェリアが一人で城の庭にいると、アグリアス、ラヴィアン・アリシアが現れます。オヴェリアとアグリアスは無事を確かめあい、再会を喜びます。アグリアスがラムザと行動を共にしていることを報告すると、オヴェリアはアグリアスに自分の元に戻ってきて欲しいと言います。しかしアグリアスは間近でイヴァリースに害をなそうとする輩を見てきて、今なんとかしないとイヴァリースが闇に飲み込まれてしまうと、オヴェリアの頼みを固辞します。イヴァリースを護ることが、オヴェリアを護ることなんだと…。

 そこへディリータが現れます。アグリアスは不本意ではあるが、と前置きしディリータにオヴェリアを護るよう頼みます。ディリータはそれを承諾します。

 

 

 去り際アグリアスは護身用にと、オヴェリアにナイフを渡します。

 

 

 

盗賊の砦(サブイベント)

 

 魔法都市ガリランドの酒場で盗賊の砦に騎士団の残党が潜んでいるという噂を聞きます。

 

 

 

 元北天騎士団でありながら、盗賊行為をする者達が今度は町を襲うという計画を立てているところにラムザ一行は出くわします。ベスラ要塞での戦いに参加した者達であり、報酬などがもらえなかったこともこのような蛮行の理由になったかもしれません。しかし何も知らない民を襲うことは許されないと、ラムザたちはここで盗賊を倒すことにします。

 

 アグリアスがゲストユニットとして参加です。忍者一人、見習い戦士二人、ナイト二人、モンク一人を全て倒すことが勝利条件です。オルランドゥを連れていくと、盗賊となった元北天騎士団のメンバーが雷神シドじゃないかと会話するイベントが発生します。どんな苦境に立っても民を護るというラムザの決意を聞いたオルランドゥが感慨にふけるシーンが見れます(ラムザの父バルバネスとは友人であり、幼い頃のラムザを知っているということもあるため)。

 

 

 

 

炭鉱都市ゴルランド→王都ルザリア→炭鉱都市ゴルランド→ネルベスカ神殿→ライオネル城(レーゼ救出イベント)

 

 4章に入ってから機工都市ゴーグでムスタディオのイベントを見て、ゴルランドの酒場で噂「炭鉱の亡霊」を聞いてから王都ルザリアへ移動するとイベントが発生します。王都ルザリアの酒場でミルクを注文していると、酒場の客の会話が耳に届きました。ゴルランドの炭鉱で怪物が現れたために町ではハンターを募集しているとのことです。しかも珍しいホーリードラゴンがいるらしいとも。困っている人がいるならとラムザはゴルランドの炭鉱に行く事にしました。酒場を出ようとするとベイオウーフと名乗る騎士風の男に声をかけられます。彼はホーリードラゴンを追っているハンターなのだそうで、ラムザに自分を雇ってくれないかと言ってくるので、一緒に行く事にしました。そうすると炭鉱都市ゴルランドの炭鉱イベントが開始となります。

 

 

 

○ゴルランドの炭鉱 地下三階(レーゼ救出イベント)

 

 ここからのマップでは全てゲストユニットはベイオウーフです。勝利条件はすべての敵を倒す事。

 地下三階のこのマップの敵はアイテム士が5人出現。ミスリル銃装備、オートポーションを持つ者がいます。それとダメージはエクスポーションで回復されてしまうので、なるべく攻撃力の高いユニットにいっきに攻撃させた方が良いです。

 

○ゴルランドの炭鉱 地下二階(レーゼ救出イベント)

 

 このマップの敵はシーフ二人、アイテム士一人、ベヒーモス、キングベヒーモスです。キングベヒーモスの攻撃はかなり強力です。離れた所から攻撃出来るユニット中心に組んで攻撃します。

 

○ゴルランドの炭鉱 地下一階(レーゼ救出イベント)

 

 このマップの敵はアイテム士二人、うりぼう1体、ブルードラゴン2体。ブルードラゴンのアイスブレスはかなり高い威力でHPの少ないユニットはほぼ一撃死してしまう…。

 

○ゴルランドの坑道(レーゼ救出イベント)

 

 

 このマップでは探していたホーリードラゴンのレーゼを発見します。レーゼは聖石を所持しているため、聖石を求める使い魔シノーグ(アルケオデーモン)に襲われていました。ホーリードラゴン・レーゼに向かってベイオウーフは今助けると声をかけます。ベイオウーフの目的はドラゴンを狩ることではなかったようです。

 

 ここではレーゼを救助することが勝利条件です。アルケオデーモンの他にプレイグ3体、オチュー2体がいて、レーゼは敵に囲まれている状態で戦闘開始となります。アルケオデーモンのギガフレアなどが結構な攻撃力ですから、あまりこれをレーゼに使われないうちにレーゼの側まで行く必要があります。移動力が高い上、Jump4以上のユニットがいた方が救助は楽です。

 

 

 レーゼを救助すると、ベイオウーフはずっと友人であるレーゼを探していたこと、聖石を手に入れたのはラムザと同じように「彼ら」に借りがあるからだという話しをします。「彼ら」とは教会…神殿騎士たちのことでしょうか。自分はラムザの敵ではない、というベイオウーフ(テンプルナイト)とレーゼ(ホーリードラゴン)を仲間にします。

 

 炭鉱のイベントを終了したら機工都市ゴーグで一連のイベントを見て、鉄巨人・労働八号を仲間に入れました。ゼルテニア城の酒場にネルベスカ神殿の噂が出現します。

 

 

 

○ネルベスカ神殿(レーゼ救出イベント)

 

 

 ゼルテニア城の酒場でネルベスカ神殿の噂を聞くとワールドマップにネルベスカが出現します。そこには機工都市ゴーグで仲間にした鉄巨人と同じものが出てきて警告を発します。この鉄巨人の労働七号・改を倒すことが勝利条件となります。

 鉄巨人1体・ヒュドラ2体・コカトリス3体で、鉄巨人七号は八号と同じで作業を行うと自分のHPが削れていきます。魔法は効きが微妙なのも同じ。攻撃力がかなり高いのでHPが少ないユニットは一撃でイってしまうことも…。ヒュドラもコカトリスもそうです。コカトリスは飛行するので移動範囲が広い上、くちばしという石化する攻撃が厄介です。

 

 七号・改は一度倒してもまた微量にHPが戻って再び復活しますが、微妙なので特に問題はないです。倒すと聖石が手に入ります。この入手した聖石「キャンサー」を使用すると、ホーリードラゴンのレーゼの姿は人間の女性の姿へと変わりました。どうやらドラゴンの姿に変えられていたようです。ベイオウーフとレーゼは抱き締め合って喜びます。

 

 

……・友人と言ってたけど、恋人だったんですね…(にやにやしながら見ている)。言ってくれても良かったのにねぇ。

 

 

○ライオネル城(レーゼ救出イベント)

 

 

 ベイオウーフとレーゼはライオネルの地を眺めます。ブレモンダという男にこの地を追われたという二人。しかしベイオウーフはレーゼが側にいればそれで良いと言います。そろそろ出発の準備が整ったか見に行くと言ってベイオウーフがレーゼの側を離れた瞬間、騎士アーレスが現れ、レーゼを攫います。アーレスはブレモンダの命令で「呪い」の解けたレーゼを連れにやってきたのです。ベイオウーフは唯一味方だった筈のアーレスに、何故心変わりしたのか訊きます。アーレスはベイオウーフの首にかかった賞金とブレモンダから出る報酬の額は合わせるととんでもない金額だと言い、それが目当てだと言います。

 

 

 アーレスはレーゼを取り返したかったらライオネル城へ来いと言い残し、姿を消しました。

 

 

○ライオネル城 城門前(レーゼ救出イベント)

 

 

 ライオネル城城門前に行くと、アーレスが現れます。このマップでの勝利条件は騎士アーレス(テンプルナイト)を倒すこと。敵ユニットは弓使い二人、忍者二人、時魔道士一人。ゲストユニットとしてベイオウーフ参戦です。

 アーレスは白刃取りを持っているので、直接攻撃は近距離遠距離関係なく無効となります。そして基本的にベイオウーフを狙ってきます。コンフュをよく使用します(混乱は一度攻撃すれば回復しますが、結構面倒)。 アーレスには聖剣技・暗剣技・魔法等で攻撃を。

 

 

 アーレスを倒すと、アーレスの真の目的が判明します。あとひと月の命だったアーレスは、病魔にむしばまれ死ぬよりもライオネル一の剣の腕を持つベイオウーフに討たれて死ぬことを望んだのです。アーレスは最期にレーゼが城で待っている、二人で自由になれと言い残します。

 

 

○ライオネル城城内(レーゼ救出イベント)

 

 

 ライオネル城の中では、ドラクロワ枢機卿の跡を継いでライオネル城の城主となっていた司祭ブレモンダが落ち着きなく歩き回っていました。そこへライオネル軍忍者が正門が突破されたと報告にやってきます。しかも半刻程前から大勢の兵たちが何者かに眠り薬を盛られ昏睡状態だといいます。ここで先程正門でアーレスが呟いていた「そろそろ効く頃だ」と言っていた意味がわかりました。不利な状況に絶望するブレモンダの元に、ベイオウーフが現れます。

 

 ここでは司祭ブレモンダを倒すことが勝利条件です。ブレモンダ(ハイプリースト)、忍者二人、陰陽士二人、侍二人が敵ユニットとなります。忍者は二刀流で2回連続攻撃してくる危険なジョブです。HPは高くないので早めに倒した方が良いです。しかしブレモンダはアレイズを使って生き返らせてしまいます。アレイズはそれなりに詠唱時間が長いので、唱えているうちに攻撃して倒しました。

 

 ブレモンダはベイオウーフさえいなければレーゼは自分を愛すると言い張ります。何不自由ない暮らしをさせてやると。ブレモンダの愛し方は、相手を所有物のように扱うことのようです。ベイオウーフは目に見えるものだけが全てではないと言います。ブレモンダがベイオウーフにかけようとした呪いを引き受けホーリードラゴンの姿になったレーゼ。もし立場が逆だったら、ベイオウーフも迷わずレーゼを庇っただろうと…

 

 

 ブレモンダを倒すと、ブレモンダはブラックドラゴンへと姿を変えてしまいました。アイスブレスを使用し、これがなかなか高い威力です。HPもかなり多いので倒すのに時間がかかります。倒すことは出来ましたが、最期までブレモンダはレーゼは自分のものだと言い張りました。

 

 

 レーゼの捕われている部屋を探しだし、ベイオウーフとレーゼは再会の抱擁をし、もう全て終わったのだと言います。しかし二人は戦いを続けるラムザと共に戦うと言い、ついてきてくれることになります。正式にベイオウーフとレーゼが加入します。

 

 

 

 

機工都市ゴーグ→貿易都市ザーギドス(クラウド加入イベント)

 

 FF7のクラウドを加入させるイベント。

 

 

 貿易都市ザーギドスで花売りの娘から1ギルで花を買い、機工都市ゴーグでムスタディオ親子との一連のイベントをこなします。そしてレーゼ救出イベントもこなし、ネルベスカ神殿で手に入れた聖石を機工都市ゴーグで発見した天球儀のような機械に使用すると、見た事もない服を着た青年が出現します。ムスタディオの父機工師ベスロディオはこの天球儀のような機械は古い書物に書いてあった次元を超えて異世界を旅する装置「転送機」ではないかと言います。

 しかしソルジャーだという青年クラウドは行かなくてはならないと呟き、姿を消してしまいます。

 

 

 再び貿易都市ザーギドスを訪れると、花売りのエアリスが町の悪漢に襲われているところにでくわします。エアリスを助けるためにクラウドは一人で悪漢に立ち向かおうとします。ラムザ一行はクラウドに加勢することに。

 ここではモンク一人、見習い戦士二人、シーフ三人との戦いです。勝利条件は異邦人クラウドを救助することです。クラウドは敵の向こうにいますが、敵はクラウドを集中的に狙うわけではないのでなんとか救助することが出来ました。

 

 敵を一掃するとクラウドが自分のことを少しずつ話し始めます。大切なものを失ってしまってから、自分が自分でなくなったと言います。ラムザは聖石の力を使えばクラウドを元の世界に戻せるかもしれないと、クラウドと行動をともにすることにしました。

 

 ・・・因みに、仲間に入れた時のクラウドのレベルは1で、武器も所持していませんでした…(しかもベルベニア活火山で入手するマテリアブレイドじゃないとリミット技が使えない)

 

 

 

ドーターのスラム街(バルフレア加入イベント)

 

 このイベント発生条件は4章自治都市ベルベニアイベントクリア後に王都ルザリア・炭鉱都市ゴルランド・魔法都市ガリランドに出現する噂話「盗賊あらわる」を聞き、ドーターの酒場に出現する噂話「求む、護衛!」を聞くこと。ドーターから移動しようとするとイベント発生します。

 

 

 ドーターのスラム街を歩くラムザ。罠だと分かっていてここに飛び込んだラムザでしたが、襲ってきた者達の目的は「異端者の盗賊」であり、ラムザではなかったようです。そこへ彼らが狙っていたもう一人の異端者が現れます。男は「グレバドスの秘宝」を探している空賊のバルフレアだと名乗ります。

 

 

 異端者2人を捕まえ、賞金を稼ぐという欲を出した男たちとの戦闘になります。ここは人数が多いということで、空賊バルフレアと共闘することに。ゲストユニットはバルフレア。敵ユニットはモンク一人、シーフ一人、白魔道士一人、弓使い三人です。全ての敵を倒すことが勝利条件です。バルフレアが強力な銃攻撃をしてくれるので割と難なくここは勝てました。

 

 

 戦闘が終了すると、ラムザはバルフレアに「グレバトスの秘宝」には関わらない方が良いと忠告します。十中八九、「グレバトスの秘宝」とは聖石のことだと思われます。しかしバルフレアは引きさがりません。「アレ」に触れたためにこんなことになった、元に戻るにはもう一度「アレ」を…等と意味深なことを言います。ラムザが「グレバトスの秘宝」について何か知っているならついていくと言います。バルフレアが加入します。

 

 

 

 

貿易都市ウォージリス(ディープダンジョン)

 

 ウォージリスの酒場にて、島の財宝伝説の噂を聞きます。明かりもない洞窟の中にはお宝が沢山あること、しかしトラップも多く、魔道士が奥に潜んでいるとか…。この噂を聞くと、ディープダンジョンが出現します。

 

 各マップで次のマップへの扉を見つけることで入れるマップを増やしていくというダンジョンです。深さは地下10階まであります。最下層には「伝説の魔道士」がおり、召喚魔法ゾディアークはここでしか覚えられないようです。そして最下層ではビブロスを仲間にできます。

 

 

 

オーボンヌ修道院 地下書庫地下四階

 

 ヴォルマルフ達を追い、地下書庫へ。そこでは神殿騎士たちが立ちはだかります。ここでは全ての敵を倒すのが勝利条件です。ナイト三人、モンク二人、弓使い一人です。ここは特に問題なく倒せます。敵を全て倒すと奥からヴォルマルフとローファルの声が聞こえます。呪文のようなものを唱えているようです。ラムザたちは声がする奥へ向かいます。

 

 

オーボンヌ修道院 地下書庫地下五階

 

 地下五階では神殿騎士ローファルが待ち構えています。ラムザはローファルからセリアやレディと戦った時のような気配を感じます。ローファルも人間ではないようです。ヴォルマルフによって永遠の命を与えられたと…老いる事も無知でいることもなくなった人間を超越した存在になったと言います。

 ここでは神殿騎士ローファルを倒すことが勝利条件です。敵ユニットはディバンナイトのローファル、黒魔導士二人、召喚士二人、時魔道士一人。足場がスカスカなことを利用して敵ユニットは移動します。飛び道具や聖剣技暗剣技などが使えるユニットがいると楽になります。

 

 ローファルを倒すと、ラムザ達を地獄へ招待すると言い、呪文を唱え始めます。建物全体が振動し始め、魔法陣から光が出てきてそこにいた者たちは消えてしまいます。

 

 気が付くと見知らぬ場所へ辿り着いていました。倒れ瀕死のローファルの口から、「死都ミュロンド」へやってきたことが分かりました。しかも唯一の出入り口をローファルに破壊されてしまいます。奥に妹のアルマがいると言い残すとローファルは息絶えます。

 

 

 

死都ミュロンド

 

 死都ミュロンドには神殿騎士クレティアンがいました。ラムザたちをここで食い止めると言って戦闘開始です。クレティアンたち神殿騎士の目的は、自分達の「主」聖天使を復活させること。正確に言うと、彼らの「主」は聖アジョラと融合したため、聖アジョラの死によって不完全な形で現世にとどまってしまっているのだとか。その眠りを覚ますことが彼らの目的だったようです。ヴォルマルフは「主」が眠っているという聖アジョラ最期の地へ先に向かったと言います。

 

 ここは神殿騎士クレティアンを倒すことが勝利条件です。敵ユニットはソーサラーのクレティアン、忍者二人、侍二人、時魔道士二人。ここもクレティアンを倒せばいいので集中攻撃をして突破します。

 

 

 

失われた聖域


 神殿騎士バルクが待ち構えていました。ここでは神殿騎士バルクを倒すことが勝利条件です。敵ユニットは機工士バルク、アイテム士一人、ティアマット、ダークベーヒーモス、ヒュドラ、ハイドラ。…実は私としてはここが一連の最終決戦の中で一番の最難関ポイントだと思っています。なんせバルクは腕を狙って来たりしてドンアクなどで行動できなくされます。アイテム士もダメージをエリクサーで回復してしまうし、魔法銃が割と強い。ティアマットやヒュドラの使うトリプルフレイムやトリプルサンダーがヤバイ。兎に角ヤバイヤツばっかりなわけです。過去のプレイでもここですごく苦労したのを思い出しました。例えバランスブレイカーオルランドゥ伯を使用したとしても一筋縄ではいかないマップです。地形なども非常に厄介です。飛び道具との相性が良い地形だからこちらも銃装備のユニットを…と考えても、バルクはあまり銃が効かず、しかもカウンターを所持しているのです。

 

 ルカヴイに魂を売ってまで生きようとするバルクをラムザは哀れみます。しかしバルクは死を超越し人間という種のトップになることで、貴族などの顔色を伺うことも不当な扱いを受けることもない本物の人間になれたと言います。自由で平等になれたと。そのバルクの言葉をラムザは自分の力で勝ち取らない自由には意味がない、ルカヴィに与えられたニセモノだと一蹴します。

 

 バルクの貴族に対する恨みや妬みのパワーに心折られそうになりながらもなんとか聖剣技や剛剣、労働八号の遠距離攻撃、バルフレアの乱れ撃ちなど、なるべく攻撃力の高いユニットに頑張ってもらってなんとか勝利しました。

 

 

 

 

飛空艇の墓場

 

 聖石が反応する方へ向かうと、ついにヴォルマルフに追いつきました。側にはアルマが倒れています。まだ何も起こってはいないようです。この空間に聖天使の魂が漂っていることは間違いない、ヴァルゴが発動しないのは血が足りないからだと、ヴォルマルフは言います。「血塗られた聖天使」の再臨には多くの血が必要だから再び地上で暴れなければと、ヴォルマルフはルカヴィ、ハシュマリムへと姿を変えます。

 

 

 統制者ハシュマリムとの戦闘です。ハシュマリムは呪縛(ストップ)などを使ってきます。ストップはかなり厄介なので急いで集中攻撃をして倒しました。

 そしてアルマが目を覚まします。ハシュマリムが自らの血を捧げると、アルマの体に聖アジョラが乗り移ってしまいます。しかしすぐに聖アジョラは苦しみだし、アルマと聖アジョラが分離します。

 

 聖アジョラはシモベと言ってアルテマデーモンを4体呼び出し、聖天使アルテマへと姿を変えます。ついに最終決戦となります。

 

 

 聖天使アルテマを倒すことが勝利条件です。ここではゲストユニットがアルマ(クレリック)になります。アルマは自分と仲間にマバリアを使うのですごく助かります。なのでアタックメンバーは攻撃に集中することにしました。聖天使アルテマは名前の通り、アルテマを使用します。これもまぁ攻撃力はそれなりにありますが、怖いのはアルテマデーモンのアルマゲストだったりします。複数体が範囲に入るし、かなり強いです。聖天使アルテマはアルテマ詠唱中に集中攻撃するようにします。

 

 聖天使アルテマを倒すと次は第二形態となります。聖大天使アルテマという禍々しい姿に変化しました。複数体が範囲に入る完全アルテマを使用してきます。詠唱中に攻撃するなどして大ダメージを狙います。

 

 そして…

 

 聖大天使アルテマを倒します。聖大天使アルテマとともにその場は崩壊し…

 

 

【エンディング】※ネタバレ

 

 時は流れ、ベオルブ家の墓にはアルマ・ベオルブの死を悼む弔問客が集まっていました。ベオルブ家の兄弟たちが皆死んでしまったことで、三百年続いてきたベオルブ家はこれで終わりです。末弟であるラムザは異端者であるためか、墓に入ることすら許されなかったと言います。

 

 

 神父・弔問客達が去ると占星術士オーランと魔道士バルマウフラが現れました。会いに来るのが遅くなってしまったと言い、墓に花を供えます。ディリータとオヴェリアが結婚したこと、混乱した畏国に平和をもたらした平民出の若者がプリンセスと結ばれて国王となるという何百年も語り継がれるであろう英雄譚が誕生したことを報告するオーラン。

 ここに何故バルマウフラがいるかというと、ミュロンドの刺客だったバルマウフラを殺したふりをし、城から逃がしたのはディリータだったのです。ディリータはヴォルマルフに利用されているだけだったバルマウフラと自分を重ねたのかもしれないとオーランは言います。

 

 

 本当にラムザ達は死んでしまったのか? オーランが後ろ髪引かれながらそこから立ち去ろうとすると、チョコボに乗った者達が背後を通り過ぎます。オーランはその者達の名を呼びますが、行ってしまいました。

 

 オーランはその人物たちの背中に向かって「ありがとう」と言います。

 

 

 

 長々と読んで下さった方、お疲れさまでした。そして有難うございます。「FFタクティクス」プレイ日記はこれで最終回となります。ちまちまとまたやり込んで追加することもあるかもしれません。PSP版での追加イベントを全て見たわけではないので、もし見る機会があれば…。新ジョブも使いこなしてないし。それとディープダンジョンでレアアイテム入手したりとか遊ぼうと思えばかなり遊べるゲームですので、興味があったら是非プレイしてみてください。PSP版でなくとも十分面白いと思います。基本ストーリーに変わりはありません。

 

 エンディングロールでのオーランの身に起きた事への衝撃、語り手であったアラズラムの正体と、エピローグ(?)でのディリータとオヴェリアの話しは本当に本当にいろんな意味で心に残っています。確かに権力を持つ者に搾取されるだけの民衆は不幸ではあります。それは確かなのですが、弱さや貧しさを言い訳にしもっと邪悪なものに身をゆだねる破滅的な思考や行動も目立っていたと思います。結果的には貴族の血を継いだものが最後まで邪悪に立ち向かうという皮肉…。大きな流れの中、どう生きるかを選ぶというだけでもその人物のことを知ることが出来る作りになっている良いゲームだと思います。

 そしてこのゲームは私が初めてプレイしたSRPGであり、タイトル通りに戦略というものを初めて意識したゲームです。初めてやった時は難しくて進めるのが大変でしたが(ウィーグラフには嫌な思い出しかないw)。

 

 楽しかったです、ゲームって本当にいいものですね…!!