→ PSP版「FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争」プレイ日記1 持たざる者

 

 PSP版「FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争」プレイ日記、第2回目です。前回は第1章「持たざる者」をプレイしました。主人公ラムザと親友ディリータがどういう経緯で別の道を歩むことになったのか…そして身分の差で起こる軋轢などなど…。結構初っ端からドロドロです。次は時間が現在に戻った第2章からです。第2章からは仲間になるユニットが出てきます。しかも裏技?としてゲストユニットとして在籍しているうちに装備品を外しておくと自分達のものに出来たりするらしい…。ガ○ガリオンとかならはまぁいいかなと思います(酷)。

 この章からは酒場で出来ることに「儲け話」という項目が増えています。これは仲間のユニット(固定以外の人間ユニット)を派遣する形のクエストのようなもの。派遣日数分移動したら仕事の報告を受けます。仕事内容の成功・大成功等の結果とジョブも関係するらしいので、なるべくいろんなジョブを覚えさせてレベルも上げておきたいところ…。まぁこれは本筋とは関係ないんですけどね…。やりこみたい方は是非。

 

【第2章 利用する者される者】

 

貿易都市ドーター

 

 

 前回ドーターで戦った時はスラム街での戦いでしたが、今度は別の所です。これは町中っぽい。謎の男が傭兵を雇っているシーンから始まります。どうやらラムザたち一行の命を狙っていて、一人700ギルで話しがついたようです。甘いな、こっちにはガフがいるのだ…。ガフの姿を見るとやっぱり傭兵は700じゃ安すぎだと怒ってます。

 このステージでの勝利条件は全員倒すこと。ゲストのガフガリオンとアグリアスがガンガン攻めてくれるのでこちらとしては楽でした。

 

 

アラグアイの森

 

 

 ゴブリンの森に迷い込んだチョコボ発見。助けることにしました。チョコボ以外のモンスターを全て倒すと終了です。チョコボは仲間にしてもしなくてもいいようです。因みにモンスターは仲間にすると卵を産むので…増えます!! 仲間に出来るユニットの枠には限りがあります。仲間に入れても、除名という方法でさよならも出来ます。

 ここではチョコボ以外全部倒せたら勝利です。

 

 

ゼイレキレの滝

 

 

 南天騎士団の紋章を背負った男…ディリータと、王女オヴェリアを発見しました。しかしすでに周りは北天騎士団に囲まれています。実は北天騎士団はオヴェリアを救うために動いていたのではなく、オヴェリアを殺すために追っていたというのです…。王女誘拐・殺害をゴルターナ公の仕業にするつもりだったんですね、きたねぇ…。ガフガリオンは雇っている側・北天騎士団につきますが、ラムザは自分の意思で、オヴェリアとディリータ側につきます。弱き者を利用することが許せないという一心で…。これで北天騎士団を敵に回すことになってしまいました。

 このステージでの戦闘は王女オヴェリアの救助です。周りの北天騎士団の連中を全員倒さなければなりません。ガフガリオンはある程度HPを減らすと去っていきます。ディリータはかなり強くて、狙われて倒される心配がなくて良かった…。オヴェリアも集中的に狙われるにも関わらず、移動力が高く、マバリアを使うせいか敵ユニットに集中攻撃を受けて倒れるという心配はあまりなかったです。

 

 

 戦いが終わると、ディリータは暫くラムザ達(アグリアス)にオヴェリアを預けておくと言います。ディリータが誰の命令で動いているのか、それは教えてくれませんでした。ラムザがまた会えて良かったと伝えると、ディリータはあの爆発の時、妹のティータが命を救ってくれたと言いました。

 

 王女を連れて歩くわけにはいかないので、身柄を保護してくれる者に頼らざるを得ません。アグリアスはグレバドス教会なら、王女を悪いようにはしないはずだと言います。教会の枢機卿であり、ライオネル領主であるドラクロワの元へ向かう事にしました。

 

 因みに、グレバドス教会とは聖アジョラを崇めている教団であり、聖地はミュロンドです(この時点ではマップは存在せず)。

 

 

 

城塞都市ザランダ

 

 

 城塞都市ザランダにはいると 若者が追われて逃げているところに遭遇。どうやら「聖石」というものを狙っている者たちから若者は逃げているようですが…。

 ここでは選択肢で難易度が変わります。私は若者…機工士ムスタディオを助けることにしておきます。勝利条件が機工士ムスタディオを救出する…となるので、ムスタディオのHPを気にしながら、全員倒します。

 ムスタディオは銃を使用するので敵キャラとは距離をとる動きをしますが、城壁?の右側へ行くか左側に行くかで大分戦況が変わる気がします。だいたい黒魔導士がいる側に移動コースは助からない!! 

 

 必死で戦ってようやっとムスタディオを救出することが出来ました。

 ムスタディオのような機工士というのは、機工都市ゴーグの地下の「失われた遺跡」にある遺物を修理復元したりする技術者のことだそうで、銃もその一つなのだとか…。今はもう伝説のようになっているけれど、昔(聖アジョラの時代)は飛空艇が飛び交い、機械で出来た人間がいたと言います。

 ムスタディオを追いかけていたのは貿易商のバート商会が雇った者達だったらしいのですが、ムスタディオは何故追いかけられていたのか理由を言いません。バート商会のルードヴィッヒという者に父親を攫われたということだけしか…。バート商会は有名な貿易商という表の顔と阿片の密売・奴隷売買なども行う犯罪組織という裏の顔があるとかで、かなり危険な香りがします。

 アグリアスはドラクロワ枢機卿に一緒に助けを求めに行きたいというムスタディオを警戒しますが、オヴェリアが一緒に行きましょうと言うのでムスタディオも連れて枢機卿の元へ行くことになりました。

 

 オヴェリアはアグリアスと二人きりになった時、不安を漏らします。ドラクロワ枢機卿はグレバトス教会の信頼厚く、ラーグ公とゴルターナ公との政争に中立の立場をとっているが、オヴェリアを利用するのではないかという不安です。オヴェリアは生まれた時からずっと修道院で暮らしてきて、修道院の中以外のことを知らないのです…。誰が味方か敵なのか、見極められずに不安なのかもしれません。

 たったひとりの友達、同じ修道院にいたベオルブ家のアルマに教えてもらったという草笛を、そこへ現れたラムザとともに吹いてみるオヴェリアでした…。

 

 

 

バリアスの丘

 バリアスの丘へさしかかると、ルードヴィッヒに雇われたらしき男たちが現れます。

 ここではアグリアス・ムスタディオがゲストです。全員倒すことが勝利条件ですが、かなり大変な所です。なんせ召喚士が二人もいるので…。召喚は広範囲が射程に入る魔法攻撃なので、かなり厄介です。

 全員倒した後、ラムザは改めてムスタディオに何故追われているのか尋ねますが、ムスタディオはやはりまだ教えることは出来ないと言います…。

 

 

 その頃、イグーロス城執務室ではダイスダーグがガフガリオンにオヴェリアとアグリアスを捕らえて始末することを依頼していました。ガフがラムザをどうするのかと訊くと、ダイスダーグは従えば良いが、従わない場合は殺しても構わないと答えます。実の兄…。

 

 

ライオネル城

 

 

 城主でありグレバドス教会の枢機卿でもあるドラクロワに王女の保護を求めると、快諾してくれました。その上ラーグ公の不正を暴いて王女に今後命の危険が及ばないよう協力するといいます。オヴェリアとアグリアスは教会の聖地ミュロンドへ出した使いが戻ってくるまで城に滞在することになりました。ムスタディオ親子についても、ゴーグへ兵(ライオネル騎士団)を向けるというので、ムスタディオは安心します。

 ドラクロワ枢機卿はムスタディオ親子が何故追われているのか、自分が持つ赤いクリスタルを見せながらその理由を看破しました。親子が狙われるのはゴーグの地下遺跡で、クリスタル…「聖石」を見つけたからではないかと。

 聖石とは、この国に広がっている聖アジョラの伝説「ゾディアックブレイブ伝説」と深い関係があります。12人の勇者たちが持っていた黄道十二宮の紋章が入ったクリスタルが聖石と呼ばれているのです。

 ムスタディオがゴーグの地下で見たものは聖石と、聖石を近付けるとうなりをあげはじめる機械達だったのです。ルードヴィッヒはこれらを使って兵器を作るつもりなのではないかとムスタディオはいいます。

 

 ラムザとムスタディオはゴーグへ向かうことにします。オヴェリアとアグリアスとはここでお別れです。

 

 

ツィゴリス湿原

 

 

 ゴーグへ行く途中にある湿地帯に入ると、モンスターと遭遇します。ここの湿地帯の水につかると毒になりますので、少ない足場を利用して水に入るのを避けながら戦います。

 

 

機工都市ゴーグ

 

 

 ラムザとムスタディオがゴーグの街へ出ると、街は普段と変わりなく、バート商会の者は現れません。ドラクロワ枢機卿が送ったというライオネル騎士団が制圧した形跡も見られません。ムスタディオは個人的に探りを入れるということで、後でゴーグのスラム街で落ち合うことにしました。

 

 

機工都市ゴーグ(ゴーグのスラム街)

 

 

 約束通りにスラム街で待つラムザですが、ムスタディオは一向に現れません。心配していると、やはり罠だったらしくバート商会のルードヴィッヒが、捕らえたムスタディオ親子を連れて現れます。父のために、ムスタディオは聖石を隠した場所を言ってしまいます。それを手に入れたルードヴィッヒは、部下たちにラムザ達の始末を命じ「枢機卿がお喜びになる」と漏らします。ドラクロワとバート商会は繋がっていたのです。おのれ…。

 

 このステージでは全員倒すことが勝利条件です。アイテムで回復する敵ユニットがいるので、急いで倒さないと回復されてしまいます。召喚士が2人いるので面倒…。シーフは男なので、女の子のユニットを連れていかないのがいいかもしれません(魅了防止)。

 ここでちょっと驚いたのが、ムスタディオが何故か敵に素手で攻撃するしHPがやたら低い…。装備を慌てて確認すると、なんと身ぐるみはがされていました…。ゴルアァァァァァァ!!(怒) 

 ムスタディオはこの時点ではゲスト参加なので、クリスタルになることはありません。なので先に倒されてしまってもちょい放置…スマン…。

 

 

 ムスタディオ親子を救出すると、ムスタディオは本物の聖石を出します。ルードヴィッヒに渡した方はニセモノだったようです。聖石は奪われずにすみましたが、聖石がニセモノと気付いたドラクロワ枢機卿がライオネル城に滞在しているオヴェリアとアグリアスを人質にとる可能性もあります。 ライオネル城の裏側から忍び込む作戦をたてて、二人を救出することにしました。その為に船で行く事になります。

 

 ここでムスタディオがパーティーに正式加入することになります。

 

 

貿易都市ウォージリス

 

 

 ここはバート商会の拠点でもある都市です。船からおりたラムザは、ディリータの姿を見つけます。ディリータはラムザに王女のことからも聖

石のことからも手を引けと忠告します。真の意味でオヴェリアのことを救うことが出来るのは自分だけなのだと言います…

 

 その頃、ライオネル城では…やはり聖石はニセモノとばれていました。ドラクロワはガフガリオンを呼び、オヴェリアとアグリアスを利用してラムザ達をおびき出す罠をはると画策しています。

 そしてここで…ドラクロワは失態続きのルードヴィッヒに怒り、襲い掛かります…

 

 

 

バリアスの谷

 

 

 雨が降りしきる中、アグリアスは追手から追い詰められていました。アグリアスは枢機卿の裏切りに気が付いて王女を連れて逃げようとしたが、王女だけが捕らえられてしまった言います。

 騎士アグリアスを救出することが勝利条件です。ここは二手に分かれている感じの配置になります。フェニックスの尾を使う敵ユニットがいて少し大変でしたが追手は全員倒したので、オヴェリアが連れて行かれてしまったというゴルゴラルダ処刑場へ向かいます。

 

 ここでアグリアスがパーティーに正式加入します。

 

 

ゴルゴラルダ処刑場

 

 

 今正に王女オヴェリアの処刑が執行されようとしている中、ラムザ達は駆けつけます。しかしこれもまた罠だったのです。王女も処刑執行人も全て変装でした。待ち構えていたガフガリオンは、ラムザをイグーロス城へ一緒に戻るよう説得します。しかしラムザは未だティータの命が、誰かの都合で利用されたことを忘れてはいませんでした。ティータを殺したのは自分自身、だからオヴェリアのことを救うのだと決意します。ラムザがベオルブ家の人間だったということを知ったアグリアスですが、ラムザのことを信じると言ってくれました。

 

 

 このステージは敵の数が多い上、勝利条件は全員倒すことです。例えガフガリオンを最初に倒したとしても終わらないのがまたキツイ(ガフは逃げて行きます)。ワタクシは謎の縛りプレイをしているため、このステージは大変でした(誰一人クリスタルと宝箱にしないというものです、意味は特にない)。いっきに攻撃出来る技を持つジョブを連れて行きます。なるべく行動範囲も広くカバーできるのが理想…。モンク、黒魔導士、ホーリーナイトでなんとか…なんとかギリギリ勝利しました。

 

 

 

 ライオネル城では、捕われたオヴェリアにディリータが食事をするよう勧めていました。しかしオヴェリアは自分がこれからどうなるのか、不安の方が大きいようで…。そこへドラクロワ枢機卿と、騎士風の男が入ってきました。ヴォルマルフという名のこの男から衝撃の一言が出ます。オヴェリアは本物の王女ではないと言います。上の二人の兄弟が暗殺されたあとにラーグ公が用意した身代わりだと…。しかし本物のアトカーシャ家の血を引く者かどうかはこの男たちには重要なことではなく、王女というカードを手に入れることが重要だと言います。

 オヴェリアが男たちに目的を問いましたが、彼らはラーグ公でもゴルターナ公の手のものでもなく、自分達はただの"協力者"だと答えるだけでした。しかもそんな者たちに従っているように見えるディリータの目的もわかりません。ディリータは本心から彼らに従っているようには見えませんが…。

 

 

 

 レナリア台地では、骸旅団で一人残ったウィーグラフがミルウーダの仇だけはとると決意していました。そこへローファルと名乗る男が現れます。自分達はイヴァリースを貴族の支配から解放するつもりだと言い、その手伝いをウィーグラフにして欲しいと頼みます。ウィーグラフはこの何者か分からない男を始めは警戒し利用されることを不快に感じていたようですが、ローファルの言葉に興味を抱き、ついて行きます。

 

 

 

ライオネル城(城門前)

 

 

 ライオネル城に忍び込もうとするラムザの前に、待ち構えていたガフガリオンが現れます。ラムザと仲間達は城門を挟んで分断されてしまいます。

 ここは最初は門の中でラムザとガフガリオン、門の外でパーティメンバーと敵ユニットたちで戦いますが、ラムザに門を開けるレバーの所まで行かせることが出来れば、仲間と合流できます。

 このステージは全員倒すことが勝利条件です。ここも妙な縛りプレイのせいで結構辛い戦いになりましたが、最後に残ったガフを倒し、終了しました。ガフはここで死亡(クリスタル)になります…。

 

さようなら、ガフガリオン…(ラムザ)

 

 

 

 ライオネル城を出たらしきディリータとオヴェリアは、ゼイレキレの滝で北天騎士団に見つかります。ディリータは追ってきた者を倒します。

 

 

ライオネル城(城内)

 

 

 すでにオヴェリアは城から出ていることに気がつかず、ラムザ達はドラクロワ枢機卿のいるライオネル城城内へ入ります。

 ドラクロワはオヴェリア王女が自分で玉座につく決心をし、ラムザではなくドラクロワ(たち)の助力を得ることを選んだのだと言いました。ベオルブ家の名を捨てたただの人間であるラムザには何も出来ないと…。

 世界を変えることが、「聖石」の力で可能だというドラクロワは、あの以前見せられた赤い聖石を取り出します。聖石が光り出し、ドラクロワの姿は化け物…ルカヴィへと姿を変えてしまいます。

 

 

 勝利条件はドラクロワが変貌した「不浄王キュクレイン」を倒すことです。この敵ユニットは複数ユニットが対象にはいるバイオラや悪夢というステータス異常になる技を使ってきます。初期配置で密集している状態だと結構大変なことに…。でもここではキュクレイン一体だけを集中的に狙えるので、そんなに苦労はしませんでした。

 

 倒すとキュクレインは聖石を残して消えてしまいます。聖石とは聖なる力ではないのかとラムザは疑問を感じていました。ドラクロワが変化した姿は魔そのものに見えたからです。

 

 

 

 ゼルテニア城城内ではディリータの手によってゴルターナ公の前に裏切り者があぶり出されていました。そしてディリータはゴルターナ公に今すぐ南天騎士団を出し、オリナス王子と王妃を排斥、オヴェリアを玉座につかせることを進言します。

 

こうして「獅子戦争」が勃発します。

 

 

 

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