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→ PSP版「FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争」プレイ日記4 愛にすべてを

 

 

 

 ラムザとマラーク、ラファ兄妹は、リオファネス城でラムザの妹アルマの痕跡を追跡します。マラークの話しでは、アルマは確かにこの城に捕われていた筈とのことで、ルカヴィ騒ぎの最中に連れ出せるのは神殿騎士ヴォルマルフではないかと言います。しかし何処へ連れて行かれたのかは見当もつきません。神殿騎士団はグレバドス教会の教皇フューネラルの思惑とは別の目的があるように見えるからです。

 ラムザは一度ゼルテニアにいる幼馴染のディリータに会ってみることにしました。ディリータの後ろには確実に教会と神殿騎士団がついている筈だからです。ディリータはヴォルマルフのことを知っているのでしょうか?

 

 

【第4章 愛にすべてを】

 

 

ゼルテニア城

 

 

 

 ゼルテニアでは、占星術士オーランが義父のオルランドゥに各地で集めた情報の報告をしていました。亡くなった枢機卿が五十年戦争末期にゼルテニアの古城で聖石を発見していたこと、神殿騎士団の暗躍などについてです。オーランは教皇の謀略の証拠を掴み、それをネタにして和平交渉へ持ち込みたいようです。

 オルランドゥは懐から聖石を取り出しました。もしこれの存在を「奴等」が知れば、その時が本当の戦になる…。オルランドゥはそう呟きました。

 

 

ドグーラ峠

 

 ゼルテニアへ向かう途中、南天騎士団警備兵と遭遇、戦闘になりました。ここでは黒魔導士2人、竜騎士2人、弓使い、ナイトという敵の編成でした。竜騎士はいますが、リオファネス城前に結構レベルを上げておいたので少し楽に勝てました。折角なのでマラークとラファ兄妹を参戦させてみました。この二人の攻撃が今回はたまたま上手くヒットしたのも幸いでした。

 

 

自治都市ベルベニア

 

 

 神殿騎士メリアドールが現れました。メリアドールは弟イズルードの敵討ちだと言い、戦闘になりました。ラムザはイズルードがルカヴィと戦って死んだこと、黒幕はヴォルマルフだと言ってメリアドールを説得しようとしますが、メリアドールは当然父親ヴォルマルフを信じます。

 ここではディバンナイト・メリアドールの剛剣が厄介です。メリアドールを倒すことが勝利条件なので、早く倒さないと、剛剣で装備品が次々破壊されてしまいます。メリアドールを瀕死状態にすると去っていきます。

 

 

ゼルテニア城 城内

 

 その頃、デルテニアのディリータはオヴェリアが草笛を吹いていることに気が付きます。どうしても上手く吹けないというオヴェリアに、ディリータはコツを教えます。ディリータの持つペンダントについてオヴェリアが訊ねます。それはディリータの妹、ティータの形見です。ディリータは貴族に利用され命を落としたティータとオヴェリア自身に、オヴェリアを何者からも護ると誓います。

 

 

フィナス河

 

 深い場所が多い河で、モンスターと遭遇します。1m程の深さの所では行動可能ですが、2mの深さの所では行動は一切不可能となるので、なるべく行動可能な足場を探して戦うことになります。ここではチョコボの集団(通常・赤・黒)とうりぼうが出現しました。

 

 

ゼルテニア城 町外れの教会

 

 

 町外れの教会でラムザはディリータと対面します。ディリータはラムザの質問に対し素直に自分の目的を語ります。教会と神殿騎士団が自分の後ろにいること、教会の目的が今回の戦争の主要人物たちの暗殺だということ。ディリータはゴルターナ公とオルランドゥ伯を暗殺するつもりだったようです。当然ラーグ公の陣営のザルバッグもダイスダーグも暗殺対象だと言います。教会としては、王子だろうが王女だろうが裏から操ることが出来ればどちらが王位についても構わないのです。 

 ラムザがディリータの本心を問うと、ディリータはオヴェリアの為なら命を捨てるのも惜しくはないと言います。ディリータは教会の思惑とは別に、純粋にオヴェリアを救うために動いているのでしょうか…。

 

 そこで聞き覚えのある声が外から呼びかけてきます。異端審問官ザルモゥがまた再び異端者を処刑するために追ってきたのです。

 

 

 ディリータはザルモゥにラムザといる姿を見られたということで、殺すしかないと言います。ラムザはザルモゥを説得出来ればしたいと言いますが、やはりザルモゥは全く聞き入れる様子がありません。

 ここではディリータがゲストユニットとして参戦します。ディリータは聖剣技を使用するんですけど、ものすごい威力ですから、ほぼこの人だけでもイけそうな感じです。ザルモゥは教会の屋上付近にいるので、こちらのユニットとは高低差がありすぎて普通の攻撃は届きません。アグリアスを主力にして、攻撃していきました。向こうは陰陽士・ナイトがいますが、ここではザルモゥを倒すと勝利となるので、ザルモゥに攻撃を集中します。

 

 ザルモゥを倒すと、ディリータにこれからどうするのか問われます。オルランドゥ伯の義息子であるオーランに「ゲルモニーク聖典」を見せれば動いてくれる筈です。オーランかオルランドゥ伯に会うつもりだとラムザは伝えます。ディリータの背後に魔導士姿の女性が現れました。それは教会がディリータの監視をするために送り込んだバウマウフラという名の女性です。しかし監視役とはいえ、ディリータは信用している様子です。バルマウフラは、両陣営がベスラ要塞に向けて動き出したとの報告をします。ラムザはベスラ要塞を目指すことにしました。

 

 

 

ベッド砂漠

 

 

 ベスラ要塞への道中の砂漠で、神殿騎士バルクが何か仕掛けをしているところに出くわしました。北天騎士団陣営に粉状の毒を散布していたのです。この毒は死ぬことはなくても体調を崩すもので、このドサクサにゴルターナ公とオルランドゥ伯の暗殺、そして混乱に乗じてラーグ公の暗殺計画も進めるつもりのようです。その後は教会と神殿騎士が権力の中枢に立つと言います。

 バルクの巻いた毒にラムザたちもかかってしまいます。※この毒は毒を防ぐ装備でも防げません。このステージでの勝利条件は神殿騎士バルクを倒すことです。地味ですが結構HPが減っていくのでまず最初に毒を治療します。バルクは機工士なので銃を駆使して離れた所から攻撃をしてきます。強力な攻撃に合わせて、「腕を狙う」でドンアクにされてしまいます。周りにいる敵ユニットは、ナイトと黒魔導士と弓使いです。※バルクの武器を盗みたい人は敵の弱体化を図りながらやります。魔法を発射出来る、とても魅力的な武器ですから…。

 

 バルクを倒し、ベスラ要塞へと急ぎます。

 

 その頃、オルランドゥはゴルターナ公に対して謀反を企てたということで、糾弾されていました。20年以上ゴルターナ公に仕えてきたオルランドゥは信じてもらえなかったことで深く失望します。ゴルターナ公はオルランドゥの代わりに南天騎士団をディリータに引き継がせ、聖騎士へと昇格させます。ゴルターナ公はすっかりディリータを頼りきっているようです。

 

 

 

ベスラ要塞城壁

 

※ここでは城壁の北側か南側か、どちらから入るか選ぶ形になります。私は南側から入りました。

 

 南天騎士団がいます。ラムザは自分達が北天騎士団の者ではないこと、オルランドゥ伯に会いにきたことを伝えますが、既にこの時オルランドゥ伯はゴルターナ公への謀反を企てたとして牢屋に捕らえられていました。雇われた暗殺者だとみなされます。ここでは勝利条件が全員倒すことです。ナイト・シーフ・忍者・弓使いなんですが、ハートを盗むを使われるので女性ユニットの出撃は要注意です。

 

 

 一方、北天騎士団陣営では、散布された毒によって兵士たちは体調を崩して倒れていきます。その様を見て聖将軍ザルバッグは動揺しますが、兄のダイスダーグ卿は冷静にこの毒がモスフングスというキノコの胞子から抽出されたものだと言います。空気中に散布されるものなので、毒の影響なのかダイスダーグも体調が思わしくないようです。倒れる兵士たちの中で、同じように体調を崩して倒れているらしきラーグ公を発見しますが、ダイズダーグは懐に入れていた武器でラーグ公を刺します。ラーグ公は「バルバネスを殺したのはこのためか」という言葉を残し息絶えます。ザルバッグは散布された毒も兄の謀略だということを知ります。

 

 

ベスラ要塞 水門前

 

 

 ラムザはここの水門を開けて湖の水を放出することによって戦いを止られるのではないかと考えます。ここでは水門を解放することが勝利条件になります。敵をすべて倒しても、水門のレバーのところにラムザを立たせないと終了とはなりません。ここでjp稼ぎする人もいると思います…が、私は殺害数0にするという縛りプレイをしているため、なんとしても全員クリスタルと宝箱にしないようにしたいわけです。人間相手では密猟という手は使えないので、まずレバーの前で動かないナイトを移動させないと駄目なんです。このナイト、パネル指定で魔法を仕掛けるか、HPが少ない状態にならないと動かないとのことなので、レバーの所にいる二人を主に狙っていきました。何度か挑戦してやっと成功、ラムザは水門を開け、両軍の衝突を食い止めることが出来ました。

 

 

 牢獄に囚われて、明朝処刑されるはずだったオルランドゥをバルマウフラとオーランの手引きで救出します。オーランも義父上について行きたいと言っていましたが、オルランドゥからゼルテニアに戻りオヴェリアを護るよう言われます。オヴェリアこそがこの畏国の王位を継ぐ正統な血筋のものだと…。

 ここでオルランドゥが仲間に入りました。この人が入ると正にゲームバランス崩壊すると言っても過言ではないことになるわけなんですが…。でも私は伯好きです…(笑)。

 

 大量の水で足場が悪くなり両軍が戦いどころではなくなっている時、ゴルターナ公は今こそ動く時とディリータを呼び、南天騎士団を率いるよう命令します。これ以上戦を続けるのは得策ではないとの判断からです。しかしディリータはゴルターナ公を殺害します。そしてその犯人として、オルランドゥの姿をしたグレバドス教信徒を身代わりにしたて殺します。

 

 

 これにより、両軍は指導者を失うことになりました。しかし間に入ろうとした教皇フューネラルの言葉を両陣営は断ります。ラムザはその間にアルマを居場所を探すために、以前エルムドア侯爵が言っていたランベリー城を目指すことにしました。

 

 

貿易都市ザーギドス

 

 

 下町のような所をラムザが訪れる。そこに花を売る少女が現れた。ラムザは花を1ギルで買いました。(FF7のエアリス)

 

 

ゲルミナス山岳

 

 山岳地帯にさしかかると、山賊に出くわしてしまいます。山賊たちはラムザが高額賞金首の異端者だと気が付くと、首をとるために襲い掛かってきます。高低差のあるマップだが、オルランドゥやアグリアスを連れていれば難なく勝てました。

 

 

ポエスカス湖

 

 ここは湖とあるが、干上がった湖。ここでは亡霊ユニットとの戦闘になります。死者たちは聖石に反応を示します。聖石があれば高次元へ行けるのだと…。ここに出て来る人間ユニットはアンデッドなのでレイズやアレイズ、ケアルでも攻撃が可能です。

 

 ラムザたちがランベリー城を目指している時、神殿騎士ローファルはダイスダーグの元を訪れていました。両軍から調停を断られている教皇の思惑は少しずつ狂い始めているようですが、ローファルは教皇猊下からだと言ってダイスダーグに聖石を渡しました。

 ローファルは今回のラーグ公暗殺・そしてダイスダーグやラムザの父、バルバネスの死に関して疑問を投げかけます。今回の衝突で使われたモスフングスの胞子から抽出された毒。これは大量に服用しなければ死に至る程の毒ではないが、少量ずつ長期間服用すれば中毒を起こし、風邪のような症状を起こして死に至る毒だと言います。バルバネスは風邪をこじらせての病死です。これには何の因果もないのかと。

 

 

 ダイスダーグとローファルの会話を、部屋の外でザルバッグは静かに聞いていました…。

 

 

ランベリー城 城門前

 

 

 ランベリー城は廃墟のようです。誰もいる様子はないのですが…。ラムザはキュクレインやベリアスと対峙した時のような嫌な雰囲気を感じ取ります。そしてあのリオファネス城の屋上で戦ったセリアとレディが現れました。他アパンダ4体です。セリアとレディは誘惑や息根止や影縫いなどの技を多用してきます。これがかなり厄介です。実はここでラムザの見習い士をマスターさせるためにアルテマをラーニングするチャンスなんですが…。セリアとレディ、どちらかが膝をつけば戦闘終了となるため、加減が難しいです。

 

 

 残ったエルムドアとヴォルマルフ。しかし狭間に囚われているという「アドラメレク」という者も器となる男を見つけたと言います。聖石が選んだ者とは…?

 

 奴等の目的は究極の力を持つという「血塗られた聖天使」の復活であり、聖天使の器は見つけたからあとは「死都への入り口」を探すだけだと言っていますが…。

 

 

ランベリー城 城内

 

 

 エルムドア、セリア、レディとの戦いになります。エルムドア侯爵を倒すことが勝利条件です。セリアとレディは先程と変わらない感じですが、倒すとアルテマデーモンの姿へと変わります。エルムドアもリオファネス城で戦った時とほぼ変わらない感じです。オルランドゥがパーティにいればそんなに苦労しません。エルムドアに膝をつかせれば戦闘終了になります。

 

 この肉体では無理かと言って、消えるエルムドア。地下へ来いとラムザ達を誘います。

 

 

ランベリー城 地下入り口

 

 

 地下の入り口へとやってくると、謎の声にここから先は通らせないと言われます。姿を現したのは死んだはずのアルガスです。アルガスは生まれ変わったんだと言います。偉大な力に相応しい者として選ばれたと。

 ここではアルガス(デスナイト)を倒すことが勝利条件です。アルガス・アルテマデーモンが相手になります。アルガスは闇の剣などを使用してくるので、HPが回復してしまいますから、オルランドゥ伯にまかせてあっという間にギャーンとやってしまいました。相変わらず口は悪いし、アルガス良い所なしだなぁ…。

 

 

ランベリー城 地下墓地

 

 

 地下墓地へと入ると、エルムドアが待っていました。ラムザはアルマを返すよう言いますが、、エルムドアはここにはいないと言い、死霊を呼び出します。そしてエルムドアの姿は死の天使ザルエラの姿へと変わります。

 そこへメリアドールがやってきます。エルムドア侯爵がバケモノの姿に変わるのを見て、メリアドールはラムザに加勢します。ラムザはメリアドールに弟のイズルードはこの事に気が付いて戦って死んだんだと説明します。メリアドールの父ヴォルマルフはこのことを知っているのかという問いに、言葉をつまらせるラムザ。ザルエラはヴォルマルフはメリアドールやイズルードと違って相応しい肉体だったと言います。もうとっくにヴォルマルフは…。

 

 ここでは死の天使ザルエラを倒すことが勝利条件です。ザルエラ以外にはアンデッドやモンスターがいて、狭い空間で挟まれる形になりますが、メリアドールが戦闘に参加してくれるので後方はあまり気にせず、ザルエラに向かってガンガンいきます。ザルエラは悪夢を使ってきます(死の宣告・睡眠)。

 

 ザルエラを倒すと、「ハシュマリム」という言葉を呟いて消えていきます。

 

 ここでメリアドールから聖石を預かります。そしてメリアドールと和解…仲間になりました。メリアドールの話では、ラムザの兄ダイスダーグにヴォルマルフは聖石カプリコーンを送ったと言います。これは嫌な予感しかしないです。

 

 

 

ゼルテニア城

 

 

 城の中では、荒々しく脱獄者を追い立てる声が響く。オヴェリアのいる部屋へと何者かがそっと入ってくる。それは傷付いたオーランだった。オーランはオヴェリアに、義父オルランドゥの無実を訴える。ゴルターナ公暗殺の謀反の疑いをかけられたオルランドゥはラムザと共にベスラ要塞を脱出し、教皇の謀略を阻止するために戦っていると。オヴェリアは伯を信じると言い、本当の犯人は誰かとオーランに問いますが、オーランは言葉を濁します。そこへ南天騎士団の騎士たちが飛び込んできます。その騎士たちの後ろから来たのは聖騎士ディリータです。ディリータは人払いします。

 

 「裏切り者」と言うオーランにディリータはゴルターナ公が亡くなっても誰も悲しんでいない、それにオルランドゥを死んだことにして誰からも追われないようにしたのだから感謝して欲しいくらいだなどと言います。オヴェリアは何故そんなことをするのかとディリータに訊きます。ディリータはずっと言い続けていたことを再び言います。オヴェリアを本当の王にしてやるためだと。

 

 オーランと話があると言い、ディリータはオヴェリアに部屋に戻るよう言います(オヴェリアは部屋に戻るふりをしてディリータたちの話をこっそり聞くことに)。オヴェリアがいなくなるとオーランは義父のオルランドゥの汚名を晴らしたかっただけだから、殺せと言います。しかしディリータはオーランに死なれると困ると言います。オーランに自分に仕えろと言うのです。断るオーランですが、北天騎士団を倒し畏国を平定しオヴェリアの国を作る、そして教皇も倒すつもりの自分の正しさがオーランなら分かる筈だと言います。オーランは、そのために全て利用するのかと問います。否定しないディリータ。こっそり話を聞いていたオヴェリアはショックを受けて立ち去ります。

 

 

 教皇を倒すという言葉にそれまで静かに側に佇んでいたバルマウフラがディリータに武器を向けます。バルマウフラは教皇が送り込んだ刺客だったのです。ディリータが裏切るようなら即座に刺すつもりだったようです。やってみろと挑発するディリータは…

 

 

 

ベオルブ家 墓所

 

 

 聖騎士ザルバッグは、薬師とともに父バルバネスが眠る墓所へとやってくる。バルザックは墓の側に生えていたものを薬師に確認させる。それはモスフングスのキノコだった。即死する程の強い毒ではないが、このキノコは死体にしか生えないキノコで、このキノコか生えるとその代で家が絶えると言われて大層不吉がられるのだそう。

 

 ザルバッグは、墓の前で静か物思いに佇む…

 

 

 

→ PSP版「FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争」プレイ日記4 愛にすべてを2 へ続く